警告

  • バッテリーパックは爆発、または有毒な物質を放出する場合があります。火災または火傷の恐れがあります。開けたり、押し潰したり、改造したり、分解したり、60℃(140°F)以上の熱に曝したり、焼却したりしないでください。
  • メーカーの指示に従ってください。
  • Shure充電器はShure充電式バッテリーの充電のみに使用してください
  • 警告:電池が間違って交換された場合、爆発する恐れがあります。同じ種類または同等の種類の電池と交換してください。
  • 決して口の中に電池を入れないでください。飲み込んだ場合は医師または最寄りの中毒事故管理センターまで連絡してください。
  • ショートさせないでください。火傷または火災の原因となります。
  • Shure充電式バッテリー以外のバッテリーパックを充電、または使用しないでください。
  • バッテリーパックは正しく処分してください。使用済みバッテリーパックの適切な廃棄方法については、各地域の販売店にお問い合わせください。
  • 電池(電池パックまたは内蔵電池)は直射日光、火などの高熱に曝さないでください。
  • 電池は、水、飲料、その他の液体に浸さないでください。
  • プラスとマイナスを逆にして電池を取り付けたり挿入したりしないでください。
  • 小さい子供の手の届かないところに保管してください。
  • 異常な電池は使用しないでください。
  • 輸送の際には電池をしっかりと梱包してください。

注:付属電源、またはShure認可の電源でのみ使用してください。

電池、パッケージ、電子廃棄物については地域のリサイクル方法に従ってください。

ADX1M AXT Digitalマイクロボディパック送信機

ADXシリーズ送信機は、リアルタイムのパラメーター調整と干渉回避のためのShowLink®リモートコントロールを備え、完璧な音声品質とRFパフォーマンスを提供します。広帯域チューニングレンジ、ハイデンシティ(HD)モード、暗号化機能、先進の充電システムに加え、曲線的なフォームファクターと軽量のPEIプラスチック構造により、快適な装着感と優れた耐熱性を実現します。メンブレンスイッチとLEMOコネクター仕様により汗、湿気に対する耐性にも優れ、OLEDディスプレイは光量の少ない環境でも優れた視認性を提供します。

特長

性能

  • 20 Hz~20 kHzにおけるフラットな周波数特性
  • 入力段で自動的にゲインを最適化
  • 内蔵のアダプティブアンテナは、ADX1Mを身体に装着したときの信号を最適化します
  • ダイバーシティShowLink機能による送信機のリモートコントロールと自動干渉回避機能
  • AES-256bit暗号化対応による送信音声の優れた秘匿性
  • >120 dB、Aウェイト、システムゲイン @ +10
  • デジタル出力:>125 dB、Aウェイト(Dante、AES3、AES67)
  • 見通し100メートルにおける送信到達距離
  • 選択可能な送信モードにより、周波数効率を最適化:
    • スタンダード - 最適なカバーエリア、低レイテンシー
    • ハイデンシティ - 最大システムチャンネル数を大幅に増加
  • 内蔵のトーンジェネレーターとRFマーカーによる円滑なカバーレンジテスト
  • 切替可能なRF出力レベル = 2/10/20 mW(地域により異なる)
  • 2つのボディパック送信機を使用した周波数ダイバーシティ機能
  • 最大7時間の運用時間、精度の高い残時間表示、ゼロメモリエフェクトのShure SB910M充電式電池

デザイン

  • 様々な仕込み用途にフレキシブルに対応する装着感に優れた小型で滑らかなデザイン
  • 耐熱性と耐久性を提供するUltem® PEIプラスチック構造
  • 汗、スプレー、湿気の侵入に対する保護のために封止されたボタンおよびLEMO接続
  • 凹型LEMOコネクター
  • ハイコントラストのOLEDディスプレイ
  • 着脱式ベルトクリップ

同梱物

コンポーネント モデル名
SB910M Shure充電式電池 95A24863
ベルトクリップ 44A28563

オプションのアクセサリー

アクセサリー モデル名
SB910M Shure充電式電池 95A24863
ボディパック送信機用AD651FOBトークスイッチ 90A37348
ベルトクリップ 44A28563

