概要

Axientスペクトラムマネージャーは、ワイヤレス機器の互換周波数の計算、分析、割り当てを行う強力なツールです。スペクトラムマネージャーはRF環境をスキャンし、このデータを使ってネットワークに見つかったすべてのワイヤレスチャンネルの互換周波数を計算します。ネットワークされたワイヤレスシステムは、互換周波数リストからプログラム可能であり、バックアップ周波数が継続的にモニタリングされて質に応じてランク付けされます。運用中に干渉が起こると、スペクトラムマネージャーはクリアな周波数を受信機に割り当てます。内蔵のスペクトラムモニタリングツールで、RFアクティビティを目と耳で確認できます。

機能

広帯域スキャン

スペクトラムマネージャーはワイヤレスオーディオに使用できるすべてのUHF周波数レンジについてスキャンデータを取得します。スキャンは、ワイヤレス受信機に直接適用可能な感度と分解能で、2本のアンテナ入力を使って実行されます。

互換周波数リスト

互換周波数リスト(CFL)は使用可能な周波数のリストで、スペクトラムマネージャーからの計算、表示、編集、またはWireless Workbench® 6が動作しているPCで作成することができます。内蔵の周波数計算機能により特定のTVチャンネル、周波数範囲、または所定のスレッショルド以上のRF信号を回避することができます。運用中には、スペクトラムマネージャーは、リスト上の各周波数の最新のステータスを表示します。システムの初期セットアップ時、または干渉で悪化した周波数の置き換え時には、互換周波数リストからクリアな周波数が割り当てられます。

イベントログ

Event Logは運用中のスペクトラムマネージャーの動作を記録します。動作には、スペクトラムマネージャーによる周波数の変更や機器のコントロールが含まれます。公演後にイベントログを確認することでシステムパフォーマンスの記録を得ることができます。

バックアップ周波数モニタリング

データ画面はAxientシステムで使用できるすべての周波数ステータスを監視しています。使用中とバックアップの周波数のリアルタイムステータスとともに、各帯域ごとの周波数の数が表示されます。

RFスキャン

スペクトラムマネージャーのスキャン機能により、フル周波数レンジで測定したRF信号がグラフィック表示されます。CursorZoom、およびPeakツールにより、データを詳細に検証できます。

リスニング

Listen機能を使用して任意の周波数を選び、ヘッドホンにより復調されたFM信号をモニターできます。データ画面には選択した周波数の信号強度が表示されます。

ネットワーク

ネットワーク化することで、遠隔機器の監視やコントロールといった、Axientシステムの数多くの先進機能を利用できます。ラックユニットは10/100 Mbpsのネットワーク速度に対応したRJ45イーサネットポートを2つ搭載しています。イーサネットポートはパワー・オーバー・イーサーネット(PoE)が可能となっており、ShowLink™アクセスポイントまたはその他のクラス1イーサネットデバイスに電源を供給することができます。

RFカスケードポート

カスケードポートを使えば、アンテナスプリッターや分配アンプがなくても最大5台の機器でRF信号を共有することができます。

フロントパネル

① データディスプレイ画面

周波数モニタリングステータス、RFプロット、信号強度を表示します。

② データディスプレイナビゲーションボタン

メニューオプションへのアクセスに使用します。

③ メニュー画面ディスプレイ

メニューと設定を表示します。

④ メニューナビゲーションボタン

メニューの選択やナビゲートに使用します。

Enterボタン

パラメーター変更の入力および保存に使用します。

Exitボタン

パラメーターの変更のキャンセル、あるいは前のメニュー画面に戻ります。

⑦ コントロールホイール

  • 押して編集項目を選択します
  • 回してパラメーター値を編集します

ヒント:コントロールホイールを1秒間押し続けて、WWBのハードウェア識別機能を起動します。

Monitorクリップ LED

点灯している場合は、オーディオのオーバーロードを示します。

Monitor出力LED

モニター出力のオン/オフを表示します。

Monitor音量ノブ

モニターの音量を調整します。

Monitorジャック

6.5 mmジャック

⑫ 電源スイッチ

ユニットのオン/オフを切り替えます。

リアパネル

① AC電源プライマリースイッチ

メインAC電源スイッチ

② AC電源イン

IECコネクターAC100~240 V。

③ AC電源カスケード

IEC延長ケーブルを用いれば、最大5台のラックユニットを1つのAC電源に接続できます。

④ ネットワーク速度LED(オレンジ)

