概要

Designerシステム構成ソフトウェアを使用すると、インテグレーターおよびシステム設計者は様々な高性能Shureマイクロホンを使用したインストールの正確なオーディオカバーエリアを設計および実装できます。Designerではオンラインとオフラインの設計、ルーティング、構成、およびデバイスへのエキスポートを全て1つのツールで行うことができます。正確なカバーエリアのため、部屋平面図のインポート、部屋のスケーリング、参加者エリア周辺のデバイスの配置、および部屋レイアウトに対する収音ローブの配置を行うことにより、会議スペースやプレゼンテーション空間を正確にモデル化することができます。

Designerではデバイスをインストールする前に、カバーエリアパラメーターを作成および編集できます。

  • マイクロホンの位置、部屋の大きさ、天井の高さを確認する
  • チャンネルの追加
  • 正確なカバーエリア領域の作成
  • イコライザーの設定を調整
  • 信号ルーティングの管理

オフラインでの設計作業後はその設計データをデバイスに出力し、Designer3.1上でオンラインで微調整することも可能です。必要に応じて、デバイスのプリセットをエクスポートして、各デバイスのウェブユーザーインターフェースにアップロードして使用することもできます。

特長

  • オンラインでもオフラインでも、これらのShureマイクロホンとデバイスを使用してインストールするためのオーディオカバーエリアを設計します。
    • MXA910シーリングアレイマイクロホン
    • MXA310テーブルアレイマイクロホン
    • P300 IntelliMix®オーディオ会議プロセッサー
    • ANIUSB-MATRIX USBオーディオ会議プロセッサー
  • 正確にフロアプランを採寸し、精密なデバイス設定のためにその部屋の平面図を参照します
  • 複数のデバイスを追加し、より大きく、より複雑な設計を作成できます
  • 1つのソフトウェアツールで複数のShure製品のDante信号ルーティングを実行します
  • 複数のロケーションにわたるテンプレートを作成および再利用できます
  • グルーピングされたデバイスに設定データをまとめて出力できます
  • 各々のロケーションに適用されているデバイスプリセットを容易にエクスポートできます
  • 複数の部屋、ビルおよびクライアント用の設定を整理できます
  • 平面図をインポートし、仮想デバイスを使用してシステムをオフラインでデザインすることで、時間や労力を節約できます
  • プロジェクトファイルをほかのDesignerユーザーと共有することで、複数の人がプロジェクトに取り組むことができます

スタートガイド

1. プロジェクトを作成する

Designerプロジェクトを開始し、プランニングしているロケーションを作成します。1つの部屋を設計することも、建物やキャンパスレイアウトと一致する複数のロケーションを作成することもできます。ダブルクリックすると新しいウィンドウが開き、プランニングを開始できます。

2. ワークスペースの設計をする

作業対象の仮想デバイスをワークスペースにドラッグします。個々のデバイスを選択してプロパティを右に表示するか、[構成]をクリックしてより詳細な設定にアクセスして変更します。

3. デバイス別の設定

  • シーリングアレイマイクロホンMXA910のみ:
    1. [カバーエリアマップ]タブ-実際の部屋の寸法と仕様を使用してロケーションのサイズを指定します。
    2. 平面図または参照画像を使用して、現在のロケーションのデザインを開始します。[画像の追加]をクリックして、部屋平面図をインポートし、図面上の参照ポイントにスケールします。

      画像を使用して、予想される参加者エリアにオーディオのカバーエリアを合わせ、実際の部屋の寸法を用いて、より正確に設計を行います。

    3. デバイスを追加し、参加者エリアの周囲にチャンネルを配置します。同じロケーションに複数のデバイスをセットアップできます。これにより、大規模で複雑な形状の空間の場合でも優れたオーディオカバーエリアを実現できます。[チャンネルを追加する]をクリックし、ローブで空間をカバーします。

    4. Designerを使用して、イコライザー設定の調整、信号ルーティングの管理、およびデバイスプロパティの設定を行います。
  • テーブルアレイマイクロホンMXA310のみ:
    1. デバイスを選択し、[構成]をクリックします。
    2. チャンネルを追加する]をクリックし、マイクロホンのチャンネルを追加します。
    3. プロパティ]を使用して、チャンネル設定を選択します。
  • オーディオ会議プロセッサーP300のみ:
    1. デバイスを選択し、[構成]をクリックします。
    2. さまざまな機能を使用して、信号処理の設定を選択します。
  • USBオーディオ会議プロセッサーANIUSB-MATRIXのみ:
    1. デバイスを選択し、[構成]をクリックします。
    2. さまざまな機能を使用して、信号処理の設定を選択します。

