Shureオーディオネットワークインターフェースは、4チャンネルのDante™デジタルオーディオを独立したアナログ信号に変換します。アナログ接続のプロセッサー(オーディオプロセッサー、ビデオコーデック、スピーカーシステムなど)と接続することで、ネットワークオーディオとアナログ機器をひとつのシステムに統合することができます。XLR仕様とブロックコネクター仕様モデルから選ぶことができ、それぞれのユニットは1本のネットワークケーブルにより音声およびパワーオーバーイーサネット(PoE)経由の電力供給を受けます。
ANI4OUT-XLR:4つのXLR出力(バランス型音声)
ANI4OUT-BLOCK:4つの3ピンブロックコネクター出力(バランス型音声)
ブロックコネクターモデル
フロントパネル
XLRモデル
リアパネル
① 出力レベルインジケーター(信号/クリップ)
3色のLEDにより各チャンネルの音声信号レベルを表示します。クリッピングを回避するには、ウェブアプリケーションでレベルを調節します。
LEDの状態 | 音声信号レベル |
---|---|
消灯 | -60 dBFS以下 |
緑色 | -59 dBFS~-24 dBFS |
黄色 | -23 dBFS~-1 dBFS |
赤色 | 0 dBFS以上 |
② 音声出力
アナログバランス型音声出力をアナログ機器に接続します。アナログ機器の入力感度に合うように、ウェブアプリケーションで出力レベルを設定します:
XLR端子の割当:
1 | シールド |
2 | + |
3 | - |
ブロックコネクター端子の割当:フロントパネルのラベルを参照
③ シャーシグランドねじ
マイクロホンシールド配線をシャーシグランドに接続できます
注:ブロックコネクターバージョンのみ
④ LEDインジケーター
power:(電源)パワーオーバーイーサネット(PoE)が供給されています
注:注:ネットワークスイッチがPoEを供給できない場合は、PoEインジェクターを使用します。
network:(ネットワーク)ネットワーク接続が有効です
network audio:(ネットワーク音声)ネットワーク上にDanteオーディオが流れています
注:エラーの詳細は、ウェブアプリケーションのイベントログで参照できます。
encryption:(暗号化)現在は未対応です
LEDステータス | 状態 |
---|---|
消灯 | 有効な信号なし |
緑色 | デバイスは正常に動作中 |
赤色 | エラーが生じています。詳細はイベントログを参照してください。 |
⑤ Danteネットワークポート
ネットワークスイッチに接続し、Danteオーディオ、パワーオーバーイーサネット(PoE)、コントロールソフトウェアからのデータを受け取ります。
⑥ リセットボタン
デバイス設定を工場出荷時設定にリセットします
このデバイスが作動するにはPoEが必要です。デバイスはクラス0とクラス3の両方のPoEソースと互換性があります。
パワーオーバーイーサネットは次のいずれかの方法により利用できます:
オーディオネットワークインターフェースの設置には、次の2種類の固定方法があります。
CRT1 19" ラックトレー (オプションアクセサリー): 最大3つのデバイスをサポートします;ラック内又はテーブルの下取り付け可能。
単一ユニット取り付けトレー(供給アクセサリー):単一デバイスのテーブルの下の取り付けをサポートします
取り付けハードウェアキットに含まれているねじを使って Audio Network Interfacesを固定してください。Audio Network Interfaces はどの方向に向くようにも取り付けできます。下図のようにネジを該当する穴に入れてください:
1ユニットマウントトレイに1台のデバイスを固定する場合は、図の様に穴位置を合わせます。
19インチラックトレイにデバイスを3台まで固定する場合は、図の様に穴の位置を合わせます。
3台までの Audio Network Interfaces は一つの19-インチラックスペースに取り付けできます。調整可能な ラックの耳が 標準装置ラック内又はテーブルの下取り付けを可能にします。
リセットボタンは、リアパネルにある小さな穴の奥にあります。ボタンを押すには、ペーパークリップなどを使用します。
2種類のハードウェアリセット動作があります:
ネットワークリセット(ボタンを4~8秒間押す)
ShureコントロールおよびオーディオネットワークのIP設定をすべて工場出荷時設定にリセットします
完全工場出荷時設定リセット(ボタンを8秒以上押す)
ネットワークとDesignerのすべての設定を工場出荷時設定に戻します。
完全にハードウェアをリセットせずに設定を元に戻すには、次のオプションのいずれかを使用します:
デバイスの再起動:電源オン/オフを行うことでデバイスをネットワークから切断したようにふるまいます。デバイスは、すべての設定を保持したまま再起動します。
Default Settings:音声設定を工場出荷時設定に戻すには(デバイス名、IP Settings、およびPasswordsを除く)、ロードプリセットを選択して、デフォルト設定プリセットを選択します。