  • 消灯 = 10 Mbps
  • 点灯 = 100 Mbps

⑤ イーサネットポート:クラス1 PoE対応(2ポート)

イーサネットネットワークに接続してリモートコントロールとモニタリングを可能とします。

⑥ ネットワークステータスLED(緑色)

  • 消灯 = ネットワークリンク無効
  • 点灯 = ネットワークリンク有効
  • 点滅 = ネットワークリンクが有効で、点滅速度はトラフィック量に対応します。

⑦ RFアンテナ入力ジャック

アンテナA用とアンテナB用。

⑧ RF入力ステータスLED

RF入力の電圧ステータスを示します。
  • 緑色 = DC電圧オン
  • 赤色で点滅 = 不具合あり
  • 消灯 = DC電圧オフ

⑨ RFカスケードポート

RF信号を別の機器に送ります。

⑩ 温度作動ファン

高温環境下でも性能を維持します。。必要に応じてファンスクリーンの汚れを取り除き空気の流れを確保してください。

アンテナの接続

2本のアンテナにより、スペクトラムマネージャーはダイバーシティ受信機用として使用できるスキャンデータを取得し、RF信号を分析することができます。アクティブアンテナを使用する場合には、Antenna DC PowerOnに設定します。

フロントマウントアンテナを使用するには:

  1. 付属のフロントマウント用ケーブルのバルクヘッドアダプターを両ラックイヤーの穴に挿入し、付属の金具により前面側から固定します。
  2. 付属のアンテナケーブルをリアパネルのアンテナ入力BNCコネクターに接続します。

取り付け方法

本ユニットはラックマウント用としてデザインされています。

警告:怪我防止のため機器は確実にラックに固定してください。

ホームメニュー画面

動作時、ホームメニュー画面には次のインジケーターが表示されます:

① イベントログ

動作時のスペクトラムマネージャーの機能を記録します。

② ネットワークアイコン

ネットワーク上の他のデバイスと接続していることを表します。

メモ:ネットワークコントロールを可能にするにはIPアドレスが有効でなければなりません。

③ スクロール矢印

上または下に別のログエントリーがあることを示します。

④ ウィザードサブメニュー

次のウィザード機能にアクセスします:
  • All New
  • Update Freqs
  • Update Devices

⑤ マニュアルサブメニュー

次のメニューにアクセスします:
  • Devices
  • Scans
  • Listen

⑥ ユーティリティサブメニュー

次のメニューにアクセスします:
  • Display
  • Network
  • Lock
  • More(追加的機能)

⑦ CFL サブメニュー

次のメニューにアクセスします:
  • New
  • Edit
  • More(Analyze および Clearを含む)
  • Deploy

⑧ ネットワークアクセスコントロールアイコン

ShureコントロールソフトウェアからアクセスコントロールPINが使用可能になった時に表示されます。

データ表示画面

動作時、データディスプレイにはバックアップ周波数モニタリング画面が表示されます。Scanning機能を使用している時には、ディスプレイにはRFプロットが表示されます。Listen機能を使用している時には、選択した周波数の信号強度をグラフィック表示します。

Band

スペクトラムマネージャーがコントロールしているAxient機器の周波数バンド名を表示

In Use

スペクトラムマネージャーがコントロールしている機器で使用されているCFL周波数の数を表示

Ready

現時点で、クリアで割り当て可能な周波数の数を表示

More

さらに周波数バンドが登録されていることを示します

スペクトラムマネージャーと受信機のネットワーク化

スペクトラムマネージャーはイーサネット接続を使って、周波数をネットワーク接続した機器に割り当てます。自動によるネットワーク設定には、AXT620等のDHCPが可能なイーサネットスイッチか、DHCPサービス機能のついたイーサネットルーターを使用します。大規模な設置には複数のイーサネットスイッチを使用してネットワークを拡張します。

