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警告。この表示内容を無視して誤った取り扱いをすると、死亡または重傷を負う可能性が想定される内容です。 |
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注意。この表示内容を無視して誤った取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定される内容です。 |
警告:この装置内には、生命に危険な高電圧が存在します。内部には、ユーザーが整備できる部品はありません。整備の際は、資格のある整備担当者に必ずご相談ください。使用電圧の工場出荷時設定が変更された場合は、安全の保証が適用されません。
Shure AD600デジタルスペクトラムマネージャーは、周波数プランの作成および運用管理を行う強力なツールです。ガイド付きの周波数コーディネーション機能を使用して、システム全体に対して互換周波数の計算、スキャン、および割当てが可能です。またスペクトラムの分析やデータのキャプチャ、ネットワーク上の互換性のあるデバイスのオーディオモニタリングを行うための追加ツールとして利用できます。
AD600は、単体でRFスペクトラム管理のソリューションを提供します。
本ユニットはラックマウント用としてデザインされています。
警告: 怪我を防止するために、機器は確実にラックに固定してください。
①ヘッドホン音量ノブ
ヘッドホン音量をコントロールします。クリップインジケーターが信号のオーバーロードを警告します。ノブを押すと、Danteオプションとヘッドホン設定にアクセスできます。
②モニタージャック、ヘッドホンジャック
¼インチ(6.35 mm)音声出力ジャック
③ ディスプレイ
RFスペクトラムを表示および分析するためのカラーディスプレイ
④機能ボタン
押すと、編集および構成オプションが表示されます。上から順にF1、F2、F3、F4の機能ボタンがあり、編集オプションが使用できるようになると点灯します。
⑤ENTERボタン
押すと、変更が保存されます。
⑥EXITボタン
変更をキャンセルして前のメニューに戻ります。
⑦ コントロールホイール
⑧電源スイッチ
ユニットの電源をオン/オフします。
⑨AC電源入力
IECロッキングコネクター、AC 100-240V
⑩AC電源カスケード(ロック)
複数のデバイスにカスケード接続する場合は、IEC延長ケーブルを使用します。
⑪イーサネットポート
4つのイーサネットポートは以下の信号をやりとりします:
⑫ネットワークステータスLED
⑬USBポート
記録したスキャンデータを外部ストレージデバイス間で転送します
⑭アンテナバイアスインジケーターLED(各アンテナ入力に1つ)
⑮アンテナA、B、C、D、E、FのBNC入力端子
アンテナA、B、C、D、E、FのRF接続
⑯冷却ファン通気口
前面と背面にある冷却用の通気口
ホーム画面は、各アンテナのRFアクティビティを表示します。この画面から、メインメニューおよびスキャンツールにアクセスできます。コントロールホイールを使用して、メニューを選択するか、アンテナプロットをオンまたはオフにします。
注:これらのオプションは視覚的な情報表示のみであり、コーディネーションやバックアップ周波数モニタリングには影響を与えません。
アイコン | ノート |
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USB:ストレージドライブがUSBポートに接続されているときに表示されます。アイコンを選択すると、詳細情報を表示し、USBドライブを取り出すことができます。 |
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アラーム:1つ以上のハードウェアアラームが存在するときに表示されます。アイコンを選択して、アクティブなアラームを表示できます。 |
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電源スイッチロック:意図しない電源の遮断を防ぎます。電源ロックを有効にすれば、電源スイッチが切り替わっても、AD600はオンのままです。 |
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フロントパネルロック:メニューの変更を防ぎます。コントロールロックが有効である場合は、メニューオプションを編集できません。 |
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アクセスコントロール:アクセスコントロールが有効である場合に表示されます。 |
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ネットワークステータスインジケーター:AD600がネットワーク上で他のデバイスを認識した場合に表示されます。 |