ADX1M送信機概要

① 入力ジャック

3ピンLEMOコネクター付きマイクロホン、または楽器用ケーブルを接続。

② 電源および終了ボタン

長押しで送信機の電源をオン/オフします。「戻る」ボタンとして機能し、値の変更を保存せずに直前のメニューまたはパラメーターに戻ります。

③ 赤外線(IR)ポート

受信機のIRポートに合わせてIR同期を行い、セットアップと同期を行います。

④ 上ボタン

パラメーターメニューの操作と設定の変更に使用します。

⑤ 下ボタン

パラメーターメニューの操作と設定の変更に使用します。

⑥ Enterボタン

編集するメニュー画面を選択し、パラメーターの変更を決定します。

⑦ ディスプレイ

メニュー画面と設定を表示します。ボタンのいずれかを押すとバックライトが点灯します。

⑧ 電源LED

  • 緑色 = ユニットの電源がオン
  • 赤色 = 電池残量低下、ミュートモードが動作中、入力オーバーロード、または電池エラー(トラブルシューティングを参照)

⑨ バッテリーラッチ

電池を確実に固定するため、閉じる際にラッチ音を確認してください。

⑩ 電池

Shure充電式電池

The transmitter with numbers calling out each part

ホーム画面表示

ホーム画面には送信機の情報とステータスが表示されます。

ホーム画面では、4つの情報を選択して表示することができます。矢印ボタンを使い、以下の選択肢のいずれかを選択します:

  • チャンネルネーム
  • 周波数
  • グループ(G)およびチャンネル(C)
  • Device ID

ホーム画面表示に周波数が表示されている

送信機の設定を示すため、以下のアイコンが表示されます。

アイコン 設定
電池
時分単位またはバー表示による電地残量表示
キー
キー:暗号化が有効な場合に表示されます
ロック
ロック: コントロールがロックされているときに表示されます。コントロール(電源またはメニュー)がロック状態で操作しようとすると、アイコンが点滅します。
段状の5本のバーとその上部の矢印
ShowLink信号強度が0~5本のバーで表示されます
STD文字
STD:スタンダード送信モード
HD文字
HD:ハイデンシティ送信モード
四角形の中にX
RFミュート有効:RF出力がミュート状態のときに表示されます

送信機コントロール部

コントロールボタンを使ってパラメーターメニューの操作と値を変更します。

送信機のすべてのコントロールにマークが付いている

コントロール ノート
∨∧ メニュー画面をスクロールし、パラメーター値を変更します。
電源記号とXの間に線が1本ある
戻るボタンとして機能し、値の変更を保存せずに直前のメニューまたはパラメーターに戻ります。
O メニュー画面を開き、パラメーターの変更を適用します。

Tip:^ボタンと、電源記号とXの間に線が1本あるボタンを押したまま電源を入れると、RFミュートモードが有効になり、セーフ起動メニューに入ります。

インターフェースのロック

意図しない、または許可されていないパラメータの変更を防ぐため、送信機のインターフェースコントロールをロックします。インターフェースロックを有効にすると、ホーム画面に錠前アイコンが表示されます。

  1. Utilitiesメニューから、Locksを選択してロックオプションメニューから設定します:
    • None: コントロールのロックは解除されています
    • Power: 電源スイッチはロックされています
    • Menu: メニューパラメーターはロックされています
    • All: 電源スイッチとメニューパラメーターがロックされています
  2. Oを押して保存します。

送信機のロックをすばやく解除するには:[O]を2回押し、[None]を選択し、再び[O]を押します。

Shure充電池

Shureリチウムイオン充電池により、送信機の電源を充電式にすることができます。充電池は、およそ1時間の充電で容量の50%を充電でき、3時間でフル充電が可能です。

SB910M Shure充電式電池は、SBC840MおよびSBRC Shure充電器を使用します。

注意:Shure電池充電器ではShure充電式電池のみを充電してください。

バッテリー情報をチェック

Shure充電池を使用しているときは、受信機と送信機のホーム画面に電池残時間を時分単位で表示します。

電池の詳細情報は受信機のBatteryメニューに表示されます:Utilities > Battery

  • Battery Life: バーの表示と時間(時間:分)で報告されるランタイム
  • Charge: 充電容量の割合
  • Health: 現在のバッテリーヘルスの割合
  • Cycle Count: 装着されているバッテリーの充電サイクルカウント合計
  • Temperature: 電池温度(摂氏と華氏)

