設置ガイド

Windows サーバーにShure SystemOn オーディオアセット管理ソフトウェア をインストールするためのガイドです。インストールが完了したのち、ソフトウェアを設定し、チームが簡単にオーディオネットワークを管理できるようにします。詳細はインストール後のアップと実行を参照してください。

Shureサポートチームにお問い合わせください

Shureシステムサポートは、Shure デバイスやデジタルオーディオネットワークについての深い知識を持ち、ご使用の設備に最適な解決策を提供します。ソフトウェアのインストールまたは設定中に問題が発生した場合、Shure システムサポートにお問い合わせください。アメリカ国内の場合、847-600-8541 に電話するか、または www.shure.com にアクセスしてお近くのサポート連絡先をご確認ください。

ソフトウェアのリリース

このソフトウェアの新しいバージョンは定期的にリリースされ、新しい機能とパフォーマンス向上がこれに含まれます。このドキュメントでは最新のソフトをサポートしています。個々のリリースに関する詳細は、 www.shure.comリリースノートを参照してください。

システム要件

必須条件

サポートされているデバイスおよびファームウェア

以下のShureデバイスはSystemOnに対応しています。可能な場合は常に、最新のサポートされたバージョンに更新し、新しい機能とシステム向上の長所を生かしてください。

Shure Update Utilityアプリケーションを使って、お使いのハードウェアがこれらの要件に合致していることを確認してください。

システム ファームウェアバージョン
MXW Microflex® ワイヤレスシステム 4.0.6–5.1.23
ULX-D® デジタルワイヤレスシステム* 1.7.34–2.1.16
SCM820 デジタルIntellimix® オートマチックミキサー 1.3.3

*ULXD6, ULXD8, SBC450/850を除く

インターネット アクセス

  • ソフトウェアのインストールにおいて(アプリケーションの更新に必要となる可能性あり)
  • SystemOnでのSMS メッセージ通知の送信方法

サーバーのインバウンドポート

HTTP および ウェブ ソケット: 80 (デフォルト)

Windowsの更新プログラムをインストールします

ソフトウェアのインストール前に、お使いのオペレーティングシステムが最新であることを確認します。

推奨事項

MongoDB データベースをバックアップ

デフォルトとして、システムはMongoDB データベースのデイリーバックアップを作成します。詳細は「バックアップとMongoデータベースの保存」を参照してください。

SMTP サーバーとSystemOnの統合

ソフトウェアをインストールした後、統合のページから SystemOn を SMTP サーバーに接続します。SMTPは、ユーザー名の復元、ビルトイン管理者アカウントのパスワードを含むパスワードのリセットに必要です。

オペレーティングシステム

以下のオペレーティングシステムが、物理マシンおよびバーチャルマシンでサポートされます:

  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2012 R2(推奨)
  • Windows 10(Professional または Enterprise)、64 ビット版
  • Windows 8.1(Professional または Enterprise)、64 ビット版

ウェブブラウザー

以下はブラウザでサポートされている最低のバージョンです:

  • Chrome 59
  • Safari: 10.1
  • Internet Explorer 11
  • Windows Edge 38

ハードウェア

システムメモリー

3GB の RAM が使用可能

ハードディスク容量

2 GB が使用可能

プロセッサー

デュアルコア以上

自動設定更新

以下の設定はソフトウェアのインストール中に自動的に作成されます。

インストーラー必須条件

インストールプロセス中に次の必須条件が自動的に追加されます:

  • PowerShell Community Extensions 3.1
  • Microsoft .NET Framework 4.6.2
  • Microsoft Visual C++ 2013 再配布可能パッケージ (x86)
  • Microsoft Windows Management Framework 4.0
  • MongoDB v3.2.0

