概要

Shure ANI22オーディオネットワークインターフェイスでは、Dante-アナログ変換用に2つのチャンネルを、アナログ-Dante変換用にもう2つのチャンネルを使用できます。この単一のインターフェイスにより、アナログ装置を(ワイヤレスマイクロホン、オーディオプロセッサー、ビデオコーデック、スピーカーシステムなどの)オーディオネットワークに簡単に接続できるようになります。XLR仕様およびブロックコネクター仕様が用意されており、いずれもパワーオーバーイーサネット(PoE)を介して1本のネットワークケーブルで音声信号を送受信しつつ、電源も供給できます。ブラウザーベースのウェブアプリケーションでは、同一のネットワークに接続されているどのコンピューターからでも音声とネットワークの設定をコントロールできます。

製品安全情報

安全のための重要注意事項

  1. この説明書をお読みください。
  2. この説明書を保管しておいてください。
  3. 警告事項すべてに留意してください。
  4. すべての指示に従ってください。
  5. この製品は水の近くで使用しないでください。
  6. 掃除は乾いた布でから拭きするだけにしてください。
  7. 通風口を塞がないようにしてください。十分な換気ができるよう余裕を持たせ、メーカーの指示に従って設置してください。
  8. 火、ラジエーターや暖房送風口、ストーブ、その他、熱を発生する機器 (アンプなど) の近くには設置しないでください。火が出る物を製品の上に置かないでください。
  9. 有極プラグやアース付きプラグは安全のために用いられていますので、正しく接続してください。有極プラグは、2本のブレードのうち一方が幅広になっています。アース付きプラグは2本のブレードの他に、3本目のアース端子がついています。幅広のブレードや3本目の棒は、安全のためのものです。これらのプラグがコンセントの差し込み口に合わない場合は、電気工事業者に相談し、コンセントを交換してもらってください。
  10. 電源コードは特にプラグ差し込み部分、延長コード、機器から出ている部分において、引っかかって抜けたり挟まれたりしないように保護してください。
  11. アタッチメントや付属品は必ずメーカー指定のものをご利用ください。
  12. カートやスタンド、三脚、ブラケット、テーブル等はメーカー指定のものか、この装置用に販売されているものを必ずご利用ください。カートに装置を載せて動かす際はつっかけて怪我をしないよう注意してください。

  13. 雷を伴う嵐の際、または長期間使用しない場合は、プラグをコンセントから抜いてください。
  14. 整備の際は、資格のある整備担当者に必ずご相談ください。電源コードやプラグの損傷、液体や異物が装置内に入り込んだ場合、装置が雨や湿気に曝された場合、正常に作動しない場合、装置を落とした場合など、装置が何らかの状態で損傷した場合は、整備が必要です。
  15. 水滴や水しぶきに曝さないでください。液体の入った花瓶などを装置の上に置かないでください。
  16. MAINSプラグまたはアプライアンスカップラーが使用できる状態にしておいてください。
  17. 装置の空気伝播音は70 dB(A)を超えません。
  18. クラスI構造の装置は保護接地接続のある主電源の壁コンセントに接続してください。
  19. 火災や感電の危険を避けるため、本機器は雨や湿気のある場所にさらさないでください。
  20. 本製品の改造は試みないでください。けがや製品の故障の原因となる可能性があります。
  21. 本製品は指定された動作温度範囲内で使用してください。
警告。この表示内容を無視して誤った取り扱いをすると、死亡または重傷を負う可能性が想定される内容です。
注意。この表示内容を無視して誤った取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定される内容です。

スタートガイド

このデバイスには、音声とネットワークプロパティを制御するブラウザベースのウェブアプリケーションが搭載されています。この基本セットアッププロセスを完了すると、次の操作を実行できるようになります:

  • ウェブアプリケーションにアクセスして音声設定とネットワークプロパティをカスタマイズする
  • Dante™ Controllerソフトウェアを使って、他のDanteデバイスに接続して音声を渡す
  • 追加の設定情報にアクセスする

ステップ1:ネットワークへ接続する

  1. イーサネットケーブル(Cat5e以上)を使って、ANI22をネットワークスイッチに接続します。

    注:ネットワークスイッチは、パワーオーバーイーサネット(PoE)を供給する必要があります。全ポートに通電しないスイッチが多くあるため、必ずPoEポートに接続してください。

  2. イーサネットケーブルでコンピュータをネットワークスイッチに接続します

ステップ2:ウェブアプリケーションへアクセスする

  1. Shureデバイスディスカバリーアプリケーション(www.shure.com)をダウンロードしてインストールする
  2. Shureウェブデバイスディスカバリーアプリケーションを開く
  3. デバイスをダブルクリックしてウェブアプリケーションを開きます。

    ヒント:複数のShureデバイスを設定する場合、アプリケーション上のIdentifyボタンを使うと、デバイス上のライトが点滅します。

ステップ3:Dante Controllerソフトウェアでデバイスを接続する

  1. www.audinate.comからDante Controllerソフトウェアをダウンロードしてインストールする
  2. Dante Controllerを使って、他のDanteデバイスとの接続を作成する

注:チャンネルルーティングに関する詳細については、Dante Controllerのユーザーガイドを参照してください(www.audinate.com/resources/technical-documentation

例:ANI22とShure MXA310の接続

  1. Dante送信機のリストでMXA310を見つけて、プラス記号(+)を選択してすべてのチャンネルを表示します。
  2. Dante受信機のリストでANI22を見つけて、プラス記号(+)を選択してすべてのチャンネルを表示します。
  3. MXA310 AUTOMIX OUTとANI22 DANTE INPUT 1が交差する場所のボックスにチェックマークを入れます。

ステップ4:音声を設定する

  1. アナログ機器(スピーカーまたはワイヤレスマイクロホンシステム)をアナログ入力および出力に接続します。接続およびLED計測に関する情報については、本書のハードウェアセクションを参照してください。
  2. ANI22ウェブアプリケーションで、入力と出力レベルを調整して、音声チェックを実施します。詳細については、ウェブアプリケーションのヘルプトピックを参照してください。

詳細を表示する

基本セットアップが完了したら、ウェブアプリケーションへのアクセス権が付与され、デバイス間で音声を受け渡しすることができるようになります。次のようなより詳しい情報は、オンラインおよびヘルプセクションで参照できます:

  • 内蔵パラメトリックイコライザーを使った音質の最適化
  • 外部制御システムのコマンド文字列
  • システム導入図
  • ソフトウェア設定
  • ネットワーキング情報
  • トラブルシューティング
  • 交換パーツおよびアクセサリー

