DDS 5900 デジタル・ディスカッション・システムは、プラグアンドプレイセットアップとオンライン会議管理による会議ソリューションです。最高のオーディオ品質とプラグラム可能なタッチボタンコントロールを備え、コンパクトなマイクロホンユニットは、大きいグループや広い会議場での明確なコミュニケーションを可能にします。当システムは一度に最大8人の発言者に対応し、通訳には2つのチャンネルを用意して、増設機器なしに二言語使用の会議をサポートします。
DDS 5900 デジタル・ディスカッション・システムは1台のセントラルユニット、コントロールブラウザー、最大250人の参加者に対応する会議用ユニットから構成されます。多様なユーザーのタイプをサポートするため、グースネックマイクロホン、ラウドスピーカー、コントロールボタンがコンパクトな会議用ユニットに組み込まれています。非常に柔軟にレイアウトが選択でき、卓上または埋め込み式のユニットが選べ、本システムは以下ような広範囲の職業環境によく馴染みます。
明確で自然なコミュニケーション | DDS 5900 ディスカッション・システムは、グループでのコミュニケーションを助け、大きな会議場で自然な会話が聞き取れるようにします。グースネックマイクロホンは最高の音声分離をもたらし、LEDライトリングは誰が話しているかを示します。24ビットのデジタルオーディオ信号は、ラウドスピーカーからのリアルタイムモニタリングのために、各会議ユニットに運ばれます。いくつかのマイクロホン操作モードで、マイクロホンのマニュアルあるいは自動のアクティベーションができます。 |
しゃれた、プロフェッショナルなデザイン | モダンで扁平なデザインは、歴史的な建物から現代的な役員室まで様々な空間に溶け込みます。DDS 5900の会議用ユニットは、直感的で機能的であり、雑物を減らし、卓上の作業空間を増やします。2つの異なったモデルがどの会議のニーズもサポートします:
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柔軟なセットアップと簡単な設置 | DDS 5900システムはデジタルオーディオ、制御データ、電力を同一ケーブル上で運ぶ独自のプロトコルを有しています (シールド Cat5e)。本システムは最大250人の参加者がいる大会議をサポートし、レイアウトトポロジーの簡易化のためにインラインに加えられた増設コンポーネントに容易に対応します。 |
リモート管理 | 包括的なシステム管理をするには、コンピューターまたはタブレットを使用してブラウザーベースのコントロールアプリを開きます。インターフェースは、システム構成とディスカッションセットアップ能力を増やし、担当者は参加者の名前と座席番号を把握しながら会議に備えることができます。司会者あるいはモデレーターは会議の間、発言者を管理するために専用のページを使用します。 本システムは、Crestron、AMXや他のコントロールシステムとも互換性があります。CCU は簡単にテレビ会議機器とオーディオコンポーネントを相互に接続します。. |
DDS 5900ディスカッション・システムは、どんなサイズの会議でも活用できる重要なコミュニケーションツールです。 参加者は会議用ユニットのマイクロホンとラウドスピーカーを使って、自然な発話レベルを保ちながらコミュニケーションができます。
DDS 5900 ディスカッション・システムは、マイクロホン、ラウドスピーカー、通訳音声、ユーザーコントロールを1つの統合ユニットに組み込むことで、人々のグループ内でのコミュニケーションを向上させます。 参加者が話すと、他のユニットのラウドスピーカーで声を聞くことができます。DDS 5900 は、各参加者が発言者と聴取者の双方になる場合に最適なソリューションです。
これに対し、伝統的なサウンドシステムは、大勢の人々に対する1人か2人の発言者のコミュニケーションをサポートします。このようなシステムでは、会議中に必要な対話をするのは不可能です。
DDS 5900会議用ユニットは討議に加わった様々な人々が必要とする色々な機能をサポートするようプログラムを作成することができます。たとえば、会議のモデレーターとして、司会者はすべての出席者のマイクロホンをただちに切るといった特別なコントロールが可能です。典型的な会議では、参加者には3つのカテゴリーがあります:
以下が典型的な会議での各参加者の役割と機能の概観です。
出席者 (メンバー、参加者) | 大多数の参加者はこのカテゴリーに入ります。この出席者の役割は、司会者や通訳者ではない会議のどの関係者にも当てはまります。出席者は会議用ユニットを使って、他の参加者に話しかけたり、話を聞いたりします。会議の設定に基づいて、司会者によってマイクロホンが有効になる前に、出席者は発言の要望を送ることができます。
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司会者 (司会、モデレーター、議長) | 司会者、あるいは簡略して司会は、会議のモデレーターです。一般的には会議場の先頭に座り、司会は誰が話すかに関して最終的な決定権を有します。ブラウザインターフェースを使うことで、モデレーターは、特定の参加者に対してマイクロホンをオンにしたりオフにしたり、どの参加者が発言の要望を出しているかを見ることができます。会議を即座にコントロールする 「all-delegates off」ボタンは 司会者モードにプログラムされた会議用ユニットで利用できます。
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通訳者 | 会議で追加の言語が話された場合、会議用ユニットを使って、通訳者は同時通訳を行うことができます。通訳者は2つのチャンネルのうち1つを選び、同じ言語を話す他の参加者に伝えます。このシステムは二言語使用の討論や双方向の議論をサポートし、2つの異なる言語を話す参加者の行ったり来たりするやり取りを手助けします。
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DDS 5900会議用ユニットは以下のコンポーネントで構成されています:
① DIS-CCU セントラルコントロールユニット | セントラルコントロールユニット (CCU)はDDS 5900システムのプロセッサーです。会議用ユニットに電力を供給しコントロールを行い、外付け機器へのアナログ入力と出力、リモートシステムコントロール用のブラウザーインターフェースのホストとなるウェブサーバーの提供をします。各システムは1つのCCUを使用します。 | ||||
② 会議用ユニット | 参加者は会議用ユニット (DU)を使って会議の他のメンバーに話したり、話を聞いたりします。 マイクロホン、ラウドスピーカー、チャンネルセレクターが各ユニットに備わっています。ユニットは順次つながり、同一ケーブル上で電力、音声、制御データを運ぶことでセットアップを単純化します。2つの会議用ユニットモデルがあります:
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③ ブラウザーインターフェース | 本ブラウザーインターフェースは、DDS 5900システムに、総合的なセットアップと会議管理を提供します。CCUとネットワークでつながれているコンピューターのウェブブラウザーで開きます。インターフェースを使ってマイクロホンを管理し、出席者、そして高度なシステム設定に名前や座席番号を割り当てます。 |
DIS-CCU セントラルユニットは、DDS 5900 システムの最大250人の参加者システムの知能となります。本ユニットは、それぞれの会議および通訳者ユニットからの音声と制御信号を処理し、会議を聴取している他の参加者に音声を届けます。
システムハブ
CCUは外付けの機器をDDS 5900システムにつなげます。
DDS 5900 システムとともに使用される場合、DIS-CCUに は以下の特長があります:
フロントパネル | |
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① メニューディスプレイ | 2×20 文字の OLED ディスプレイにより、コンピューターを使用せずにシステム設定が可能です。 |
② ナビゲーションボタン | 5 個のボタンからなるキーパッドによりコンピューターを使用せずにシステムを設定できます。 |
③ 電源ボタン | 電源ボタンでセントラルユニットをオンまたはオフにします。接続されたすべての DCS-LAN ユニットと電源は、CCU と共に自動的に電源がオン/オフされます。
注:システム設定は保存されているので、電源をオン/オフしても保持されます。 |
背面パネル | |
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④ 電源コネクター | ねじ式コネクターにより、PS-CCU電源と確実に接続されます。 |
⑤ DCS-LAN 出力 | 4つのRJ45ジャックにより会議ユニットと接続して、DCS-LANを形成します。DCS-LANチェーンは同一ケーブル上で安全にデジタルオーディオ、コントロールデータ、電力を送ります。4つある出力のいずれかまたは全部を使うことで様々なレイアウト構成に対応できます。 重要:DCS-LAN機器以外をこの出力に接続しないでください。 |
⑥ コントロールコネクター (TCP/IP) | この RJ45 コネクターを用いて、コンピューターから内蔵ウェブアプリケーションへのアクセス、または AMX® や Crestron® などのコントロールシステムへ接続することができます。 |
⑦ 音声出力 | 8つのバランス型XLRオスコネクターには、PAシステム、オーディオミキサー、オーディオレコーダー、言語配信システムを接続できます。 |
⑧ 音声入力 | 2つのバランス型 XLRメスコネクターには、ワイヤレスマイク、テレビ会議システム、処理された音声信号、非常放送(EEM)、会議の休憩中の音楽といった外部のオーディオ機器を接続できます。入力ゲインと音量は CCU のフロントパネルまたはウェブアプリケーションから調整します。 |
⑨ 非常スイッチコネクター | 非常時にオーバーライド信号を送ります。接続されたスイッチが閉じられると、入力 2 の音声信号がすべての出力チャンネルに送られ、他の音声入力より優先されます。 |
DIS-CCU オーディオダイアグラム
DIS-CCUはシステムのセットアップと設定のためにフロントパネルからコントロールを行います。5個のボタンからなるキーパッドを使ってメニュー内の移動や設定の変更を行います。
以下の図はメニュー構造の概要です。
メニュー概要
参加者は 会議用ユニットを使用して、会議の他のメンバーとコミュニケーションを取ります。セントラルユニットからデイジーチェーン設定で接続され、本ユニットは1本のケーブル上でデジタルオーディオ、制御データ、電力を送ります。しゃれた、プロフェッショナルなデザインと最小限の配線は、専門的な会議場によく溶けこみます。DDS 5900 システムは最大250人の 会議用ユニットを同時にサポートします。
DDS 5900 会議用ユニット | 本ユニットの主要な機能: |
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① マイクロホン | スピーチ用 |
② スピーカー | 会議の聴取用 |
③ コントロールボタン | マイクロホン操作および通訳チャンネルの選択用 |
