このデバイスには、音声とネットワークプロパティを制御するブラウザベースのウェブアプリケーションが搭載されています。この基本セットアッププロセスを完了すると、次の操作を実行できるようになります:
注:ネットワークスイッチは、パワーオーバーイーサネット(PoE)を供給する必要があります。全ポートに通電しないスイッチが多くあるため、必ずPoEポートに接続してください。
ヒント:複数のShureデバイスを設定する場合、アプリケーション上のIdentifyボタンを使うと、デバイス上のライトが点滅します。
注:チャンネルルーティングに関する詳細については、Dante Controllerのユーザーガイドを参照してください(www.audinate.com/resources/technical-documentation)
基本セットアップが完了したら、ウェブアプリケーションへのアクセス権が付与され、デバイス間で音声を受け渡しすることができるようになります。次のようなより詳しい情報は、オンラインおよびヘルプセクションで参照できます:
完全なユーザーガイドはhttp://pubs.shure.com/guide/ANI22から閲覧できます
Shure ANI22オーディオネットワークインターフェイスでは、Dante-アナログ変換用に2つのチャンネルを、アナログ-Dante変換用にもう2つのチャンネルを使用できます。この単一のインターフェイスにより、アナログ装置を(ワイヤレスマイクロホン、オーディオプロセッサー、ビデオコーデック、スピーカーシステムなどの)オーディオネットワークに簡単に接続できるようになります。XLR仕様およびブロックコネクター仕様が用意されており、いずれもパワーオーバーイーサネット(PoE)を介して1本のネットワークケーブルで音声信号を送受信しつつ、電源も供給できます。ブラウザーベースのウェブアプリケーションでは、同一のネットワークに接続されているどのコンピューターからでも音声とネットワークの設定をコントロールできます。
ブロックコネクターモデル:
XLRモデル:
① 信号/クリップインジケーター
各インジケーターはそれぞれのチャンネルに対応しています。アナログおよびデジタルのゲイン調整は、ウェブアプリケーションを介して行います。
LEDの状態 | 音声信号レベル |
---|---|
オフ | -60 dBFS以下 |
緑 | -59 dBFS~-24 dBFS |
黄 | -23 dBFS~-1 dBFS |
赤色 | 0 dBFS以上 |
② 音声およびロジック接続
注:ロジック接続は、ブロックコネクターバージョンにのみ搭載されます。
ブロックコネクターピンの割当:
![]() |
音声 + |
![]() |
音声 - |
![]() |
音声グランド |
スイッチ | ロジックミュート(マイクロホンから送信) |
LED | ロジックLED(マイクロホンが受信) |
グランド | ロジックグランド |
![]() |
音声 + |
![]() |
音声 - |
![]() |
音声グランド |
XLRピンの割当:
1 | グランド |
2 | プラス |
3 | マイナス |
③ シャーシグランドねじ
マイクロホンシールド配線をシャーシアースに接続することができます。
④ LEDインジケーター
電源:パワーオーバーイーサネット(PoE)受電しています
注:ネットワークスイッチがPoEを供給しない場合は、PoEインジェクターを使用してください。
ネットワーク:ネットワーク接続が有効です
ネットワーク音声:ネットワーク上にDanteオーディオが流れています
注:エラーの詳細は、ウェブアプリケーションのイベントログで参照できます。
LEDステータス | 動作 |
---|---|
オフ | 有効な信号なし |
緑 | デバイスは正常に作動しています |
赤色 | エラーが生じています。詳細はイベントログを参照してください。 |
暗号化:
LEDステータス | 動作 |
---|---|
オフ | 音声は暗号化されていません |
緑 | 別デバイスとの音声接続が暗号化されました |
赤色 | 暗号化エラー。考えられる原因:
|
⑤ Danteネットワークポート
ネットワークスイッチに接続して、Danteオーディオを送り、パワーオーバーイーサネット(PoE)とコントロールソフトウェアからのデータを受け取ります。詳細は Danteおよびネットワークセクションを参照してください。
⑥ リセットボタン
デバイス設定を工場出荷時設定にリセットします。