4. 信号フローを作成する

信号フロー]をクリックし、デバイス間のDante信号フローにアクセスします。

注:Designer 3.1は、Shureデバイス間のDanteルートを作成します。

5. ライブモードに切り替える

  • 概要]をクリックし、[ライブモード]ボタンにアクセスします。
  • ライブモード]をクリックし、検出された同じネットワーク上のデバイスにプランニングしたデータをプッシュすることができます。

6. 検出されたデバイスを識別する

デバイスの上にカーソルを置き、[ID (識別)]をクリックして、正しいデバイスを選択していることを確認します。

7. 仮想デバイスおよび検出されたデバイスを関連付ける

検出されたデバイスを仮想デバイスにドラッグして、検出されたデバイスを仮想デバイスに関連付けます。

8. 同期とプッシュ

同期 > デバイスにプッシュをクリックし、検出されたデバイスに設定をプッシュします。

重要:デバイスにプッシュ]はデバイスのすべての設定を上書きします。デバイスの設定を上書きする前にバックアップを保存する場合は、新しいロケーションを作成し、[ライブモード]をクリックし、最初に[デバイスからプル]をクリックします。

9. デバイスを微調整する

同期が完了したら、検出されたデバイスに直接変更を加え、音声を聴きながらDesigner内からリアルタイムで調整することにより各チャンネルを微調整することができます。

ソフトウェアのインストール

アプリケーションのダウンロード

アプリケーションをダウンロードして、www.shure.com/designerで詳細を見てください。

ソフトウェアのリリース

このソフトウェアの新しいバージョンは定期的にリリースされ、新しい機能とパフォーマンス向上がこれに含まれます。このドキュメントでは最新のソフトをサポートしています。個々のリリースに関する詳細は、www.shure.comリリースノートを参照してください。

Shureサポートチームにお問い合わせください

Shureシステムサポートは、Shure デバイスやデジタルオーディオネットワークについての深い知識を持ち、ご使用の設備に最適な解決策を提供します。ソフトウェアのインストールまたは設定中に問題が発生した場合、Shure システムサポートにお問い合わせください。

システム要件

必須条件

必要なポート

サーバーのインバウンドポート

HTTP および ウェブ ソケット

80(デフォルト)
  • Mongoデータベースサーバー
  • Web API
  • インベントリサーバー(デバイスAPI)
3つのポート。10000~65535の範囲の空きポートを使用してインストール時に動的に割り当てます。

Windowsの更新プログラムをインストールします

ソフトウェアのインストール前に、お使いのオペレーティングシステムが最新であることを確認します。

オペレーティングシステム

以下のオペレーティングシステムが、物理マシンおよびバーチャルマシンでサポートされます:

  • Windows 10(Professional または Enterprise)、64 ビット版
  • Windows 8.1(Professional または Enterprise)、64 ビット版
  • Windows 7 (Professional または Enterprise)、64 ビット版

ハードウェア

システムメモリー 3GB の RAM 
ハードディスク容量 2 GB の空き容量
プロセッサー デュアルコア以上

自動設定更新

以下の設定はソフトウェアのインストール中に自動的に作成されます。

インストーラー必須条件

インストールプロセス中に次の必須条件が自動的に追加されます:

  • PowerShell Community Extensions 3.1
  • Microsoft .NET Framework 4.6.2
  • Microsoft Visual C++ 2013 再配布可能パッケージ (x86)
  • Microsoft Windows Management Framework 4.0
  • MongoDB v3.2.0

Windowsファイヤーウォール

ローカルポート 5568, 8427

データベースのバックアップと復元

Shureソフトウェア情報を格納するMongoDBデータベース(Designerとともにインストール済み)をバックアップすることにより、データ損失から保護します。バックアップは、新しいサーバーに移行する場合にも役立ちます。

バックアップには、チームがソフトウェアで行うすべてのプロジェクト、ロケーション、およびデバイス設定が保存されます。バックアップの復元では、現在のオペレーティングソフトウェアのバージョンに一致するバックアップファイル(.bak)のみがサポートされます。

Mongo データベースのバックアップ

MongoDB のバックアップの作成には、同ソフトウェアがインストールされたマシンを使用します。

  1. データベースのバックアップをアーカイブする場所を特定します。このパスはコマンドラインで使用します。
  2. スタートメニューの検索ボックスに「command」と入力してコマンドプロンプトを開きます。Enterキーは押さないでください。
  3. コマンドプロンプトの項目を右クリックし、[Run as administrator]を選択します。
  4. [ ]でマークされた箇所を置き換えて、次のコマンドラインを入力します(””を含めます):

    "[Designerソフトウェアのインストールディレクトリ位置]\Services\MongoDb-3.2.0\Bin\mongodump.exe" --host localhost
    --port [インストール時に選択した番号] --gzip --archive="[バックアップのパスとファイル名]"