④ ヘッドホンジャック | 通訳チャンネルまたはフロアオーディオの聴取用 |
⑤ RJ-45 ジャックのあるベース | 電力、オーディオ、コントロールトランスポート用 |
表面に穴を開けたり切ったりせずに卓上に置け、システムの再設定の際は簡単に分解できます。特長としては、統合スピーカー、リアエグジット付きケーブルルーティング、司会者、出席者、通訳者ユニットとしての操作があります。
DC 5980 P ポータブル会議用ユニット
統合デザイン
以下の機能がユニットに統合されています
通訳モニタリング
チャンネルセレクターとヘッドフォン出力を使って通訳チャンネルを聞きます。
音響強化
他の発言者を聴取するためのラウドスピーカー。
マイクロホンの種類
すべてのDISマイクロホンと互換性があります。
テーブルや演壇に常設できます。扁平なデザインは台とケーブルをテーブルの表面から隠します。このユニットは司会者または出席者として操作できます。
DC 5900 F 会議用ユニット
モデュラーデザイン
部品を加えるか取り去ることによって機能は拡張できます。
通訳モニタリング
2種類のフロントプレートが利用できます:
音響強化
他の発言者を聴取するには、オプションの LS 5900 F ラウドスピーカーを加えます。
マイクロホンの種類
DIS マイクロホンに加えて、いくつかの Shure MicroflexⓇ マイクロホンは、AC 5901アダプターを接続することでフラッシュマウントユニットと互換性を持ちます。
本会議用ユニットは会議に参加している様々な人々をサポートするためにプログラムを作成することができます。たとえば、会議のモデレーターとして、司会者はすべての出席者のマイクロホンをただちに切るといった特別なコントロールが可能です。
アイコン | 名前 | 説明 |
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発言 | 押すとマイクロホンが作動するかユーザーをリクエストリストに加えます。なお、CUのシステム操作モードに従います。 |
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ミュート | 押し続けるとマイクロホンからの音声が一時的に無音になります.この間、出席者は発言の権利を保持しますが、マイクロホンはフロアサウンドに音声を伝えません。ミュートの間、 マイクロホンのライトリングはオフになっています。 |
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出席者オフ | 司会者はこのボタンを使って参加者のマイクロホンをただちに切ることができます。. |
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通訳出力チャンネル | 通訳者ステーションの送信 (アウトバウンド) チャンネルを選択します。 注:DC 5980 Pポータブルユニットでのみ使用可能です。 |
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通訳モニタリング | チャンネルをスクロールして、ヘッドホンでモニターするための音源を選択します。チャンネル 1と 2で通訳前の言語を選択します;フロアサウンドはLEDがオフになると選ばれます。 |
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ヘッドホンボリューム | ヘッドホンの音声信号の音量を増減します。 |
ボタン | イメージスピーチ |
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ボタン | イメージスピーチ |
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ボタン | イメージスピーチ |
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The DC 5900 F フラッシュマウントユニットはフロントプレートに2つのオプションがあります:
ボタン | イメージスピーチ |
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ボタン | イメージスピーチ |
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ボタン | イメージスピーチ |
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ボタン | イメージスピーチ |
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DIS GM 592x マイクロホンは、特に発言に合わせた周波数応答により、最高のオーディオ性能を届けます。グースネックはマイクロホンの台に付いており、柔軟に位置を変えます。マイクロホンの先にある赤いLED リングは、いつマイクロホンが作動し、参加者が発言するかを明確に示します。
2つのモデルが利用できます:
DIS GM 592x
DC 5900 F フラッシュマウント 会議用ユニットは Shure MX 400 RLP シリーズ マイクロホンによって機能します。伝説的な Shure オーディオ性能と製品品質を備え、CommShield® 技術は、スマートフォン、タブレット、WiFi やその他の無線周波数干渉から生じるノイズを除去します。マイクロホンの先にある赤いLED リングは、いつマイクロホンが作動し、参加者が発言するかを明確に示します。
ただAC 5901 XLR アダプターをマイクロホンの底にねじ込み、会議用ユニットに入れるだけです。.
Shure MX 4xx RLP
AC 5901 XLR アダプター
以下のユニットはDDS 5900で利用することができます。
増設電源と詳細設定 | |
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EX 6010エクステンションユニット | エクステンションユニットは4つのチェーン出力を備えています。それぞれには独立した電源があり、データをリフレッシュする能力があります。 |
RP 6004 リピーター/スプリッター | 長い電路のデータ信号をリフレッシュし、会議用ユニットチェーンには4つの追加出力を提供します。 |
PS-6000 パワーインサーター | 最大50台の会議用ユニットに電力を供給します。 |
JB 6104 ジャンクションボックス | 会議用ユニットに4つのタップアウトポイントを提供します。各タップアウトは、1つの会議用ユニットをサポートし、ユニットに 損傷を与えずに付けたり外したりすることができます。 |
RC 6000 冗長化コントローラー | 停電に対してCCU操作を守るために冗長化 PS-CCU 電源を付けることができます。 |
SZ 6104 スイッチャー | 高度なシステム設定や複数の部屋でリソースを共有する設置のために2つのCCUを接続します。 |
アクセサリー | |
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ヘッドホン |
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マイクロホンユニットはセントラルユニットから順次接続して操作されます。電力、音声、制御データは、シールドCat 5e ケーブル上で1つのユニットから次のユニットに運ばれます。この接続形態は、人数の多いグループのために、柔軟で安価な設置を可能にします。
同梱の 19 インチ金具を使って、セントラルコントロールユニットを標準的な 19 インチラックに設置します。上部と下部のカバーを止めているネジを取り外し、同じネジを用いて金具をユニットの前面に固定します。
重要:10mmのセルフタップネジをフロント側に、8mmのセルフタップネジがリア寄り側に使用します。
内蔵ファンが左側から空気を取り込み、右側から空気を排出するため、上部と下部には冷却用スペースを空ける必要ありません。
Shureより、会議/ディスカッションシステム機器用として専用に設計されたケーブルを提供しています。Shure EC 6001高品質イーサネットケーブルは、長さ 0.5 m~100 mの各種を用意しています。いずれのケーブルもシステム性能の信頼性を確保するための試験が実施されています。EC 6001-xx のオーダーのための情報はアクセサリーのセクションをご覧ください。
重要: ケーブルとコネクターは、安定したシステム性能のためにシールド付きのものでなければなりません。設置にShure EC 6001ケーブルを使用しない場合は、ケーブルはCat5eの要件を満たす必要があります。
タイプ | Cat5e (またはそれより高品位) ツイストペア |
シールド | F/UTP またはU/FTP |
コネクター | シールドされたRJ45 |
質量 | AWG 24 |
ケーブルの最長の長さ |
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重要:ケーブルとコネクターは安定したシステム性能のためにシールドしなければなりません。設置にShure EC 6001ケーブルを使用しない場合は、ケーブルはCat5eケーブルの条件に従う必要があります。
パッチパネルを使用してシステムを設計するときは、ケーブルをパネルのメスシールドコネクタに圧着します。次に、短いジャンパーケーブルを使用して会議ユニットに接続します。
マイクロホンユニットとDCS-LAN コンポーネントは、各ユニットにある2つのRJ45ポートを用いて順番に接続 (デイジーチェーン)します。コネクターは交換可能です;前のユニットを1つのポートに接続し、次のユニットを他のポートに接続するだけです。信頼性のあるシステム性能を保つためには、常にシールドCat5e (またはそれより高品位) のケーブルを使用します。
電力、制御データ、音声は同一のシールドCat5eケーブル上で、1つのユニットから隣のユニットに運ばれます。
機器を守るために、マイクロホンユニットを付けたり外す時は、セントラルコントロールユニット (CCU)が 常にオフ であることを確認してください。 DCS-LAN コンポーネントを接続するためには、(A、B、C、D) の4つのチェーン出力のいずれかを使用します。
注:システムが安定するまで、CCUの電源をオフにしないでください。
以下のシステムダイアグラムは、DIS-CCU セントラルコントロールユニットへの一般的なハードウェア接続を説明しています。現状の設置には他のハードウェアの組み合わせを使用している場合がありますが、以下に概説されるコンセプトに従ってください。
注:注意書きが無い限り、フラッシュマウントおよびポータブル会議用ユニットは以下の図面の中で交換可能です。
本システムはコンピューターを使用せずに操作できます。CCU ナビゲーションスクリーンを使ってインストールをセットアップします。
注:ブラウザーインターフェースがマイクロホンのオンとオフに必要なため、このセットアップはマニュアルのマイクロホンモードはサポートしません。
複数チェーンを伴う基本システム
ウェブブラウザーによるシステムの包括管理のために、コンピュータをセントラルコントロールユニットに接続します。イーサネットケーブルを専用の TCP/IP ポートからコンピューターにつなげます。