このデバイスが作動するにはPoEが必要です。デバイスはクラス0とクラス3の両方のPoEソースと互換性があります。
パワーオーバーイーサネットは次のいずれかの方法により利用できます:
リセットボタンは、リアパネルにある小さな穴の奥にあります。ボタンを押すには、ペーパークリップなどを使用します。
2種類のハードウェアリセット動作があります:
ネットワークリセット(ボタンを4~8秒間押す)
ShureコントロールおよびオーディオネットワークのIP設定をすべて工場出荷時設定にリセットします
完全工場出荷時設定リセット(ボタンを8秒以上押す)
ネットワークとDesignerのすべての設定を工場出荷時設定に戻します。
完全にハードウェアをリセットせずに設定を元に戻すには、次のオプションのいずれかを使用します:
デバイスの再起動:電源オン/オフを行うことでデバイスをネットワークから切断したようにふるまいます。デバイスは、すべての設定を保持したまま再起動します。
Default Settings:音声設定を工場出荷時設定に戻すには(デバイス名、IP Settings、およびPasswordsを除く)、ロードプリセットを選択して、デフォルト設定プリセットを選択します。
ライトを点滅させてハードウェアを識別するには、デバイスオプションセクションにある識別ボタンを使用します。
オーディオネットワークインターフェースの設置には、次の2種類の固定方法があります。
CRT1 19" ラックトレー (オプションアクセサリー): 最大3つのデバイスをサポートします;ラック内又はテーブルの下取り付け可能。
単一ユニット取り付けトレー(供給アクセサリー):単一デバイスのテーブルの下の取り付けをサポートします
取り付けハードウェアキットに含まれているねじを使って Audio Network Interfacesを固定してください。Audio Network Interfaces はどの方向に向くようにも取り付けできます。下図のようにネジを該当する穴に入れてください:
1ユニットマウントトレイに1台のデバイスを固定する場合は、図の様に穴位置を合わせます。
19インチラックトレイにデバイスを3台まで固定する場合は、図の様に穴の位置を合わせます。
3台までの Audio Network Interfaces は一つの19-インチラックスペースに取り付けできます。調整可能な ラックの耳が 標準装置ラック内又はテーブルの下取り付けを可能にします。
+48V(ファンタム電源)
選択されたチャンネルに+ 48Vファンタム電源を供給します
極性の反転
各Danteチャンネルには、入力信号の位相を反転させるためのチェックボックスがあります。
アナログゲイン
ゲインを調節し、アナログ音声がデジタル音声に変換される前の入力信号レベルを最適化します。
デジタルゲイン
デジタル信号レベルを調節し、ネットワーク上の信号強度を最適化します。
ミュートグループ
ミュートグループボックスにチェックを付けると、そのチャンネルはグループに追加されます。ミュートグループ内のいずれかのチャンネルをミュートすると、グループ内のすべてのチャンネルがミュートされます。
フェーダーグループ
フェーダーグループボックスにチェックを付けると、そのチャンネルはグループに追加されます。グループ内のすべてのフェーダーがリンクされ、1つのフェーダーを調節すると、グループ全体が一緒に動きます。
ロジックスイッチインジケーター
オーディオネットワークインターフェースがマイクロホンからスイッチロジック信号を受信すると点灯します。
注:ブロックコネクターバージョンにのみ搭載されます。
ロジックLEDインジケーター
オーディオネットワークインターフェースがコントロールシステムからネットワークを経由してLEDロジック信号を受信すると点灯します。
注:ブロックコネクターバージョンにのみ搭載されます。
Audio Network Interface は多数の入力信号を組み合わせて一つの出力チャンネルに送信できるチャンネルサミング機能を提供します。これによって限定されたDante 受信チャンネルとアナログ入力を持つデバイスに全てのチャンネルを送ることが出来ます。相対的なチャンネルレベルには影響がありません;このミックスはデバイスで足され一つの出力チャンネル上に送られます。
備考: サミングを有効にした場合は信号オーバーロードを避けるために一つのリミターは有効にされます。このリミターは直接出力に影響を与えず、サムされた信号のみが影響されます。
デフォールトではANI22は信号を次のように扱います:
チャンネルを組み合わせるには以下の中のサミングオプションを選択してください。
.サミングオプション | 信号の送り先 |
---|---|
1 + 2 | |
アナログ入力 1 + アナログ入力 2 | Dante出力1 |
Dante出力2 | |
3 + 4 | |
Dante入力 1 + Dante入力 2 | アナログ出力 1 |
アナログ出力 2 | |
1 + 2 / 3 + 4 | |
アナログ入力 1 + アナログ入力 2 | Dante出力1 |
Dante出力2 | |
Dante入力 1 + Dante入力 2 | アナログ出力 1 |
アナログ出力 2 |
アナログとDanteチャンネルのレベルは、入力タブで調整可能です。
始める前に、調整可能な出力レベルを持つアナログ機器では標準のレベル設定で動作していることを確認します。アナログゲインは、音声信号がアナログからデジタルに変換される手前でレベル調整します。調整範囲は、最大51 dBで、3 dB単位です。
ソースのレベル | ゲイン範囲 |
---|---|
ライン (+4 dBu) | 0~+9 dB |
Aux(-10 dBV) | +9~+21 dB |
マイクロホン(差異があります) | +21~+51 dB |
注:携帯機器をいずれかのチャンネルに接続する場合には、クリッピングを防止するために、もう少し追加のヘッドルームを持たせることを推奨します。
出力レベルは、デジタルゲイン(dB)フェーダーによってコントロールされます。出力ゲインの前に、必ず入力ゲインを調整します。ほとんどの場合、アナログゲインを正しく設定することで、適切な出力レベルが得られます。低感度のマイクロホンなどの信号のレベルが低い音源では、多少のデジタルゲイン(dB)を加える必要があるかもしれません。出力がクリッピングしている場合、デジタルゲイン(dB) フェーダーを使って信号を弱めます。
注:入力チャンネルでサミングが有効化されている場合、入力セクションのデジタルゲイン(dB) とアナログゲイン(dB) コントロールを使ってミックスを調整します。
Network Interfaceからのoutput levelを、アナログデバイスの入力感度に合わせます:
各アナログ出力チャンネルには、それぞれに対応するLEDがあります:
緑色:音声信号あり
赤色:音声信号は、クリッピングを生じているので減衰させる必要があります。
各Danteチャンネルには、信号レベル(dBFS)を測定するメーターがあり、ウェブアプリケーションの入出力セクションの下に表示されます。
プリゲインメーターは、デジタルゲインが適用されていない信号レベルを測定します。これには、2つの入出力チャンネルに対するアナログゲイン調整が反映されています。ポストゲインメーターは、アナログゲインとデジタルゲインの両方が適用された状態で信号を測定します。
計測設定を変更するには、設定メニュー、概要を選択してから、計測設定を調整します。
重要:入力される信号が可変式の場合(例えば、ワイヤレスマイクロホンシステム)、オーディオネットワークインターフェース上でアナログゲインを調整する前に、その信号が標準のレベルに設定されていることを確認します。
パラメトリックイコライザーで周波数特性を調整し、音質を最大限に高めます。
イコライザーの一般的用途:
システムを構成するためにShure Designerソフトウェアを使用している場合、このトピックの詳細については、Designerのヘルプセクションを確認してください。
周波数特性グラフのアイコンを操作するか、数値を入力してフィルター設定を調整します。フィルターの横にあるチェックボックスでフィルターを無効にできます。
フィルターの種類
一番最初と最後の帯域のみフィルタータイプが選択できます。
パラメトリック:カスタマイズ可能な周波数範囲内の信号を減衰またはブーストします
ローカット:選択した周波数以下の音声信号をロールオフします
ローシェルフ:選択した周波数以下の音声信号を減衰またはブーストします
ハイカット:選択した周波数以上の音声信号をロールオフします
ハイシェルフ:選択した周波数以上の音声信号を減衰またはブーストします
周波数
カット/ブーストするフィルターの中心周波数を選択します
ゲイン
フィルターのレベルを調整します(+/- 30dB)
Q
フィルターの影響を受ける周波数範囲を調整します。この値が大きくなるにつれ、帯域幅は狭くなります。
幅
フィルターの影響を受ける周波数範囲を調整します。値はオクターブで表されます。