    ヒント:初期設定におけるコマンドラインのサンプル

    "c:\Program Files\Shure\Shure Designer\Services\MongoDb-3.2.0\Bin\mongodump.exe" --host localhost
    --port 30000 --gzip --archive="c:\Shure.bak"

  5. Enterキーを押します。ファイルは、プロンプトで指定されたパスでアーカイブされます。

データベースバックアップからの復元

  1. ソフトウェアがインストールされたマシンで、スタートメニューの検索ボックスに「command」と入力してコマンドプロンプトを開きます。Enterキーは押さないでください。
  2. コマンドプロンプトの項目を右クリックし、[Run as administrator]を選択します。
  3. [ ]でマークされた箇所を置き換えて、次のコマンドラインを入力します(””を含めます):

    "[Designerソフトウェアのインストールディレクトリ位置]\Services\MongoDb-3.2.0\Bin\mongorestore.exe" --host localhost
    --port [インストール時に動的に割り当て] --drop --gzip --archive="[バックアップのパスとファイル名]"

    ヒント:初期設定におけるコマンドラインのサンプル

    "c:\Program Files\Shure\Shure Designer\Services\MongoDb-3.2.0\Bin\mongorestore.exe” --host localhost
    --port 10000 --drop --gzip --archive="c:\Shure.bak"

  4. ENTERキーを押します。
  5. コマンドプロンプトで

    iisreset

    と入力し、データベース構成を再読み込みします。

サポートされているデバイスおよびファームウェア要件

モデル ファームウェア
MXA910シーリングアレイマイクロホン 3.1.5
MXA310テーブルアレイマイクロホン 3.1.5
P300 IntelliMix®®オーディオ会議プロセッサー 3.1.5
ANIUSB-MATRIX音声ネットワークインターフェース 3.1.5

重要:

  • Designer 3.1はリストに記載されているものより前のファームウェアバージョンと互換性がありません。
  • エクスポートされたプロジェクトは、Designer 3.1からDesigner 3.0への下位互換性がありません。

インターフェース言語の変更

  1. 名前の近くの左上の領域をクリックし、[マイアカウント]にアクセスします。
  2. ドロップダウンメニューを使用して、使用する言語を選択します。
  3. 変更を保存をクリックします。

設計データを整理する

Shure Designerソフトウェアは、オーディオインストールプロジェクトの開発および整理をサポートします。プロジェクトを設定して、最善の状況でワークフローを反映しましょう:

ロケーションを使用してプロジェクト別に整理する

プロジェクトは拡張可能です:1つの部屋を設計することもビルやキャンパスに広がる複数のロケーションを開発することもできます

テンプレートを使用してレイアウト別に整理する

テンプレートを使用して類似の部屋用の設計を作成する

プロジェクトの作成

プロジェクトを作成するには、

  1. 左側のメニューの[My projects]をクリックします。
  2. New > Projectをクリックします。
  3. プロジェクトの名前と説明を入力します。
  4. Createをクリックします。

部屋または空間ごとにロケーションを設計します

Designerはロケーションを使用して、各プロジェクト内に複数の設計を作成できます。設計する各部屋とスペースについて、プロジェクト内にロケーションを作成できます。プロジェクトのインフラストラクチャ(建物とフロア)または独自のワークフロー(部屋タイプまたはテンプレート)に合わせて、ロケーションを配置およびネストすることができます。

新しいロケーションの作成

  1. プロジェクトを開きます。
  2. まだ選択されていない場合は、[Locations]を選択します。
  3. New] > [Location]をクリックします。
  4. ロケーションの名前と説明を入力します。
  5. [作成]をクリックします。

Designerによって、プロジェクトリストにその名前のロケーションが作成され、そのロケーションのデザインウィンドウが開きます。

複数のロケーションを作成し、それらをフォルダにグループ化する場合は、まずフォルダを作成します。

  1. プロジェクトを開きます。
  2. まだ選択されていない場合は、[Locations]を選択します。
  3. New] > [Folder]をクリックします。
  4. フォルダの名前と説明を入力します。
  5. [作成]をクリックします。

Designerがその名前のフォルダを作成し、プロジェクトリストに追加します。

フォルダをダブルクリックして開き、前の手順に従ってロケーションを作成します。

プロジェクトのインポートとエクスポート

Designer プロジェクトをエクスポートして、他のシステムデザイナーとの共有や共同作業を行ったり、作業のバックアップを保存できます。エクスポートにはすべての仮想デバイス設定、ルーティング、カバーエリア設計など、プロジェクト内のすべてのロケーションが含まれます。