1本のネットワークケーブルで4チャンネルの音声とパワーオーバーイーサネット(PoE)を伝送します。Danteコントローラーを使用して、ネットワークからネットワークインターフェイスにオーディオチャンネルをルーティングします。
各出力は個別の音声チャンネルを送信してアナログ機器に接続します。
Shureのネットワーク会議システムは、Microflex Advanceマイクロホンとネットワークインターフェースで構成され、すべてはDanteネットワーク上で動作します。ネットワークスイッチ、コンピューター、ラウドスピーカー、オーディオプロセッサーなどの追加的なハードウェアについては、後述のハードウェアコンポーネントインデックスにて説明します。
下図におけるShureコンポーネント:
Microflex Advanceマイクロホン
MXA910およびMXA310はDante出力を備え、ネットワークスイッチに直接接続できます。
オーディオネットワークインターフェース
このインターフェースは、ラウドスピーカーやアナログマイクロホンなどのアナログ機器をネットワークに接続するために使用します。
ANI4IN:4つのアナログ信号(XLRモデルまたはブロックコネクターモデルから選択可能)をDanteデジタルオーディオ信号に変換します。
ANI4OUT:ネットワークからの4チャンネルのDanteオーディオをアナログ信号に変換します。
この図は、ネットワーク会議システム上の信号経路全体を示したものです。ニアエンドとファーエンドからの信号は、電話システムに接続されたオーディオプロセッサー、またはインターネットに接続されたコンピューターを通じて交換されます。アナログマイクロホンはShure ANI4INを経由しネットワークに接続し、ラウドスピーカーはShure ANI4OUTを経由して接続します。
この図は、ビデオコーデックを通じて通信する2つの部屋でMicroflex Advanceコンポーネントを使用した場合の例です。
音声およびハードウェアの設定は、同じネットワークに接続されたコンピューターにより管理します。
各Microflex Advanceコンポーネントは、音質を最適化するためのミキシングおよび構成ツールを提供するウェブアプリケーションを備えています。
Shureネットワークインターフェース(ANI4IN/ANI4OUT)を通じてネットワークに接続されたアナログ機器は、追加的なリモートコントロールが付加されます:音量レベル、イコライザー、信号ルーティングをウェブアプリケーションを通じて管理できます。例えば、通常はハードウェアで行われるラウドスピーカーの音量調整やワイヤードマイクロホンのミュートを、ネットワーク経由でリモートコントロールできます。
Dante ControllerまたはShure Designerソフトウェアを使用して信号ルーティングを管理できます。
オーディオネットワークインターフェースは、チャンネルサミングにより、ネットワークからのDante信号を足し合わせて1つのアナログ出力から送ることができます。これにより、アナログ入力チャンネルの数が限られている機器へもすべてのチャンネルを送ることが可能となります。ミキサーの機能が変わることはなく、音声チャンネルが単純に1つに足し合わされた信号として送られます。
注: サミングを使用すると、リミッターが作動して信号がオーバーロードすることを防止します。リミッターはダイレクト出力には適用されず、サミングされた信号にのみ作用します。
有効にするには、チャンネルタブでミキサー上部にあるツールバーのサミングオプションのいずれかを選択します。
音声は、Advanced Encryption Standard(AES-256)を使用して暗号化されており、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)の公表文献FIPS-197で規定されています。暗号化をサポートするShureデバイスでは、接続のためにパスフレーズを入力する必要があります。サードパーティデバイスでは暗号化がサポートされていません。
暗号化を有効にするには:
重要:暗号化を有効にするには、ネットワーク上のすべてのShureデバイスが暗号化を使用する必要があります。
システムを構成するためにShure Designerソフトウェアを使用している場合、このトピックの詳細については、Designerのヘルプセクションを確認してください。
Shureウェブデバイスディスカバリー・アプリケーションは、Shureデバイスのウェブアプリケーションにアクセスする際に使用します。ウェブアプリケーションがウェブブラウザー上で開き、包括的なデバイス管理が行えます。デバイスとネットワークでつながれたコンピューターは、このアプリケーションを使用してGUIにアクセスできます。
互換性のあるブラウザー:
Shureウェブサーバーディスカバリーアプリケーションは、ウェブベースのGUIを採用するネットワーク上のすべてのShureデバイスを検出します。以下のステップに従ってソフトウェアをインストールし、ウェブアプリケーションにアクセスします。