注:Qおよび幅のパラメーターは、同じ形で等化曲線に影響を及ぼします。相違点は、値の表示方法のみです。
これらの機能を使用すると、前のインストールから有効なイコライザー設定を使用することが簡単になったり、設定時間を短縮できたりします。
複数のチャンネルすべてに対して、同じPEQ設定を適用するのに使用します。
コンピューター上のファイルからPEQ設定を保存して読み込むのに使用します。これは、システムのインストールに使用するコンピューター上に再使用可能な設定のライブラリを作成するのに役立ちます。
エクスポート
PEQ設定を保存するチャンネルを選択し、ファイルにエクスポートを選択します。
インポート
PEQ設定を読み込むチャンネルを選択し、ファイルからインポートを選択します。
会議室の音響は部屋の大きさ、形、建築材料に左右されます。以下の表のガイドラインを使用してください。
EQ用途 | 推奨設定 |
---|---|
音声了解度改善のための高域ブースト | ハイシェルフフィルターを加えて、1 kHzよりも3~6dB程度高めます。 |
空調雑音の低減 | ローカットフィルターを加えて、200 Hz以下の周波数を減衰させます。 |
フラッターエコーおよびシビランスの低減 | 部屋を「煽る」特定の周波数範囲を特定します:
|
部屋の反響や共鳴音を低減します | 部屋を「煽る」特定の周波数範囲を特定します:
|
プリセットを使用すると設定のすばやい保存や呼び出しができます。様々な座席配置に合わせて、各デバイスには最大10種類のプリセットを保存できます。プリセットには、デバイス名、IP設定、およびパスワードを除き、すべてのデバイス設定が保存されます。新しい設置へのプリセットのインポートとエクスポートを行うことにより、時間を節約し、ワークフローを改善することができます。プリセットが選択されている場合、プリセットメニューの上に名前が表示されます。変更が行われると、名前の横にアスタリスク (*) が表示されます。
注:工場出荷時設定に戻すには、デフォルト設定プリセットを使用します(デバイス名、IP Settings、およびPasswordsを除く)。
次のプリセットメニューを開いて、プリセットオプションを表示します:
プリセットとして保存: | デバイスへの設定を保存します |
プリセットをロード: | デバイスから設定を開きます |
ファイルからインポート: | コンピュータからプリセットファイルをデバイスにダウンロードします。ファイルは、ブラウザを介して選択するか、インポートウィンドウにドラッグすることができます。 |
ファイルにエクスポート: | デバイスのプリセットをコンピュータに保存します |
① アナログ入力(ロジック接続付き)(MX392)
音声信号の伝送用に加え、このバウンダリーマイクロホンは3本のロジック接続用の配線を備えています。これにより、マイクロホンにあるスイッチからロジックミュート信号をネットワーク上の他の機器へ送り、ロジックLEDコントロール信号を受け取ることができます。
② アナログ入力ソース
アナログソース(ワイヤレスマイクロホンなど)はアナログ入力に接続します。
③ アナログ出力デバイス
スピーカー、アンプ、または録音デバイスはアナログライン出力に接続します。
④ Dante対応機器
Shure Microflex AdvanceシーリングやテーブルアレイなどのDanteマイクロホンはネットワークスイッチに接続し、Danteコントローラーソフトウェアを用いてルーティングできます。
⑤ 制御CPU
ネットワークに接続されたコンピューターは、ウェブアプリケーションにアクセスして、チャンネルレベルと処理を制御します。
⑥ ネットワークスイッチ
ネットワークスイッチは、その他すべてのDante対応のオーディオ機器もサポートしながら、パワーオーバーイーサネット(PoE)をANI22に提供します。
ブロックコネクターは、3つのロジック信号接続を備えています。ロジック信号はイーサネットコマンド文字列に変換され、イーサネットコマンド文字列に対応するあらゆるデバイス(エコーキャンセラーや制御システムなど)により送受信が行われます。
この図では、Shure MX392 Microflex®マイクロホンがオーディオネットワークインターフェイスに接続されています。各マイクロホンのミュートボタンはロジック信号(スイッチ)を送信して、他のオーディオ機器をミュートします。マイクロホンはロジック信号(LED)を受信するため、マイクロホンLEDの動作には音声システム全体の状態が反映されます。
