設置ガイド

Windows サーバーに、Shure SystemOnをインストールするためのガイドです。インストールが完了したら、このソフトウェアによりネットワーク上のShureデバイスを管理できます。

  • サーバーマシンとして、同一サブネット上のデバイスを自動検出。
  • ソフトウェアインターフェイスにより別のサブネットからのデバイスを追加。

詳細は Shure までお問い合わせください。

Shureシステムサポートは、Shure デバイスやデジタルオーディオネットワークについての深い知識を持ち、ご使用の設備に最適な解決策を提供します。ソフトウェアのインストールまたは設定中に問題が発生した場合、Shure システムサポートにお問い合わせください。アメリカ国内の場合、847-600-8541 に電話するか、または www.shure.com にアクセスしてお近くのサポート連絡先をご確認ください。

設置チェックリスト

SystemOnのインストールを始める前に、設定手続きを円滑に進めるため以下の項目を用意してください:

  1. 購入または試用ライセンスからのアクティベーションID
  2. ファームウェア最低要件を満たすShureデバイス
  3. 各サブネットにおけるデバイス用のすべてのIPアドレスリスト
  4. ユーザーと通知を登録するための情報
    1. LDAPサーバー
    2. SMTP
    3. SMSテキストメッセージ用のTwilio アカウント

システム要件

必須条件

デバイスファームウェア

SystemOn は次のデバイスファームウェアバージョンをサポートします:
  • MXW:4.0.6–4.0.7
  • ULX-D:1.17.34–2.0.19
  • SCM820:1.3.3
Shureアップデートユーティリティー アプリケーションによってファームウェアを管理できます:(www.shure.com/americas/products/softwareから提供)。

サーバー(インバウンドポート)

初期設定のポート:
HTTP および ウェブ ソケット ポート:80

インターネット アクセス

  • ソフトウェアのインストールにおいて(多くの場合で必須)
  • SMS メッセージ通知の送信方法

推奨事項

Windowsの更新プログラムをインストールします

Shure SystemOn をインストールする前に、お使いのオペレーティングシステムが最新であることを確認します。

MongoDB データベースをバックアップ

サポートされている方法のいずれかを使って MongoDB データベースのバックアップを設定します: https://docs.mongodb.com/v3.0/tutorial/backup-and-restore-tools/

SMTP サーバーとSystemOnの統合

ソフトウェアをインストールした後、統合のページから SystemOn を SMTP サーバーに接続します。SMTPは、ユーザー名の復元、ビルトイン管理者アカウントのパスワードを含むパスワードのリセットに必要です。

ハードウェア

システムメモリー

3GB の RAM が使用可能

ハードディスク容量

2 GB が使用可能

プロセッサー

デュアルコア以上

オペレーティングシステム

以下のオペレーティングシステムが、物理マシンおよびバーチャルマシンでサポートされます:

  • Windows Server 2012 R2(推奨)
  • Windows 10(Professional または Enterprise)、64 ビット版
  • Windows 8.1(Professional または Enterprise)、64 ビット版

ウェブブラウザー

対応するバージョン

  • Chrome 53
  • Safari: 9.1
  • Internet Explorer 11
  • Windows Edge 25

自動コンフィギュレーションアップデート

以下の設定は、Shure SystemOnをインストールしている間に自動的に行われます。

インストーラー必須条件

インストールプロセス中に次の必須条件が自動的に追加されます:

  • PowerShell Community Extensions 3.1
  • Microsoft .NET Framework 4.5.1
  • Microsoft Visual C++ 2010 再配布可能パッケージ (x86)
  • Microsoft Windows Management Framework 4.0
  • Windows Presentation Foundation ピクセルシェーダーエフェクトライブラリー
  • MongoDB v3.2.0

Windowsファイヤーウォール

以下のルールが必須であり、インストールプロセスにおいて自動的に追加されます。

ルール名:AllowACNMulticastConnect

有効 はい
向き イン
プロファイル: ドメイン、プライベート、パブリック(NICはデバイスネットワークに接続)
ローカルIP ANY
リモートIP ANY
プロトコル UDP
ローカルポート 5568
リモートポート ANY
エッジトラバーサル: いいえ
アクション 許可

IIS

アプリケーションプールの設定

  • .NET CLR バージョン v4.0
  • 32ビットアプリケーションの有効化

その他

SystemOn をインストールした後、次の項目が自動的に更新されます:

  • IIS サービスの有効化
  • IIS_IUSRSグループの、アプリケーションディレクトリへの読込み・書き込みアクセスを許可
  • 「CWB」という名称のサイトの作成
  • 「CWB」サイトが完全な .NET 信頼レベルで実行

マルチ ‐ サブネットネットワーク

Shure SystemOnがサブネットワークを越えて動作するようセットアップするには、以下の必須条件に従います:

必須条件

  • デバイスをともなうすべてのサブネットへの有効なIPルート
  • ACN デバイスは、サーバーデフォルト ゲートウェイからルーティング可能なこと

通信要件

サーバーと Shure デバイス間の通信には次の条件が必要です。

ネットワーク

  • ユニキャストトラフィックへの対応
  • サーバーマシンは、サポートされるShureデバイスをともなうすべてのサブネットへのIPルートが必要

Shureデバイス

ACN マルチキャスト

  • ポート:5568
  • UDP マルチキャスト
  • Windows 用TTL の現在値は20

Shure の追加の検出

  • IP アドレス:239.255.254.235
  • ポート:8427
  • UDP マルチキャスト
  • TTL は 64

インストール後の SystemOn 構成

次の構成は任意ですが、SystemOn に機能を追加し、A/V サポートチームが Shure デバイスを効率的に管理しやすくします。これらの設定のいくつかには、ネットワーク管理者からの情報を必要とします。

デバイスネットワークへの接続

正しいネットワーク インターフェイス カード (NIC) を選択し、SystemOnサーバーをオーディオネットワークに接続します。マシン上に複数の NIC がある場合、デバイスと同じ範囲の IP アドレスを持つカードを選択します。

NIC の選択

サイトの URL の設定

わかりやすい名称から SystemOn サイトにアクセスするための基本 URL を設定できます。例: http://systemon.mycompany.com。これは、チームが SystemOn ソフトウェアにアクセスするのに使用するアドレスです。

ブラウザーを使ったSystemOn へのアクセス

DNS コントローラーに DNS エイリアスを設定して、正規化URL から SystemOn サイトにアクセスします。たとえば、systemon という DNS エイリアスを作成すれば、このソフトウェアには次のアドレスからアクセスできます: http://sytemon.mycompany.com/ あるいはhttp://systemon/.

LDAPディレクトリのユーザーのインポート

LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)データベースに統合することによって、使用中のユーザー ディレクトリからアカウントを追加します。LDAPへの統合を行うと、既存のユーザーをインポートすることで設定時間を低減し、同じサインイン認証情報を使うことでチームのワークフローを簡潔化できます。

  1. 設定 > インタロゲーション > LDAP に進みます。
  2. LDAPサーバーの設定に従って必須フィールドにすべて入力します。
  3. LDAPを有効にする
  4. テスト接続を選び、統合が完了したことを検証します。

LDAPのパスワード

LDAPからインポートされたユーザーについては、パスワードはLDAPのデータベースによって保持され、サインイン中SystemOnによって参照されます。データベースとの矛盾を避けるために、これらのユーザーは、各自のパスワードをSystemOnによって再設定することはできません。

SMTPサーバーへの接続

自動電子メールを設定して、チームにインベントリーの重要な情報を通知します。

エレンへ、電池残量低下の警告です:MXWAPT8-6Northeast (192.168.1.25) において、チャンネル3のグースネック送信機の電池残量が低下しています。電池残量は30分です。デイブ・ジェンセン、AVマネージャー

  1. 設定 > インタロゲーション > SMTP に進みます。
  2. SMTPサーバーの設定を入力します。
  3. 設定をテストして、統合が正常に行われたことを確認します。

SMSメッセージ通知の設定

自動SMSメッセージを設定して、チームにインベントリーの重要な情報を通知します。Shure SystemOnは、そのメッセージの運用にTwilio アカウントを使用します。

注: SystemOnがインストールされたサーバーまたはコンピューターにインターネット接続が必要となります

  1. www.twilio.comで、Twilio アカウントを作成します。SystemOnに組み込むために、Twilio アカウントからの以下の情報を使用します:
    • TwilioアカウントID
    • Twilioトークン
    • Twilio アカウントの「発信」電話番号(設定されている場合)
  2. 設定 > インタロゲーション > SMS に進みます。
  3. 設定をテストして、統合が正常に行われたことを確認します。メッセージが、Twilio アカウントで入力された電話番号に送信されます。
  4. ユーザー > ユーザー で、アカウントを編集し、各チームメンバーの電話番号を追加します。