コンピューターのコントロール
ワイヤレスルーターを使って、ラップトップやタブレットからウェブブラウザーにアクセスします。モバイルデバイス上のウェブブラウザーは同様の包括システム管理を提供します。
ワイヤレスコントロール
DDS 5900 会議用システムは二言語使用の会議をサポートし、各 会議用ユニットに通訳チャンネルへのルートを作ります。通訳者ステーションの用途用にDC 5980 P ポータブル会議用ユニットのプログラムを作成します。他の参加者は自分のユニットで選択した通訳チャンネルを聞くためにヘッドフォンジャックを使用します。
一般的に、より良い遮音のために通訳者には別個の部屋かブースが用意されます。隣のユニットの操作モードには関係なく、ユニットはDCS-LANチェーンで、どんな順序ででもつながることができます。
通訳ユニット
オーディオレコーダーをCCUのアナログ出力に接続してフロアオーディオ、通訳、特定のマイクロホンセットを記録します。グループへのバスユニットに対してブラウザーインターフェースを使い、それらを特定の出力 (A-H)に割り当てます。CCUのXLR 出力をオーディオレコーダーの入力につなげます。
音声録音
ミキサーをCCUアナログ出力に接続して個々のマイクロホンの音量や等化をコントロールします。グループへのバスユニットに対してブラウザーインターフェースを使い、それらを特定の出力 (A-H)に割り当てます。
音声をDDS 5900システムに戻すには:
ミキサーまたはDSPを挿入
追加のモニタリングの場合は、ワイヤレス言語配信システムをCCU音声出力の1つに接続します。グループ出力 (A-H)に対し、ブラウザーインターフェースを使って、希望のマイクロホン (シート)を選択します。DCS 6000デジタル赤外線言語システムはこの音声信号を多数のリスニングステーションに送ります。
ワイヤレス言語配信
入力2 は避難放送 (EEM)用に設計されており、緊急時には会議より優先されます。スイッチ (常開型) は、緊急スイッチコネクターに接続されていなければなりません。このスイッチが閉じられると、「In 2」に入力された「避難放送」の音声信号がすべての出力チャンネルに送られ、他のすべての音声入力より優先されます。
大半の設置の場合、DIS-CCUは 会議用ユニットに十分な電力を供給します。セットアップによっては、CCU は追加機器なしに最大50台のユニットに同時に電力を供給します。サポートする会議用ユニット数は、 大きさや設置のレイアウトによります。
注: 1つのチェーンでの最大のケーブル長はリピーターユニットの前の120 mです。
電力は設置の種類による
追加機器なしにユニット数を最大にするには:
以下の表は、他の機器を追加することなく多くの 会議用ユニットをつなげる方法を示しています。
注:複数のチェーンを使用する場合、ユニット数を最大にするために、チェーン全体でユニット数を均等に配分してください。
CCU から最初のユニットまでのケーブル長 | 会議用ユニットの予定数 CCUからの電力供給 | |||
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1つのチェーン | 2つのチェーン | 3つのチェーン | 4つのチェーン | |
10 m | 43 | 47 | 48 | 48 |
30 m | 39 | 45 | 47 | 48 |
50 m | 36 | 43 | 45 | 46 |
100 m | 21 | 38 | 42 | 44 |
CCU から最初のユニットまでのケーブル長 | 会議用ユニットの予定数CCUからの電力供給 | |||
---|---|---|---|---|
1つのチェーン | 2つのチェーン | 3つのチェーン | 4つのチェーン | |
10 m | 41 | 46 | 48 | 48 |
30 m | 37 | 44 | 46 | 48 |
50 m | 34 | 42 | 45 | 46 |
100 m | 11 | 22 | 33 | 43 |
注:DC 5900 F 会議用ユニットの所要電力は、ユニットの設定によって変わります。ラウドスピーカーが取り除かれ、MX4xx シリーズ マイクロホンの代わりにGM グースネック マイクロホンが使用されると、増設された会議用ユニットはサポートされます。
JB 6104ジャンクションボックスは、DCS-LANチェーンの先端にさらに4つの出力を加えます。 これらの4つの出力は、DUへの短時間接続での使用が可能で、DCS-LANチェーンを技術的な故障やホットプラグによる損傷から守ります。最大10mの長さのケーブルを使用し、1台のDU で各JB出力に接続できます。
CCUから最初のユニットへのケーブル長 | 各JB 6104間のケーブル長 | JB 6104の数 | DUの最大数 |
---|---|---|---|
10 m | 3 m | 19 | 37 |
30 m | 3 m | 17 | 34 |
50 m | 3 m | 15 | 30 |
100 m | 3 m | 7 | 14 |
CCUから最初のユニットへのケーブル長 | 各JB 6104間のケーブル長 | JB 6104の数 | DUの最大数 |
---|---|---|---|
10 m | 3 m | 22 | 42 |
30 m | 3 m | 20 | 40 |
50 m | 3 m | 20 | 38 |
100 m | 3 m | 14 | 28 |
CCUから最初のユニットへのケーブル長 | 各JB 6104間のケーブル長 | JB 6104の数 | DUの最大数 |
---|---|---|---|
10 m | 5 m | 13 | 50 |
30 m | 5 m | 12 | 48 |
50 m | 5 m | 12 | 46 |
100 m | 5 m | 10 | 40 |
もっとも信頼性の高い設置をするためにはこのガイドラインに従ってください。
DCS-LAN チェーン全体でシールドを一貫してする必要があります。DISコンポーネントに使われるどんなケーブルやパッチパネルも、シールドRJ45コネクタを必要とします。すべてのDIS コンポーネントはシールドRJ45 メス型コネクターを備えています。.
DCS-LAN 信号がパッチパネルのシャーシグラウンドに 偶発的に接地するのを避けてください。DCS-LAN はシールドを信号グランドリファレンスとして使用し、接続しているどの地面にも接触できません。
パッチパネルでの接地を避ける
接地の問題を避けるには:
注:すべてのDIS コンポーネントユニットのメス型コネクターは コネクターのシャーシとユニットのシャーシを分離するエアギャップを備えており、 いかなるガルバニック (物理的で電気的)接続 も防いでいます。
信号を運ぶケーブルの取扱いと同様に、機器を設置する時は注意が必要です。
曲げ方
ケーブルを激しく曲げないでください。イーサネットケーブルはケーブルの直径の4倍以上曲げることができません。
締め付け
ケーブルを強く締めすぎないようにしてください。締めつけられたケーブルは正常に作動しない恐れがあります。
各ユニットに、マイクロホンの基本的なコントロールを行うためのタッチボタン・オーバーレイを貼り付けます。ディスカッションユニットは、異なるユニットタイプにプログラムされると機能が変わるソフトボタンを使用しています。ボタンのオーバーレイはディスカッションユニットまたはセントラルユニットに同梱されています。
警告:オーバーレイは再使用できません。ユニットを再設定する必要が生じた場合は、オーバーレイを慎重に剥がし、別のオーバーレイを貼り付けます。
マイクロホンを固定するには、付属の六角棒スパナを使用して反時計方向に回します。
DIS GM:マイクロホンを XLR ソケットに挿入します。グースネックを適切な位置に調節します。
Shure MX4xxRLP:マイクロホンに AC 5901 XLR/Microflex アダプターを取り付けます。埋め込みユニットの XLR ソケットにアダプターを挿入します。
DDS 5900 会議用ユニットはプログラム可能であり、 コントロールボタンの機能を変更して様々なユーザーのタイプをサポートします。3つのタイプは、司会者、出席者、通訳者です。それぞれが固有のコントロール機能を必要としています。設定はユニットで保存されて、出力サイクル後まで持続します。
注:フラッシュマウントユニットは通訳者ステーションとしてはプログラムを作成できません。同時通訳にはポータブルDC 5980 P ユニットを使用します。
司会者または出席者としてフラッシュマウント DC 5900 F 会議用ユニットのプログラムを作成するには、ボタンオーバーレイを付けるだけです。オーバーレイは正確なボタン機能によって自動的にユニットのプログラムを作成します。
すべてのオーバレイがCUでの設定を確立するために付けられた時点で、システムを再起動してください。
音量ボタンを押し、希望のモードまでスクロールすることで、ポータブルユニットのプログラムを作成します。
ユニットタイプ | チャンネル1 | チャンネル2 |
---|---|---|
ミュートの出席者 | オフ | オフ ミュートでない出席者 |
オン | オフ 司会者 | |
オフ | オン 通訳者 | |
オン | オン |
システムの包括管理とリモートコントロールのために、コンピュータまたはタブレット上でウェブインターフェースを開きます。 セントラルコントロールユニット (DIS-CCU) はネットワーク上のコンピューターのウェブブラウザーからシステムコントロールができるウェブサーバーを提供します。ウェブアプリはシステムをセットアップするための拡張パラメーターを提供し、司会者またはモデレーターが参加者の名前と座席番号を使用してマイクロホンを管理できるようにします。
注:コンピューターネットワークはコンポーネントネットワーク(DCS-LAN)とは分離しています。
DDS 5900 ウェブインターフェース
システム要件
最高のパフォーマンスのためには、常にブラウザーを最新のリリース版にアップデートしてください。以下のブラウザーでシステムインターフェースは適切に機能します:
コンピューターでブラウザーインターフェースを開くには以下の指示に従ってください。
CCUに接続します
システムインターフェースへのアクセスは2つのネットワークアドレスから可能です:IP アドレスとホスト名。いずれかのアドレスをブラウザーに打ち込むと、接続されたCUのインターフェースにアクセスします。
ブラウザーからネットワークアドレスを管理します:
CCUがDHCPサーバーでネットワークにつながれている場合、「Dynamic」を選びます。そうでない場合は、「固定」を選び、CUに固定のIPアドレスを割り当てます。デフォルトのIP設定は「自動取得」です。
「変更を適用」を選び変更内容を保存します。
CCU フロントパネルからIPアドレスを確かめます:
.
ホスト名は、IPアドレスを使う代わりに、ブラウザーにアクセスするためにデバイスに割り当てられるユーザー定義の名前です。ホスト名には論理的にタイトルを付け、ネットワーク上のコンポーネントが簡単に識別できるようにします。さらに重要なことは、ホスト名は単独では変えられず(IP設定とは異なります)、ブックマークには最適なものになっています。
たとえば、システムが重要な会議室にセットアップされている場合、ホスト名は「MainRoom」とすることができ、アドレスとなります。http://mainroom.local.