音声は、Advanced Encryption Standard(AES-256)を使用して暗号化されており、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)の公表文献FIPS-197で規定されています。暗号化をサポートするShureデバイスでは、接続のためにパスフレーズを入力する必要があります。サードパーティデバイスでは暗号化がサポートされていません。
暗号化を有効にするには:
重要:暗号化を有効にするには、ネットワーク上のすべてのShureデバイスが暗号化を使用する必要があります。
システムを構成するためにShure Designerソフトウェアを使用している場合、このトピックの詳細については、Designerのヘルプセクションを確認してください。
このデバイスは、2つの送信機フローおよび2つの受信機フローまでサポートします。1つのフローは最大4チャンネルから成り、ユニキャストまたはマルチキャスト伝送のいずれかを経由します。
このデバイスは、2台までのDanteデバイスを接続できます。
Shure MXA310、ANI22、ANIUSB-MATRIXおよびANI4INはマルチキャスト伝送をサポートしています。これは、ネットワークが対応可能な台数において、複数のデバイスへフローを伝送できることを意味します。ユニキャストフローを使用する場合、これらのデバイスは2台までのDante受信デバイスに接続できます。
Shure ANI4OUTは、2台までのDante送信デバイスに接続できます。
Danteコントローラーに表示されるデバイス名を表示するには、設定>概要へと移動して、 デバイス名に名前を入力します。Danteへのプッシュを選択して、ネットワークに表示される名前を送信します。
注:Danteコントローラーに表示される名前は「-d」が付いています。
このデバイスは、Dante Domain Managerソフトウェア(DDM)と互換性があります。DDMは、DanteネットワークおよびDante対応製品のユーザー認証、役割ベースのセキュリティ、および監査機能を有効にするネットワーク管理ソフトウェアです。
DDMによって制御されるShureデバイスの考慮事項:
詳細については、Dante Domain Managerドキュメントを参照してください。
QoS設定によりネットワーク上の特定のデータパケットを優先させることで、負荷の大きい大規模ネットワークにおいて信頼性の高い音声配信を確保します。この機能は、多くのマネージドネットワークスイッチに備わっています。必須ではありませんが、QoS設定をすることをお勧めします。
注:サービスの中断を避けるため、変更はネットワーク管理者に依頼してください。
QoS値を割り当てるには、スイッチインタフェースを開き、次の表を使用してDanteに関連づけられているキュー値を割り当てます。
優先度 | 用途 | DSCPラベル | 16進数 | 10進数 | 2進数 |
---|---|---|---|---|---|
高 (4) | タイムクリティカルPTPイベント | CS7 | 0x38 | 56 | 111000 |
中 (3) | オーディオ、PTP | EF | 0x2E | 46 | 101110 |
低 (2) | (予約済み) | CS1 | 0x08 | 8 | 001000 |
なし (1) | その他のトラフィック | BestEffort | 0x00 | 0 | 000000 |
注:スイッチの管理はメーカーやスイッチタイプによって異なることがあります。個々の設定の詳細については、メーカーの製品ガイドを参照してください。
Danteの要件およびネットワークについては、www.audinate.comを参照してください。
PTP(高精度時間プロトコル):ネットワーク上のクロックを同期するために使用されます
DSCP(DSコードポイント):レイヤー3のQoS優先度付けに使用される標準の識別方法です
ポート | TCP/UDP | プロトコル | 説明 | 工場出荷時設定 |
---|---|---|---|---|
21 | tcp | FTP | ファームウェアの更新に必要(その他のときは閉じる) | クローズ |
22 | tcp | SSH | 安全なShellインターフェース | クローズ |
23 | tcp | Telnet | 非サポート | クローズ |
68 | udp | DHCP | ダイナミックホスト構成プロトコル | オープン |