① Shureディスカバリーアプリケーションのインストール
www.shure.comからShureディスカバリーアプリケーションをダウンロードしてインストールします。これにより、必要なBonjourデバイスディスカバリーツールがコンピューターに自動的にインストールされます。
② ネットワークの接続
コンピューターとハードウェアが同じネットワーク上にあることを確認します。
③ ディスカバリーアプリケーションの起動
アプリケーションは、GUIを搭載したすべてのShureデバイスを表示します。
④ ハードウェアの識別
デバイスをダブルクリックし、ウェブブラウザー上でGUIを開きます。
⑤ デバイスのウェブアプリケーションのブックマーク作成(推奨)
デバイスのDNS名をブックマークすると、Shureディスカバリーアプリケーションを使用せずにGUIにアクセスできます。
ディスカバリーアプリケーションがインストールされていない場合は、インターネットブラウザーにDNS名を入力して、ウェブアプリケーションにアクセスできます。DNS名はユニットのモデルにMACアドレスの最後の3バイト(6桁)を組み合わせ、その後に.localを付けたものになります。
形式の例:ユニットのMACアドレスが00:0E:DD:AA:BB:CCの場合、リンクは次のように記述されます:
ANI4IN:http://ANI4IN-aabbcc.local
ANI4OUT:http://ANI4OUT-aabbcc.local
ファームウェアは、各コンポーネントに組込まれ、機能をコントロールしているソフトウェアです。定期的に新しいバージョンがリリースされ、機能の追加や拡張が行われます。デザインの改善を活用するために、Shure Update Utilityを使用してファームウェアの新しいバージョンをアップロードし、インストールすることができます。ソフトウェアはhttp://www.shure.comからダウンロードできます。
重要: コンポーネントがShure MXWオーディオネットワークインターフェースを介して接続されている場合は、MXWオーディオネットワークインターフェースのファームウェアを更新する前に、コンポーネントのファームウェアを一度に1台ずつ更新する必要があります。全てのデバイスを同時に更新させようとするとファームウェアが更新されたら直ぐインターフェースがリブートされますのでネットワークに接続された他のコンポーネントへの接続が断たれます。
次のステップを実行し、ファームウェアをアップデートします:
注意! アップデート中はデバイスを安定したネットワークに接続してください。アップデートが完了するまでデバイスの電源を切らないでください。
注: アップデートが終わりましたら、デバイスのウェブアプリケーションにアップデートを表示するためにブラウザーのキャッシュをクリアする必要がある場合があります。
正しい動作を保証するために、全てのデバイスは連携して動作する複数の通信プロトコールをもつネットワークを形成します。推奨されるベストプラクティスは全てのデバイスが同じリリースを持つことです。ネットワーク上の各デバイスのファームウェアバージョンを確認するには、コンポーネントユーザーインターフェースを開き、次で確認してください:
.Shureデバイスのファームウェア形式は、MAJOR.MINOR.PATCHです。(例、1.6.2でいうと、1はメジャーファームウェアレベル、6はマイナーファームウェアレベル、2はパッチファームウェアレベルです。)少なくとも同じサブネット上で動作するデバイスは、メジャーとマイナーのリリース番号が同一である必要があります。
パラメトリックイコライザーで周波数特性を調整し、音質を最大限に高めます。
イコライザーの一般的用途:
周波数特性グラフのアイコンを操作するか、数値を入力してフィルター設定を調整します。フィルターの横にあるチェックボックスでフィルターを無効にできます。
フィルターの種類 | 一番最初と最後の帯域のみフィルタータイプが選択できます。 パラメトリック:カスタマイズ可能な周波数範囲内の信号を減衰またはブーストします ローカット:選択した周波数以下の音声信号をロールオフします ローシェルフ:選択した周波数以下の音声信号を減衰またはブーストします ハイカット:選択した周波数以上の音声信号をロールオフします ハイシェルフ:選択した周波数以上の音声信号を減衰またはブーストします |
周波数 | カット/ブーストするフィルターの中心周波数を選択します |
ゲイン | フィルターのレベルを調整します(+/- 30 dB) |
Q値 | フィルターの影響を受ける周波数範囲を調整します。この値が大きくなるにつれ、帯域幅は狭くなります。 |
会議室の音響は部屋の大きさ、形、建築材料に左右されます。以下の表のガイドラインを使用してください。
EQ用途 | 推奨設定 |
---|---|
音声了解度改善のための高域ブースト | ハイシェルフフィルターを加えて、1 kHzよりも3~6 dB程度高めます。 |