The transmitter screen showing a battery at 85%

Shure充電式電池の管理と保存に関する重要なヒント

Shure電池の適切な管理と保存は高い信頼性と長い寿命を保証します。

  • 常に電池と送信機を常温で保存してください
  • 電池を長期的に保存する場合、なるべく、最大容量の約40%に充電してください
  • 理想的な接点状態を保つために、定期的に電池端子をアルコールで掃除して汚れを落としてください
  • 長期保管中は、6ヶ月ごとに充電池の状態を確認して必要に応じて最大容量の40%に再充電してください

充電池の詳細情報については、www.shure.comへアクセスしてください。

電池の装着

The steps to install the ADX1M battery

電池の取り出し

① 後方に引っ張って電池のラッチを外します。

② 電池を送信機から引き出します。

電池の取り付け

① 電池を送信機に押し込みます。

② ラッチをしっかりかけて電池を固定します

ADX1M SB910M電池動作時間

注意:RF出力レベルを高くすると、電池動作時間が短くなります。電池動作時間は、電池の使用期間や環境条件によって異なります。

2 mW 10 mW 20 mW
6.5~8.5時間 6.0~8.0時間 5.0~6.0時間

注:[電池温度が高い]という警告は、送信機のバッテリーを冷却する必要があることを示しています。そうしない場合は、送信機がシャットダウンします。デバイスを冷却してから、送信機のバッテリーを交換して使用を続行することを検討してください。

送信機に対して考えられる外部熱源を特定し、それらの外部熱源から離れた場所で送信機を使用します。

最高のパフォーマンスを得るには、すべてのバッテリーを外部熱源から離れた場所で、適切な温度条件で保管および使用する必要があります。

メニューパラメーター

Mainメニューでは、使用可能な送信機パラメータを3つのサブメニューに整理します:

  • Radio
  • Audio
  • Utilities

ヒント:矢印ボタンを使用して、サブメニュー間をスクロールします。

メインメニュー画面でラジオメニューが選択されている

メニューパラメーター設定のヒント

  • ホーム画面からメニューオプションにアクセスするには、Oを押します。矢印ボタンを使って、他のメニューやパラメータにアクセスします。
  • 編集が可能になるとメニューパラメーターが点滅します
  • パラメーターの調整、または変更するには矢印ボタンを使用します
  • メニューの変更を保存するには、Oを押します
  • 変更を保存せずにメニューを終了するには、電源記号とXの間に線が1本あるボタンを押します。

メニューマップ

送信機のメニュー構造のビジュアルマップ

メニューパラメーターの説明

Radioメニュー

周波数

グループ(G:)、チャンネル(C:)、または周波数(MHz)の編集を有効にするには[O]ボタンを押します。矢印ボタンを使用して値を調整します。周波数を変更するには、[O]ボタンを1回押して最初の3桁の数字を変更するか、2回押して次の3桁の数字を変更します。

Power

RF送信出力を高く設定すると、送信範囲が広くなります。

注意:RF出力レベルを高くすると、電池動作時間が短くなります。

Output

RF出力をOnまたはMuteに設定します。

  • On:RF信号が出力されます
  • Mute:RF出力がミュートされます

Audioメニュー

Offset

2つの送信機を使用している場合、または複数の送信機を受信機のスロットに割り当てている場合は、マイクのOffsetレベルを調整してマイクレベルのバランスを取ります。調整範囲:-12 dB~+21 dB。

Polarity

音声入力コネクターの極性選択:

  • Pos: マイクロホンダイヤフラムの正の圧力は、ピン2(XLR出力のピン3に対して)とTRS出力のチップ端子に正電圧を生成します。
  • Neg: マイクロホンダイヤフラムの正の圧力は、ピン2(XLR出力のピン3に対して)とTRS出力のチップ端子に負電圧を生成します。

Mute

有効にすると、電源ボタンが音声出力のミュートスイッチとして構成されます。音声をミュートまたはミュート解除するには、電源ボタンを押します。電源スイッチを通常の機能に戻すには、ミュートモードを終了します。

Tone Gen

送信機は連続するテストトーンを生成します:

  • Freq:トーンは400 Hzまたは1000 Hzに設定できます。
  • Level:テストトーンの出力レベルを調整します。

Utilitiesメニュー

Device ID

最長9つの文字または数字によりデバイスIDを割り当てます。

Locks

送信機のコントロール部と電源ボタンをロックします。

  • None: コントロールのロックは解除されています
  • Power: 電源スイッチはロックされています
  • Menu: メニューパラメーターはロックされています
  • All: 電源ボタンとメニューパラメーターがロックされています