注:小さなシステムでは、リアパネルのイーサネットポートを使ってスペクトラムマネージャーと受信機を接続します。IPモードがAutomaticの設定でDHCPサーバーが見つからない場合には、機器は互換アドレスに戻ります。

自動IPアドレス設定

  1. Shure AXT620イーサネットスイッチを使用する場合、DHCPスイッチをONに設定します。
  2. すべての機器でIPモードを自動に設定します( Util > Network > Mode > Automatic )

手動IPアドレス設定

  1. スペクトラムマネージャーと受信機をイーサネットスイッチに接続します。
  2. すべての機器でIPモードをManualに設定します:
    • メニュー: Util > Network
    • コントロールホイールを使ってすべての機器に有効なIPアドレスを設定します。すべての機器に同じ値のサブネットマスクを設定します。

トラブルシューティング

ネットワークごとにDHCPサーバーは1台だけ使用してください

すべての機器が同じサブネットマスクを共有しなければなりません

すべての機器に同じレベルのファームウェアをインストールしてください

各機器のディスプレイにネットワークアイコンが表示されているか確認してください:

  • アイコンが表示されない場合、ケーブル接続とネットワークジャックのLEDを確認してください。
  • ケーブルが接続されているのにLEDが点灯しない場合には、ケーブルを交換して再度LEDとネットワークアイコンを確認してください。

「Find All」ユーティリティ( Util > Network > Find All )を使ってネットワーク上の機器を表示します:

  • 「Find All」レポートはネットワークのすべての機器を表示します。
  • 「Find All」レポートに表示されない機器のIPアドレスをチェックして同じサブネットにあるか確認してください。

WWB6からネットワーク接続をチェックする:

  1. WWB6ソフトウェアを起動し、Inventory表示でネットワークに接続した機器を確認します。
  2. 存在しない場合、ネットワーク上の機器の1つのIPアドレスを調べ(AXT400受信機等)、WWB6を起動しているパソコンからpingでネットワーク接続を確認できるか試してください。
  3. WINDOWS/MACコマンドプロンプトから、デバイスの「ping IPADDRESS」を入力します(例:「ping 192.168.1.100」)。
  4. pingが成功した場合(パケット損失なし)、パソコンはネットワーク上の機器を認識しています。Pingに失敗した場合(100%パケット損失)、パソコンのIPアドレスをチェックし機器と同じサブネットになっているか確認します。
  5. Pingが成功しても機器がWWB6Inventory に表示されない場合、すべてのファイアウォールが無効になっていること、WWBネットワークトラフィックがアプリケーションへ渡されることが許可されているか確認します。ファイアウォール設定がネットワークアクセスをブロックしていないか確認します。

ネットワークアクセスコントロール

Shureネットワークのコンポーネントへのアクセスは、ShureコントロールソフトウェアからネットワークPINを設定することによりコントロールすることができます。いったんPINが設定されると、コンポーネントパラメータに変更を加えるにはソフトウェアから正確なパスワードを入力しなければなりません。

ネットワークPINを消去するには以下の手順に従ってください:

  1. ホーム画面: Util > Network > Access からダウンロードできます。
  2. コントロールホイールを使って Disabledを選択します。
  3. enterを押して保存します。

ヒント:Reset Allを実行すると、ネットワークPINを消去できますが、すべてのパラメータが工場出荷時の設定に戻ります。

RFコーディネートウィザード

スペクトラムマネージャーには、機器と周波数設定をガイドするウィザード機能を備えています。次のセットアップ・オプションからいずれかを選択します:

All New

最初のRFコーディネートにはAll Newを選びます。

  • ネットワーク上の管理を行う受信機やその他の機器を検索します
  • 使用可能な周波数を探すためにRFスペクトラムをスキャンします
  • ネットワークされた機器の必要性に合った互換周波数リスト(CFL)を算出します
  • 管理する機器に周波数を割り当てます

Update Freqs

既存のワイヤレスシステムの周波数を割り当て直すにはUpdate Freqsオプションを選びます。

  • 使用可能な周波数を探すためにRFスペクトラムをスキャンします
  • ネットワークされた機器の必要性に合った互換周波数リスト(CFL)を算出します
  • 管理する機器に周波数を割り当てます