空調雑音の低減 | ローカットフィルターを加えて、200 Hz以下の周波数を減衰させます。 |
フラッターエコーおよびシビランスの低減 | 部屋を「煽る」特定の周波数範囲を特定します:
|
部屋の反響や共鳴音を低減します | 部屋を「煽る」特定の周波数範囲を特定します:
|
プリセットを使用すると設定のすばやい保存や呼び出しができます。様々な座席配置に合わせて、各デバイスには最大10種類のプリセットを保存できます。プリセットには、デバイス名、IP設定、およびパスワードを除き、すべてのデバイス設定が保存されます。新しい設置へのプリセットのインポートとエクスポートを行うことにより、時間を節約し、ワークフローを改善することができます。プリセットが選択されている場合、プリセットメニューの上に名前が表示されます。変更が行われると、名前の横にアスタリスク (*) が表示されます。
注:工場出荷時設定に戻すには、デフォルト設定プリセットを使用します(デバイス名、IP Settings、およびPasswordsを除く)。
次のプリセットメニューを開いて、プリセットオプションを表示します:
プリセットとして保存: | デバイスへの設定を保存します |
プリセットをロード: | デバイスから設定を開きます |
ファイルからインポート: | コンピュータからプリセットファイルをデバイスにダウンロードします。ファイルは、ブラウザを介して選択するか、インポートウィンドウにドラッグすることができます。 |
ファイルにエクスポート: | デバイスのプリセットをコンピュータに保存します |
イベントログには、デバイスの電源オン時からの動作の詳細説明が記録されています。ログはアクティビティエントリを最大1,000件まで収集し、最後の電源サイクルに応じてタイムスタンプします。エントリは内部メモリに保管され、デバイスをオフにして再起動してもクリアされません。エクスポート機能を使うと、ログデータを保存してソートするCSV(カンマ区切り値)文書が作成されます。
トラブルシューティングまたはShureシステムサポートへの問い合わせを行う際には、詳細についてログファイルを参照します。
イベントログを表示するには:
深刻度レベル
情報
アクションまたはイベントは正常に完了しました
警告
アクションは完了できませんが、全体的な機能は安定しています
エラー
機能を妨げる可能性のある問題が発生しました。
ログ詳細
ノート
IPアドレスとサブネットマスクを含む、イベントとエラーに関する詳細を提供します。
タイムスタンプ
最近の再起動以降のPower cycles:days:hours:minutes:seconds。
イベントID
内部参照のためのイベントタイプを示します。
ヒント:フィルタを使用して結果を絞り込みます。カテゴリ見出しを選択してログをソートします。
ウェブアプリケーションのアナログ出力レベルにアクセスし、アナログゲイン(dB)プルダウンメニューから出力レベルを選択します。ネットワークインターフェースからの出力レベルを、アナログデバイスの入力感度に合わせます:
各アナログ出力チャンネルには、それぞれに対応するLEDがあります:
緑色:音声信号あり
赤色:音声信号は、クリッピングを生じているので減衰させる必要があります。
注:ウェブアプリケーション上のメーターは、アナログゲイン(dB)の設定を反映しません。
モニタリングには2つのモードがあり、入力および出力信号をそれぞれモニタリングできます。
プリフェーダーに設定すると、メーターはDanteネットワーク上のソースの信号レベルを表示します。信号が低すぎるかクリッピングしている場合は、ソース側で調整します。
ポストフェーダーに設定すると、メーターはデジタルゲインを反映します。メーターは、出力アナログゲインの設定を反映しません。
このデバイスはネットワークからロジックコマンドを受け取ります。Designerによりコントロールされるパラメーターの多くは、適切なコマンド文字列を使用することでサードパーティ製のコントロールシステムからコントロールできます。
一般的な用例:
コマンド文字列の完全なリストは、次の場所にあります。
Danteデジタルオーディオは、標準イーサネットで伝送され、標準インターネットプロトコルで動作します。Danteは低レイテンシー、タイトクロック同期、QoSを備え、各種Danteデバイスに信頼性の高い音声トランスポートを行います。Danteオーディオは、ITやコントロールデータと同じネットワークに安全に共存することができ、あるいは専用ネットワークを使用するように構成することもできます。
スイッチとケーブルによって音声ネットワークのパフォーマンスが決まります。高品質のスイッチとケーブルを使用して、音声ネットワークの信頼性を高めます。
ネットワークスイッチには次のものが必要です。
イーサネットケーブルは次のようになります。
このデバイスは、Dante Domain Managerソフトウェア(DDM)と互換性があります。DDMは、DanteネットワークおよびDante対応製品のユーザー認証、役割ベースのセキュリティ、および監査機能を有効にするネットワーク管理ソフトウェアです。