Designer プロジェクトは、.dprjファイルとしてダウンロードされ、Shure Designer ソフトウェアのみと互換性があります。

プロジェクトのインポート

  1. マイプロジェクトをクリックします。
  2. 新規をクリックします。
  3. プロジェクトのインポート]を選択し、インポートするファイルを参照します。

プロジェクトのエクスポート

  1. マイプロジェクトをクリックします。
  2. プロジェクトにカーソルを合わせると、(メニュー[])が右側に表示されます。アイコンをクリックします。
  3. エクスポート]を選択します。ファイル名は、Designer におけるプロジェクト名です。

ロケーションの設定

デバイスの追加

ワークスペースに仮想デバイスを追加するには、左側のメニューからワークスペースに仮想デバイスをドラッグします。また、同じ方法を使用して[信号フロー]タブで追加することもできます。

カバー範囲マップ]はMXA910シーリングアレイマイクロホンのみに使用します。[カバー範囲マップ]はロケーションの画像を追加した場合に有用で、マイクロホンとチャンネルの配置のために使用できます。ワークスペースには1つまたは複数のマイクロホンをドラッグできます。目的の位置までドラッグするか、または正確な座標を[プロパティ]で入力します。

詳細については、「MXA910のマイクロホン収音範囲の設定」を参照してください。

Coverageマップの使用

Coverageマップには、デバイスを構成し、自分のロケーションでワークスペースとやりとりするためのツールが用意されています。Workspaceは、デバイスを配置し、オーディオカバーエリアを設計するための総面積を表します。

より正確なレイアウトを作成するには、WorkspaceをカバーエリアエディタまたはProperties panelから編集してロケーションの指定を一致させます。ワークスペース編集モードにアクセスするには、ワークスペースグリッドの上の寸法をクリックする必要があります。

編集を有効にすると、ワークスペースのプロパティを変更できます。

ワークスペース
長さと幅 ロケーションの長さと幅を設定します。
天井の高さ ロケーションの天井の高さを設定します。この設定はデバイスを追加するときのデバイスの既定の高さになりますが、いつでも個別に変更できます。
ユニット ロケーションの計測単位を選択します:
  • フィート(初期設定)
  • メートル

ヒント:ハードウェアデバイスと計測単位を合致させます(たとえば、MXA910-24INではインチ、MXA910-60CMではメートルです)。

グリッド:グリッドの開始点(XとY) 背景画像にある天井タイルなどの参照オブジェクトに揃えるために、ワークスペース上の異なるポイントからグリッドを開始します。

Coverageマップのキーボードショートカット

ショートカット ノート
削除 選択したデバイスまたはチャンネルを削除します
上、下、左、または右 選択したデバイスまたはチャンネルを移動します
  • グリッドスナップオン:最も近いグリッドへ
  • グリッドスナップオフ:1計測単位(0.01メートルまたは0.1フィート)
Shift + 回転(マウスを使ってドラッグ) 選択したデバイスまたは画像を45度ずつ回転させます
コントロールホイール ワークスペース上でズームインまたはズームアウトします

背景画像の追加

ロケーションに背景画像を追加して、参加者の座席の配置やプレゼンテーションエリアの周りのデザインに注目させることができます。画像は、デバイスとオーディオカバーエリアを正確に配置するため、実際の部屋の寸法を表すようスケーリングできます。

背景画像

  1. ロケーションを開き、[Coverage map]をクリックします。
  2. ワークスペースグリッドの上にある寸法をクリックして、ワークスペース編集モードにアクセスします。
  3. Add image]を選択し、コンピューターにある画像を参照します。
  4. [開く]を選択して画像をワークスペースに追加します。

サポートされているファイルタイプ:

  • .jpg
  • .jpeg
  • .png
  • .gif

縮尺に合わせて画像を再描画する

Designerに画像を追加した後、図面内の参照ポイントに基づいて画像をスケーリングできます。画像の実際の測定値がわからない場合は、後でいつでも画像を拡大縮小できます。

  1. ワークスペースに画像を追加します。
  2. 図の中で長さが分かっている物体を見つけます。
  3. カーソルを使用して基準線を引きます。

  4. その物体の実際の長さを参照サイズウィンドウに入力し、[Apply]を選択します。

    参照寸法を使用して画像の縮尺を変更する

  5. 縮尺が変更された画像に合わせてワークスペースのサイズを変更します。

縮尺に合わせた再描画は、Edit image > Draw to scaleからいつでも実行できます。

グリッドとガイドラインを使用したデバイスの配置

Designer のグリッドを使用してワークスペース内の正確なポイントにオブジェクトを移動します。[グリッドにスナップする]が選択されている場合、デバイスの参照コーナーは直近のグリッドコーナーに自動的に揃えられます。

デバイスをグリッドに揃える

オープンカバーエリアページで[Options]を開き、配置ツールを有効または無効にします。

  • グリッドを表示する]は、オブジェクトの整列をアシストします。
  • グリッドにスナップする]により、ワークスペース上でオブジェクトを正確に揃えることができます。
  • ガイドを表示する]は、ワークスペースの0,0座標からデバイス参照ポイントへのXとY座標を表示します。
  • Shiftキーを押しながら回転ハンドルをつかむと、回転は45度刻みに制限されます。