Update Devices

新しい機器をワイヤレスシステムに追加する際はUpdate Devicesオプションを選びます。

  • ネットワーク上の管理を行う機器を検索します
  • 既存の互換周波数リスト(CFL)から管理する機器に周波数を割り当てます。

システムセットアップに「All New」ウィザードオプションを使用する

以下の例は、All Newウィザードを使って最初のRFコーディネーションを行う手順となります。既存のワイヤレスシステムのRFコーディネートを行うには、Update FreqsまたはUpdate Devicesウィザードを使用します。

  1. ホームメニュー画面でWizardを選び、All Newオプションを選択します。
  2. Found Channels画面にはネットワークの周波数バンドと機器のモデルが表示されます。Nextを押します。
  3. コントロールホイールを押してDevice ID横のボックスにチェックマークを入れます。コントロールホイールで他のデバイスを選択するかAdd Allを押します。Flashを押すと、リスト上の特定の機器を判別することができます。選び終えたらNextを押します。
  4. すべての送信機をミュートします。Nextを押します。
  5. スキャンが完了するのを待ちます。

    RFプロットがデータウィンドウに表示されます。Nextを押します。

  6. CFLの計算が完了するのを待ちます。
  7. Deployを押して周波数をネットワーク機器に割り当てます。

除外設定

多くのRF環境には、ローカル放送局、防災無線、その他のユーザー用等に割り当て済みの、ワイヤレス機器が運用できない周波数が含まれます。スペクトラムマネージャーに除外設定を入力して、これらの周波数を互換周波数リストの計算から除外することができます。

除外設定の入力

  1. メニュー: CFL > New > Exclusions

  2. Addオプション横のメニューボタンを押します。
  3. コントロールホイールを押してTVStart、またはStopをハイライトします:
    • 周波数範囲を除外するには、StartStop値を使って範囲を決定します。
    • 周波数レンジを除外するには、StartStop値を使って範囲を決定します。
    • TVチャンネルを除外するには、コントロールホイールでチャンネル番号を設定します。
  4. 終了したら、ENTERを押して変更を保存します。

    この例では、TVチャンネル32、599.00~604.000 MHzの範囲、および650.000 MHzが互換周波数計算から除外されます。

イベントログ

イベントログにはスペクトラムマネージャーとそれが管理する他の機器の動作が記録されます(下記参照)。ログは最大150件のイベントを保存できます。イベント記録の開始はアスタリスク(*)で表示されます。直近のイベントがログの一番上に表示されます。コントロールホイールを使ってイベントリストをスクロールします。保存制限に達した場合はもっとも古いイベントが上書きされます。

注:電源のオン/オフまたはファームウェアの更新によりイベントログは消去されます。

周波数:

  • バックアップ周波数劣化
  • バックアップ周波数改善
  • [チャンネル名]に提供された周波数
  • スキャンの保存

管理する機器:

  • [デバイスID]がオフラインに
  • [デバイスID]がオンラインに
  • [デバイスID]削除
  • [デバイスID]追加
  • 送信機[Tx]プロフィール変更

互換周波数リスト(CFL):

  • CFLクリア
  • 新規周波数追加
  • 周波数削除
  • 周波数値変更
  • 周波数タイプ変更
  • CFL割り当て
  • 新規CFL計算

除外設定:

  • 除外設定のスレッショルド変更
  • 除外設定の追加(周波数または帯域)
  • 除外設定のクリア(周波数または帯域)

スペクトラムモニタリング

スペクトラムマネージャーは、RFスペクトラムを精査、監視、トラブルシューティングするための優れたリソースを提供するツールを内蔵しています。

バックアップ周波数モニタリング

動作時、データ画面はシステムのAxientチャンネルに使用できる周波数のステータスを監視します。各バンドごとに、使用中およびバックアップ周波数のリアルタイムステータスとともに、使用できる周波数の合計数が表示されます。モニタリング機能により、劣化したバックアップ周波数はReadyの周波数の数から除かれます。

  • In Use= オフライン機器を含むAxientユニットに割り当て済みの周波数
  • Ready= 未使用でバックアップまたは他のユニットに使用できる周波数
  • More= さらに別の周波数バンドを表示