DDMによって制御されるShureデバイスの考慮事項:
詳細については、Dante Domain Managerドキュメントを参照してください。
QoS設定によりネットワーク上の特定のデータパケットを優先させることで、負荷の大きい大規模ネットワークにおいて信頼性の高い音声配信を確保します。この機能は、多くのマネージドネットワークスイッチに備わっています。必須ではありませんが、QoS設定をすることをお勧めします。
注:サービスの中断を避けるため、変更はネットワーク管理者に依頼してください。
QoS値を割り当てるには、スイッチインタフェースを開き、次の表を使用してDante®に関連付けられているキュー値を割り当てます。
優先度 | 用途 | DSCPラベル | 16進数 | 10進数 | 2進数 |
---|---|---|---|---|---|
高 (4) | タイムクリティカルPTPイベント | CS7 | 0x38 | 56 | 111000 |
中 (3) | オーディオ、PTP | EF | 0x2E | 46 | 101110 |
低 (2) | (予約済み) | CS1 | 0x08 | 8 | 001000 |
なし (1) | その他のトラフィック | BestEffort | 0x00 | 0 | 000000 |
注:スイッチの管理はメーカーやスイッチタイプによって異なることがあります。個々の設定の詳細については、メーカーの製品ガイドを参照してください。
Danteの要件およびネットワークについては、www.audinate.comを参照してください。
PTP(高精度時間プロトコル):ネットワーク上のクロックを同期するために使用されます
DSCP(DSコードポイント):レイヤー3のQoS優先度付けに使用される標準の識別方法です
このデバイスは、2つの送信機フローおよび2つの受信機フローまでサポートします。1つのフローは最大4チャンネルから成り、ユニキャストまたはマルチキャスト伝送のいずれかを経由します。
このデバイスは、2台までのDanteデバイスを接続できます。
Shure MXA310、ANI22、ANIUSB-MATRIXおよびANI4INはマルチキャスト伝送をサポートしています。これは、ネットワークが対応可能な台数において、複数のデバイスへフローを伝送できることを意味します。ユニキャストフローを使用する場合、これらのデバイスは2台までのDante受信デバイスに接続できます。
Shure ANI4OUTは、2台までのDante送信デバイスに接続できます。
パケットブリッジを使用すると、外部のコントローラーがShureデバイスのコントロールインターフェイスからIP情報を取得できます。パケットブリッジにアクセスするには、ShureデバイスのDanteインターフェイスで、外部コントローラーがクエリーパケットをunicast UDP*からport 2203に送信する必要があります。
注:最大許容ペイロードは140バイトです。どのようなコンテンツでも許可されます。
バイト | コンテンツ |
---|---|
0~3 | IPアドレス(ネットワーク順で32ビット符号なし整数型) |
4~7 | サブネットマスク(ネットワーク順で32ビット符号なし整数型) |
8~13 | MACアドレス、6バイトのアレイ |
注:通常のネットワーク上では、Shureデバイスは1秒以内に応答します。応答がない場合、送信先IPアドレスとポート番号を確認してからクエリーを再送してください。
*UDP: ユーザー・データグラム・プロトコル
本機器はプロオーディオ用途での使用を目的としています。
注:このデバイスは公共のインターネットネットワークに直接接続されることを意図していません。
環境E2へのEMC適合:業務用および軽産業用。テストは、同梱および推奨のケーブル使用に基づきます。シールド(スクリーン)型以外のケーブルを使用した場合はEMC性能が低下します。
Shure社によって明示的に承認されていない変更または修正を加えると、この機器を操作する 権利が無効になります。
産業のカナダICES-003コンプライアンスレベル:CAN ICES-3 (B)/NMB-3(B)
FCCパート15Bの認証条項により認可。
電池、パッケージ、電子廃棄物については地域のリサイクル方法に従ってください。
This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to part 15 of the FCC Rules. This equipment generates, uses, and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the manufacturer's instruction manual, may cause interference with radio and television reception.