Link Info

送信機と受信機間のリンクに関する次の情報を表示します。

  • Not Linked:送信機は受信機にリンクされていません
  • Linked:送信機は、受信機とリンクされています。送信機を受信機のリンクから解除するにはUnlink?を選択します。
  • Unlinked:送信機は受信機にリンクされていません

SLテスト

ShowLinkカバレッジエリアを測定するShowLinkテストツール。

Marker

作動中、Enterボタンを押すごとにWireless Workbenchにマーカーがドロップされます。

Battery

電池情報を表示します:

  • Battery Life: バーの表示と時間(時間:分)で報告されるランタイム
  • Charge: 充電容量の割合
  • Health: 現在のバッテリーヘルスの割合
  • Cycle Count: 装着されているバッテリーの充電サイクルカウント合計
  • Temperature: 電池温度(摂氏と華氏)

Talk Sw

ENTER]を押してトークスイッチからコントロールを追加します。トークスイッチのボタンを2回押してリンクを完成させます。

識別

有効にすると、IdentifyによってWireless Workbenchの[インベントリ]または[モニタ]タブの送信機アイコンが点滅します。

ボタンヘルプ

デバイスの電源を入れると、各ボタンを識別するグラフィックが表示されます。ボタンヘルプメニューを使用して、グラフィックを On または Off. にします。

About

次の送信機情報を表示します:

  • Model:モデルナンバーを表示します
  • Band:送信機のチューニングバンドを表示します
  • FW Version:インストールされているファームウェアのバージョン
  • HW Version:ハードウェアのバージョン
  • Serial Num:シリアルナンバー

Reset All

すべての送信機パラメーターを工場出荷時設定に復元します。

赤外線同期

赤外線同期を使用して送信機と受信機間の音声チャンネルを確立させます。

注:受信機の帯域は送信機の帯域と一致しなくてはなりません。

  1. 受信機チャンネルを選択します。
  2. グループスキャンを使用してチャンネルを使用可能な周波数にチューニングするか、手動で空いている周波数を選択します。
  3. 送信機の電源をオンにします。
  4. 受信機のSYNCボタンを押します。
  5. 受信機のIR LEDが赤く点灯するまで、送信機と受信機のIRウィンドウを向かい合わせにします。完了するとSync Success!と表示されます。これで送信機と受信機の同期が完了します。

The transmitter being synced to the receiver

注:

受信機の暗号化設定を変更した場合には(暗号化を有効/無効)、同期を行って設定を送信機に送る必要があります。送信機と受信機用の新しい暗号キーは赤外線同期を行うたびに生成されます。送信機が暗号キーを得るためには設定する受信機チャンネルと赤外線同期を実行する必要があります。

周波数の手動設定

送信機は特定のグループ、チャンネル、または周波数に手動でチューニングできます。

  1. Radioメニューを選択し、Freqを選択します。
  2. グループおよびチャンネルを変更するには、スクロールしてG:およびC:を選択するか、周波数パラメータ(MHz)を選択します。周波数を変更する場合は、Oを1回押して先頭3桁を変更するか、2回押して末尾3桁を変更します。
  3. ∧∨ボタンを使ってグループ、チャンネル、または周波数を変更します。
  4. Oを押して保存したら、Xを押して終了します。

The Frequency screen with a group and channel set

RFミュート

RF信号を抑制して音声が送信されないようにします。ホーム画面にはこのモードで[RFミュート中]と表示されます。

[送信出力]画面に[ミュート]と表示される

  1. [ラジオ]メニューから、[出力]に移動します。
  2. 次のオプションからいずれかを選択します:
    • On(オン): RF信号がアクティブです
    • Mute:RF信号が無効です
  3. Oを押して設定を保存します。

送信機がRFミュートモードの場合、電源を入れ直したり、電池を交換したりしても、RFはミュートのままです。RF信号を復元するには、[出力]メニューに戻り、[オン]を選択します。

セーフ起動

セーフ起動モードで電源をオンにすると、他のデバイスとの干渉を防ぎます。^ ボタンを押したまま、セーフ起動メニューが表示されるまでデバイスの電源を入れます。

The safe start menu with RF on mute and all locks on

セーフ起動メニューのオプション:

  • RF: Mute または On
  • Locks:[None]、[Pwr]、[Menu]、[All

ナビゲーションボタンを使用して変更を行います。

ヒント:セーフ起動メニューを終了するには、電源を入れ直すか、一時的に電池を取り外します。

注:セーフ起動で送信機の電源がオンになっている場合、以前のロックとRFの設定は保持されます。

ボディパック型送信機の取付方法

図のように、送信機をベルトに留めるか、送信機のクリップにギターストラップを通します。

確実に固定するために、ベルトをクリップの奥まで押し込んでください。

クリップは、取り付けオプションを増やすために、取り外して180度回転させることができます。

The ADX1m bodypack transmitter clipped to a belt and a guitar strap

ボディパッククリップの取り外しと取り付け

入力オーバーロード

音声入力に過大なレベルの信号が入力された場合、OVERLOADメッセージが表示されます。入力信号を減少させるか、マイクロホンを音源から離してオーバーロードを回避します。

The input overload screen

オーディオレベルをマイクオフセットに合わせる

2台以上の送信機を1台の受信機にリンクする際に、マイクロホンまたは楽器間で音量レベルに差が生じる場合があります。そのような場合は、Offset機能を使用してオーディオレベルを揃え、送信機間の音量差をなくします。送信機を1台で使用している場合は、Offsetは0 dBに設定します。

  1. 1台目の送信機の電源を入れてサウンドチェックを行いオーディオレベルを確認します。完了したら送信機の電源を切ります。
  2. 2台目の送信機の電源を入れ、サウンドチェックを行ってオーディオレベルを確認します。他の送信機についても繰り返します。
  3. 送信機間で聞こえる音量に差がある場合、送信機のOffsetメニュー(Audio > Offset)に移動し、Offsetを上げ下げしてオーディオレベルを揃えます。

The mic offset screen set to +3 dB

トーンジェネレーター

送信機には、連続音声信号を発生させるトーンジェネレーターが内蔵されてます。トーンは、サウンドチェックを実施する際や音声信号チェーンのトラブルシューティングに役に立ちます。トーンのレベルは-60 dB-0 dBに調整可能であり、周波数は400 Hzまたは1000 Hzのいずれかに設定できます。

スピーカーまたはヘッドホンのオーバーロードを避けるため、必ずレベルを-60 dBに設定した状態で起動します。

  1. AudioメニューからTone Genを選択します。
  2. 周波数を400 Hzまたは1000 Hzに設定します。
  3. Levelを選択したら、矢印ボタンを使用して、-60 dB~0 dBの範囲でレベルを調整します。

トーンを停止するには、メニューからOffを選択するか、送信機の電源を入れなおします。

The Tone Gen screen on a transmitter

ShowLinkテスト

ShowLinkテストは、ShowLinkカバレッジエリアの境界を検出するツールです。ShowLinkテストをアクティブにすると、リンク品質を示す5本のバーが画面に表示されます。送信機がアクセスポイントから遠ざかると、バーの数は減少します。バーが1本表示されている限り、ShowLinkコントロールは維持されます。

送信機がカバー範囲を超えると、ShowLinkコントロールができなくなります。ただし、送信機がRF信号のエリア内にある限り、音声信号が影響を受けたり中断したりすることはありません。

カバー範囲を改善するには、アクセスポイントの位置を調整するか、アクセスポイントを追加してエリアを拡張します。

ShowLinkテストを有効にするには:

  1. Utilitiesメニューから、SL Testに移動します。
  2. Oボタンを押してテストを開始し、目的エリアで送信機を持って歩き回ります。表示されるバーの数とShowLinkアイコンの状態を監視します。バーが0本になるか、ShowLinkアイコンが空になるところがカバレッジエリアの境界です。
  3. Xボタンを使ってShowLinkテストを終了してください。

ヒント:ShowLinkテスト中、O(Enter)ボタンを押すごとにWireless Workbenchにマーカーがドロップされます。

ファームウェアの更新

ファームウェアは各コンポーネントに埋め込まれたソフトウェアで、機能をコントロールします。定期的に新しいバージョンがリリースされ、機能の追加や拡張が行われます。改善された機能を活用するために、Shure Update Utility(Shure Update Utilityのページから入手可能)を使用して新しいファームウェアバージョンのアップロードとインストールを行うことをお勧めします。