Listen

この機能を使うと、選択した周波数で復調されたFM信号をモニターできます。

メニュー: Manual > Listen

  • コントロールホイールを使ってモニタリングする周波数とアンテナを選択します。
  • データディスプレイには選択した周波数の信号強度が表示されます。
  • メニューディスプレイには選択した周波数とアンテナが表示されます。
  • Listen CFL > Edit メニューからアクセスすることもでき、使用中またはバックアップ周波数を簡単に検聴することができます。

スキャン

スペクトラムスキャンを実施するとデータディスプレイにRFアクティビティのプロットが作成されます。CursorZoom、およびPeakツールを使用してプロットの特定のエリアを精査できます。Storeオプションでは、参照用またはCFL計算用としてスペクトラムマネージャーにスキャンデータを2プロット保存することができます。スペクトラムマネージャーメニューから開始したスキャンは、すべてのチューニング範囲をカバーします。Wireless Workbenchソフトウェアの周波数プロットツールは、この範囲の一部分のスキャンや、ステップサイズや帯域の分解能のオプションが提供可能です。

メニュー: Manual > Scan

  1. 次のモードを設定します:
    • Sweep= SingleまたはContinuous
    • Peak Hold= OffまたはON
    • Exclusion Threshold= スペクトラムマネージャーは、スキャンした周波数のうちこの値を上回った周波数を互換周波数リスト計算から除外します。スレッショルドはScan Dataディスプレイで編集中に確認することができます。
  2. Startを押してスキャンを開始します。スキャンの進捗はディスプレイに表示されます。終了したら、Storeを押してスキャンを保存します。保存したスキャンを呼び出すにはRecallを選択します。現在のスキャンは呼び出されたスキャンデータにより上書きされます。

RFプロットはデータディスプレイ画面に表示されます。

カーソルツール

CursorはRFプロット上を移動可能な縦の点線を追加します。カーソルホイールを使用してプロットの任意の場所にCursorを合わせます。

選択したポイントの周波数値と信号強度がプロットの上部に表示されます。

拡大ツール

ZoomはRFプロットを拡大し、スペクトラムの一部分を詳細に分析できます。

Zoomを使って密集したRF環境の個別の周波数を特定します。

ピークツール

Peakは、カーソルがRFプロットの最大ピークだけを選択するようにします。

PeakによりRFプロットのもっとも強力な信号を簡単に見つけることができます。

ファンの速度を設定

冷却ファンには、以下の速度オプションがあります:

  • Low Speed = ファンは常時オン、静かな稼動のためのより低い速度
  • High Speed= ファンは常時オン、最大限の冷却のため、より速い速度
  • Automatic= ファンは内部温度が高すぎる時のみ稼動する。

メモ:コンポーネントを保護するために追加的な冷却が必要な場合は、速度は低速から高速に変わることがあります。

  1. ホーム画面の Util  > More > Fan からダウンロードできます。
  2. コントロールホイールを回転させて速度オプションを選択します。
  3. Enterを押して保存します。

ファームウェアアップデート

ファームウェアは各ユニットに組み込まれたソフトウェアで、動作をコントロールしています。定期的に最新バージョンのファームウェアがダウンロード用として公開され、追加機能や改善点を適用することができます。改良された設計を適用するには、WWB6ソフトウェアのファームウェアアップデートマネージャーツールを使用して最新バージョンのファームウェアをアップロードしインストールします。ファームウェアはhttp://www.shure.com/wwbからダウンロードできます。

仕様

RFチューニング周波数範囲

470~865, 925~952 MHz

RFチューニングステップサイズ

25, 200, 1000 kHz

ノイズフロア

分解能帯域幅

25 kHz -110 dBm
200 kHz -100 dBm
1000 kHz -90 dBm

イメージ抑圧比

>110dB, 標準

スプリアス特性

<-100 dBm, 標準

超静音

>90dB, Aウェイト

寸法

44 mmx 483 mmx 366 mm(1.7 インチx 19.0 インチx 14.4 インチ) 高さ×幅×奥行き

質量

5.5 kg(12.0 lb)

外装

スチール、押出成型アルミニウム

使用電源

100 ~ 240 V AC, 50~60 Hz

消費電流

120 V AC基準

0.8 A RMS

動作温度範囲

-18°C (0°F) ~ 63°C (145°F)