機能ボタン、コントロールホイール、ENTERおよびEXITボタンを使用して、メニューの選択に移動し、パラメーターを設定します。
①機能ボタン
押すと、編集および構成オプションが表示されます。上から順にF1、F2、F3、F4の機能ボタンがあり、編集オプションが使用できるようになると点灯します。
②コントロールホイール
③ENTERボタン
押して変更を確定または保存します。
④EXITボタン
押すと変更をキャンセルしてメインメニューに戻ります。
AD600と接続する受信機が、すべて同じ周波数範囲で運用される場合のシステム例です。
ヒント:受信機アンテナカスケードポートをAD600のアンテナ入力に接続します。
複数の異なる周波数範囲の受信機とAD600を運用する場合のシステム例です。
ヒント:受信機アンテナカスケードポートをAD600のアンテナ入力に接続します。
AD600は、最大6つのアンテナ入力を備え、複数の周波数帯域をサポートし、複雑なシステム構成にも幅広く対応します。
AD600のリアパネルには、6つのアンテナポートがあります。各ポートは、接続するアンテナの帯域幅に合わせて構成することができます。またアクティブアンテナを使用する際は、アンテナバイアスを有効にすることができます。
アンテナを接続したら、アンテナパラメーターを設定します。例えば、470~636 MHzに対応するワイヤレス機器で運用する場合は、受信範囲に適したアンテナを選択し、範囲を470~636 MHzに設定します。
ヒント:Configuration Modeを[Paired]に設定して、1組のアンテナに対してパラメーターを設定します(AB/CD/EF)
注:アクティブアンテナを使用している場合は、コンフィギュレーションウィンドウに電流値の合計を示す[Total Current]が表示されます。
次によく使用されるアンテナ構成の例を示します。
広帯域カバレッジは、複数の異なる周波数帯域のワイヤレス機器をサポートします。アンテナは、各デバイスグループの周波数範囲に合わせて構成されます。この例では、3つの異なる周波数範囲で動作するワイヤレス機器をサポートするために3組のアンテナを配置しています。
ラージエリアカバレッジは、大規模な複合施設やスポーツアリーナなどの会場で使用されます。アンテナを戦略的に配置することで、広大な空間にRFカバレッジを提供し、デッドスポットを最小限に抑えることができます。
リニアカバレッジは、長い廊下や通路、道路などのエリアで使用されます。カバレッジにギャップが生じないようにルートに沿って間隔を開けてアンテナを配置します。
AD600は、4ポートのネットワークインターフェースが搭載されています。Danteテクノロジーは、デジタルオーディオをモニタリングするための統合ソリューションを提供します。Danteは、標準IPオーバーイーサネットを使用し、ITとコントロールデータと同じネットワーク上に安全に共存することができます。選択可能なネットワークモードは、ネットワークセットアップとポート信号のフレキシブルなルーティングを可能にします。
ネットワークでは、次の信号タイプがサポートされています。
AD600にはガイド付きセットアップが用意されており、接続する機器のネットワーク構成を簡素化できます。
セットアップでは次の項目を設定していきます:
ネットワークモードの設定によって、各ポートにルーティングされる信号タイプが決まります。
Switched Mode 設定時のポート信号
①Shureコントロール および Dante Primary
②Shureコントロール および Dante Primary
③Shureコントロール および Dante Primary
④Shureコントロール および Dante Primary
Split/Redundant Mode 設定時(デフォルト)のポート信号
①Shureコントロール
②Shureコントロール
③Dante Primary
④Dante Secondary
コンポーネント間の通信とコントロールを確保するには、ネットワーク内の各デバイスにIPアドレスを割り当てる必要があります。有効なIPアドレスは、DHCPサーバーを使用して自動的に割り当てるか、有効なIPアドレスのリストからマニュアルで割り当てることができます。Danteデジタルオーディオを使用する場合は、各Danteデバイスに個別のDante IPアドレスも割り当てる必要があります。
自動IPアドレス設定モード
手動IPアドレス設定モード
ネットワークブラウザツールを使用して、ネットワーク内のShureデバイスを表示します。
からこのツールにアクセスし、コントロールホイールを使用してデバイスを選択します。Identify All
ネットワーク上の全デバイスのフロントパネルLEDをフラッシュさせてネットワーク接続を検証します。
Refresh
デバイスリストを更新します。
FW Version
ネットワーク上で検出されたデバイスのファームウェアバージョンを表示します。[Model]リストからデバイスモデルを選択して表示します。