システムとブラウザインターフェースは、各種言語に対応しています。
から希望の言語を選びます。言語 | グローバル | CCU(ブラウザ) | |
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アルバニア語 | Shqip | ✓ | |
アラビア語 | اللغة العربية | ✓ | ✓ |
バスク語 | Euskal | ✓ | ✓ |
ボスニア語 | Bosanski | ✓ | |
ブルガリア語 | български | ✓ | |
カタロニア語 | Català | ✓ | ✓ |
中国語(簡体字) | 中文(简体) | ✓ | ✓ |
中国語(繁体字) | 中文(繁體) | ✓ | ✓ |
クロアチア語 | Hrvatski | ✓ | ✓ |
チェコ語 | Čeština | ✓ | |
デンマーク語 | Dansk | ✓ | |
オランダ語 | Nederlands | ✓ | |
英語 | 英語 | ✓ | ✓ |
フランス語 | Francais | ✓ | ✓ |
ドイツ語 | Deutsch | ✓ | ✓ |
ギリシャ語 | Ελληνική | ✓ | |
アイスランド語 | Íslenska | ✓ | |
インドネシア語 | Bahasa | ✓ | |
イタリア語 | Italiano | ✓ | ✓ |
日本語 | 日本語 | ✓ | ✓ |
韓国語 | 한국인 | ✓ | ✓ |
リトアニア語 | Lietuviškai | ✓ | |
マケドニア語 | македонски | ✓ | |
モンテネグロ語キリル | Црногорски | ✓ | |
モンテネグロ語ラテン | Crnogorski | ✓ | |
ノルウェー語 | Norsk | ✓ | |
ペルシャ語 | فارسی | ✓ | |
ポーランド語 | Polski | ✓ | ✓ |
Portuguese | Português | ✓ | ✓ |
ロシア語 | русский | ✓ | ✓ |
セルビア語キリル | Српски | ✓ | |
セルビア語ラテン | Srpski | ✓ | |
スロベニア語 | Slovenščina | ✓ | |
スペイン語 | Español | ✓ | ✓ |
スウェーデン語 | Svenska | ✓ | |
タイ語 | ภาษาไทย | ✓ | ✓ |
トルコ語 | Türk | ✓ | |
ベトナム語 | Tiếng Việt | ✓ |
管理者によるウェブインターフェースへのアクセスに加えて、会議中に参加者の役に立つ別の2つのアドレスがあります:
初期設定では、誰でもネットワークに接続しているコンピューターやモバイルデバイスから、これらの画面にアクセスすることができます。これらのページを保護するために、管理者はSecurityページからそれぞれにパスワードを割り当てることが可能です。
このページは会議中のマイクロホンコントロール専用となります。司会者または会議オペレーターはこの画面を使用して、発言者や発言リクエスト、返答を管理します。
アクセスには、CCUのIPアドレスを入力し、/chairmanと続けます(例:http://172.17.11.137/chairman)。
この表示ページは、会議参加者に発言者や発言リクエスト、返答者のリストを提供するために使用します。
アクセスには、CCU の IP アドレスを入力し /display と続けます(例:http://172.17.11.137/display)。
ヒント: 会議中はページをフルスクリーンモードにします:
未許可のデバイスが音声信号を聞くのを防ぐために、DISコンポーネントはは専有のコーデックアルゴリズムを使用します。さらに会議を守るためには、パスワードをブラウザーインターフェースに割り当て、ワイヤレスルーターのセキュリティ機能を有効にしてください。
ブラウザーインターフェースがアクセスを制限するよう、パスワードを割り当てることができます。独立したパスワードが管理者、司会者、表示の3つのインターフェースアドレスの各々に割り当てられます。
注:ユニットが工場出荷時設定にリセットされると、パスワードは消去されます。
CCUへのパスワードアクセスを消去するためには、工場出荷時設定に戻します。
注:出荷時設定へのリセットは、すべての出席者、システム、IP設定を抹消します。
ハードウェアから |
|
ブラウザーインターフェースから |
|
最大のセキュリティのためには、専用のコンピュータまたは保護されたルータで制御ネットワークを分離させます。
会議が始まると、司会者または会議モデレーターは、名前か座席番号あるいは両方を使って参加者に呼びかける必要があります。名前と座席番号の適切な割当ては、確実に会議を続けるために重要です。
初めて装置にブラウザーインターフェースでログインする場合、各々のマイクロホンユニットはそのデフォルト名で現れます。ユニットには自動的に座席番号が割り当てられます。司会者ユニットも参加者セットアップページに現れます。参加者セットアップページを使って、ユニットを予定の座席表と合わせます。
座席番号の再割り当て
参加者の名前を入れます
マイクロホンがオンのとき、初期設定では音声はメインミックス (グループ A) に送られます。このミックスは、会議に参加しているすべての人の音声が送られるので、 フロアミックスと呼ばれます。多言語の会議の場合、通訳者もフロアを聞いて通訳を行います。
初期設定では、フロアミックスは接続された各マイクロホンユニットのスピーカーとヘッドホン出力(チャンネル0)に送られます。
グループセットアップページの
から、マイクロホンの ルーティングの確認、修正を行います。各マイクロホンについて、次の中から 1 つを選びます:
ラウドスピーカーは、会議の局所的な音響強化のために、大部分のマイクロホンユニットに入っています。参加者がマイクロホンを使うと、彼らの発言は他のユニットのラウドスピーカーから聞こえます。それは大きな部屋での発言の明瞭度を高め、音響強化システムに関連した一般的な問題を減らします。
各参加者のラウドスピーカー
各参加者は、マイクロホンにユニットに付けられている個々のラウドスピーカーで会議を聞くことができます。
注:フィードバックを避けるために、 マイクロホンが作動している時、ラウドスピーカーはオフになっています。
ラウドスピーカー音量は、接続されたすべてのユニットにあてはまるシステム設定です。音量は-0dB(減衰なし)から-40dB、オフ(ミュート)まで調節可能です。音量調節には:
ブラウザーインターフェースから | ラウドスピーカーコントロールページに行ってください ( | )
CUから | ラウンドスピーカーメニューまでスクロールします ( | )
フロアチャンネルで通訳チャンネルまたは他の参加者の発言を聞くために、大部分のマイクユニットにはヘッドホン出力が入っています。各参加者は、自分のチャンネルをマイクロホンユニットチャンネルセレクターから選びます。
チャンネル 1 と 2は通訳専用です。参加者はチャンネルの1つを選んで、二言語使用の会議の間、自分の言語を聞きます。音源は通訳者ステーションからやって来て、参加者の選んだチャンネルに伝わります。
チャンネル0(フロアチャンネル)は、会議の同時通訳を提供するために、通訳者が使用します。このチャンネルは他の参加者も選択でき、ヘッドホン(チャンネル 0 = LEDはオフ)でフロアチャンネルが聞けます。
通訳用ヘッドホンの使用
デフォルトで、すべてのマイクロホンの音はラウドスピーカーとヘッドホンミックスに送られます。
音源を変えるためには:
8つのアナログ出力は、レコーディング、言語配信システム、テレビ会議ユニット、外付けのPAシステムに利用できます。
8つのアナログ出力
に行って以下のオプションから選んでください:
注:グループバスが対応するXLR出力に使用されない場合、ルーティングマトリックスで利用できません。
2つの入力は外付けの音源をシステムに加える際にDIS-CCUで利用可能で、テレビ会議やインターネット通話によく役立ちます。
入力コントロールページ
緊急時に備えるために、避難放送 (EEM) の音声信号を入力2につなげます。ブロックコネクターは、閉鎖時に「normally-open(常時開)」スイッチを提供し、緊急信号をラウドスピーカーやすべての入力や出力コネクションに届けます。
重要:入力2のためにスイッチを使用すると、EEM の音声信号は音量とオン/オフの設定を回避します。ソース出力でEEM 信号の音量はコントロールします。
操作モードは、会議中に参加者の マイクロホンがどのように機能するかを決定します。いくつかの要因が会議の条件や、会議の運営方法に影響を与える可能性があります:部屋の大きさ、参加者の数、会議の形式、スタッフの技術サポートの量などです。操作モードは4つのプリセットでこれらの要因に対応しマイクロホンの動作をコントロールします。
モードを変更するには:
操作モードの説明 | 以下が 発言ボタンが押された時の各モードの説明です: |
---|---|
オート (自動) | 発言者リストに空きがある場合、参加者のマイクロホンは自動的にオンになります。このモードには、リクエストキューはありません:発言者リストが一杯の場合、参加者のマイクロホンはオンになりません。 |
手動 | 司会者が管理しているリクエストキューに参加者を加えます。司会者は参加者のマイクロホンをリストから選び、それらをオンまたはオフにします。マニュアルは、ウェブブラウザーが発言者の管理に必要とされる唯一のモードです。 |
FIFO (First In、 First Out) | リストが一杯になると、参加者は時系列順にリクエストキューに置かれます。リストが一杯になると、参加者は時系列順にリストに載ります。発言者リストに空きが出ると、マイクロホンは自動的にオンになります。 |
VOX (ボイスアクティベーション) | 参加者がマイクロホンに向かって話したり発言ボタンを押すと、マイクロホンは自動的にオンになります。発言者が話し終わると、マイクロホンは自動的にオフになります。このモードには、リクエストキューはありません:発言者リストが一杯の場合、参加者のマイクロホンはオンになりません。 |
このモードは、発言者リストが一杯になる時にマイクロホンユニットの反応を決定します:
最大3人の発言者がいる発言者リスト
発言の中断がオンになっていると、マイクロホンをオンにしている参加者は、発言者リストに載っている最後の人より優先されます。
DDS 5900 会議用ユニットはセットアップの途中でプログラム可能であり、会議の各メンバーの役割をサポートします。
会議のリーダーとして、司会者には会議用ユニットで可能になるいくつかの固有の機能があります。
出席者のユニットはフロアミックスと呼ばれるオーディオミックスに貢献しています。同時に話す代表の発言者数は限られており、会議に参加するためには様々なボタンを必要とします:
赤 = マイクロホンはオンです
緑 = マイクロホン はリクエストキューに入っています
通訳者ユニットの最重要な機能は、会議を外国語に訳すということです。会議の母語を話さない参加者は、通訳が参加することを頼りにしています。通訳者はフロアサウンドを聞きます
通訳者ステーションはポータブル 5980 P 会議用ユニットにのみ割り当てられています。
その他の調整は、
から行います。発言ボタンロックを使うことにより、2 人が 1 台のユニットを同時に操作して競合してしまうことを避けられます。ロックすることにより一時的に発言ボタンが無効となり、参加者がオペレーターが設定したアクションをオーバーライドして自分のマイクロホンを誤ってオフにすることを防止できます。ロック時間には 1~120 秒を割り当てます。
ヒント: ロックをオーバーライドするには、Lock Override Timeに割り当てられた時間の間、発言ボタンを押し続けます(1~120 秒)。
参加者がユニット上の発言ボタンを使ってマイクロホンをオフにすることを許可または禁止します:
発言者の管理を向上させ音声の明瞭度を高めるため、同時に発言できる発言者の数は制限されます。一度にオンにできる司会者用ならびに出席者用マイクロホンは8つまでです。複数の設定があります:
注:通訳者ユニットは常にオンで、発言者リストには影響を与えません。
最大発言者数 |
|
最大リクエスト数 | 一度にリクエストキューに乗せられる参加者の総数。 |
発言者の総数を参加者の最大数より1つ多く設定します。司会者が2人いる場合には、2つ多く設定します。
先入れ先出し(FIFO)モードでは、時系列順に並んだキューリストに基づいて、マイクロホンが自動的にオンになります。このモードは参加者の最大数が1と設定された場合に最も機能します。そのため、他者が終わるまで、参加者は発言を待たなければなりません。
VOXモードでは、参加者が発言するとマイクロホンが自動的にオンになります。このモードはより座談風な会議に最適です。発言リクエストとボタン操作なしでのやり取りが可能です。以下の設定でVOXを会議用にカスタマイズできます:
ボイス検出スレッショルド | マイクロホンがオンになる入力レベル (dB)を決定します。低めの設定ではマイクロホンは音量の小さな音源で作動するようになり、高めの設定ではマイクロホンを作動させるには音量の大きな音源が必要となります。
|
||||||
リリース時間 | 参加者が発言を終えた後、どのくらいの時間マイクロホンをオンのままにするかを指定します。設定は 0.5 秒単位で選択できます。
|
||||||
ブックドロップ | 参加者からの発言だけがマイクロホンを作動させるようにするには、ブックドロップ機能をオンにします。これは、発言以外の大きい雑音によって偶然に作動したマイクをすばやくオフにします。 | ||||||
最後のマイクロホンをオンのままにする | この設定により、少なくとも1つのマイクが常にオンになります。これは、エコーキャンセル装置を使ったテレビ会議や音声会議に有用です。 |
この設定により、参加者が発言を終えると自動的にマイクロホンがオフになります。
オートオフタイム | 参加者が発言を終えた後マイクロホンがオフになるまでの時間。
|
会議をよりコントロールするためには、司会者はブラウザーインターフェイスを使ってマイクロホンをオンにします。司会者のページは発言者リストとリクエストキューのコントロール専用です。司会者はマイクロホンを手動でオン/オフしたり、自動モード時にはリストを単にモニターすることもできます。このインターフェイスを使うと、司会者は以下の操作を容易に行うことができます。
マイクロホンのコントロールページには2つの主要リストがあります:
発言者リスト(赤) | 発言者リストには、オンとなっているマイクロホンごとの名前と座席番号が表示されます。リストは時系列順に表示されます。リストの一番上には直近でオンになったマイクロホンが表示されます。目で見てすぐにわかるように、座席番号の横にある赤色のボックスが点灯します。 |
リクエストキュー(緑色) | このリストの出席者に次の発言の順番が回ってきます。先入れ先出し(FIFO)モードで動作時に便利なリストで、発言ボタンを押したすべての参加者がキューに時系列順で表示されます。発言リストに空きができると、キューリストの一番上にある出席者が自動的にオンになります。 |
司会者ページにアクセスするには、CCUのIPアドレスを入力し /chairmanと続けます(例:http://172.17.11.137/chairman)。
以下のボタンは司会者が会議中にマイクロホンをコントロールために利用できます。
発言 | ただちに参加者のマイクロホンをオンにします。このボタンを選択すると、リクエストキューに載っている参加者を含め、システムの全会議ユニットを表示します。参加者を選んで発言リストに追加します。 |
リクエスト | 参加者をリクエストキューに追加し、発言の順番待ちに入れます。司会者以外のシステムの任意の参加者から選びます。 |
次をオン | リクエストキューの最上位にいる参加者のマイクロホンをオンにします。最大発言者数に達している場合は、新しい発言者がリスト内の最後の発言者と入れ替わります。 |
全参加者オフ | 司会者だけを発言者リストに残して、全参加者ユニットをオフにします。司会者の会議ユニットには同じボタンがあります。 |
全リクエストオフ | リクエストキューから全出席者を削除します。 |
通訳に使用する音声チャンネルがもう2つあります。二言語使用の会議では、参加者はマイクに自分の母語を話して、ヘッドホンで通訳を聞きます。
二言語使用の会議のセットアップの例
通訳者はポータブルDC 5980Pを使用し、会議の同時通訳を伝えます。参加者はヘッドホン出力を使って任意のユニットで希望の言語チャンネルを聞きます。
注:複数のマイクロホンは同じ通訳チャンネルに設定され、一度に複数の通訳をサポートすることができます。
注:フラッシュマウント DC 5900 F ユニットは通訳ユニットとしてはプログラムできません。
注意: 信頼性の高いシステム運用のためには、必ずシールド付Cat 5e (またはそれより高品位)のネットワークケーブルを使用します。トラブルシューティング表の参照に入る前に、まず適切なケーブルが使用され正しく設置されていることを確認します。
システムの電源投入後、マイクロホンのライトリングがずっと点滅を続けている。 |
|
司会者ユニットの「参加者オフ」ボタンで、出席者ユニットをオフにできない。 |
|
通訳者ユニットからの音声を出席者または司会者ユニットのヘッドホンで聞くことができない。 |
|
内蔵スピーカーから音声が出ない。 |
|
マイクロホンを「オン」にできない。 |
|
DIS-CCU ブラウザーアプリケーションが、PC で開かない |
|
DIS-CCU ブラウザーアプリケーションが、タブレットまたはラップトップで開かない |
|
ハードウェアから | これによりユニットが工場出荷時設定に戻り、すべての参加者、システムおよび IP 設定が消去されます。ユニットは 5900 モードで再起動します。
|
ブラウザーインターフェースから | これによりすべての出席者、システム設定が消去されます。
|
トラブルシューティングに役立てるために、システム全体のレポートはCCUの電源がオンになった瞬間から入手可能です。
MXCファームウェアアップデートユーティリティ(FUU)は、Shureウェブサイト上のファームウェアダウンロードにバンドルされています。このプログラムを使用して、システムを最新のファームウェアバージョンに更新したり、互換性のある会議ユニットに画像ファイルをアップロードしたりできします(詳細については、FUUガイドを参照してください)。
システムを制御してモニターするためのインターフェースを提供するために、DIS-CCUはイーサネット接続を備えています。DIS-CCUセントラルユニットへの単純な(そのままの)TCP/IPソケット接続を設定することで、制御オプションは利用可能になります。
このセクションでは、DDS 5900ディスカッションシステムとの通信用TCP/IP RAWソケットプロトコルについて説明します。このプロトコルはコマンドの短い設定を行い、第三者の制御アプリケーションがDDS 5900 会議用システムのシステムステータスをモニターしたりコントロールするのを可能にします。
プロトコルを使って利用できる機能のいくつかの例は以下の通りです:
このインターフェースは、顧客が開発したアプリケーションをサポートするため、プロトコルはあえてシンプルにされています。外部コントロールプロトコルは、DDS 5900ブラウザーインターフェースとDIS-CCUインタラクティブディスプレイを通して利用できる制御機能の補完方法を提供します。ただし、ブラウザーインターフェースやDIS-CCUインタラクティブディスプレイで利用できる一部のコマンドや設定は 「External Control Protocol」を用いると利用できません。
カスタマーアプリケーションにはAMX®またはCrestron® の室内コントロールシステム、PCまたはマイクロコントローラーベースのアプリケーション(例:擬似ボタンおよびカメラコントロールアプリケーション用)が含まれますが、これらに限定されるものではありません。
DIS-CCUへのTCP/IPソケット接続は、外部コントロールプロトコルが利用できるように樹立されなければなりません。DIS-CCUのイーサネットとの接続設定は、CCUインタラクティブ・フロントプレートコントロール/ブラウザーインターフェースから定められなければなりません。また、DIS-CCUのIPアドレスはネットワークで割り当てられる必要があります。
静的IPアドレスやDHCPにより割り当てられたIPアドレスを選択します。DIS-CCUが毎回のスタートアップで同じIPアドレスになるのは、確認するのに便利です。
IPアドレスが判明すれば、TCP/IP接続の設定のために必要な追加情報は、ポート番号のみです:
ポート番号 = 3142
例:CCUへのPutty®経由のテスト接続 DIS-CCUがIPアドレス192.168.1.100を割り当てられる場合、外部アプリケーションはTCP/IPソケットをアドレス192.168.1.100:3142に接続しなければなりません。
DIS-CCUのIPアドレスを知っていると、Puttyといった単純なターミナルプログラムを使用して接続を設定することができます。
CCUをコントロールするために、外部コントロールはコマンドラインに含まれるDIS-CCUにコマンドを送ります。コマンドラインは、非常に簡単な方法で作られます:
<command><SP><data><CR> <command><SP><data><LF> <SP> Space - 0x20 = 32 <CR> Carriage return - 0x0D = 13 <LF> Line Feed - 0x0A = 10
コマンドラインはキャリッジリターン <CR> またはラインフィード <LF> あるいはその両方で終了します。Windowsシステムや他のシステムとのやり取りを可能にするために、CCUは、両方の種類のコマンドラインの終了を理解します。
コマンドとデータの間にはスペースを入れることに注意します。コマンドにデータがない場合、スペースを置くことは可能ですが、必ずしも必要ではありません。
The CCU は上/下のケースに反応しません。
例:
mic_on 212<CR>
シート212のマイクロホンをオンにします。コマンド = mic_on、データ = 212。「mic_on」コマンドは、データとして座席番号を伝えます。
DIS-CCU のコマンドラインは以下のように簡単です:
<command><SP><data><CR><LF> <SP> Space - 0x20 = 32 <CR> Carriage return - 0x0D = 13 <LF> Line Feed - 0x0A = 10
再び、大部分のシステムに対応するために、CCU は <CR> と<LF>の両方を含むことで、コマンドラインを終了します。
カンファレンスユニットは、シート番号で識別されます。各カンファレンスユニットに、シート番号が割り当てられます。DIS-CCUに接続されている場合、この作業は自動的にすべての会議用ユニットになされます。DIS-CCUブラウザーインターフェースは、座席番号の振り分けを変更するのに使用されます。
座席番号は1から65535の範囲でなければなりません。
通常、外部アプリケーションからのコマンドに対し、CUからの応答があります。しかし、コマンドへの応答は、コマンドのためにCCUが行動を起こした時のみもたらされます。
例:「mic_on」コマンドが作動中のマイクに生じると、CCUは「mic_on」コマンドで応じます。一方、 「mic_on」コマンドがマイクの作動につながらない場合は、CCUはいかなる応答もしません。
CCUがマイクロホンをオンにするのを拒否するのにはいくつかの理由があります:
CCUは、ステータスのストリーミングをサポートします。外部コントロールが「mic_status」または「adio_status」コマンドを出すと、CCUは マイクロホンシステムのステータスを送信することで応答します。「audio status」も同様です。従って、外部コントロールはCCUのステータスと同期することができます。
mic_on <seat no><CR>