完全なユーザーガイドはhttp://pubs.shure.com/guide/ANI22から閲覧できます

ハードウェアおよび設置

ハードウェア

ブロックコネクターモデル:

XLRモデル:

① 信号/クリップインジケーター

各インジケーターはそれぞれのチャンネルに対応しています。アナログおよびデジタルのゲイン調整は、ウェブアプリケーションを介して行います。

  • 入力チャンネルLEDが赤色に変わった場合は、音源となる機器からのレベルを下げて、入力段でのクリッピングを生じないようにします。
  • 出力チャンネルLEDが赤くなった場合、対応するDanteチャンネルのデジタルゲイン(dB)フェーダーを入力チャンネルタブで下げます。出力レベル(ライン/AUX/マイク)は下げないでください。LEDに示されたクリッピングが最終出力レベルステージの前に発生してしまいます。
LEDの状態 音声信号レベル
オフ -60 dBFS以下
-59 dBFS~-24 dBFS
-23 dBFS~-1 dBFS
赤色 0 dBFS以上

② 音声およびロジック接続

注:ロジック接続は、ブロックコネクターバージョンにのみ搭載されます。

ブロックコネクターピンの割当:

入力
音声 +
音声 -
音声グランド
スイッチ ロジックミュート(マイクロホンから送信)
LED ロジックLED(マイクロホンが受信)
グランド ロジックグランド
出力
音声 +
音声 -
音声グランド

XLRピンの割当:

1 グランド
2 プラス
3 マイナス

③ シャーシグランドねじ

マイクロホンシールド配線をシャーシアースに接続することができます。

④ LEDインジケーター

電源:パワーオーバーイーサネット(PoE)受電しています

注:ネットワークスイッチがPoEを供給しない場合は、PoEインジェクターを使用してください。

ネットワーク:ネットワーク接続が有効です

ネットワーク音声:ネットワーク上にDanteオーディオが流れています

注:エラーの詳細は、ウェブアプリケーションのイベントログで参照できます。

LEDステータス 動作
オフ 有効な信号なし
デバイスは正常に作動しています
赤色 エラーが生じています。詳細はイベントログを参照してください。

暗号化:

LEDステータス 動作
オフ 音声は暗号化されていません
別デバイスとの音声接続が暗号化されました
赤色 暗号化エラー。考えられる原因:
  • 暗号化が1台のデバイスで有効化されているが、別のデバイスでは無効である
  • パスフレーズが一致しない

⑤ Danteネットワークポート

ネットワークスイッチに接続して、Danteオーディオを送り、パワーオーバーイーサネット(PoE)とコントロールソフトウェアからのデータを受け取ります。詳細は Danteおよびネットワークセクションを参照してください。

⑥ リセットボタン

デバイス設定を工場出荷時設定にリセットします。

パワーオーバーイーサネット(PoE)

このデバイスが作動するにはPoEが必要です。デバイスはクラス0クラス3の両方のPoEソースと互換性があります。

パワーオーバーイーサネットは次のいずれかの方法により利用できます:

  • PoEを備えたネットワークスイッチ
  • PoEインジェクターデバイス

リセット

リセットボタンは、リアパネルにある小さな穴の奥にあります。ボタンを押すには、ペーパークリップなどを使用します。

2種類のハードウェアリセット動作があります:

ネットワークリセット(ボタンを4~8秒間押す)

ShureコントロールおよびオーディオネットワークのIP設定をすべて工場出荷時設定にリセットします

完全工場出荷時設定リセット(ボタンを8秒以上押す)

すべてのネットワークとウェブアプリケーション設定を工場出荷時設定に戻します。

ソフトウェアリセットオプション

完全にハードウェアをリセットせずに設定を元に戻すには、次のオプションのいずれかを使用します:

デバイスの再起動:ウェブアプリケーション(settings > factory reset)にある デバイスの再起動ボタンは、デバイスの電源オン/オフを行うことでデバイスをネットワークから切断したようにふるまいます。デバイスは、すべての設定を保持したまま再起動します。

Default Settings: 音声設定を工場出荷時設定に戻すには(デバイス名、IP Settings、およびPasswordsを除く)、 ロードプリセットを選択して、デフォルト設定プリセットを選択します。

設置とラックマウント

オーディオネットワークインターフェースの設置には、次の2種類の固定方法があります。

CRT1 19" ラックトレー (オプションアクセサリー): 最大3つのデバイスをサポートします;ラック内又はテーブルの下取り付け可能。

単一ユニット取り付けトレー(供給アクセサリー):単一デバイスのテーブルの下の取り付けをサポートします

デバイスの固定

取り付けハードウェアキットに含まれているねじを使って Audio Network Interfacesを固定してください。Audio Network Interfaces はどの方向に向くようにも取り付けできます。下図のようにネジを該当する穴に入れてください:

1ユニットマウントトレイに1台のデバイスを固定する場合は、図の様に穴位置を合わせます。

19インチラックトレイにデバイスを3台まで固定する場合は、図の様に穴の位置を合わせます。

ラック耳の取り付け

3台までの Audio Network Interfaces は一つの19-インチラックスペースに取り付けできます。調整可能な ラックの耳が 標準装置ラック内又はテーブルの下取り付けを可能にします。

標準19インチラックマウント

  1. 取付穴が前になるようにラックイヤーを向けます。
  2. 図の様に、ラックイヤーをトレイに固定する3本のねじを取り付けます。

テーブルの下への取り付け方法

  1. 取付穴が上になるようにラックイヤーを向けます。
  2. 図の様に、ラックイヤーをトレイに固定する3本のねじを取り付けます。

テーブル下への設置

  1. トレイをテーブル下の希望の位置に合わせます
  2. テーブルの取付穴の位置に印を付けます。
  3. ドリルでねじ用の下穴を4つ開けます。トレイの穴の直径は7.1 mmです。
  4. コンポーネントをトレイに取り付けます
  5. 4本のねじでトレイをテーブルの下に固定します