ヒント:コントロールホイールを押すと、選択したデバイスのデバイスIDとIPアドレスが表示されます。
AD600にはガイド付き周波数コーディネーション機能が用意されており、システムの周波数を算出するプロセスを簡素化できます。
コーディネーションの設定と変更は、次の2つのオプションを使用できます。
コーディネーションを開始するには、
を選択し、新しいコーディネーションを作成するか、既存のコーディネーションを変更します。注:ほとんどの状況でスタンダードコーディネーションが適切です。仮想的にチャンネルを追加したり、除外周波数やスレッショルドを手動で設定したりする場合は、アドバンストコーディネーションまたはWireless Workbenchを使用します。それ以外の場合は、コーディネーションをカスタマイズします。
プロンプトに従い、[Next]を選択して各ステップに進みます。
ステップ1:デバイスの選択
コントロールホイールを使用して、コーディネーションの対象とするデバイスを選択します。
ステップ2:スキャン
[Start scan]を選択して、ディスプレイを監視します。より長いスキャンは、コーディネーションのためのデータが多くなります。プロットが安定したら、[Stop scan]を選択します。
ステップ3:計算
AD600は、システムの周波数コーディネーションを自動的に計算します。[Deploy]を選択して、デバイスに周波数を割り当て、コーディネーションを完了します。
ヒント:必要に応じてポータブル機器を再度同期してください。
スタンダードコーディネーションでは必要な条件が満たされない場合は、アドバンストコーディネーションオプションを使用します。アドバンストコーディネーションでは、除外周波数やスレッショルド、ユーザーグループ、TVチャンネルなど追加のパラメーターを手動で設定します。
ヒント:これらの追加パラメーターはWireless Workbenchを使用して設定することもできます。
[Next]を選択して各ステップに進みます。
を選択し、アドバンストオプションを選択してコーディネーションを作成または変更します。プロンプトに従い、ステップ1:デバイスの選択
コントロールホイールを使用して、コーディネーションの対象とするデバイスを選択します。ネットワーク上にないデバイスの周波数をコーディネートする必要がある場合は、仮想チャンネルを追加します。
ステップ2:周波数リクエスト
デバイスごとに、互換性レベルと必要なバックアップ周波数の数を選択します。
ステップ3:除外周波数設定
[Settings]を選択して、次の設定のいずれかを選択します。
[Start scan]を選択して、ディスプレイを監視します。より長いスキャンは、コーディネーションのためのデータが多くなります。プロットが安定したら、[Stop scan]を選択します。
ステップ4:高度なオプション
ユーザーグループの選択:地域のユーザーリストとユーザーグループを選択します。
コーディネートの順番の変更:デバイスを移動して、優先度を変更します。
周波数リストの分析:[Analyze]を選択して、RF環境で周波数に互換性があるか確認します。互換性があるすべての周波数をロックする場合は、[Lock compat.]を選択します。
ステップ5:計算
[Start]を選択して、システムの周波数計算を開始します。
ステップ6:アサインと割り当て
[Deploy]を選択して、デバイスに周波数を割り当て、コーディネーションを完了します。
ヒント:必要に応じてポータブル機器を再度同期してください。
AD600には、スペクトラムの分析やデータのキャプチャ、ディスプレイをカスタマイズするためのツールが多数用意されています。ホーム画面のタブからスキャンツールにアクセスします。
Cursor
Cursorは、RFプロット上に移動可能な垂直線を配置します。コントロールホイールを使用して、プロット内の任意のポイントにカーソルを合わせます。合わせたポイントの周波数と信号強度がカーソルの横に表示されます。
Zoom
Zoomは、スペクトラムの特定範囲を詳細に分析できるようにRFプロットを拡大します。Zoomを使用して混雑したRF環境で個々の周波数を識別します。
Range
コントロールホイールを使用して、ディスプレイのプロット範囲を設定するか、次のプリセットのいずれかを選択します。
Capture
AD600は、RFアクティビティのスキャンおよび保存を実行し、RFスペクトラムのアクティビティを記録できます。スキャンファイルは、後で参照するために保存したり、高度な周波数コーディネーションのためにロードすることができます。
Open scan
コントロールホイールを使用して、内蔵ドライブまたはUSBドライブから保存またはキャプチャしたスキャンデータをロードします。
Live scan
保存されたファイルを表示している場合は、ディスプレイをリアルタイムスキャン表示に戻します。