CCU に座席番号_番のマイクロホンをオンにするよう指示します。
CCUはマイクロホンをオンにすると、 'mic_on' コマンドで答えます。マイクがリクエストリストに載る場合もリクエストリストから取得され、CCUは 「mic_request_off」コマンドを出します。
mic_off <seat no><CR>
CCU に座席番号_番のマイクロホンをオフにするよう指示します。
CCUはマイクロホンをオフにすると、 'mic_off' コマンドを出します。
mic_all_delegates_off<CR>
全出席者のマイクロホンをオフにするようCCUに指示します。
議長はオフになりません。
CCU はオフになった各マイクロホンには 'mic_off' コマンドを出して対応します。
mic_request_on <seat no><CR>
マイクロホンを発言リクエストリストに加えます。
CCUはユニットをリクエストリストに加え、 'mic_request_on' コマンドを出します。
mic_request_off <seat no><CR>
発言リクエストリストからマイクロホンを削除します。
CCU はリクエストリストからユニットを削除し、 'mic_request_off' コマンドを出します。
mic_all_requests_off<CR>
発言リクエストリストをクリアします。
CCU は、リクエストリストから削除される各マイクロホンには 'mic_request_off' コマンドを出して対応します。
mic_next_on<CR>
発言者リストの最初のマイクロホンをオフにし、発言リクエストリストの最初のマイクロホンをオンにします。
マイクロホン をオフにすると、CCUは 'mic_off' コマンドを出します。
マイクロホンをオンにすると、CCU は 'mic_on' コマンドと 'mic_request_off' コマンドを出します。
max_total_speakers <max total speakers><CR>
発言できる発言者の最大数です。
<max total speakers> 「1」から「8」の間で設定できます。
CCU は 'max_total_speakers' コマンドを出します。
max_speakers <max speakers><CR>
発言できる出席者の最大数です。
<max speakers> 「1」から「8」の間で設定できます。
CCUは 'max_speakers' コマンドを出します。
max_requests <max requests><CR>
リクエストリストに入れられる出席者の最大数です。
<max requests> 「0」から「250」の間で設定できます。
CCU は 'max_requests' コマンドを出します。
mic_mode <mode><CR>
システム動作モードを設定します。
<mode> 「auto」 (自動)、「fifo」 (ファーストイン・ファーストアウト)、「manual」 (マニュアル) または「vox」(ボイスアクティブ)に設定できます。
CCU は 'mic_mode'コマンドを出します。
mic_interrupt <mode><CR>
割り込みモードを設定します。マイクロホンに割り込みを認めるかを決定します。
<mode> 「オン」 (マイクロホン割り込み) または「オフ」 (マイクロホン割り込みなし)にすることができます
CCU は 'mic_interrupt' コマンドを出します
mic_status<CR>
CCU にシステムのステータスを知らせるよう依頼します (マイクロホンは発言状態で、マイクロホンはリクエストリストに載っています)。
CCUはマイクロホンシステムのステータスを知らせます。ステータスは、CUからのコマンドのリストとなります:
seat_number (for all microphones in the system)
mic_mode
mic_interrupt
max_total_speakers
max_speakers
max_requests
mic_on (for all microphones on)
mic_request_on (for all microphones in request list)
mic_status_done
help<CR>
help <command><CR>
ヘルプは、CUで使用できるすべてのコマンドに用意されています。ヘルプコマンドの後にコマンドを入れると、そのコマンドの詳細情報がCUから発生されます。
ヘルプコマンドは、CUから発生されるコマンドの簡単な説明となります。このコマンドは、シンプルなコンソールで使用することを意図したものです。
mic_on <seat no><CR>
マイクロホンがオンになっています。
mic_off <seat no><CR>
マイクロホンがオフになっています。
mic_request_on <seat no> <request position><CR>
マイクロホンが発言リクエストリストに追加されます。
<request position>は発言要望者リスト上での順位情報を提供します。
mic_request_off <seat no><CR>
マイクロホンは発言リクエストリストから削除されます。
max_total_speakers <max total speakers><CR>
発言できる発言者の最大数です。
<max total speakers> 「1」から「8」
max_speakers <max speakers><CR>
発言できる出席者の最大数です。
<max speakers> 「1」から「8」
max_requests <max requests><CR>
リクエストリストに入れられる出席者の最大数です。
<max requests> 「0」から「250」
mic_mode <mode><CR>
システム動作モードを提供します。
<mode> 「auto」 (自動)、「fifo」 (ファーストイン・ファーストアウト)、「manual」 (マニュアル) または「vox」(ボイスアクティブ)
mic_interrupt <mode><CR>
マイクロホンの割り込みを可能にする機能です。
<mode> 「オン」 (マイクロホン割り込み) または「オフ」 (マイクロホン割り込みなし)
seat_state <seat number> <seat state> <seat name><CR>
シート情報を提供します。
外部コントロールがマイクロホンステータスをリクエストすると、この情報はCCUから外部コントロールまで送られます ( mic_status )。
<seat number> ディスカッションユニットの座席番号IDです。1~65535の数字となります。
<seat state> 座席の現在の状態です。「active」あるいは「passive」となります。
<seat name> ブラウザーインターフェースからディスカッションユニットに割り当てられた名前です。
例:
seat_state 12 active Sharon Hall mic_mode auto mic_interrupt off max_total_speakers 4 max_speakers 3 max_requests 250 mic_status_done
このコマンドは、アクティブでSharon Hallの名前の付いている座席番号12についての情報を返します。
mic_status_done<CR>
完全にシステムステータスの送信が完了したことを通知します。
seat_state <seat number> <seat state><CR>
シートステータス情報を提供します。
座席が空いたり、使用中になったりしてシートステータスが 変更した場合、この情報はCCU から外部コントロールに送られます。
<seat number> ディスカッションユニットの座席番号IDです。1~65535の整数となります。
< seat state > シートの現在の状態です。これは「アクティブ」または「パッシブ」になります
command_error <error text><CR>
CCU は未知のコマンドを受信しました。
<error text>はエラーを説明するテキストです。
例:
command_error unknown command<CR>
command_error syntax error<CR>
loudspeaker_volume <volume><CR>
全ディスカッションユニットにおけるスピーカーの音量を設定します。
<volume> スピーカーの音量は-41~0です。-41という値では、スピーカーはオフとなります。-40~0の値はdB表記での減衰量を示します。
loudspeaker_volume コマンドを出すことでCCUはこのコマンドに応答します。
line_input_gain_1 <gain><CR>
ライン入力1信号のレベルを調整します。
<gain> ライン入力ゲインを 0 または10 dBに調整さいます。
line_input_gain_1 コマンドを出すことでCCUはこのコマンドに応答します。
line_output_volume <output> <volume><CR>
ライン出力信号のレベルを調整します。
<output> コントロールされる出力を示します。可能な値:「A」、「B」、「C」、「D」のいずれかです。
<volume> ライン出力音量は-41~0です。-41という値は、音量がオフであることを示します。-40~0の値はdB表記での減衰量を示します。
line_output_volumeコマンドを出すことでCCUはこのコマンドに応答します。
audio_path <path> <on/off><CR>
このコマンドはシステムのオーディオ接続を決定します。
<path> コントロールされる接続を示します。可能な値:'mic_to_speaker', 'mic_to_floor', 'linein_1_to_speaker', 'linein_1_to_lineout_A', 'linein_1_to_floor'.
<on/off> 音声がmicrophones/lineinput_1からspeakers/lineoutput/floorに送られていることを示します。
audio_path コマンドを出すことでCCUはこのコマンドに応答します。
audio_status<CR>
システムのオーディオステータス。
音声設定向けのコマンドリストを出すことでCCUはこのコマンドに応答します。:
loudspeaker_volume
line_output_volume (for all outputs A-D)
audio_path (for all paths)
line_input_level
audio_status_done
loudspeaker_volume <volume><CR>
全ディスカッションユニットにおけるスピーカー音量を示します。
<volume> スピーカーの音量は-41~0です。-41という値は、音量がオフであることを示します。-40~0の値はdB表記での減衰量を示します。
line_input_gain_1 <gain><CR>
ライン入力1の信号のゲインを示します。.
<gain> ライン入力ゲインを 0 か10 dBに調整します。
line_output_level <output> <level><CR>
ライン出力信号のレベルを調整します。
<output> コントロールされる出力を示します。可能な値:「A」、「B」、「C」、「D」のいずれかです。
<level> ライン出力レベルは-41~0です。-41という値は、出力がゼロであることを示します。-40~0の値はdB表記での減衰量を示します。
audio_path <path> <on/off><CR>
このコマンドはシステムのオーディオ接続を決定します。
<path> コントロールされる接続を示します。可能な値:'mic_to_speaker', 'mic_to_floor', 'linein_1_to_speaker', 'linein_1_to_lineout_A', 'linein_1_to_floor'.