保管温度範囲

-29°C (-20°F) ~ 74°C (165°F)

スキャン時間

スペクトラムマネージャーは、同時に8個のスキャンモジュールを使用して64秒以内にすべてのRFチューニング周波数範囲をスキャンします。スキャンモジュールが同時に動作することができるために、60 MHz毎のスキャン時間は指定範囲スキャンよりも短くなることがあります。

ステップサイズ 60 MHz毎最大スキャン時間
25 kHz: 48秒
*200 kHz: 7秒
*1,000 kHz: 1秒

*WWB6コントロールでのみ使用可能

RF入力

コネクターの種

BNC

構成

アンバランス, アクティブ

インピーダンス

50 Ω

最大入力レベル

-20 dBm

バイアス電圧

12 V DC, 150 mA (300 mA最大)

カスケード出力

コネクターの種

BNC

構成

アンバランス, アクティブ

インピーダンス

50 Ω

挿入損失

<5dB

モニターオーディオ出力

周波数特性

40~18 kHz, ±3dB

構成

アンバランスモノ, 1/4インチ出力(ステレオホンを作動)

インピーダンス

50 Ω

最大信号レベル

45 kHz最大偏差

1 W@ 63 Ω

ピンの割当

チップ オーディオ+
リング オーディオ+
イヤパッド 接地

ネットワーク

パワーオーバーイーサネット(PoE)

50 V DC, クラス1

ネットワークインターフェース

デュアルポートイーサネット10/100 Mbps

ネットワークアドレス容量

DHCPまたはマニュアルIPアドレス

アクセサリー

付属品

30cm同軸カスケードケーブル(2本) 95N2035
IEC AC電源ケーブル(1本) 95A9128
IEC AC延長ケーブル(1本) 95A9129
シールド付90cmイーサネットケーブル(1本) C803
シールド付20cmイーサネットジャンパーケーブル(1本) C8006
ハードウェアキット(1個) 90XN1371
55cm同軸ケーブル*(1本) 95B9023
85cm同軸ケーブル*(1本) 95C9023

* フロント取り付けアンテナ用一体型バルクヘッド付き。

ユーザー情報

本機器はテストされFCC規定パート15に従いクラスBデジタル機器に適合しますが、制限があります。これらの制限は、住宅地域において設置する際、有害な電波干渉から機器を適度に保護するためのものです。本機器は電磁波を発生・使用し、放射する場合があります。取扱説明書に従って設置しないと無線通信に電波干渉が起こります。また、設置状況に関わらず妨害を引き起こす可能性もあります。本機器によりラジオやテレビの受信に電波干渉が起こるようであれば(これは、機器の電源を一度切ってから入れるとわかります)、次の手段を1つまたは複数用いて電波干渉を防いでください。

  • 受信アンテナを別の方向に向けるか、別の場所に移す。
  • 機器と受信機の設置間隔を広げる。
  • 受信機を接続しているコンセントとは別の回路にあるコンセントに機器を接続する。
  • 販売店または熟練したラジオ/テレビ技術者に相談する。

この記号は、この装置内に感電の危険性のある高電圧があることを示します。

この記号は、重要な操作・メンテナンスの説明が装置添付の文書に記載されていることを示します。

安全のための重要注意事項

  1. この説明書をお読みください。
  2. この説明書を保管しておいてください。
  3. 警告事項すべてに留意してください。
  4. すべての指示に従ってください。
  5. この製品は水の近くで使用しないでください。
  6. 掃除は、乾いた布でから拭きするだけにしてください。
  7. 通風口を塞がないようにしてください。十分な換気ができるよう余裕を持たせ、メーカーの指示に従って設置してください。
  8. 炎、ラジエーターや暖房送風口、ストーブ、その他、熱を発生する機器 (アンプなど) の近くには設置しないでください。炎が出る物を製品の上に置かないでください。
  9. 有極プラグやアース付きプラグは安全のために用いられていますので、正しく接続してください。有極プラグは、2本のブレードのうち一方が幅広になっています。アース付きプラグは、2本のブレードの他に、3本目のアース端子がついています。幅広のブレードや3本目の棒は、安全のためのものです。これらのプラグがコンセントの差し込み口に合わない場合は、電気工事業者に相談し、コンセントを交換してもらってください。
  10. 電源コードは、特にプラグ差し込み部分、延長コード、機器から出ている部分において、引っかかって抜けたり挟まれたりしないように保護してください。
  11. アタッチメントや付属品は、必ずメーカー指定のものをご利用ください。
  12. カートやスタンド、三脚、ブラケット、テーブル等は、メーカー指定のものか、この装置用に販売されているものを必ずご利用ください。カートに装置を載せて動かす際は、つっかけて怪我をしないよう注意してください。