ファームウェアバージョン

ファームウェアを更新するには、まずファームウェアを受信機にダウンロードし、次に送信機のファームウェアを更新して一定した動作を得られるようにします。

Shureデバイスのファームウェア番号では、MAJOR.MINOR.PATCH(例:1.2.14)という形式が使用されます。ネットワーク上のすべてのデバイス(送信機を含む)のファームウェアは、少なくともバージョン番号の「メジャー」と「マイナー」の部分が同じである必要があります(例:1.2.x)。

送信機のアップデート

  1. ファームウェアを受信機にダウンロードします。
  2. 送信機から、次のメニューにアクセスします:[デバイス構成] > [送信機ファームウェアアップデート]
  3. 送信機と受信機間のIRポートを向き合わせます。IRポートはダウンロード中、ずっと合わせておく必要があります(最低50秒かかります)。

    ヒント:正しく合うと、赤いLEDが点灯します。

  4. 受信機のENTERを押して送信機へのダウンロードを開始します。受信機はアップデートの進行をパーセントで表示します。

仕様

マイクオフセットレンジ

-12~21 dB(1 dB刻み)

電池タイプ

Shure SB910M充電式リチウムイオン

電池持続時間

@ 10 mW

Shure SB910M 最大7時間

寸法

60.4 mm x 68.0 mm x 18.0 mm(2.4インチ x 2.7インチ x 0.7インチ)高さ x 幅 x 奥行

クリップなし

質量

電池付き 100 g(3.5オンス)、
電池除く 68 g(2.4オンス)、

外装仕様

プラスチック

動作温度範囲

-18°C(0°F)~ 50°C(122°F)

注:電池特性によりこの範囲は異なる場合があります。

保管温度範囲

-29°C(-20°F)~74°C(165°F)

注:電池特性によりこの範囲は限定される場合があります。

音声入力

コネクター

Lemoコネクター

構成

アンバランス

インピーダンス

8.2 kΩ

最大入力レベル

1% THDで1 kHz

8.5  dBV ( 7.5 Vpp)

プリアンプ等価入力ノイズ(EIN)

システムゲイン設定 ≥ +20

-120  dBV, Aウェイト, 標準

送信出力

アンテナタイプ

一体型ヘリカル

インピーダンス

50 Ω

占有周波数帯域幅

<200 kHz

チャンネル間隔

スタンダードモード 350 kHz
ハイデンシティモード 125 kHz

地域により異なります

モジュレーションタイプ

Shure AXTデジタル所有権

電源

2 mW, 10 mW, 20 mW

周波数レンジおよび出力電源表を参照, 地域により異なります

Specific Absorption Rate (SAR)

< 0.24 W/kg

ShowLink

ネットワークタイプ

IEEE 802.15.4

アンテナタイプ

Zigbee Dual準拠

周波数帯域

2.40 ~ 2.4835 GHz ( 24  チャンネル)

RF送信出力

10 dBm (ERP)

地域により異なります

入力コネクター配線図

LEMO

A LEMO connector diagram

周波数帯および送信機出力電源

帯域名 周波数帯 MHz Tx RF電源 mW)***
G53 470510 2/10/20
G54 479565 2/10/20
G55† 470636 2/10/20
G56 470636 2/10/20
G57△ 470616* 2/10/20
G62 510530 2/10/20
H54 520636 2/10/20
K53† 606698 2/10/20
K54△ 606663** 2/10/20
K55 606694 2/10/20
K56 606714 2/10/20
K57 606790 2/10/20
K58 622698 2/10/20
L54 630787 2/10/20
L60 630.125697.875 2/10/20
P55 694 - 703、748 - 758、803 - 806 2/10/20
R52 794806 10
JB 806810 2/10
X55 941960 2/10/20

*608~614 MHz間にギャップがあります。

**608~614 MHz間と、616~653 MHz間に差があります。

***電源はアンテナポートに供給されます。

操作モードは地域によって異なります。ブラジルではハイデンシティモードを使用します。ペルーの最大送信出力レベルは10mWです。

出力は、608 MHzを超える範囲では10 mWに制限されます。

เครื่องโทรคมนาคมและอุปกรณ์นี้มีความสอดคล้องตามมาตรฐานหรือข้อกำหนดทางเทคนิคของ กสทช.