グリッドオフセット

グリッドオフセットを調整することにより、天井タイルやドアフレームなどの画像内の参照ポイントにグリッドを揃えます。

  1. ワークスペースの上にある寸法を選択して、編集モードに入ります。

  2. グリッドオフセットツールを掴んで基準線に移動します。

オブジェクトの移動、回転およびサイズ変更

Designerのカバーエリアページでオブジェクトに変更を加えます。

画像

ワークスペースの上にある[画像の編集]をクリックして、編集モードに入ります。

終了するには、画像の外側を選択します。

不透明度の変更 背景画像の透明度を調整して、ワークスペースとデバイスに対する可視性を向上させます。不透明度の値を小さくすると、より透明な画像が得られますが、値が大きいほど、元のファイルと一致する暗い画像になります。
画像のサイズ変更 画像の隅をドラッグするか、[プロパティ]パネルに値を入力して、画像のサイズを変更します。比率がロックされているため、1つの寸法に対する変更が比例して他方に影響します。
画像の移動 ワークスペースの左上隅を基準として、デバイスの位置を変更します。
画像の回転 デバイスを回転させて、部屋に正しく配置します。ハンドルをクリックしてドラッグすると、画像が目的の位置に回転します。

ヒント:Shiftキーを押したまま45度単位で回転します。

カバーエリアマップ-デバイス

デバイスの追加 デバイスを[デバイス]パネルからワークスペースにドラッグします。
デバイスの選択 ワークスペース内のデバイスをクリックして選択し、そのプロパティを編集できるようにします。終了するには、デバイス外の任意の場所をクリックします。
デバイスの削除 デバイスを選択し、Deleteキーを押すか、または.
デバイスの配置 ワークスペース上の必要な位置にデバイスをドラッグするか、動かします。ワークスペースの0,0ポイントを基準にしたデバイスの位置がデバイスプロパティに表示されます。

ヒント:デバイス参照ポイントをグリッドに揃えるには、[Snap to grid]を有効にします。

デバイス参照ポイント

このポイントは座標の計測に使用されます。

デバイスの回転 ハンドルをクリックしてドラッグし、必要な位置までデバイスを回転させます。

ヒント:Shiftキーを押したまま45度単位で回転します。

カバーエリアマップ-チャンネル

プロパティを編集するチャンネルを選択します。終了するには、チャンネル外の任意の場所を選択します。

チャンネルの追加 デバイスを選択し、[Add channel]を押します
チャンネルの削除 チャンネルを選択し、Deleteキーを押すか、または.
チャンネルの配置 必要な位置にチャンネルをドラッグするか、動かします。デバイスとワークスペースの0,0ポイントを基準にしたチャンネルの位置がチャンネルプロパティに表示されます。
チャンネルのサイズ変更 チャンネルのサイズは、選択可能な幅設定と、レイアウト仕様に基づいて自動的に計算されたプロパティの組み合わせです。
  • チャンネル幅:狭幅(35度)、中間(45度)、または広幅(55度)
  • レイアウト仕様:チャンネルの形状は、発言者の高さ、デバイスの高さ、およびマイクロホンからの距離の組み合わせによって変わります。

オーディオカバーエリアの設定

仮想デバイスでの作業

Designerにより、システムプランナーは仮想デバイスを使用してオフラインおよびオフサイトで作業できます。仮想デバイスを使用すると、マイクロホンカバーエリアの準備、デバイスのプロパティの設定、イコライザー設定の調整、およびDante音声ルーティングの構成を、ハードウェアに接続せずに行うことができます。

プランニングを完了したら、検出されたデバイスに設計データをプッシュして、現場でジョブを終了します。その後、Designerを使用してこれらのデバイスのプロパティをリアルタイムで微調整できます。

仮想デバイスの構成

MXA910の構成

MXA310の構成

P300の構成

ANIUSB-MATRIXの構成

シーリングアレイマイクロホンの配置

部屋の不確定要素

マイクロホンの最適な配置は、座席配置とインフラストラクチャーによって決まります。 最善の結果を得るためには以下のガイドラインに従ってください。

  • テーブルやイスの配置を柔軟に変更できる部屋または複数のアレイマイクロホンのある部屋では、Designer にあるマイクロホン構成ツールを使用して、すべてのシートアレンジについてカバーエリアが適切かを確認します。
  • ローブは各発言者の正面に向ける必要があります。ビデオ会議中に発言者がスクリーンを見る可能性がある部屋での配置は慎重に行ってください。
  • 換気口やビデオプロジェクターといった不要なノイズ源のすぐそばへのマイクロホンの配置は避けます。
  • 残響が非常に多い部屋では、音声の明瞭度を改善するための音響処理を施すことを検討します。