Listen
ヘッドホンを使用して、スペクトラム内のRFアクティビティから周波数を選択しリスニングが可能です。コントロールホイールを使用して、アンテナと信号タイプを選択します。詳細については「管理とモニタリング」を参照してください。
Save snapshot
現在ディスプレイに表示されているスキャンデータを保存します。コントロールホイールを使用して、ファイルをディレクトリまたはドライブに保存します。
Markers
ディスプレイに色分けされたマーカーを追加します。 ー 使用中の周波数(白)、バックアップ周波数(緑)、低品質のバックアップ周波数(赤)。コントロールホイールを使用して、表示するマーカーのタイプを選択します。
リスニング機能を使用すると、ヘッドホンジャックから互換性のあるデバイスの復調音声をモニタリングできます。
リスニング機能では、次の信号タイプをモニタリングできます。
スキャンツールメニューまたは周波数リストから、[Listen]を選択します。アンテナを選択して、コントロールホイールを回しながらスペクトラム上の任意の周波数に移動します。カーソルの横に周波数と信号強度が表示されます。
Danteブラウズを使用して、ネットワーク上のDante対応デバイスから音声をリスニングします。
[Frequency list monitor]では、ネットワーク上のデバイス一覧とデバイスに割り当てられた周波数のステータスが表示されます。ネットワーク上のデバイスは、周波数のステータスとともに周波数プールに表示されます。
[Frequency list monitor]から次のタスクを実行できます。
AD600は、内蔵ドライブやUSBポートに接続された外部ドライブから、スキャンデータを保存したり、スキャンファイルをインポートすることができます。
ヒント:外部ストレージデバイスを取り出すには、ホーム画面でUSBアイコンを選択し、コントロールホイールを押します。
AD600には、スキャンファイル、スナップショット、およびイベントログエントリにタイムスタンプを追加する内部クロックがあります。
ロック機能を使用して、コントロールや設定が誤って変更されたり、不正に変更されないようにします。フロントパネルと電源スイッチは個別にロック/ロック解除できます。
AD600には、音声信号をモニタリングするためのヘッドホンジャックが備えられています。
ヘッドホン音量ノブを押して設定に進むか、メインメニューから次のように選択します。
明るさとスリープタイムは調整が可能です。
ディスプレイの設定は次の項目を選択できます。
注:スリープはホーム画面からのみ有効になります。
ヒント:内部温度をディスプレイに表示できます。
ネットワークごとにDHCPサーバーは1台だけ使用してください。
すべてのデバイスが同じサブネットマスクを共有する必要があります。
すべてのデバイスに同じレベルのファームウェアリビジョンがインストールされている必要があります。
各機器のディスプレイにネットワークアイコンが表示されているか確認してください:
「Find All」ユーティリティ(
)を使用して、ネットワーク上のデバイスを表示します。Wireless Workbenchに関連するネットワーク問題を解決するには、Wireless Workbenchヘルプシステムのネットワークの項を参照してください。
イベントログには、スペクトラムマネージャーとその管理対象であるデバイスのアクションが記録されます。各イベントには、トラブルシューティングに役立つID、タイムスタンプ、カテゴリー、および説明が含まれています。ログには、最大9,999件のイベントが保存されます。直近のイベントがログの一番上に表示されます。保存制限に達した場合は最も古いイベントが上書きされます。
コントロールホイールを使用して、イベントログをスクロールします。機能ボタンを使用して、ログをエクスポートしたり、ログのクリアができます。
注: ログエントリは、電源を落としても影響を受けません。
ファームウェアは各コンポーネントに埋め込まれたソフトウェアで、機能をコントロールします。定期的に新しいバージョンがリリースされ、機能の追加や拡張が行われます。ファームウェアは、Shure Update Utilityを使用してインストールできます。
Shure Update Utilityは、shure.comからダウンロードできます。
すべてのパラメーターを工場出荷時設定に復元するには:
Access control(アクセスコントロール)
PINを割り当てることで、Wireless Workbenchや他のShureコントロールソフトウェアを実行しているコンピューターからネットワークで接続されたコンポーネントへの不正なアクセスを防ぐことができます。
Backup frequency(バックアップ周波数)
RF環境と互換性があり、デバイスに割り当てられていない周波数。干渉が発生した場合には、デバイスにバックアップ周波数を割り当てることができます。周波数ステータス:
Compatible Frequency(互換周波数)
運用環境で使用されている他の周波数と競合しない周波数
Compatibility level(互換性レベル)
互換性レベルを調整すると、合成周波数とその他の周波数(相互変調の結果発生した周波数など)との間隔を指定できます。互換性設定や互換性プロファイルと呼ばれることもあります。次の3つの互換性レベルがあります。
Equipment profile(機器プロファイル)
特定のメーカーとモデルのすべてのデバイスに適用される周波数コーディネーション用のパラメーター設定。機器プロファイルはWireless Workbenchを使用して編集できます。デバイスプロファイルと呼ばれることもあります。
Exclusions(除外周波数設定)
周波数コーディネーションの一環として、互換周波数算出の際に、条件により回避したい単一の周波数や周波数範囲を指定することができます。この作業を除外周波数設定と呼びます。
Frequency list(周波数リスト)
Wireless Workbenchやスペクトラムマネージャーで計算された使用可能なプライマリー周波数とバックアップ周波数のリスト。互換周波数リスト(CFL - Compatible frequency list )と呼ばれることもあります。
Frequency pool(周波数プール)
周波数リストは、特定のデバイスと互換性を持つ周波数のグループであるプールに編成されます。プール内の周波数は、共通のデバイスシリーズ(ULX-D、QLX-Dなど)や対応する周波数帯域、また場合によっては機器プロファイルやインクルージョングループ、RFゾーンを共有することもあります。これらの適切な編成により、周波数サーバーはデバイスのプールから該当するデバイスに任意の周波数を割り当てることができます。
Frequency server(周波数サーバー)
AD600およびAXT600は、周波数サーバーとして機能して互換周波数をデバイスに割り当てるほか、デバイスからの新しい周波数の要求に応答します。(例えば干渉が発生した場合など)
Intermodulation products(相互変調プロダクト)
変調の副産物であり、干渉を引き起こす可能性がある周波数成分。相互変調とも呼ばれ、スペクトラムの領域を占有し悪影響を及ぼす可能性がある余分な周波数です。
Managed device(管理対象デバイス)
管理対象デバイスは、スペクトラムマネージャーによって管理されるデバイスです。Wireless Workbenchプロパティパネルのデバイスリストを監視して、算出された互換周波数でRFチャンネルが動作していることを確認します。
Monitoring threshold(モニタリングスレッショルド)
運用に適さない低品質な周波数と判別するためのスレッショルドレベル。このスレッショルドを超える周波数には、低品質としてマークされ注意を促します。
Re-calculate(再計算)
計算を再度実行して、デバイスに割り当てる別の周波数を算出します。
Re-deploy(再割り当て)
デバイスに更新したコーディネーション情報を割り当てます。
RF zones
大規模な会場で複数のエリアにわたってRFコーディネートをする際に、使用可能なチャンネル数を最大化するのに役立つツールです。スポーツ競技場やキャンパスおよび複数の施設を有する企業環境などで使用されます。
RFゾーンは、運用するデバイス間の距離を考慮して、周波数の再利用を設定により許可できます。例えば、キャンパス内の離れた場所にある2つの建物でシステムを運用する場合、両建物間に十分な距離がある場合は周波数を再利用できます。コーディネーションに各建物専用のRFゾーンを設定します。
AD600は、単一のゾーンを管理するようにセットアップします。複数のゾーンをコーディネートするには、Wireless Workbenchと組み合わせてプランします。
RSSI(受信信号強度)
受信信号強度インジケーター、または特定の周波数に存在するRFエネルギー
Scan peak threshold(スキャンピークスレッショルド)
周波数を算出する際に、アクティブな送信機が存在すると見なす信号強度
Shureコントロール
Wireless Workbenchソフトウェアなど、Shureデバイスの制御用
ユーザーグループ
ワイヤレスシステムが地域または国のどこで使用できるかを制御するために事前に定義された周波数セット
Virtual channel(仮想チャンネル)
仮想チャンネルは、ネットワークに追加する予定のオフラインデバイス、またはネットワーク非対応の機器(およびサードパーティ製機器)をコーディネーション上で扱い、表示するために作成します。仮想チャンネルは、コーディネーションの際にプレースホルダとして機能します。そのため、オフラインデバイス用の周波数がコーディネーションに含まれるようになります。仮想デバイスと呼ばれることもあります。
174~2,000 MHz
25 kHz / 200 kHz