<on/off> 音声がmicrophones/lineinput_1からspeakers/lineoutput_A/floorに送られているかを示します。
audio_status_done<CR>
このコマンドでオーディオステータス・ストリーミングが終わります。
マイクロホンシステムはIEC 60914(ディスカッションシステムの国際基準)に適合します。ただし、通訳者ユニットの機能は標準とは異なります。
オーディオ性能仕様は、ディスカッションユニットのオーディオ入力からディスカッションユニットのヘッドホン出力への間で測定されます。
オーディオ品質 | 24ビットオーディオ@ 32 kHzサンプリング周波数 |
オーディオ周波数特性 | 65 Hz~16 kHz (-3 dB) |
全高周波歪率 (1 kHz) | < 0.1% |
ダイナミックレンジ | > 80 dB |
SN比(ウェイテッド) | > 85 dB(A) |
ケーブルタイプ (最低仕様) | Cat5e、AWG 24、遮蔽、シールド |
最大ケーブル長 |
|
動作条件 | 固定、常設ないし可搬型 |
規定性能保証 | 5℃~40℃ |
保管温度 | -20℃~60℃ |
最大相対湿度 | < 80% |
EMC放射 | 国際基準 EN 55103-1とFCC規則第15章に準拠し、クラスBデジタルデバイスの制限に対応します。 |
EMC電磁波耐性 | 国際基準EN 55103-2に準拠 |
EMC認証 | CEマーク適合 |
ESD | 国際基準EN 55103-2に準拠 |
主電源高調波 | 国際基準EN 55103-2に準拠 |
環境要件 | UAT-0480/100に規定される禁止物質(例:カドミウムまたはアスベスト)は一切含まれません |
以下の表は、1台のDDS 5900システムに対する最大ユニット数とチャンネル数を示しています。
最大会議用ユニット数 | 250台 |
DIS-CCUが電源の会議用ユニットの数 | 最大50台 |
作動する「フロア」マイクロホンの最大数 | 8台 |
最大言語数 (通訳チャンネル) | 2 |
最大通訳ユニット数 | 32台 |
DCS-LAN 出力 | 4個のRJ45 メス型ソケット |
TCP/IP | 1個のRJ45メス型ソケット |
電力消費量 | 22W/48V (最大150W) |
会議用ユニットへの供給電圧 | 122W/48V |
音質 | 24ビットオーディオ、32 kHz サンプリング周波数 |
周波数応答 | 65 Hz-16 kHz |
THD | < 0.1 % |
信号対雑音比 | > 85 dBA |
取り付け方法 卓上式 |
|
寸法 (高さ x 幅 x 奥行き) | 44.4 x 426 x 186 mm (1.75 x 16.8 x 7.2インチ) |
色 | 黒 |
質量 | 2.8 kg (6.17 lbs.) |
温度範囲 |
ストレージ:-20° ~ 60° C、湿度10-80% 操作:5° ~40° C、湿度35-80% |
主電圧 | 100-240 V, 50-60 Hz 公称 |
最大電力消費量 | 175 W |
総供給電力 | 144 W (力率:>0.9)待機電力消費量 |
<0.5 W (無負荷) | |
供給電圧 | 40°Cに於いて48V/3A [1] |
効率 | 87%、定型 |
突入電流 |
|
[1] デレート直線 60°Cに於いて50%以下
DCS 6000システムはIEC 60914基準に適合します。
周波数応答 (ヘッドホン) | 65 Hz-16 kHz |
周波数範囲 (ラウドスピーカー) | 150 Hz-15 kHz |
電力消費量 | 1.5 W |
最大電力 (ラウドスピーカー) | 2.1 W RMS |
THD | < 0.1 % |
信号対雑音比 | > 85 dBA |
ヘッドホン接続 | 3.5 mm ジャック、メス型ステレオソケット |
DCS-LAN | 2個の自動終了機能付きRJ45 メス型ソケット |
取り付け方法 | 卓上式 |
寸法 (高さ x 幅 x 奥行き) | 71 x 128 x 146 mm (2.8 x 5.0 x 5.75 インチ) |
質量 | 500 g (1.1 lbs. |
色 | 黒 |
温度範囲 | 5° ~40° C |
周波数応答 (ヘッドホン) | 65 Hz to 16 kHz |
周波数範囲 (ラウドスピーカー) | 150 Hz ~15 kHz |
電力消費量 | 1.5 W |
最大電力 (ラウドスピーカー) | 2.1 W RMS |
THD | <0.1%Signal-to-noise ratio |
>85 dBA | |
ヘッドホン接続 | 3.5 mm ジャック、メス型ステレオソケット |
DCS-LAN | 2個の自動終了機能付きRJ45 メス型ソケット (ループスルー) |
ヘッドホン | 3.5 mm ステレオジャック |
ラウドスピーカー | 2ピン 2.5 mm ピッチ Spox tm Molex ソケット |
取り付け方法 | 埋め込み式 |
寸法 (高さ x 幅 x 奥行き) |
DC 5900 F ベース:50 x 50 x 106 mm LS 5900 F:44 x 108 x 78 mm FP 5921 F:12 x 73 x 63 mm FP 5981 F:12 x 152 x 63 mm AC 5901:47 x 19 x 19 mm |
色 | 黒 |
質量 |
DC 5900 F ベース:188 g LS 5900 F:260 g FP 5921 F:38 g FP 5981 F:79 g AC 5901:43 g |
温度範囲 | 5°~ 40° C |
システム |
|
トランスデューサー形式 | コンデンサー |
指向特性 | カーディオイド |
周波数特性 | 30 Hz~18 kHz |
感度 | -52 +/- 3dB (0dB = 1V/1Pa, 1 kHz) |
最大入力サウンドレベル | 110 dB SPL、1 kHz、3% THD |
信号対雑音比 | >60 dBA |
フロント/バック比 | >25 dB (1 kHz) |
寸法 (GM 5923) | 400 mm |
寸法 (GM 5924) | 500 mm |
マイクロホンコネクター | XLR3オス |
システム | DC 5900 F |
トランスデューサー形式 | コンデンサー |
指向特性 | カーディオイド、スーパーカーディオイド |
周波数特性 | 50 Hz - 18 kHz |
感度 |
カーディオイド:−35 dBV/Pa (18 mV) スーパーカーディオイド:−34 dBV/Pa (21 mV) (0dB = 1V/1Pa、1 kHz) |
最大入力サウンドレベル |
カーディオイド:121 dB スーパーカーディオイド:120 dB 1 kHz、1% THD, 1 kΩ 負荷 |
信号対雑音比 |
カーディオイド:66 dB スーパーカーディオイド:68 dB |
寸法 |
MX 405:15 cm (6 インチ) MX 410:25 cm (10 インチ) MX 415:38 cm (15 インチ) |
質量 |
MX405:0.054 kg (0.119 lbs) MX410:0.068 kg (0.150 lbs) MX415:0.07 kg (0.154 lbs) |
マイクロホンコネクター | XLR3オス |
青色 | ニュートラル |
茶色 | ライブ |
緑/黄色 | アース |
CCUはシールド付きRJ45コネクターの付いたCat5e、Cat6、Cat7 F/UTP、またはU/FTPケーブルを使用します。
EIA 568-B配線を使用してください。
重要:Cat5/6/7ケーブルタイプの名前が変更されました。
旧名 | 新しい名前 |
---|---|
FTP | F/UTP |
STP | U/FTP |
UTP | U/UTP |
重要:F/UTPまたはU/FTP(スクリーン付き)ケーブルとRJ45コネクターのみを使用し、スクリーンされていないU/UTPケーブルを使用することはできません。
Cat5e(EIA 568-B)ケーブルをRJ45へ接続する方法:
ピン | 機能 | コネクターNo.1 | コネクターNo.2 |
---|---|---|---|
1 | 受信+ | 橙/白 | 橙/白 |
2 | 受信- | 橙 | 橙 |
3 | +48V | 緑/白 | 緑/白 |
4 | 0V | 青 | 青 |
5 | 0V | 青/白 | 青/白 |
6 | +48V | 緑 | 緑 |
7 | 送信- | 茶/白 | 茶/白 |
8 | 送信+ | 茶 | 茶 |
他のカラーコードが使用されている場合は、4ペアが以下の通り接続されています:
ペア2:ピン1と2
ペア3:ピン3と6
ペア1:ピン4と5
ペア4:ピン7と8
ペアのフェーズは適切で、配線仕様EIA 568-B(Cat5e)でなければなりません。
Cat6およびCat7ケーブルは通常、ソケット側(メス型)でのみ終端され、ケーブルプラグでは行われません。
Cat6とCat7は、壁のコンセントやパッチパネルへと送られるケーブルとしてのみ使用できます。
XLR3オス
ピン | 信号 | ケーブルタイプ |
---|---|---|
1 | アース | 2 x 0.25 mm2シールド付き。 |
2 | 信号+ | |
3 | 信号- |
XLR3メス
ピン | 信号 | ケーブルタイプ |
---|---|---|
1 | アース | 2 x 0.25 mm2シールド付き。 |
2 | 信号+ | |
3 | 信号- |
端子ブロック
緊急スイッチをピン1と2に接続します。
3.5 mmジャックプラグ
ピン | コネクター | 機能 |
---|---|---|
1 | チップ | 信号左 |
2 | リング | 信号右 |
3 | スリーブ | 電気アース/スクリーン |
会議の DIS ラインと会議システム用セントラルコントロールユニット。出荷された時点ではDDS 5900 システムとともに作動し、機能ライセンスがあれば、DCS 6000システムにアップグレードが可能です。システム設定のためのウェブインターフェース、マイクロホンコントロールが入っており、会議中は発言者リストを表示します。
同梱アクセサリー:
セントラルコントロールユニット、電源なし | DIS-CCU |
セントラルコントロールユニット、ヨーロッパ向け電源付き | DIS-CCU-E |
セントラルコントロールユニット、英国向け電源付き | DIS-CCU-UK |
セントラルコントロールユニット、米国向け電源付き | DIS-CCU-US |
セントラルコントロールユニット、アルゼンチン向け電源付き | DIS-CCU-AR |
セントラルコントロールユニット、ブラジル向け電源付き | DIS-CCU-BR |