シーリングアレイマイクロホン取付の高さ

シーリングアレイマイクロホンDesigner で設定可能な最大取り付け高さは9.14メートル(30フィート)です。典型的な音響環境1において、マイクロホンと発言者間の距離が4.88メートル(16フィート)までの場合、マイクロホンはSTIPA2 (Speech Transmission Index for Public Address systems)国際基準に基づく「A」等級を維持します。これより優れた音響環境では、STIPAの「A」等級の範囲が16フィートを超えることがあります。

取り付け高さを決定する際には、以下の点を検討します。

  • シーリングアレイのピックアップパターンは、ショットガンマイクロホンより狭いため、他のマイクロホンよりも音源から離れた位置に配置できます。Designer は各チャンネルについて理論値としてのカバーエリアを示すもので、音声が劣化またはゲートオフする具体的な境界というものはありません。ローブの各幅設定における感度データは、製品仕様書に記載されています。
  • すべてのマイクロホンと同様、音源からの距離の増加にともない音質は変化します。
  • 明瞭度スケールは、所定の高さにおいてマイクロホンがどのような音になるかを予測するのに有効です。
  • ローブのカバーエリアは、距離が増加するほど広くなります。

[1] 部屋の条件:RT60(残響時間)=500 ms@1 kHz、Aウェイテッド室内雑音=40 dBSPL(A)

[2] IEC-602682-16基準

明瞭度スケール

了解度スケールは、様々な距離においてアレイマイクロホンの音響性能をカーディオイドグースネックマイクロホンと客観的に比較したものです。この情報は、所定の距離でアレイマイクロホンがどのような性能を示すかを予測し、最適な取り付け高さを決定するのに有効です。了解度スケールの表のデータは、マイクロホンを計測して音声伝達指標IEC-602682-16基準に相当する値となるマイクロホンの測定値から得られています。

音声伝達指標値に相当する距離

シーリングアレイマイクロホン(発言者までの距離) カーディオイドグースネックマイクロホン(発言者までの距離)
1.83メートル 1.14メートル
2.44メートル 1.52メートル
3.05メートル 1.91メートル
3.66メートル 2.29メートル

データは以下の測定値を持つ典型的なハドルルームで収集されました:

  • 残響減衰時間:500 ms @ 1 kHz
  • ノイズフロア:40 dB SPL(Aウェイテッド)

注:これらの値は上記の部屋に固有の値です。十分にコントロールされた音響環境では、アレイマイクロホンが音声伝達指標相当値をより離れた距離で得られる場合もあります。残響が非常に大きい部屋では、性能の予測は困難になります。

A=アレイマイクロホンと発言者間の距離

B=カーディオイドマイクロホンと発言者の間の距離

この例において、発言者から (A) メートルの距離に設置されたアレイマイクロホンの音響性能は、発言者から (B) メートルの距離に置かれたカーディオイドグースネックマイクロホンの性能と一致します。

MXA910の収音範囲の設定

これらの手順を参照し、MXA910シーリングアレイマイクロホンを起動します。マイクロホンのプロパティとベストプラクティスに関する詳細な情報については、『MXA910シーリングアレイユーザーガイド』を参照してください。

デバイスプロパティを設定する

デバイスを選択し、プロパティを設定します。

  1. デバイスの高さ(床とマイクロホンの間の距離)の値を入力します。既定では、デバイスの高さは天井の高さと一致しますが、個別に調整することもできます。
  2. レイアウトに合わせてデバイスを移動したり回転させたりします。

マイクロホン収音範囲を配置する

  1. ワークスペースの上にある[チャンネルを追加する]をクリックして、チャンネルを追加します。
  2. 発言者の高さを、チャンネルを選択してからプロパティに値を入力します。これにより正確な向きとなります。
  3. チャンネルを移動して適切なエリアをカバーします。
    • チャンネルは個々に選択可能で、最大許容範囲エリア内であれば、どこへでも移動することができます。許容範囲外に出ると、ローブは赤くなり、直前の許容範囲へ戻ります。
    • チャンネルをドラッグし、微調整して配置します。デバイスとワークスペースの0,0に対する距離の値は、[プロパティ]パネルで計算されます。
    • グリッドを使用して正確な位置を測ります。

チャンネルの幅を調整する

独立した幅コントロールにより、いくつかのチャンネルでは個々の発言者(狭幅)を収音し、他のチャンネルでは複数の発言者(広幅)をカバーすることが可能です。

チャンネル幅を変更するには:

  1. チャンネルを選択します
  2. プルダウンメニューで幅の設定を選択します。幅はローブの位置と、入力されたデバイスと発言者の高さに基づいて計算されて表示されます。