分解能帯域幅
25 KHz | -109 dBm、標準 |
200 KHz | -100 dBm、標準 |
> 90 dB、標準
< -100 dBm、標準
43.2 x 482.6 x 285.7 mm(1.7 x 19.0 x 11.25インチ)、高さ x 幅 x 奥行
3.7 kg(8.15ポンド)
スチール
AC 100~240V 、50~60 Hz
1.2 A
-18°C~50°C(0°F~122°F)
-29°C~74°C(-20°F~165°F)
BNC
50 Ω
+10 dBm
DC 12~13.5 V、
最大150 mA/各アンテナ入力 、最大450 mA /デバイス
20 Hz~20 kHz、+/- 3 dB
¼インチ / 6.3 mmフォーンジャック、アンバランスステレオ
63 Ω
350 mW
Tip:オーディオ +、Left | Ring:オーディオ +、Right | Sleeve:グランド
クアッドポートイーサネット10/100/1,000 Mbps、
Danteリダンダンシーサポート、
PoEサポート(コントロールポート)
DHCPまたはマニュアルIPアドレス
10.9~16V
5.5 A
逆極性、過電圧
4ピンXLR(オス)、
DC入力部XLRコネクターのシェルは、シャーシグランドに接続されています
6フィート以下 | 18 AWG(1 mm2) |
7~15フィート | 16 AWG(1.5 mm2) |
16~25フィート | 14 AWG(2.5 mm2) |
重要:ケーブルの長さの合計は25フィートを超えないようにしてください。
本機器はテストされFCC規定パート15に従いクラスBデジタル機器に適合しますが、制限があります。本機器は電磁波を発生、使用または放射する場合があります。メーカーの取扱説明書に従って設置して使用しないと、無線およびテレビの受信に妨害を引き起こす可能性があります。
注記:FCC規制では、Shure社によって明示的に承認されていない変更または修正を加えると、この機器を操作する権利が無効になることが規定されています。
これらの制限は、住宅地域において設置する際、有害な電波干渉から機器を適度に保護するためのものです。本機器は電磁波を発生・使用し、放射する場合があります。取扱説明書に従って設置しないと無線通信に電波干渉が起こります。また、設置状況に関わらず妨害を引き起こす可能性もあります。本機器によりラジオやテレビの受信に電波干渉が起こるようであれば(これは、機器の電源を一度切ってから入れるとわかります)、次の手段を1つまたは複数用いて電波干渉を防いでください。
本装置はFCC規制第15部に準拠しています。操作は次の2つの条件の対象となります:
警告:このデバイスは、ACMAクラスライセンスの下に動作しており、動作周波数を含む当該ライセンスのあらゆる条件に適合している必要があります。
このデバイスは、保護なし、干渉なしの方針に基づいて動作します。ユーザーが同じTV帯域で動作する他の無線サービスからの保護を求めるには、無線ライセンスが必要です。詳細については、Innovation, Science and Economic Development Canada(イノベーション・科学経済開発省)の文書Client Procedures Circular CPC-2-1-28(カスタマープロシージャサーキュラーの2-1-28)、Voluntary Licensing of Licence-Exempt Low-Power Radio Apparatus in TV Bands(テレビ帯域で運用される低電力ライセンス免除無線装置の自主的ライセンス)を参照してください。
Ce dispositif fonctionne selon un régime de non‑brouillage et de non‑protection. Si l’utilisateur devait chercher à obtenir une certaine protection contre d’autres services radio fonctionnant dans les mêmes bandes de télévision, une licence radio serait requise. Pour en savoir plus, veuillez consulter la Circulaire des procédures concernant les clients CPC‑2‑1‑28, Délivrance de licences sur une base volontaire pour les appareils radio de faible puissance exempts de licence et exploités dans les bandes de télévision d’Innovation, Sciences et Développement économique Canada.