  13. 雷を伴う嵐の際、または長期間使用しない場合は、プラグをコンセントから抜いてください。
  14. 整備の際は、資格のある整備担当者に必ずご相談ください。電源コードやプラグの損傷、液体や異物が装置内に入り込んだ場合、装置が雨や湿気に曝された場合、正常に作動しない場合、装置を落とした場合など、装置が何らかの状態で損傷した場合は、整備が必要です。
  15. 水滴や水しぶきに曝さないでください。液体の入った花瓶などを装置の上に置かないでください。
  16. MAINSプラグまたはアプライアンスカップラーが使用できる状態にしておいてください。
  17. 装置の空気伝播音は70 dB(A)を超えません。
  18. クラスI構造の装置は保護接地接続のある主電源の壁コンセントに接続してください。
  19. 火災や感電の危険を避けるため、本機器は雨や湿気のある場所にさらさないでください。
  20. 本製品の改造は試みないでください。けがや製品の故障の原因となる可能性があります。
  21. 本製品は指定された動作温度範囲内で使用してください。

警告: この装置内には、生命の危険を伴う高電圧が存在します。ユーザーは内部の部品を保守できません。保守の際は、資格のある保守担当者に必ずご相談ください。使用電圧の工場出荷時設定が変更された場合は、安全保証は適用されません。

Shure社によって明示的に承認されていない変更または修正を加えると、この機器を操作する 権利が無効になります。

警告:本製品には、ガンや先天性欠損症をはじめとする生殖機能の異常を引き起こすことがカリフォルニア州当局により明らかにされている化学物質が含まれています。

全てのイヤホンに対する警告!

イヤホンを正しく安全にお使いいただくため、ご使用の前に本取扱説明書を必ずお読みください。取扱説明書と安全上の注意事項は、今後の参考のために便利な場所に保管しておいてください。

警告

極度の大音量で音声を聴くと、聴覚を恒久的に損なうことがあります。できるだけ小さな音量で使用してください。極度に高い音圧レベルに過度にさらされると耳を傷め、恒久的な騒音性難聴(NIHL)になることがあります。聴覚を損なわないようにするため、各音圧レベルに耐えられる最長限度時間の米国労働安全衛生局(OSHA)ガイドラインを下記に記載しますのでご参照ください。

90 dB SPL

8時間

95 dB SPL

4時間

100 dB SPL

2時間

105 dB SPL

1時間

110 dB SPL

30分

115 dB SPL

15分

120 dB SPL

障害が発生する恐れがあるため避けること

警告

  • 車の運転中、自転車走行中、車の交通があるところや事故が起こり得る場所での歩行やジョギングなど、周囲の音が聞こえないことが危険を招く状況下では使用しないでください。
  • 本製品およびアクセサリーは子供の手の届かないところに保管してください。子供が触れたり使用したりすると死亡または重傷を招く恐れがあります。小さな部品やコードが含まれており、窒息や首に絡まるなどの危険性があります。
  • オーディオ装置の音量レベルを最小に設定した状態でイヤホンを接続し、音量を徐々に調節してください。突然大音量にさらされることで聴覚を損なう可能性があります。
  • ボリュームは適切な音量以上に上げないようにします。
  • 耳鳴りが感じられる場合は 、音量レベルが高すぎることが考えられます。音量を下げてみてください。
  • このイヤホンを旅客機のエンターテイメントシステムに接続する場合は、音量の大きな機内アナウンスに不快な思いをしないよう、小さめの音量で使用してください。
  • 聴覚専門医による定期検査を受けてください。耳垢がたまっている場合は、医師による診察を受けるまで使用しないでください。
  • イヤパッドやノズルをメーカーの指示通りに使用、クリーニング、管理しない場合、イヤパッドがノズルから外れて耳の中に詰まる危険性が増します。
  • イヤホンを挿入する前に、必ずイヤパッドがノズルにしっかり固定されていることを確認してください。
  • イヤパッドが耳の中に入り取れなくなった場合は、医師に依頼してイヤパッドを取り除いてもらってください。医師以外の人がイヤパッドを取り除こうとすると耳を傷つける可能性があります。
  • 本製品の改造は試みないでください。けがや製品の故障の原因となる可能性があります。