幅の設定:

  • 狭幅(35°)
  • 中間(45°)
  • 広幅(55°)

テーブルの上6フィートの位置にマイクロホンがある場合の3つの設定のチャンネル幅

自動配置を使用する

自動配置]を使用して、選択したチャンネルのローブを正しく配置できます。

  1. チャンネルを選択します。
  2. 自動配置をクリックします。
  3. 正しいチャンネルが選択され、発言者の高さが指定されていることを確認します。
  4. リスニング]をクリックします。Designer がチャンネルの正しい位置と幅をリッスンし、決定します。
  5. Designer が正しい位置と幅を決定すると、確認ダイアログが表示されます。

MXA310の収音範囲の設定

MXA310には4つのチャンネルがあり、座席配置に基づいてそれぞれの向きを調整できます。各チャンネルは個別に指向特性とチャンネル設定を備え、Designer からアクセスできます。

Designer を使用すると、従来の会議用マイクロホンと比べて位置設定の柔軟性を高めることができます:

  • 構成可能な収音エリアは、発言者の人数に合わせて回転、修正することができます。
  • ネットワーク接続、デバイス識別、プリセットによりマイクロホンの移動、追加、取り外しを容易に行うことができます。
  • 独立したチャンネルとオートミキシングによりDante™信号のルーティングが容易に、そして柔軟になります。
  • カスタマイズしたプリセットを保存できることで、すばやく異なる構成を呼び出すことができます。

座席

各チャンネルは一人ないし複数の発言者を収音できます。レイアウトを柔軟に変更できる部屋では同じネットワークに接続されていれば、様々な座席配置をカバーするためにマイクロホンを移動することができます。

注: 設定は各マイクロホンに保存され、別のネットワークポートに接続した場合も保持されます。プリセットはDesigner または外部コントロールシステムから呼び出して割り当てることができます。

1台のマイクロホンの使用(複数チャンネル)

4つの独立したチャンネルと指向特性により、テーブルの形状、サイズ、座席配置に合わせて収音範囲をカスタマイズすることができます。自動ミキシング機能によりファーエンドでの音声の明瞭度に影響する外部雑音(タイピング音や紙の擦れる音など)を低減します。

トロイド指向特性の使用

トロイド指向特性はマイクロホン上方からの直接的な音を排除することで、ビデオプロジェクターなどの不必要なノイズを低減します。単一指向性で得られるメリットを保持しながらも、すべての発言者を等しく収音する最も簡単な方法です。この特性を使用すると、音声は1つのチャンネルで送られます。したがって自動ミキシングが必要な場合は、マイクロホンはトロイド指向特性ではなく複数の指向特性を使用するように設定します。

すべての発言者を収音しながらも天井に取り付けられたプロジェクターからの雑音を排除します。

1つのマイクロホンで5人以上の発言者がいるテーブルでは、トロイド指向特性によりすべての声を等しく聞くことができます。

複数のMXA310で収音

大きなテーブルの場合は、マイクロホンを並べてすべての発言者を収音します。バランスよく収音し正確に向けるためにマイクロホンはテーブルの中心に配置します。最良の音質と明瞭度を得るには、各発言者それぞれがチャンネルを持てるように十分な数のマイクロホンを使用します。

10人で1つのテーブルを囲んでいる場合に各人が独立したチャンネルを得るためには、4つのマイクロホンで収音します。

大きなテーブルで2つのマイクロホンを使用する場合は収音範囲が均等になるように配置します。トロイドまたは無指向性のパターンでテーブル全体をカバーします。

Dante信号フロー

クリックとドラッグの操作でデバイス間の接続を行うことで、サポートされているShureデバイスの音声ルートを作成できます。

  • デバイスをドラッグして、ワークスペースに配置することができます。Shureデバイス名によってデバイスを識別できます。
  • デバイス上の入力または出力の上にカーソルを置くと、Danteの名前、Danteチャンネルを表示し、入力または出力として示します。
  • 1つのデバイスの入力チャンネルまたは出力チャンネルをクリックし、さらに別のデバイスのチャンネルをクリックすると音声ルートが作成されます。

Designerが音声ルートを作成した後、どちらかのエンドポイントにカーソルを合わせると、Danteデバイスとチャンネル接続が識別されます。

注:デフォルトでは、検出されたデバイスに仮想デバイス設定をプッシュするとDesignerによってルートがプッシュされますが、たとえばサードパーティのDSPを使用している場合は、ルートの作成とプッシュをオプトアウトできます。

ルートステータスの決定

Dante信号フローページでは、有効または無効な音声ルートをアイコンで識別します。

  • — 仮想ルートが正常に作成されたことを示します。
  • — 検出されたデバイスとライブモードのデバイスとの間に有効なルートが正常に作成されたことを示します。
  • — これが無効なルートであることを示します。無効なルートが作成される考えられる問題とその解決策について、次の表で説明します。
考えられる問題 解決策
受信機で、配信設定された送信機が見つからない。

