概要

Beta 52®A は、キックドラムをはじめとした低音楽器専用の個別周波数特性を備えた高精度ダイナミックマイクロホンです。アタック感と「パンチ」をもたらし、極端に高い音圧レベル(SPL)でも、スタジオ品質のサウンドを提供します。一体型のロッキングスタンドアダプターにより、簡単に取り付け・調整が行えます。

研ぎ澄まされたスーパーカーディオイドパターンを特徴とするBeta 52Aは、フィードバックを抑え高ゲインを達成し、収音軸外の音を排除します。硬化スチールメッシュグリルとダイカスト合金製ボディは、長期の磨耗や酷使に耐え、ツアーリングSRに理想的です。

特長

  • Shureの卓越した品質・耐久性・信頼性を備えたライブパフォーマンス用マイクロホンの最高峰
  • 修正スーパーカーディオイド特性により、広いフィードバックマージンの確保と、収音軸外の音への優れた排除性
  • キックドラムや低域楽器に最適な周波数特性
  • ネオジムマグネットの採用により高感度と高出力を実現
  • 先進のエアショックマウントシステムにより、メカニカルノイズや振動の伝導を最小化
  • 耐衝撃性の硬化スチールメッシュグリルとエナメル加工のダイカスト合金製ボディによる、摩耗や酷使に対する高い耐久性
  • 高SPLでもスタジオクオリティの性能を発揮
  • ダイナミックロッキングシステムとXLRコネクターを備えたスタンドアダプターを内蔵し、容易なセットアップと幅広い柔軟性を提供

用途

キックドラムマイクロホンの設置方法

  • マイクロホンがドラムヘッドに接触していない、あるいはドラム内部に湿気が入っていないことを確認します。
  • マイクロホンを希望の音源に向けて不必要な音源から離す。
  • アタック感のある音にはビーターヘッドに近づけ、共鳴を強めるには離します。
  • より多くの低域を得るためには、マイクロホンを近づけて使用する。
  • 必要以上のハンドリングを避けて、メカニカルノイズや振動を防止します。

用途及び設置方法

以下の表には一般的な用途と設置方法を記載しています。マイクロホンテクニックは個人の好みに大きく依存するものであり、「正しい」マイクロホンの位置というものはないということは覚えておいてください。

用途 マイクロホンの推奨位置 音質
キックドラム ビーターヘッドから5~7.5 cm離し、ビーター中心から少しずらします。 シャープなアタック。最大のベース音、最高の音圧レベル。
ビーターヘッドから20~30 cm離し、ビーターの中心軸上に設置します。 ミディアムなアタック。バランスのとれた音質。
注:より「パンチ感」を効かせたタイトなサウンドを作るには、ドラム底部にビーターヘッドに寄せて枕か毛布を置きます。
ギターおよびベースアンプ スピーカーから2.5 cm離し、スピーカーコーンの中心軸上に設置します。 シャープなアタック音。強調された低音域。
スピーカーから2.5 cm離し、スピーカーコーンのエッジに設置します。 シャープなアタック音。より高帯域の音質。
スピーカーから60 ~ 90 cm離し、スピーカーコーンの中心軸上に設置します。 ソフトなアタック音。抑えた低音。

不要な音源の排除

スーパーカーディオイド・マイクロホンはマイクロホン背面方向120°の角度で音を最大に抑制します。モニターやスピーカーなどの不要な音源がすぐ後方ではなく、これらの角度に来るように、マイクロホンを配置します。フィードバックを抑えて不要な音源を最大限に抑制するため、パフォーマンスの前にマイクロホン配置のテストを必ず実行してください。

スーパーカーディオイド・マイクロホンのスピーカーの推奨位置

近接効果

単一指向性(カーディオイド)マイクロホンは、音源からの距離が約6 mm(1/4 インチ)の場合、100Hzまで6~10dBで段階的に低音域周波数を上げます。近接効果というこの現象は、よりパワフルで暖かみのある音を生み出すために使用できます。至近距離での使用中、低周波数の破裂音を避けるため、低音域応答は徐々にロールオフします。これにより、近接効果を上手くコントロールして活用することができます。

スタンドアダプターの使用

一体型スタンドアダプターは、叩いたり押してしまったりしたときの位置ずれを防止しつつ、ノブを緩めなくても調整できるようになっています。

  1. マイクロホンをスタンドに取り付けます。
  2. 調整ノブを締め付ける前に、必要に応じてスタンドの高さを調整して位置を決めます。
  3. 調整ノブを締めてマイクロホンを固定します。工具を使用したり、締め付けすぎたりしないでください。

仕様

タイプ

ダイナミック型(ムービングコイル方式)

周波数特性

20 ~ 10,000 Hz

指向特性

スーパーカーディオイド

出力インピーダンス

EIA定格150 Ω(45 Ω実効値)

感度

(1kHz),開回路電圧

-64 dBV/Pa(0.6 mV)[1]

最大SPL

1% THDで1 kHz, 1 kΩ負荷

174 dB

極性

ダイヤフラムへの正の圧力により、3番ピンに対して2番ピンに正電圧が生成される

質量

本体

0.605  kg(1.35  lb)

コネクター

プロオーディオ用3ピン (XLR)、オス、バランス

外装

シルバーブルーのエナメル加工ダイカストメタルボディと艶消し加工硬化スチールメッシュグリル

[1] 1 Pa=94 dB SPL

標準周波数特性

標準指向特性

アクセサリー

付属品

5/8" ~ 3/8" (欧州) ネジアダプター

95A2050

Storage BagZippered Carrying Bag

95A2324

交換パーツ

BETA 52およびBETA 52A用カートリッジ

R175

BETA 52A用グリル

RK321

プラグ(コネクター)アセンブリー

90J1984

認証

本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満たし、CEマークに適合しています。

CE適合宣言書は以下より入手可能です:www.shure.com/europe/compliance

ヨーロッパ認定代理店:

Shure Europe GmbH

ヨーロッパ、中東、アフリカ地域本部:

部門:EMEA承認

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