Notice: The FCC regulations provide that changes or modifications not expressly approved by Shure Incorporated could void your authority to operate this equipment.
These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference in a residential installation. This equipment generates uses and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instructions, may cause harmful interference to radio communications. However, there is no guarantee that interference will not occur in a particular installation. If this equipment does cause harmful interference to radio or television reception, which can be determined by turning the equipment off and on, the user is encouraged to try to correct the interference by one or more of the following measures:
This device complies with part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions:
CE適合宣言書は以下より入手可能です:www.shure.com/europe/compliance
ヨーロッパ認定代理店:
Shure Europe GmbH
Global Compliance
Jakob-Dieffenbacher-Str.12
75031 Eppingen, Germany
TEL:+49-7262-92 49 0
Eメール:info@shure.de
www.shure.com
This product meets the Essential Requirements of all relevant European directives and is eligible for CE marking.
CE適合宣言書はShure社またはShure社の欧州担当部より入手することができます。問い合わせ先についてはvisit www.shure.comを参照してください
(1) RJ45
ANI4OUT-XLR | (4) XLRコネクター |
ANI4OUT-BLOCK | (4) 3ピンブロックコネクター |
インピーダンスバランス
非反転、すべての入力から出力
パワーオーバーイーサネット(PoE), クラス0
10W, 最大
663 g (1.5 lb)
高さ×幅×奥行き
4 x 14 x 12.8 cm ( 1.6 x 5.5 x 5.0 インチ)
HTML5ブラウザベース
−6.7°C (20°F) ~ 40°C (104°F)
−29°C (-20°F) ~ 74°C (165°F)
20 ~ 20,000 Hz
チャンネル数 | 4 |
サンプリングレート | 48 kHz |
ビット深度 | 24 |
Does not include Dante latency
0.71 ms
20 Hz~20 kHz, Aウェイト, 標準
117dB
@ 1 kHz, -20 dBFS 出力, 0dB アナログゲイン
<0.05%
Line | +20 dBV |
Aux | +0 dBV |
マイクロホン | -26 dBV |
選択可能 | Line | 0dB |
Aux | - 20dB | |
マイクロホン | -46dB |
150 Ω
チャンネル毎 | イコライザー (4バンドパラメトリック) , ミュート, 極性の反転, ゲイン ( 140dB 範囲) |
システム | オーディオサミング |
Cat 5e以上 (シールドケーブル推奨)
Port | TCP/UDP | Protocol | Description | Factory Default |
---|---|---|---|---|
21 | TCP | FTP | Required for firmware updates (otherwise closed) | Closed |
22 | TCP | SSH | Secure Shell Interface | Closed |
23 | TCP | Telnet | Not supported | Closed |
53 | UDP | DNS | Domain Name System | Closed |
67 | UDP | DHCP | Dynamic Host Configuration Protocol | Open |
68 | UDP | DHCP | Dynamic Host Configuration Protocol | Open |
80* | TCP | HTTP | Required to launch embedded web server | Open |
443 | TCP | HTTPS | Not supported | Closed |
2202 | TCP | ASCII | Required for 3rd party control strings | Open |
5353 | UDP | mDNS† | Required for device discovery | Open |
5568 | UDP | SDT (multicast)† | Required for inter-device communication | Open |
57383 | UDP | SDT (unicast) | Required for inter-device communication | Open |
8023 | TCP | Telnet | Debug console interface | Closed |
8180 | TCP | HTML | Required for web application (legacy firmware only) | Open |
8427 | UDP | SLP (multicast)† | Required for inter-device communication | Open |
64000 | TCP | Telnet | Required for Shure firmware update | Open |
*These ports must be open on the PC or control system to access the device through a firewall.
†These protocols require multicast. Ensure multicast has been correctly configured for your network.
See Audinate's website for information about ports and protocols used by Dante audio.
ハードウェアキット(XLRモデル) | 90A29254 |
ハードウェアキット(ブロックコネクターモデル) | 90A29252 |
取り付けブラケット(1/3ラックユニット) | 53A27742 |
19インチラックトレイ | CRT1 |