メーカーによって適合性が書面で認可されたもの以外の変更・改造を本機器に加えると、ユーザーの装置を使用する権利が無効となる場合があります。
このクラスBデジタル装置はカナダのICES-003に適合します。Cet appareil numérique de la classe B est conforme à la norme NMB-003 du Canada.
このデバイスには、Innovation, Science and Economic Development Canadaのライセンス免除RSS基準に適合しているライセンス免除の送信機/受信機が含まれています。操作は次の2つの条件の対象となります:
L’émetteur/récepteur exempt de licence contenu dans le présent appareil est conforme aux CNR d’Innovation, Sciences et Développement économique Canada applicables aux appareils radio exempts de licence. L’exploitation est autorisée aux deux conditions suivantes :
廃電気・電子機器指令(WEEE)指令
欧州連合(EU)および英国では、このラベルは、家庭ごみと一緒に廃棄してはならない製品であることを示します。この製品は、回収およびリサイクルを行うために、適切な施設に預ける必要があります。
化学物質の登録、評価、認可に関する指令
REACH(Registration, Evaluation, Authorization of Chemicals)は、欧州連合(EU)および英国(UK)が策定した化学物質規制の枠組みです。Shure製品に含まれる0.1%重量比(w/w)を超える濃度の高懸念物質に関する情報は、要請に応じて提供します。
ここに、Shure Incorporatedは、CEマーキングの付いた本製品が欧州連合の要件に準拠していると判断されたことを宣言します。EUの適合宣言書の全文は以下のサイトでご覧いただけます。https://www.shure.com/en-EU/support/declarations-of-conformity
ヨーロッパ認定輸入業者/代理店:
Shure Europe GmbH
部門:Global Compliance
Jakob-Dieffenbacher-Str.12
75031 Eppingen, Germany
電話:+49-7262-92 49 0
ファックス:+49-7262-92 49 11 4
Eメール:EMEAsupport@shure.de
ここに、Shure Incorporatedは、UKCAマーキングの付いた本製品がUKCAの要件に準拠していると判断されたことを宣言します。UKの適合宣言書の全文は以下のサイトでご覧いただけます。https://www.shure.com/en-GB/support/declarations-of-conformity
英国認定輸入業者/代理店:
Shure UK Limited
Unit 2, The IO Centre, Lea Road,
Waltham Abbey, Essex, EN9 1 AS, UK
(一)本产品符合“微功率短距离无线电发射设备目录和技术要求”的具体条款和使用场景;
(二)不得擅自改变使用场景或使用条件、扩大发射频率范围、加大发射功率(包括额外加装射频功率放大器),不得擅自更改发射天线;
(三)不得对其他合法的无线电台(站)产生有害干扰,也不得提出免受有害干扰保护;
(四)应当承受辐射射频能量的工业、科学及医疗(ISM)应用设备的干扰或其他合法的无线电台(站)干扰;
(五)如对其他合法的无线电台(站)产生有害干扰时,应立即停止使用,并采取措施消除干扰后方可继续使用;
(六)在航空器内和依据法律法规、国家有关规定、标准划设的射电天文台、气象雷达站、卫星地球站(含测控、测距、接收、导航站)等军民用无线电台(站)、机场等的电磁环境保护区域内使用微功率设备,应当遵守电磁环境保护及相关行业主管部门的规定。
해당 무선설비는 전파혼신 가능성이 있으므로 인명안전과 관련된 서비스는 할 수 없음