80* | tcp | HTTP | 埋め込みウェブサーバーの起動に必要 | オープン |
443 | tcp | HTTPS | 非サポート | クローズ |
161 | tcp | SNMP | 非サポート | クローズ |
162 | tcp | SNMP | 非サポート | クローズ |
2202 | tcp | ASCII | サードパーティコントロールストリングに必要 | オープン |
5353 | udp | mDNS† | デバイスの発見に必要 | オープン |
5568 | udp | SDT† | デバイス間通信に必要 | オープン |
8023 | tcp | Telnet | デバッグコンソールインターフェース | クローズ |
8180 | tcp | HTML | ウェブアプリケーションに必要 | オープン |
8427 | udp | マルチキャストSLP† | デバイス間通信に必要 | オープン |
64000 | tcp | Telnet | Shureファームウェアの更新に必要 | オープン |
ポート | TCP/UDP | プロトコル | 説明 |
---|---|---|---|
162 | udp | SNMP | Danteが使用 |
[319-320]* | udp | PTP† | Danteクロッキング |
2203 | udp | カスタム | パケットブリッジに必要 |
4321、14336-14600 | udp | Dante | Dante音声 |
[4440、4444、4455]* | udp | Dante | Danteオーディオルーティング |
5353 | udp | mDNS† | Danteが使用 |
[8700-8706、8800]* | udp | Dante | Danteコントロールおよびモニタリング |
8751 | udp | Dante | Danteコントローラー |
16000-65536 | udp | Dante | Danteが使用 |
* これらのポートはPCまたはコントロールシステム上でファイアウォールを経由してデバイスにアクセスできるよう開いている必要があります。
†これらのプロトコルにはマルチキャストが必要です。お使いのネットワークにマルチキャストが正しく設定されていることを確認してください。
イベントログには、デバイスの電源オン時からの動作の詳細説明が記録されています。ログはアクティビティエントリを最大1,000件まで収集し、最後の電源サイクルに応じてタイムスタンプします。エントリは内部メモリに保管され、デバイスをオフにして再起動してもクリアされません。エクスポート機能を使うと、ログデータを保存してソートするCSV(カンマ区切り値)文書が作成されます。
トラブルシューティングまたはShureシステムサポートへの問い合わせを行う際には、詳細についてログファイルを参照します。
イベントログを表示するには:
深刻度レベル
情報
アクションまたはイベントは正常に完了しました
警告
アクションは完了できませんが、全体的な機能は安定しています
エラー
機能を妨げる可能性のある問題が発生しました。
ログ詳細
ノート
IPアドレスとサブネットマスクを含む、イベントとエラーに関する詳細を提供します。
タイムスタンプ
最近の再起動以降のPower cycles:days:hours:minutes:seconds。
イベントID
内部参照のためのイベントタイプを示します。
ヒント:フィルタを使用して結果を絞り込みます。カテゴリ見出しを選択してログをソートします。
このデバイスはロジックコマンドをネットワークから受け取ります。Designerを介してコントロールされる多くのパラメーターは、適切なコマンド文字列を使用することで、サードパーティ製のコントロールシステムを介してコントロールすることができます。
一般的な用例:
コマンド文字列の完全なリストは、次の場所にあります。
Inputs (入力) | アクティブバランス | ANI22-XLR | (2) XLRコネクター |
ANI22-BLOCK | (2) 6ピンブロックコネクター | ||
出力 | インピーダンスバランス | ANI22-XLR | (2) XLRコネクター |
ANI22-BLOCK | (2) 3ピンブロックコネクター |
(1) RJ45
チャンネル数: 2 Inputs (入力), 2 出力
非反転、すべての入力から出力
チャンネルごとに選択可能
+48 V
パワーオーバーイーサネット(PoE), クラス0. (PoE Plus 対応).