注意

  • 入浴や洗顔時などに水に浸さないようにしてください。音の劣化や故障の原因となります。
  • 睡眠中は事故の原因となる可能性がありますので、使用しないでください。
  • ゆっくりひねりながらイヤホンを取り外します。決してイヤホンのコードを引っ張らないでください。
  • 著しい不快感、痛み、かぶれ、炎症、その他不快症状が生じた場合は、すぐにイヤホンの使用を中止してください。
  • 耳の治療を現在受けている場合は、本機器使用の前に主治医にご相談ください。

注:必ず同梱の電源、Shure純正品を使用してください。

警告

  • バッテリーパックは爆発、または有毒な物質を放出する場合があります。火災または火傷の恐れがあります。開ける、押し潰す、改造する、分解する、60℃以上の熱にさらす、焼却するといったことは行わないでください。
  • メーカーの指示に従ってください。
  • ショートさせないでください。火傷または火災の原因となります。
  • ユーザーガイドで指定されたもの以外の機器で充電しないでください。
  • バッテリーパックは正しく処分してください。使用済みバッテリーパックの適切な廃棄方法については、各地域の販売店にお問い合わせください。
  • 電池(電池パックまたは内蔵電池)は直射日光、火などの高熱にさらさないでください。

注:バッテリーの交換は、Shure認定サービスセンターのみが行うことができます。

電池、パッケージ、電子廃棄物については地域のリサイクル方法に従ってください。

認証

次の欧州指令の必須要件を満たします:

  • WEEE指令2002/96/EC(2008/34/EC改正)
  • RoHS指令2011/65/EC

    注:電池および電気製品の廃棄については地域のリサイクル方法に従ってください

Shure Incorporatedは、無線機器が指令2014/53/EUを順守していることを宣言します。EU適合宣言書の全文は以下のインターネットアドレスでご覧いただけます:http://www.shure.com/europe/compliance

ヨーロッパ認定代理店:

Shure Europe GmbH

ヨーロッパ、中東、アフリカ地域本部:

部門:EMEA承認

Jakob-Dieffenbacher-Str. 12

75031 Eppingen, Germany

TEL:+49-7262-92 49 0

FAX:+49-7262-92 49 11 4

Email: EMEAsupport@shure.de

FCC規則第15章の適合宣言(DoC)規定による承認取得。

カナダ国内にてICによりRSS-123認定。

IC: 616A-AXT600

産業のカナダICES-003コンプライアンスレベル:CAN ICES-3 (B)/NMB-3(B)

このデバイスは、カナダ産業省ライセンス免除RSS基準に適合しています。本装置の操作は次の2つの条件の対象となります:(1) 装置は干渉を起こしてはならない、(2) 装置は、望まない操作を起こす干渉を含め、あらゆる干渉を受け入れなければならない。

Le présent appareil est conforme aux CNR d'Industrie Canada applicables aux appareils radio exempts de licence.L'exploitation est autorisée aux deux conditions suivantes :(1) l'appareil ne doit pas produire de brouillage, et (2) l'utilisateur de l'appareil doit accepter tout brouillage radioélectrique subi, même si le brouillage est susceptible d'en compromettre le fonctionnement.

注: EMC適合性試験は同梱および推奨のケーブル使用に基づきます。別種のケーブルを使用した場合はEMC性能が低下する可能性があります。

メーカーによって適合性が書面で認可されたもの以外の変更・改造を本機器に加えると、ユーザーの装置を使用する権利が無効となる場合があります。