CCU用電源、DCS-LAN電源キットおよびインサーター。
米国用の電源 | PS-CCU-US |
アルゼンチン用の電源 | PS-CCU-AR |
オーストラリア用の電源 | PS-CCU-AZ |
ブラジル用の電源 | PS-CCU-BR |
中国用の電源 | PS-CCU-CHN |
ヨーロッパ用の電源 | PS-CCU-E |
インド用の電源 | PS-CCU-IN |
日本用の電源 | PS-CCU-J |
韓国用の電源 | PS-CCU-K |
台湾用の電源 | PS-CCU-TW |
英国用の電源 | PS-CCU-UK |
インラインパワーインサーター、電源なし | PI-6001 |
インラインパワーインサーター、米国用の電源付き | PI-6000-US |
インラインパワーインサーター、アルゼンチン用の電源付き | PI-6000-AR |
インラインパワーインサーター、ブラジル用の電源付き | PI-6000-BR |
インラインパワーインサーター、ヨーロッパ用の電源付き | PI-6000-E |
インラインパワーインサーター、英国用の電源付き | PI-6000-UK |
DDS 5900用ポータブルディスカッションユニット。スピーカーとチャンネルセレクターを搭載。司会者、出席者、または通訳者として設定可能。 | DC 5980 P |
DC 5980 P用ボタンオーバーレイ:出席者、マイクオン/オフ付き、10枚入 | DC 5980 P ACC-DM |
DC 5980 P用ボタンオーバーレイパック: 司会者オーバーレイ (2 ユニット) および通訳者ステーション (3 ユニット) | DC5980P-ACC-CM-IS |
AC 5900ケーブルクランプ、20個入 | AC 5900 CC 20PK |
予備部品セットDDS 5900 P | SPS DDS 5900 P |
DC 5900 Fディスカッションユニット用ベースユニット。 | DC 5900 F |
DC 5900 Fと共に使用するスピーカー | LS 5900 F |
XLR/Microflexアダプター(5個入) | AC 5901 5PK |
予備部品セットDDS 5900 F | SPS DDS 5900 F |
DC 5900 F前面プレート、チャンネルセレクターなし。司会者または出席者として設定可能。 | FP 5921 F |
DC 5900 Fオーバーレイ:出席者、ミュートボタン付き(5枚入) | FP 5921 OL1 5PK |
DC 5900 Fオーバーレイ:出席者(5枚入) | FP 5921 OL2 5PK |
DC 5900 Fオーバーレイ:司会者、全出席者オフボタン付き(2枚入、CU 5905に同梱) | FP 5921 OL3 2PK |
DC 5900 Fオーバーレイ: ボタンなし(5枚入、司会者および出席者) | FP 5921 OL4 5PK |
DC 5900 F前面プレート、チャンネルセレクター付き。司会者または出席者として設定可能。 | FP 5981 F |
DC 5900 Fオーバーレイ:出席者、ミュートボタンおよびチャンネルセレクターボタン付き(5枚入) | FP 5981 OL5 5PK |
DC 5900 Fオーバーレイ:出席者、チャンネルセレクターボタン付き(5枚入) | FP 5981 OL6 5PK |
DC 5900 Fオーバーレイ:司会者、全出席者オフボタンおよびチャンネルセレクターボタン付き(2枚入、CU 5905に同梱) | FP 5981 OL7 2PK |
グースネックマイクロホン、40 cm。黒、LED付き。 | GM 5923 |
グースネックマイクロホン、50 cm。黒、LED付き。 | GM 5924 |
Shureは個々にテストされたケーブルをShureの会議用および討議用機器に対して用意しています。EC 6001は高品質のシールドCat5eケーブルで、0.5 mから50 mまで、様々な長さが利用できます。オス-オスシールドコネクターとともに製造されています。
0.5 m ブラックシールド Cat5e F/UTP ケーブル (シールド RJ45) | EC 6001-0.5 |
1 m ブラックシールド Cat5e F/UTP ケーブル (シールド RJ45) | EC 6001-01 |
2 m ブラックシールド Cat5e F/UTP ケーブル (シールド RJ45) | EC 6001-02 |
3 m ブラックシールド Cat5e F/UTP ケーブル (シールド RJ45) | EC 6001-03 |
5 m ブラックシールド Cat5e F/UTP ケーブル (シールド RJ45) | EC 6001-05 |
10 m ブラックシールド Cat5e F/UTP ケーブル (シールド RJ45) | EC 6001-10 |
20 m ブラックシールド Cat5e F/UTP ケーブル (シールド RJ45) | EC 6001-20 |
30 m ブラックシールド Cat5e F/UTP ケーブル (シールド RJ45) | EC 6001-30 |
50 m ブラックシールド Cat5e F/UTP ケーブル (シールド RJ45) | EC 6001-50 |
4つの出力付き分電箱 | JB 6104 |
追加の台の会議ユニット用のDCS-LAN拡張ユニット | EX 6010 |
インラインデータリピータ; DCS–LAN ネットワーク用1 つの入力 x 4つの出力 | RP 6004 |
会議ユニットを最大40台追加できるインライン電源。地域による違いは表をご参照ください。 | PI-6001 |
モデル | 地域 |
---|---|
PI-6001 | 電源なし |
PI-6000-US | 米国 |
PI-6000-AR | Aアルゼンチン |
PI-6000-BR | ブラジルl |
PI-6000-E | ヨーロッパ |
PI-6000-UK | 英国 |
保管用ケースDC 5980 PおよびGM 59XX 10台用 | SB 5980 |
予備部品セットDDS 5900 F | SPS DDS 5900 F |
予備部品セットDDS 5900 P | SPS DDS 5900 P |
予備部品セットDDS 5900 P | SPS DDS 5900 P |
AC 5900ケーブルクランプ、20個入 | AC 5900 CC 20PK |
本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満たし、CEマークに適合しています。
CE適合宣言書は以下より入手可能です:www.shure.com/europe/compliance
ヨーロッパ認定代理店:
Shure Europe GmbH
Global Compliance
Jakob-Dieffenbacher-Str.12
75031 Eppingen, Germany
TEL:+49-7262-92 49 0
Eメール:info@shure.de
www.shure.com
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カートを使用する場合は、機器を載せたカートを動かす際に注意を払い、引っかかって怪我しないようにしてください。急に停止したり、過剰な力を加えたり、凹凸の多い床面で動かしたりすると、機器を載せたカートが倒れるおそれがあります。 |
認可されていない部品で代用すると、火災や感電等の危険が生じます。
機器の上に液体をこぼさないようにしてください。液体や固体がキャビネット内に入り込んだ場合は、装置の電源を抜き、有資格の担当者による点検を受けてから使用してください。
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正三角形の中に矢印と稲妻がある「稲妻記号」は、感電の恐れのある「危険な電圧」(人体を感電させるおそれのある強さ)が製品筐体内にあることをユーザーに知らせるものです。 |
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正三角形の中に感嘆符がある「感嘆符記号」は、本製品にとって大切な操作やメンテナンス(点検)指示があることをユーザーに伝えるものです。 |
機器を使用する地域に供給されている電源電圧を確認してください。変圧が必要な場合は、DIS販売店や担当者にお問い合わせください。
数日間使用しない場合は、電源スイッチを「オフ」にしてください。
重要:機器はアース接続してください
機器付属の電源ケーブルは、以下のように色分けされています:
オン/オフスイッチの有無を問わず、機器は、電源コードが電源に挿入されている間は常に電源が供給されています。オン/オフスイッチがオンになっているときだけ、機器を使用することができます。すべての機器において、電源コードを抜くと、主電源が切断されることになります。
本機器はプロのオーディオ用途用です。
注:このデバイスは公共のインターネットネットワークに直接接続されることを意図していません。
環境E2へのEMC適合:業務用および軽産業用。テストは、同梱および推奨のケーブル使用に基づきます。シールド(スクリーン)型以外のケーブルを使用した場合はEMC性能が低下します。
Shure社によって明示的に承認されていない変更または修正を加えると、この機器を操作する 権利が無効になります。
このクラスBデジタル装置はカナダのICES-003に適合します。Cet appareil numérique de la classe B est conforme à la norme NMB-003 du Canada.
FCCパート15Bの認証条項により認可。
電池、パッケージ、電子廃棄物については地域のリサイクル方法に従ってください。
本機器はテストされFCC規定パート15に従いクラスBデジタル機器に適合しますが、制限があります。これらの制限は、住宅地域において設置する際、有害な電波干渉から機器を適度に保護するためのものです。本機器は電磁波を発生・使用し、放射する場合があります。取扱説明書に従って設置しないと無線通信に電波干渉が起こります。また、設置状況に関わらず妨害を引き起こす可能性もあります。本機器によりラジオやテレビの受信に電波干渉が起こるようであれば(これは、機器の電源を一度切ってから入れるとわかります)、次の手段を1つまたは複数用いて電波干渉を防いでください。
キャビネットを元の状態に保つには、柔らかい布で定期的に拭いてください。頑固な汚れは、低刺激性の洗剤で湿らせた布で拭き取ってください。シンナーや研磨剤等の有機溶剤は、キャビネットに損傷を与えるので使用しないでください。
納品時の箱と梱包材は保管しておいてください。後日、装置の輸送に使用できます。最適な保護のためには、工場で梱包された通りに再梱包してください。
本装置には、材料または製造上の欠陥に対して24ヶ月間保証が適用されます。