K55 606-694 MHz

Country Code

Code de Pays

Codice di paese

Código de país

Länder-Kürzel

Frequency Range

Gamme de frequences

Gamme di frequenza

Gama de frequencias

Frequenzbereich

A, B, BG, CH, CY, CZ, D, DK, EST, F *
FIN, GB, GR, H, HR, I, IRL, IS, L, LT *
M, N, NL, P, PL, RO, S, SK, SLO, TR *
all other countries *

* This equipment may be capable of operating on some frequencies not authorized in your region. See Licensing Information.

G56 470-636 MHz

Country Code

Code de Pays

Codice di paese

Código de país

Länder-Kürzel

Frequency Range

Gamme de frequences

Gamme di frequenza

Gama de frequencias

Frequenzbereich

A, B, BG, CH, CY, CZ, D, DK, EST, F *
FIN, GB, GR, H, HR, I, IRL, IS, L, LT *
M, N, NL, P, PL, RO, S, SK, SLO, TR *
all other countries *

* This equipment may be capable of operating on some frequencies not authorized in your region. See Licensing Information.

K57 606-790 MHz

Country Code

Code de Pays

Codice di paese

Código de país

Länder-Kürzel

Frequency Range

Gamme de frequences

Gamme di frequenza

Gama de frequencias

Frequenzbereich

A, B, BG, CH, CY, CZ, D, DK, EST, F *
FIN, GB, GR, H, HR, I, IRL, IS, L, LT *
M, N, NL, P, PL, RO, S, SK, SLO, TR *
all other countries *

* This equipment may be capable of operating on some frequencies not authorized in your region. See Licensing Information.

オーストラリアの無線に関する警告

警告:このデバイスは、ACMAクラスライセンスの下に動作しており、動作周波数を含む当該ライセンスのあらゆる条件に適合している必要があります。

ライセンスについて

許可免許:本機器操作の際、行政上の認可免許が特定地域で要求される場合があります。考えられる必要条件については国内当局にお問い合わせください。本機器の変更・改造は、Shure Incorporated によって書面で認可されたものを除き、装置の使用の権限を無効にする場合があります。Shure ワイヤレスマイクロホン装置のライセンス獲得は使用者の責任であり、ライセンス取得に関しては使用者の分類とアプリケーション、選択周波数によって異なります。適正な許可免許に関する情報を得るために、また標準とは異なる周波数を選択する場合は前もって、必ず適切な通信監督機関にお問い合わせください。

低功率射頻器材技術規範

取得審驗證明之低功率射頻器材,非經核准,公司、商號或使用者均不得擅

自變更頻率、加大功率或變更原設計之特性及功能。低功率射頻器材之使用

不得影響飛航安全及干擾合法通信;經發現有干擾現象時,應立即停用,並

改善至無干擾時方得繼續使用。前述合法通信,指依電信管理法規定作業之

無線電通信。低功率射頻器材須忍受合法通信或工業、科學及醫療用電波輻

射性電機設備之干擾。

本取扱説明書で指定された以外の電源、周波数、またはその他のパラメーターをユーザーが操作して制御することはできません。

認証

Certified under FCC Part 15 and FCC Part 74.

カナダにおいてRSS-210によりIC認可。

FCC ID:DD4ADX1MG57、DD4ADX1MK54、DD4ADX1MX55。IC:616A-ADX1MG57、616A-ADX1MK54。

次の欧州指令の必須要件を満たします:

  • WEEE指令2012/19/EU(2008/34/EC改正)
  • RoHS指令EU 2015/863

    注:電池および電子廃棄物については地域のリサイクル方法に従ってください

本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満たし、CEマークに適合しています。

CEに関する通知:

ここに、Shure Incorporatedは、CEマーキングの付いた本製品が欧州連合の要件に準拠していると判断されたことを宣言します。EUの適合宣言書の全文は以下のサイトでご覧いただけます。https://www.shure.com/en-EU/support/declarations-of-conformity

ヨーロッパ認定輸入業者/代理店:

Shure Europe GmbH

部門:Global Compliance

Jakob-Dieffenbacher-Str.12

75031 Eppingen, Germany

電話:+49-7262-92 49 0

ファックス:+49-7262-92 49 11 4

Eメール:EMEAsupport@shure.de

(一)本产品符合“微功率短距离无线电发射设备目录和技术要求”的具体条款和使用场景;

(二)不得擅自改变使用场景或使用条件、扩大发射频率范围、加大发射功率(包括额外加装射频功率放大器),不得擅自更改发射天线;