Windowsファイヤーウォール

ローカルポート 5568, 8427

IIS

アプリケーションプールの設定

  • .NET CLR バージョン v4.0
  • 32ビットアプリケーションの有効化

その他

  • IIS サービスの有効化
  • IIS_IUSRSグループの、アプリケーションディレクトリへの読込み・書き込みアクセスを許可
  • 「CWB」という名称のサイトの作成
  • 「CWB」サイトが完全な .NET 信頼レベルで実行

マルチ ‐ サブネットネットワーク

サブネットをまたいで操作するためにShure SystemOnを設定するには、次の必須条件に従います:

必須条件

  • デバイスのあるすべてのサブネットへの有効なIPルート
  • ポート UDPを5568および8427にポートします
  • ACNデバイスはサーバーからルーティング可能なデフォルトゲートウェイです

通信要件

サーバーと Shure デバイス間の通信には次の条件が必要です。

ネットワーク

  • ユニキャストトラフィックへの対応
  • サーバーマシンは、サポートされるShureデバイスをともなうすべてのサブネットへのIPルートが必要

Shureデバイス

ACN マルチキャスト

  • ポート:5568
  • UDP マルチキャスト
  • Windows 用TTL の現在値は20

Shure の追加の検出

  • IP アドレス:239.255.254.235
  • ポート:8427
  • UDP マルチキャスト
  • TTL は 64

データベースのバックアップと復元

Shure ソフトウェア情報を保管する MongoDB データベースをバックアップすることにより、データが失われることを防止します。バックアップは、新しいサーバーへの移行時にも有用です。

バックアップはソフトウェア内でチームが作成した、すべてのプロジェクト、ロケーション、デバイス設定を保存します。バックアップリストアのために、現在実行中のソフトウェアバージョンと一致するバックアップファイル (.bak) をサポートしています。

Mongo データベースのバックアップ

MongoDB のバックアップの作成には、同ソフトウェアがインストールされたマシンを使用します。

  1. データベースバックアップをアーカイブする場所を選びます。このパスを以下のコマンドラインで使用します。
  2. Command Promptを開くために、スタートメニューの検索ボックスに「command」と入力します。
  3. Command Promptを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  4. [ ] でマークされた箇所を置き換えて、次のコマンドラインを入力します(引用符を含めます):[location of Networked Systems Software install directory]\Services\MongoDb-3.2.0\Bin\mongodump.exe" --host localhost --port [number chosen at install] -gzip --archive="[path and file name of backup]"

    ヒント:初期設定におけるコマンドライン:"c:\Program Files\Shure\Networked Systems Software\Services\MongoDb-3.2.0\Bin\mongodump.exe" --host localhost --port 30000 --gzip --archive="c:\Shure.bak"

  5. コマンドを入力します。ファイルはプロンプトに表示されたパスにアーカイブされます。

データベースバックアップからの復元

  1. ソフトウェアがインストールされたマシンで、スタートメニューの検索ボックスに「command」と入力してCommand Promptを開きます。
  2. Command Promptを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  3. [ ] でマークされた箇所を置き換えて、次のコマンドラインを入力します(””を含めます):[location of Networked Systems Software install directory]\Services\MongoDb-3.2.0\Bin\mongorestore.exe" --host localhost --port [number chosen at install] --drop --gzip --archive="[path and file name of backup]"

    ヒント:初期設定におけるコマンドライン:「c:\Program Files\Shure\Networked Systems Software\Services\MongoDb-3.2.0\Bin\mongorestore.exe” --host localhost --port 30000 --drop --gzip --archive="c:\shure.bak"

  4. コマンドを入力します。
  5. コマンドプロンプトに iisreset と入力し、Shure SystemOn ソフトウェアのデータベース構成を再ロードします。

インストール後の準備および実行

次の設定はオプションですが、SystemOnに機能を追加し、A/Vサポートチームが効果的にShureデバイスを簡単に管理できるようにします。一部の設定はネットワーク管理者からの情報を必要とすることがあります。

構成チェックリスト

これらの項目を設定手続きを円滑に進めるために準備し、SystemOnであなたのチームにアップして実行させてください:

  1. 購入または試用ライセンスからのアクティベーションID。ソフトウェアにプランを適用した後、ライセンスを各ネットワークデバイスに割り当て、そのデバイスのためのSystemOnの全機能にアクセスする必要があります。
  2. Shureデバイス上のサポートされたファームウェアバージョン詳細は「システムの要件」を参照してください。
  3. 各サブネットにおけるすべてのデバイス用のIPアドレスのリスト
  4. ユーザーと通知を設定するための情報
    1. LDAPサーバー
    2. SMTP
    3. SMSテキストメッセージ用のTwilio アカウント

デバイスネットワークへの接続

正しいネットワーク インターフェイス カード (NIC) を選択し、SystemOnサーバーをオーディオネットワークに接続します。マシン上に複数の NIC がある場合、デバイスと同じ範囲の IP アドレスを持つカードを選択します。

NIC の選択

サイトの URL の設定

わかりやすい名称から SystemOn サイトにアクセスするための基本 URL を設定できます。例:http://systemon.mycompany.com。これは、チームが SystemOn ソフトウェアにアクセスするのに使用するアドレスです。

ブラウザーを使ったSystemOn へのアクセス

DNS コントローラーに DNS エイリアスを設定して、正規化URL から SystemOn サイトにアクセスします。たとえば、SystemOn という DNS エイリアスを作成すれば、このソフトウェアには次のアドレスからアクセスできます: http://systemon.mycompany.com あるいはhttp://systemon

LDAPディレクトリのユーザーのインポート

LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)データベースに統合することによって、使用中のユーザー ディレクトリからアカウントを追加します。LDAPへの統合を行うと、既存のユーザーをインポートすることで設定時間を低減し、同じサインイン認証情報を使うことでチームのワークフローを簡潔化できます。

  1. 設定 > インタロゲーション > LDAP に進みます。
  2. LDAPサーバーの設定に従って必須フィールドにすべて入力します。
  3. LDAPを有効にする
  4. テスト接続を選び、統合が完了したことを検証します。

LDAPのパスワード

LDAPからインポートされたユーザーについては、パスワードはLDAPのデータベースによって保持され、サインイン中SystemOnによって参照されます。データベースとの矛盾を避けるために、これらのユーザーは、各自のパスワードをSystemOnによって再設定することはできません。

SMTPサーバーへの接続

自動電子メールを設定して、チームにインベントリーの重要な情報を通知します。

  1. 設定 > インタロゲーション > SMTP に進みます。
  2. SMTPサーバーの設定を入力します。
  3. 設定をテストして、統合が正常に行われたことを確認します。

例:

送信元:AVアラート [mailto:AV-Alerts@mycompany.com]
送信日時:2016/12/16(金曜日)10:29 AM
送信先:AV技術サポート <Av-techs@mycompany.com>
件名:SystemOn - デバイス不明 - チャンネル1

技術サポート部門各位
デバイスが不明です:
チャンネル1 (172.17.30.11)が見つかりません。
最終表示日時:2016/12/16 10:29:19 AM

MyCompany
www.myCompany.com

SMSメッセージ通知の設定

自動SMSメッセージを設定して、チームにインベントリーの重要な情報を通知します。Shure SystemOnは、そのメッセージの運用にTwilio アカウントを使用します。

注: SystemOnがインストールされたサーバーまたはコンピューターにインターネット接続が必要となります

  1. http://www.twilio.comで、Twilio アカウントを作成します。SystemOnに組み込むために、Twilio アカウントからの以下の情報を使用します:
    • TwilioアカウントID
    • Twilioトークン
    • Twilio アカウントの「発信」電話番号(設定されている場合)
  2. 設定 > インタロゲーション > SMS に進みます。
  3. 設定をテストして、統合が正常に行われたことを確認します。メッセージが、Twilio アカウントで入力された電話番号に送信されます。
  4. ユーザー > ユーザー で、アカウントを編集し、各チームメンバーの電話番号を追加します。