信号のフローおよび接続

接続と信号フロー

① アナログ入力(ロジック接続付き)(MX392) 音声信号の伝送用に加え、このバウンダリーマイクロホンは3本のロジック接続用の配線を備えています。これにより、マイクロホンにあるスイッチからロジックミュート信号をネットワーク上の他の機器へ送れるほか、ロジックLEDコントロール信号を受け取ることができます。
② アナログ入力ソース アナログソース(ワイヤレスマイクロホンなど)はアナログライン入力に接続します。
③ アナログ出力デバイス スピーカー、アンプ、または録音デバイスはアナログライン出力に接続します。
④ Dante対応機器 Shure Microflex AdvanceシーリングやテーブルアレイなどのDanteマイクロホンはネットワークスイッチに接続し、Danteコントローラーソフトウェアを用いてルーティングできます。
⑤ 制御CPU ネットワークに接続されたコンピューターは、ウェブアプリケーションにアクセスして、チャンネルレベルと処理を制御します。
⑥ ネットワークスイッチ ネットワークスイッチは、その他すべてのDante対応のオーディオ機器もサポートしながら、パワーオーバーイーサネット(PoE)をANI22に提供します。

サミング

Audio Network Interface は多数の入力信号を組み合わせて一つの出力チャンネルに送信できるチャンネルサミング機能を提供します。これによって限定されたDante 受信チャンネルとアナログ入力を持つデバイスに全てのチャンネルを送ることが出来ます。相対的なチャンネルレベルには影響がありません;このミックスはデバイスで足され一つの出力チャンネル上に送られます。

備考: サミングを有効にした場合は信号オーバーロードを避けるために一つのリミターは有効にされます。このリミターは直接出力に影響を与えず、サムされた信号のみが影響されます。

デフォールトではANI22は信号を次のように扱います:

  • アナログ入力 1 → Dante出力1
  • アナログ入力 2 → Dante出力2
  • Dante入力 1 → アナログ出力 1
  • Dante入力 2 → アナログ出力 2

チャンネルを組み合わせるには以下の中のサミングオプションを選択してください。 チャンネル > 入力.

サミングオプション 信号の送り先
1 + 2
アナログ入力 1 + アナログ入力 2 Dante出力1
Dante出力2
3 + 4
Dante入力 1 + Dante入力 2 アナログ出力 1
アナログ出力 2
1 + 2 / 3 + 4
アナログ入力 1 + アナログ入力 2 Dante出力1
Dante出力2
Dante入力 1 + Dante入力 2 アナログ出力 1
アナログ出力 2

暗号化

音声は、Advanced Encryption Standard(AES-256)を使用して暗号化されており、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)の公表文献FIPS-197で規定されています。暗号化をサポートするShureデバイスでは、接続のためにパスフレーズを入力する必要があります。サードパーティデバイスでは暗号化がサポートされていません。

暗号化を有効にするには:

  1. 設定メニューを開いて、概要タブを選択します。
  2. Enable Encryptionを選択します。
  3. パスフレーズを入力します。すべてのデバイスは同じパフフレーズを使って暗号化された接続を確立する必要があります。

重要:暗号化を有効にするには、ネットワーク上のすべてのShureデバイスが暗号化を使用する必要があります。

システムを構成するためにShure Designerソフトウェアを使用している場合、このトピックの詳細については、Designerのヘルプセクションを確認してください。

ロジックアプリケーション

ブロックコネクターは、3つのロジック信号接続を備えています。ロジック信号はイーサネットコマンド文字列に変換され、イーサネットコマンド文字列に対応するあらゆるデバイス(エコーキャンセラーや制御システムなど)により送受信が行われます。

この図では、Shure MX392 Microflex®マイクロホンがオーディオネットワークインターフェイスに接続されています。各マイクロホンのミュートボタンはロジック信号(スイッチ)を送信して、他のオーディオ機器をミュートします。マイクロホンはロジック信号(LED)を受信するため、マイクロホンLEDの動作には音声システム全体の状態が反映されます。

デバイスの識別

ライトを点滅させてハードウェアを識別するには、デバイスオプションセクションにある識別ボタンを使用します。

パスワードの使用

初期設定ではすべての設定が可能です。設定をパスワードで保護するには、設定メニューを開き概要タブを選択します。この画面では、パスワードの作成または変更ができます。

パスワード設定後は、ログイン画面に読み取り専用オプションが表示されます。読み取り専用モードでは、デバイスパラメーターの表示はできますが、編集はできません。デバイスの識別は有効なままになります。

音声設定

入力レベルの調整

アナログとDanteチャンネルのレベルは、入力タブで調整可能です。

Danteソース

  1. ネットワークインターフェースに届く前での音源のレベルを確認します:
    • ネットワークされたマイクロホンまたはDante音源が標準の出力レベル設定で動作していることを確認します。
    • Microflex Advance™マイクロホンのレベルは、web applicationから調整します。
  2. Network Interfaceweb applicationでデジタルゲインを調整します:
    • フェーダーを使用するか、ゲイン値を入力します。
    • デジタルゲインは、アナログ回路の手前で信号レベルを調整します。
    • これらのレベルは、メーターでピークレベル(0 dB)にならない範囲で、できるだけ大きくなるように設定します。

アナログソース

始める前に、調整可能な出力レベルを持つアナログ機器では標準のレベル設定で動作していることを確認します。アナログゲインは、音声信号がアナログからデジタルに変換される手前でレベル調整します。調整範囲は、最大51 dBで、3 dB単位です。

  1. アナログゲインの設定を、入力信号のレベルに合わせます:
    ソースのレベル ゲイン範囲
    ライン (+4 dBu) 0~+9 dB
    Aux(-10 dBV) +9~+21 dB
    マイクロホン(差異があります) +21~+51 dB
  2. メーターの-18から-9 dBの間にピークが来るようにします。

    注:携帯機器をいずれかのチャンネルに接続する場合には、クリッピングを防止するために、もう少し追加のヘッドルームを持たせることを推奨します。

出力レベルの調整

Dante出力

出力レベルは、デジタルゲイン(dB)フェーダーによってコントロールされます。出力ゲインの前に、必ず入力ゲインを調整します。ほとんどの場合、アナログゲインを正しく設定することで、適切な出力レベルが得られます。低感度のマイクロホンなどの信号のレベルが低い音源では、多少のデジタルゲイン(dB)を加える必要があるかもしれません。出力がクリッピングしている場合、デジタルゲイン(dB) フェーダーを使って信号を弱めます。

注:入力チャンネルでサミングが有効化されている場合、入力セクションのデジタルゲイン(dB)アナログゲイン(dB) コントロールを使ってミックスを調整します。

アナログ出力

Network Interfaceからのoutput levelを、アナログデバイスの入力感度に合わせます:

  • ラインレベル(0 dB)
  • Auxレベル(-20 dB)
  • マイクロホンレベル(-46 dB)

LED信号およびクリッピングインジケーター

各アナログ出力チャンネルには、それぞれに対応するLEDがあります:

緑色:音声信号あり

赤色:音声信号は、クリッピングを生じているので減衰させる必要があります。

メーター表示オプション(プリゲインおよびポストゲイン)

各Danteチャンネルには、信号レベル(dBFS)を測定するメーターがあり、ウェブアプリケーションの入出力セクションの下に表示されます。

プリゲインメーターは、デジタルゲインが適用されていない信号レベルを測定します。これには、2つの入出力チャンネルに対するアナログゲイン調整が反映されています。ポストゲインメーターは、アナログゲインとデジタルゲインの両方が適用された状態で信号を測定します。

計測設定を変更するには、設定メニュー、概要を選択してから、計測設定を調整します。

重要:入力される信号が可変式の場合(例えば、ワイヤレスマイクロホンシステム)、オーディオネットワークインターフェース上でアナログゲインを調整する前に、その信号が標準のレベルに設定されていることを確認します。

パラメトリックイコライザー

パラメトリックイコライザーで周波数特性を調整し、音質を最大限に高めます。

イコライザーの一般的用途:

  • スピーチの了解度の改善
  • 空調システムやビデオプロジェクターからの雑音の低減
  • 部屋の不規則性を軽減
  • PAシステムの周波数特性の調整

システムを構成するためにShure Designerソフトウェアを使用している場合、このトピックの詳細については、Designerのヘルプセクションを確認してください。

フィルターパラメーター設定

周波数特性グラフのアイコンを操作するか、数値を入力してフィルター設定を調整します。フィルターの横にあるチェックボックスでフィルターを無効にできます。

フィルターの種類

一番最初と最後の帯域のみフィルタータイプが選択できます。

パラメトリック:カスタマイズ可能な周波数範囲内の信号を減衰またはブーストします

ローカット:選択した周波数以下の音声信号をロールオフします

ローシェルフ:選択した周波数以下の音声信号を減衰またはブーストします

ハイカット:選択した周波数以上の音声信号をロールオフします

ハイシェルフ:選択した周波数以上の音声信号を減衰またはブーストします

周波数

カット/ブーストするフィルターの中心周波数を選択します

ゲイン

フィルターのレベルを調整します(+/- 30dB

Q

フィルターの影響を受ける周波数範囲を調整します。この値が大きくなるにつれ、帯域幅は狭くなります。

フィルターの影響を受ける周波数範囲を調整します。値はオクターブで表されます。

注:Qおよび幅のパラメーターは、同じ形で等化曲線に影響を及ぼします。相違点は、値の表示方法のみです。

Export Equalizerチャンネル設定をコピー、ペースト、インポートおよびエクスポートする

これらの機能を使用すると、前のインストールから有効なイコライザー設定を使用することが簡単になったり、設定時間を短縮できたりします。

コピーおよびペースト

複数のチャンネルすべてに対して、同じPEQ設定を適用するのに使用します。

  1. PEQスクリーンでプルダウンメニューからチャンネルを選択します。
  2. コピーを選択します。
  3. プルダウンメニューで、PEQ設定に適用するチャンネルを選択してから [Paste] を選択します。

インポートおよびエクスポート

コンピューター上のファイルからPEQ設定を保存して読み込むのに使用します。これは、システムのインストールに使用するコンピューター上に再使用可能な設定のライブラリを作成するのに役立ちます。

エクスポート

PEQ設定を保存するチャンネルを選択し、ファイルにエクスポートを選択します。

インポート

PEQ設定を読み込むチャンネルを選択し、ファイルからインポートを選択します。

イコライザーの用途

会議室の音響は部屋の大きさ、形、建築材料に左右されます。以下の表のガイドラインを使用してください。

EQ用途 推奨設定
音声了解度改善のための高域ブースト ハイシェルフフィルターを加えて、1 kHzよりも3~6dB程度高めます。
空調雑音の低減 ローカットフィルターを加えて、200 Hz以下の周波数を減衰させます。
フラッターエコーおよびシビランスの低減 部屋を「煽る」特定の周波数範囲を特定します:
  1. Q値を狭く設定します
  2. ゲインを+10から+15dB間まで増加させた上で1 kHzから6 kHz間の周波数を試すと、フラッターエコーやシビランスの範囲を特定できます。
  3. 特定された周波数のゲインを下げ(-3から-6dBの間でスタート)、不要な部屋の雑音を最小にします。
部屋の反響や共鳴音を低減します 部屋を「煽る」特定の周波数範囲を特定します:
  1. Q値を狭く設定します。
  2. ゲインを+10から+15dB間まで増加させた上で300 Hzから900 Hz間の周波数を試すと、共鳴周波数を特定できます。
  3. 特定された周波数のゲインを下げ(-3から-6dBの間でスタート)、不要な部屋の雑音を最小にします。

カスタムプリセット

プリセットを使用すると設定のすばやい保存や呼び出しができます。様々な座席配置に合わせて、各デバイスには最大10種類のプリセットを保存できます。プリセットには、デバイス名、IP設定、およびパスワードを除き、すべてのデバイス設定が保存されます。新しい設置へのプリセットのインポートとエクスポートを行うことにより、時間を節約し、ワークフローを改善することができます。プリセットが選択されている場合、プリセットメニューの上に名前が表示されます。変更が行われると、名前の横にアスタリスク (*) が表示されます。

注:工場出荷時設定に戻すには、デフォルト設定プリセットを使用します(デバイス名、IP Settings、およびPasswordsを除く)。

次のプリセットメニューを開いて、プリセットオプションを表示します:

プリセットとして保存: デバイスへの設定を保存します
プリセットをロード: デバイスから設定を開きます
ファイルからインポート: コンピュータからプリセットファイルをデバイスにダウンロードします。ファイルは、ブラウザを介して選択するか、インポートウィンドウにドラッグすることができます。
ファイルにエクスポート: デバイスのプリセットをコンピュータに保存します

ネットワーキングおよびDante

Dante送信フロー

このデバイスは、2つの送信機フローおよび2つの受信機フローまでサポートします。1つのフローは最大4チャンネルから成り、ユニキャストまたはマルチキャスト伝送のいずれかを経由します。

  • ユニキャストフローは、2台のデバイス間の2地点間接続で、1つのフローにつき最大で4チャンネルをサポートします。
  • マルチキャストフローは一対多の送信で、ネットワーク上の複数の受信デバイスへ最大4チャンネルを送信できます。