11W, 最大
672 g (1.5 lb)
高さ×幅×奥行き
4 x 14 x 12.8 cm (1.6 x 5.5 x 5.0 インチ)
HTML5ブラウザベース
−6.7°C (20°F) ~ 40°C (104°F)
−29°C (-20°F) ~ 74°C (165°F)
最大 | 12.1 W (41.3 BTU/時) |
標準 | 9.8 W (33.7 BTU/時) |
±1dB
20 ~ 20,000 Hz
サンプリングレート | 48 kHz |
ビット深度 | 24 |
Danteレイテンシーを含みません | アナログ-Dante | 0.35 ms |
Dante-アナログ | 0.71 ms |
調節式 3 dB刻み
51dB
20 Hz~20 kHz, Aウェイト, 標準
113dB
20 Hz~20 kHz, Aウェイト, 150Ω端子か入力
アナログ ゲインの設定= +0dB | -93 dBV |
アナログ ゲインの設定= +27dB | -119 dBV |
アナログ ゲインの設定= +51dB | -130 dBV |
@ 1 kHz, 0 dBV 入力, 0dB アナログゲイン
<0.05%
150Ωバランスソース @ 1 kHz
>70dB
5 kΩ
150 Ω
アナログ ゲインの設定= +0dB | +20 dBV |
アナログ ゲインの設定= +27dB | -7 dBV |
アナログ ゲインの設定= +51dB | -31 dBV |
選択可能 | Line | 0dB |
Aux | - 20dB | |
マイクロホン | -46dB |
チャンネル毎 | イコライザー (4バンドパラメトリック, Danteチャンネル名), ミュート, リミッター, ゲイン (140dB 範囲) |
システム | チャンネルサミング |
Cat 5e以上 (シールドケーブル推奨)
ハードウェアキット(XLRモデル) | 90A29254 |
ハードウェアキット(ブロックコネクターモデル) | 90B33522 |
取り付けブラケット(1/3ラックユニット) | 53A27742 |
19インチラックトレイ | CRT1 |
![]() |
警告。この表示内容を無視して誤った取り扱いをすると、死亡または重傷を負う可能性が想定される内容です。 |
![]() |
注意。この表示内容を無視して誤った取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定される内容です。 |
本機器はプロのオーディオ用途用です。
注:このデバイスは公共のインターネットネットワークに直接接続されることを意図していません。
環境E2へのEMC適合:業務用および軽産業用。テストは、同梱および推奨のケーブル使用に基づきます。シールド(スクリーン)型以外のケーブルを使用した場合はEMC性能が低下します。
Shure社によって明示的に承認されていない変更または修正を加えると、この機器を操作する 権利が無効になります。
産業のカナダICES-003コンプライアンスレベル:CAN ICES-3 (B)/NMB-3(B)
電池、パッケージ、電子廃棄物については地域のリサイクル方法に従ってください。
This device complies with part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions:
Note: This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to part 15 of the FCC Rules. These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference in a residential installation. This equipment generates uses and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instructions, may cause harmful interference to radio communications. However, there is no guarantee that interference will not occur in a particular installation. If this equipment does cause harmful interference to radio or television reception, which can be determined by turning the equipment off and on, the user is encouraged to try to correct the interference by one or more of the following measures:
FCCパート15Bの認証条項により認可。
CE適合宣言書は以下より入手可能です:www.shure.com/europe/compliance
ヨーロッパ認定代理店:
Shure Europe GmbH
ヨーロッパ、中東、アフリカ地域本部:
部門:EMEA承認
Jakob-Dieffenbacher-Str.12
75031 Eppingen, Germany
TEL:+49-7262-92 49 0
FAX:+49-7262-92 49 11 4
Eメール:info@shure.de
本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満たし、CEマークに適合しています。
CE適合宣言書はShure社またはShure社の欧州担当部より入手することができます。問い合わせ先についてはvisit www.shure.comを参照してください