(三)不得对其他合法的无线电台(站)产生有害干扰,也不得提出免受有害干扰保护;

(四)应当承受辐射射频能量的工业、科学及医疗(ISM)应用设备的干扰或其他合法的无线电台(站)干扰;

(五)如对其他合法的无线电台(站)产生有害干扰时,应立即停止使用,并采取措施消除干扰后方可继续使用;

(六)在航空器内和依据法律法规、国家有关规定、标准划设的射电天文台、气象雷达站、卫星地球站(含测控、测距、接收、导航站)等军民用无线电台(站)、机场等的电磁环境保护区域内使用微功率设备,应当遵守电磁环境保护及相关行业主管部门的规定。

ユーザー情報

本機器はテストされFCC規定パート15に従いクラスBデジタル機器に適合しますが、制限があります。本機器は電磁波を発生、使用または放射する場合があります。メーカーの取扱説明書に従って設置して使用しないと、無線およびテレビの受信に妨害を引き起こす可能性があります。

注記:FCC規制では、Shure社によって明示的に承認されていない変更または修正を加えると、この機器を操作する権利が無効になることが規定されています。

これらの制限は、住宅地域において設置する際、有害な電波干渉から機器を適度に保護するためのものです。本機器は電磁波を発生・使用し、放射する場合があります。取扱説明書に従って設置しないと無線通信に電波干渉が起こります。また、設置状況に関わらず妨害を引き起こす可能性もあります。本機器によりラジオやテレビの受信に電波干渉が起こるようであれば(これは、機器の電源を一度切ってから入れるとわかります)、次の手段を1つまたは複数用いて電波干渉を防いでください。

  • 受信アンテナを別の方向に向けるか、別の場所に移す。
  • 機器と受信機の間の距離を広げる。
  • 受信機を接続しているコンセントとは別の回路にあるコンセントに機器を接続する。
  • 販売店または熟練したラジオ/TV技術者に相談する。

本装置はFCC規制第15部に準拠しています。操作は次の2つの条件の対象となります:

  1. 装置は有害な干渉を起こしてはならない。
  2. 装置は、望まない操作を起こす干渉を含め、あらゆる干渉を受け入れなければならない。

This device operates on frequencies shared with other devices. Consult the Federal Communications Commission White Space Database Administration website to determine available channels in your area prior to operation.

カナダの無線に関する警告

このデバイスは、保護なし、干渉なしの方針に基づいて動作します。ユーザーが同じTV帯域で動作する他の無線サービスからの保護を求めるには、無線ライセンスが必要です。詳細については、Innovation, Science and Economic Development Canada(イノベーション・科学経済開発省)の文書Client Procedures Circular CPC-2-1-28(カスタマープロシージャサーキュラーの2-1-28)、Voluntary Licensing of Licence-Exempt Low-Power Radio Apparatus in TV Bands(テレビ帯域で運用される低電力ライセンス免除無線装置の自主的ライセンス)を参照してください。

Ce dispositif fonctionne selon un régime de non‑brouillage et de non‑protection. Si l’utilisateur devait chercher à obtenir une certaine protection contre d’autres services radio fonctionnant dans les mêmes bandes de télévision, une licence radio serait requise. Pour en savoir plus, veuillez consulter la Circulaire des procédures concernant les clients CPC‑2‑1‑28, Délivrance de licences sur une base volontaire pour les appareils radio de faible puissance exempts de licence et exploités dans les bandes de télévision d’Innovation, Sciences et Développement économique Canada.

このデバイスには、Innovation, Science and Economic Development Canadaのライセンス免除RSS基準に適合しているライセンス免除の送信機/受信機が含まれています。操作は次の2つの条件の対象となります:

  1. 装置は干渉を起こしてはならない。
  2. 装置は、望まない操作を起こす干渉を含め、あらゆる干渉を受け入れなければならない。

L’émetteur/récepteur exempt de licence contenu dans le présent appareil est conforme aux CNR d’Innovation, Sciences et Développement économique Canada applicables aux appareils radio exempts de licence. L’exploitation est autorisée aux deux conditions suivantes :

  1. L’appareil ne doit pas produire de brouillage;
  2. L’appareil doit accepter tout brouillage radioélectrique subi, même si le brouillage est susceptible d’en compromettre le fonctionnement.

カスタマーサポートへのお問い合わせ

必要な情報が見つからなかった場合は、カスタマーサポートまでお問い合わせください