Shureデバイスアプリケーション

このデバイスは、2台までのDanteデバイスを接続できます。

Shure MXA310、ANI22、ANIUSB-MATRIXおよびANI4INはマルチキャスト伝送をサポートしています。これは、ネットワークが対応可能な台数において、複数のデバイスへフローを伝送できることを意味します。ユニキャストフローを使用する場合、これらのデバイスは2台までのDante受信デバイスに接続できます。

Shure ANI4OUTは、2台までのDante送信デバイスに接続できます。

デバイス名をDanteネットワークにプッシュする

Danteコントローラーに表示されるデバイス名を表示するには、設定>概要へと移動して、 デバイス名に名前を入力します。Danteへのプッシュを選択して、ネットワークに表示される名前を送信します。

注:Danteコントローラーに表示される名前は「-d」が付いています。

QoS (Quality of Service) 設定

QoS設定によりネットワーク上の特定のデータパケットを優先させることで、負荷の大きい大規模ネットワークにおいて信頼性の高い音声配信を確保します。この機能は、多くのマネージドネットワークスイッチに備わっています。必須ではありませんが、QoS設定をすることをお勧めします。

注:サービスの中断を避けるため、変更はネットワーク管理者に依頼してください。

QoS値を割り当てるには、スイッチインタフェースを開き、次の表を使用してDanteに関連づけられているキュー値を割り当てます。

  • タイムクリティカルなPTPイベント用に可能な限り高い値(例として4として表示)を割り当てます。
  • 残りのパケットに低優先度の値を使用します。
Dante QoS優先度値
優先度 用途 DSCPラベル 16進数 10進数 2進数
高 (4) タイムクリティカルPTPイベント CS7 0x38 56 111000
中 (3) オーディオ、PTP EF 0x2E 46 101110
低 (2) (予約済み) CS1 0x08 8 001000
なし (1) その他のトラフィック BestEffort 0x00 0 000000

注:スイッチの管理はメーカーやスイッチタイプによって異なることがあります。個々の設定の詳細については、メーカーの製品ガイドを参照してください。

Danteの要件およびネットワークについては、www.audinate.comを参照してください。

ネットワーク用語集

PTP(高精度時間プロトコル):ネットワーク上のクロックを同期するために使用されます

DSCP(DSコードポイント):レイヤー3のQoS優先度付けに使用される標準の識別方法です

イベントログ

イベントログには、デバイスの電源オン時からの動作の詳細説明が記録されています。ログはアクティビティエントリを最大1,000件まで収集し、最後の電源サイクルに応じてタイムスタンプします。エントリは内部メモリに保管され、デバイスをオフにして再起動してもクリアされません。エクスポート機能を使うと、ログデータを保存してソートするCSV(カンマ区切り値)文書が作成されます。

トラブルシューティングまたはShureシステムサポートへの問い合わせを行う際には、詳細についてログファイルを参照します。

イベントログを表示するには:

  1. 「ヘルプ」メニューを開きます
  2. イベントログの表示を選択します

深刻度レベル

情報

アクションまたはイベントは正常に完了しました

警告

アクションは完了できませんが、全体的な機能は安定しています

エラー

機能を妨げる可能性のある問題が発生しました。

ログ詳細

ノート

IPアドレスとサブネットマスクを含む、イベントとエラーに関する詳細を提供します。

タイムスタンプ

最近の再起動以降のPower cycles:days:hours:minutes:seconds

イベントID

内部参照のためのイベントタイプを示します。

ヒント:フィルタを使用して結果を絞り込みます。カテゴリ見出しを選択してログをソートします。

ANI22コマンド文字列

この資料は次のURLでも参照できます:http://shure.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/6368

デバイスはイーサネットを経由してAMX、Crestron、Extronなどのコントロールシステムに接続されます。

接続:イーサネット(TCP/IP。AMX/Crestronプログラムで「Client」を選択)

ポート:2202

規則

デバイスには4種類の文字列があります。

GET パラメーターのステータスを取得します。AMX/CrestronがGETコマンドを送信した後、ANI22がREPORT文字列で応答します
SET パラメーターのステータスを取得します。AMX/CrestronがSETコマンドを送信した後、ANI22がREPORT文字列で応答し、パラメーターの新しい値を示します。
REP ANI22は、GETコマンドまたはSETコマンドを受信するとREPORTコマンドで応答し、パラメーターのステータスを示します。ANI22上またはGUI経由でパラメーターが変更された場合も、ANI22によってREPORTが送信されます。
SAMPLE オーディオレベルのメーター表示に使用します。

すべてのメッセージはASCIIで送受信されます。レベルインジケーターとゲインインジケーターにもASCIIが使用されることに注意してください

ほとんどのパラメーターは、変更されるとREPORTコマンドを送信します。したがって、絶えずパラメーターを問い合わせる必要はありません。これらのパラメーターのいずれかが変更されると、ANI22はREPORTコマンドを送信します。

以下のすべてのコマンド文字列中の

「x」

の文字はANI22のチャンネルを表し、下表のとおり、0~4のASCII番号になります

00 全チャンネル
01、02 アナログ入力
03、04 アナログ出力

コマンド文字列(共通)

すべて取得する
コマンド文字列:

< GET xx ALL >

xxはASCIIのチャンネル番号(00~04)です。すべてのパラメーターのステータスを更新するには、初回の電源投入時にこのコマンドを使用します。
ANI22応答:

< REP ... >

ANI22はすべてのパラメーターについて個々のReport文字列で応答します。
モデル番号を取得する
コマンド文字列:

< GET MODEL >

ANI22応答:

< REP MODEL {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >

yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyは32文字のモデル番号です。ANI22は常に32文字のモデル番号で応答します。
シリアル番号を取得する
コマンド文字列:

< GET SERIAL_NUM >

ANI22応答:

< REP SERIAL_NUM {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >

yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyは32文字のシリアル番号です。ANI22は常に32文字のシリアル番号で応答します。
チャンネル名を取得する
コマンド文字列:

< GET xx CHAN_NAME

xxはASCIIのチャンネル番号(00~04)です。
ANI22応答:

< REP xx CHAN_NAME {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >

yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyは31文字のユーザー名です。ANI22は常に31文字の名前で応答します。
デバイスIDを取得する
コマンド文字列:

< GET DEVICE_ID >

デバイスIDコマンドにはxのチャンネル文字は含まれません。これは、IDがANI22全体に対して付けられるためです。
ANI22応答:

< REP DEVICE_ID {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >

yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyは31文字のデバイスIDです。ANI22は常に31文字のデバイスIDで応答します。
ファームウェアバージョンを取得する
コマンド文字列:

< GET FW_VER >

ANI22応答:

< REP FW_VER {yyyyyyyyyyyyyyyyyy} >

yyyyyyyyyyyyyyyyyyは18文字です。ANI22は常に18文字で応答します。
プリセットを取得する
コマンド文字列:

< GET PRESET >

ANI22応答:

< REP PRESET nn >

nnはプリセット番号(01~10)です。
プリセットを設定する
コマンド文字列:

< SET PRESET nn >

nnはプリセット番号(1~10)です。(SETコマンドを使用する場合、最初のゼロは任意です)。
ANI22応答:

< REP PRESET nn >

nnはプリセット番号(01~10)です。
プリセット名を取得する
コマンド文字列:

< GET PRESET1 >

< GET PRESET2 >

< GET PRESET3 >

など

これらのコマンドのいずれかをANI22に送信します
ANI22応答:

< REP PRESET1 {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >

< REP PRESET2 {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >

< REP PRESET3 {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >

など

yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyは25文字のデバイスIDです。ANI22は常に25文字のデバイスIDで応答します
オーディオゲインを取得する
コマンド文字列:

< GET xx AUDIO_GAIN_HI_RES >

xxはASCIIのチャンネル番号(01~04)です。
ANI22応答:

< REP xx AUDIO_GAIN_HI_RES yyyy >

yyyyは0000~1400のASCII値です。yyyyは0.1 dBステップの値となります。
オーディオゲインを設定する
コマンド文字列:

< SET xx AUDIO_GAIN_HI_RES yyyy >

yyyyは0000~1400のASCII値です。yyyyは0.1 dBステップの値となります。
ANI22応答:

< REP xx AUDIO_GAIN_HI_RES yyyy >

yyyyは0000~1400のASCII値です。
オーディオゲインをn dB増加させる
コマンド文字列:

< SET xx AUDIO_GAIN_HI_RES INC nn >

nnは0.1 dB単位でのゲイン増加量です。nnは1桁(n)、2桁(nn)、または3桁(nnn)にすることができます。
ANI22応答:

< REP xx AUDIO_GAIN_HI_RES yyyy >

yyyyは0000~1400のASCII値です。
オーディオゲインをn dB減少させる
コマンド文字列:

< SET xx AUDIO_GAIN_HI_RES DEC nn >

nnは0.1 dB単位でのゲイン減少量です。nnは1桁(n)、2桁(nn)、または3桁(nnn)にすることができます。
ANI22応答:

< REP xx AUDIO_GAIN_HI_RES yyyy >

yyyyは0000~1400のASCII値です。
アナログオーディオゲイン値を取得する - 入力
コマンド文字列:

< GET xx AUDIO_GAIN >

xxはASCIIのチャンネル番号(00~02)です。
ANI22応答:

< REP xx AUDIO_GAIN yy >

yyは00~51のASCII値です。yyは3 dBステップの値となります。
アナログオーディオゲイン値を設定する - 入力
コマンド文字列:

< SET xx AUDIO_GAIN yy >

xxはASCIIのチャンネル番号(00~02)です。
ANI22応答:

< REP xx AUDIO_GAIN yy >

yyは00~51のASCII値です。yyは3 dBステップの値となります。
アナログオーディオゲイン値を増加させる - 入力
コマンド文字列:

< GET xx AUDIO_GAIN INC n >

nはゲイン増加の値(3 dBステップ)です。
ANI22応答:

< REP xx AUDIO_GAIN yy >

yyは00~51のASCII値です。yyは3 dBステップの値となります。
アナログオーディオゲイン値を減少させる - 入力
コマンド文字列:

< GET xx AUDIO_GAIN DEC n >

nはゲイン増加の値(3 dBステップ)です。
ANI22応答:

< REP xx AUDIO_GAIN yy >

yyは00~51のASCII値です。yyは3 dBステップの値となります。
チャンネル音声ミュートを取得する
コマンド文字列:

< GET xx AUDIO_MUTE >

xはASCIIのチャンネル番号(00~04)です。
ANI22応答:

< REP xx AUDIO_MUTE ON >

< REP xx AUDIO_MUTE OFF >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
チャンネル音声をミュートにする
コマンド文字列:

< SET xx AUDIO_MUTE ON >

ANI22応答:

< REP xx AUDIO_MUTE ON >

チャンネル音声のミュートを解除する
コマンド文字列:

< SET xx AUDIO_MUTE OFF >

ANI22応答:

< REP xx AUDIO_MUTE OFF >

チャンネル音声ミュートをトグルする
コマンド文字列:

< SET xx AUDIO_MUTE TOGGLE >

ANI22応答:

< REP xx AUDIO_MUTE ON >

< REP xx AUDIO_MUTE OFF >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
デバイス音声ミュートを取得する
コマンド文字列:

< GET DEVICE_AUDIO_MUTE >

ANI22応答:

< REP DEVICE_AUDIO_MUTE ON >

< REP DEVICE_AUDIO_MUTE OFF >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
デバイス音声ミュートを設定する
コマンド文字列:

< SET DEVICE_AUDIO_MUTE ON >

< SET DEVICE_AUDIO_MUTE OFF >

< SET DEVICE_AUDIO_MUTE TOGGLE >

これらのコマンドのいずれかをANI22に送信します。
ANI22応答:

< REP DEVICE_AUDIO_MUTE ON >

< REP DEVICE_AUDIO_MUTE OFF >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
アナログ出力ゲインスイッチを取得する
コマンド文字列:

< GET xx AUDIO_OUT_LVL_SWITCH >

xxはASCIIチャンネル番号(00、03、04のいずれか)です。
ANI22応答:

< REP xx AUDIO_OUT_LVL_SWITCH LINE_LVL >

< REP xx AUDIO_OUT_LVL_SWITCH AUX_LVL >

< REP xx AUDIO_OUT_LVL_SWITCH MIC_LVL >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
アナログ出力ゲインスイッチを設定する
コマンド文字列:

< SET xx AUDIO_OUT_LVL_SWITCH LINE_LVL >

< SET xx AUDIO_OUT_LVL_SWITCH AUX_LVL >

< SET xx AUDIO_OUT_LVL_SWITCH MIC_LVL >

xxはASCIIのチャンネル番号(00、03、04のいずれか)です。これらのコマンドのいずれかをANI22に送信します。
ANI22応答:

< REP xx AUDIO_OUT_LVL_SWITCH LINE_LVL >

< REP xx AUDIO_OUT_LVL_SWITCH AUX_LVL >

< REP xx AUDIO_OUT_LVL_SWITCH MIC_LVL >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
ANI22のライトを点滅させる
コマンド文字列:

< SET FLASH ON >

< SET FLASH OFF >

これらのコマンドのいずれかをANI22に送信します。点滅は30秒後に自動的にオフになります。
ANI22応答:

< REP FLASH ON >

< REP FLASH OFF >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
メーターをオンにする
コマンド文字列:

< SET METER_RATE sssss >

sssssはミリ秒単位でのメーター応答速度です。設定sssssが0のときメーターはオフになります。最小の設定は100ミリ秒です。初期設定ではメーターはオフになっています。
ANI22応答:

< REP METER_RATE sssss >

< SAMPLE aaa bbb ccc ddd >

aaaやbbbなどは受信したオーディオレベルの値(000~060)です。

aaa= input 1

bbb= input 2

ccc= output 1

ddd= output 2

メーターを停止する
コマンド文字列:

< SET METER_RATE 0 >

値は00000とも入力できます。
ANI22応答:

< REP METER_RATE 00000 >

LED照度を取得する
コマンド文字列:

< GET LED_BRIGHTNESS >

ANI22応答:

< REP LED_BRIGHTNESS n >

nは以下の値となります:

0 = LED非点灯

1=LED減光

2 = LED初期設定

LED照度を設定する
コマンド文字列:

< SET LED_BRIGHTNESS n >

nは以下の値となります:

0 = LED非点灯

1=LED減光

2 = LED初期設定

ANI22応答:

< REP LED_BRIGHTNESS n >

音声クリップインジケータを取得する
コマンド文字列:

< GET xx AUDIO_OUT_CLIP_INDICATOR >

xxはASCIIのチャンネル番号(00~04)です。
ANI22応答:

< REP xx AUDIO_OUT_CLIP_INDICATOR ON >

< REP xx AUDIO_OUT_CLIP_INDICATOR OFF >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
音声IPアドレスを取得する
コマンド文字列:

< GET IP_ADDR_NET_AUDIO_PRIMARY >

ANI22応答:

< REP IP_ADDR_NET_AUDIO_PRIMARY {yyyyyyyyyyyyyyy} >

yyyyyyyyyyyyyyyは、15桁のIPアドレスです。
音声サブネットアドレスを取得する
コマンド文字列:

< GET IP_SUBNET_NET_AUDIO_PRIMARY >

ANI22応答:

< REP IP_SUBNET_NET_AUDIO_PRIMARY {yyyyyyyyyyyyyyy} >

yyyyyyyyyyyyyyyは、15桁のサブネットアドレスです。
音声ゲートウェイアドレスを取得する
コマンド文字列:

< GET IP_GATEWAY_NET_AUDIO_PRIMARY >

ANI22応答:

< REP IP_GATEWAY_NET_AUDIO_PRIMARY {yyyyyyyyyyyyyyy} >

yyyyyyyyyyyyyyyは、15桁のゲートウェイアドレスです。
リミッタステータスを取得する
コマンド文字列:

< GET LIMITER_ENGAGED >

リミッタによって信号レベルが減少しているかが示されます。
ANI22応答:

< REP LIMITER_ENGAGED ON >

< REP LIMITER_ENGAGED OFF >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
暗号化ステータスを取得する
コマンド文字列:

< GET xx ENCRYPTION_CH >

ANI22応答:

< REP xx ENCRYPTION_CH ON >

< REP xx ENCRYPTION_CH OFF >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
ファンタム電源ステータスを取得する
コマンド文字列:

< GET xx PHANTOM_PWR_ENABLE >

ANI22応答:

< REP xx PHANTOM_PWR_ENABLE ON >

< REP xx PHANTOM_PWR_ENABLE OFF >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
ファンタム電源をオン/オフにする
コマンド文字列:

< SET xx PHANTOM_PWR_ENABLE ON >

< SET xx PHANTOM_PWR_ENABLE OFF >

これらのコマンドのいずれかをANI22に送信します。
ANI22応答:

< REP xx PHANTOM_PWR_ENABLE ON >

< REP xx PHANTOM_PWR_ENABLE OFF >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
ANI22を再起動する
コマンド文字列:

< SET REBOOT >

ANI22応答:

< REP REBOOT >

エラーイベントを取得する
コマンド文字列:

< GET LAST_ERROR_EVENT >

ANI22に記録された前回のエラーを取得します。
ANI22応答:

< REP LAST_ERROR_EVENT {yyyyyyyyyyyyyyy} >

yyyyyyyyyyyyyyyは、最大で128までの文字です。
PEQフィルター有効を取得する
コマンド文字列:

< GET xx PEQ yy >

xxはPEQブロック(01~04)です。yyはブロック内のPEQフィルター(01~04)です。00は、すべてのブロックまたはすべてのフィルターに対して使用できます。
ANI22応答:

< REP xx PEQ yy ON >

< REP xx PEQ yy OFF >

PEQフィルター有効を設定する
コマンド文字列:

< SET xx PEQ yy ON >

< SET xx PEQ yy OFF >

これらのコマンドのいずれかをANI22に送信します。
ANI22応答:

< REP xx PEQ yy ON >

< REP xx PEQ yy OFF >

xxはPEQブロック(01~04)です。yyはブロック内のPEQフィルター(01~04)です。00は、すべてのブロックまたはすべてのフィルターに対して使用できます。
オーディオサミングモードを取得する
コマンド文字列:

< GET AUDIO_SUMMING_MODE >

ANI22応答:

< REP AUDIO_SUMMING_MODE OFF >

< REP AUDIO_SUMMING_MODE 1+2 >

< REP AUDIO_SUMMING_MODE 3+4 >

< REP AUDIO_SUMMING_MODE 1+2/3+4 >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
オーディオサミングモードを設定する
コマンド文字列:

< SET AUDIO_SUMMING_MODE OFF >

< SET AUDIO_SUMMING_MODE 1+2 >

< SET AUDIO_SUMMING_MODE 3+4 >

< SET AUDIO_SUMMING_MODE 1+2/3+4 >

これらのコマンドのいずれかをANI22に送信します。
ANI22応答:

< REP AUDIO_SUMMING_MODE OFF >

< REP AUDIO_SUMMING_MODE 1+2 >

< REP AUDIO_SUMMING_MODE 3+4 >

< REP AUDIO_SUMMING_MODE 1+2/3+4 >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
マイクロジックスイッチ出力を取得する
コマンド文字列:

< GET HW_GATING_LOGIC >

ANI22応答:

< REP HW_GATING_LOGIC ON >

< REP HW_GATING_LOGIC OFF >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
マイクロジックLED入力を取得する
コマンド文字列:

< GET CHAN_LED_IN_STATE >

ANI22応答:

< REP CHAN_LED_IN_STATE ON >

< REP CHAN_LED_IN_STATE OFF >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
マイクロジックLED入力を設定する
コマンド文字列:

< SET CHAN_LED_IN_STATE ON >

< SET CHAN_LED_IN_STATE OFF >

これらのコマンドのいずれかをANI22に送信します。
ANI22応答:

< REP CHAN_LED_IN_STATE ON >

< REP CHAN_LED_IN_STATE OFF >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
入力メーター表示モードを取得する
コマンド文字列:

< GET INPUT_METER_MODE >

ANI22応答:

< REP INPUT_METER_MODE PRE_FADER >

< REP INPUT_METER_MODE POST_FADER >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。
入力メーター表示モードを設定する
コマンド文字列:

< SET INPUT_METER_MODE PRE_FADER >

< SET INPUT_METER_MODE POST_FADER >

これらのコマンドのいずれかをANI22に送信します。
ANI22応答:

< REP INPUT_METER_MODE PRE_FADER >

< REP INPUT_METER_MODE POST_FADER >

ANI22はこれらのいずれかの文字列で応答します。

重要な製品情報

本機器はプロのオーディオ用途用です。

注:このデバイスは公共のインターネットネットワークに直接接続されることを意図していません。

環境E2へのEMC適合:業務用および軽産業用。テストは、同梱および推奨のケーブル使用に基づきます。シールド(スクリーン)型以外のケーブルを使用した場合はEMC性能が低下します。

Shure社によって明示的に承認されていない変更または修正を加えると、この機器を操作する 権利が無効になります。

産業のカナダICES-003コンプライアンスレベル:CAN ICES-3 (B)/NMB-3(B)

電池、パッケージ、電子廃棄物については地域のリサイクル方法に従ってください。

ユーザー情報

本機器はテストされFCC規定パート15に従いクラスBデジタル機器に適合しますが、制限があります。これらの制限は、住宅地域において設置する際、有害な電波干渉から機器を適度に保護するためのものです。本機器は電磁波を発生・使用し、放射する場合があります。取扱説明書に従って設置しないと無線通信に電波干渉が起こります。また、設置状況に関わらず妨害を引き起こす可能性もあります。本機器によりラジオやテレビの受信に電波干渉が起こるようであれば(これは、機器の電源を一度切ってから入れるとわかります)、次の手段を1つまたは複数用いて電波干渉を防いでください。

  • 受信アンテナを別の方向に向けるか、別の場所に移す。
  • 機器と受信機の設置間隔を広げる。
  • 受信機を接続しているコンセントとは別の回路にあるコンセントに機器を接続する。
  • 販売店または熟練したラジオ/テレビ技術者に相談する。

FCCパート15Bの認証条項により認可。

CE適合宣言書は以下より入手可能です:www.shure.com/europe/compliance

ヨーロッパ認定代理店:

Shure Europe GmbH

ヨーロッパ、中東、アフリカ地域本部:

部門:EMEA承認

Jakob-Dieffenbacher-Str.12

75031 Eppingen, Germany

TEL:+49-7262-92 49 0

FAX:+49-7262-92 49 11 4

Eメール:info@shure.de

本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満たし、CEマークに適合しています。

CE適合宣言書はShure社またはShure社の欧州担当部より入手することができます。問い合わせ先についてはvisit www.shure.comを参照してください

仕様

アナログ接続

Inputs (入力) アクティブバランス ANI22-XLR (2) XLRコネクター
ANI22-BLOCK (2) 6ピンブロックコネクター
出力 インピーダンスバランス ANI22-XLR (2) XLRコネクター
ANI22-BLOCK (2) 3ピンブロックコネクター

ネットワーク接続 (Danteデジタルオーディオ)

(1) RJ45

チャンネル数: 2 Inputs (入力), 2 出力

極性

非反転、すべての入力から出力

使用電源

パワーオーバーイーサネット(PoE), クラス0. (PoE Plus 対応).

消費電力

11W, 最大

質量

672  g (1.5 lb)

寸法

高さ×幅×奥行き

4 x 14 x 12.8 cm (1.6 x 5.5 x 5.0 インチ)

制御アプリケーション

HTML5ブラウザベース

動作温度範囲

−6.7°C (20°F)40°C (104°F)

保管温度範囲

−29°C (-20°F)74°C (165°F)

熱出力損失

最大 12.1 W (41.3 BTU/時)
標準 9.8 W (33.7 BTU/時)

音声

周波数特性

±1dB

2020,000 Hz

Danteデジタルオーディオ

サンプリングレート 48 kHz
ビット深度 24

遅延

Danteレイテンシーを含みません アナログ-Dante 0.35 ms
Dante-アナログ 0.71 ms

アナログゲイン 範囲

調節式 3 dB刻み

51dB

ダイナミックレンジ (アナログ-Dante)

20 Hz~20 kHz, Aウェイト, 標準

113dB

等価入力ノイズ

20 Hz~20 kHz, Aウェイト, 150Ω端子か入力

アナログ ゲインの設定= +0dB -93 dBV
アナログ ゲインの設定= +27dB -119 dBV
アナログ ゲインの設定= +51dB -130 dBV

THD(全高周波歪率)

@ 1 kHz, 0 dBV 入力, 0dB アナログゲイン

<0.05%

同相除去比

150Ωバランスソース @ 1 kHz

>70dB

入力インピーダンス

5 kΩ

出力インピーダンス

150 Ω

入力 クリッピングレベル

アナログ ゲインの設定= +0dB +20 dBV
アナログ ゲインの設定= +27dB -7 dBV
アナログ ゲインの設定= +51dB -31 dBV

アナログ出力レベル

選択可能 Line 0dB
Aux - 20dB
マイクロホン -46dB

組み込み デジタル信号処理

チャンネル毎 イコライザー (4バンドパラメトリック, Danteチャンネル名), ミュート, リミッター, ゲイン (140dB 範囲)
システム チャンネルサミング

ネットワーク

ケーブル要件

Cat 5e以上 (シールドケーブル推奨)

アクセサリー

付属品

ハードウェアキット(XLRモデル) 90A29254
ハードウェアキット(ブロックコネクターモデル) 90B33522
取り付けブラケット(1/3ラックユニット) 53A27742

オプション及び交換パーツ

19インチラックトレイ CRT1