または

送信機で、配信設定された受信機が見つからない。

単にオフラインの場合は、オンラインに戻ると、オンラインデバイスがオフラインデバイスを見つけます。
受信機では配信設定された送信機が見つかりますが、一方のエンドポイントで暗号化が有効になっていないにも関わらずもう一方では有効になっているため、コーディングの不一致が発生します。 暗号化を再キー化するか、両方のデバイスの暗号化を無効にします。
受信機では配信設定された送信機が見つかりますが、エンドポイントの暗号化キーが異なるため、コーディングの不一致が発生します。 暗号化を再キー化するか、両方のデバイスの暗号化を無効にします。
受信機では配信設定された送信機が見つかりますが、ルートでの適切な操作を妨げるコーディングの不一致やその他の問題が発生します。 暗号化を再キー化するか、両方のデバイスの暗号化を無効にします。

自動構成を使用したP300音声性能の最適化

重要:オートミックスチャンネルはマイクロホンからP300に送信しないでください。P300は独自のオートミキサーを内蔵しており、それぞれのチャンネルを入力する場合に音声処理が向上します。

Auto configure]をクリックします。このプロセスでは、P300と、ルーティングされたMXA910またはMXA310で次の設定を自動的に調整し、信号を最適化します。

  • 入力ゲイン
  • AGCターゲット
  • コンプレッサしきい値
  • オートミキサーモード
  • オートミキサーマイク最適化モード
  • オートミキサーの最大オープンチャンネル数
  • オートミキサーのラストマイクをオンのままにする
  • オートミキサーオフアッテネーション
  • オートミキサーのホールド時間
  • オートミキサーのゲーティング感度
  • オートミキサーのゲート禁止
  • EQ曲線
  • EQ設定(マイクロホン)
  • チャンネルゲイン(マイクロホン)

必要に応じてP300のEQを適用します。このEQを使用し、部屋の音響条件に応じて調整します。

注:テーブルアレイマイクロホン(MXA310)とシーリングアレイマイクロホン(MXA910)の両方がある場合、マイクロホン最適化モードとポストオートミックスPEQのMXA910最適化を使用する必要があります。

設定データをオンラインデバイスへプッシュ

ロケーションを作成し、オーディオカバーエリアを設計した後、デザインモードを終了し、ライブモードで作業して、検出されたデバイスに設定をプッシュできます。

  1. ロケーションから[概要]をクリックし、[ライブモード]ボタンにアクセスします。
  2. ライブモード]をクリックし、検出されたデバイスにデザインをプッシュすることができます。

    ライブモード]ボタンは、ライブモードのオンとオフを切り替えます。このボタンが緑色になり、上部の緑色のバナーがライブモードであることを示します。

    左側には、ネットワーク上の検出されたすべてのデバイスで、別のロケーションにはまだ追加されていないデバイスが表示されます。Designerは同じサブネット上のサポートされているShureデバイスを自動的に検出します。[オンラインデバイス]に移動することで、クロスサブネットデバイスをIPアドレスを手がかりに追加することができます。

    多くのデバイスがある場合は、デバイス名、IPアドレス、またはデバイスモデルで並べ替えることができます。はじめに、検出されたデバイスの上にカーソルを置き、それをクリックしてデバイスを確認し、作業対象のデバイスであることを確認します。

  3. 検出されたデバイスを仮想デバイスにドラッグして、検出されたデバイスを仮想デバイスに関連付けます。

    検出されたデバイスを仮想デバイスに関連付けても、[同期]と[デバイスにプッシュ]をクリックするまでは仮想設定は検出されたデバイスにプッシュされません。

    デバイスの関連付けを解除するには、[X]をクリックします。

  4. すべての関連付けが完了したら、[同期]をクリックして、検出されたデバイスを仮想デバイスと同期させます。

    仮想設定を検出されたデバイスにプッシュするか、または検出されたデバイスから設定をプルして、設計に含まれる設定を上書きすることができます。

    注:たとえば、サードパーティのDSPを使用している場合は、検出されたデバイスへのルートの作成とプッシュをオプトアウトできます。

ライブモードでは検出されたデバイスにDesignerから直接変更を加えることができます。

注:一部の変更を行うと、音声が一時的にドロップアウトすることがありますので注意してください。

同期、プッシュ、プル

同期およびデバイスにプッシュすると、Designerにより以下を除く検出されたデバイス上のすべてが上書きされます。

  • ネットワーク設定
  • パスワードと暗号化の設定
  • Danteデバイス名とチャンネル名
  • プッシュダイアログで選択解除された場合のDanteルーティング

同期およびPull to designすると、Designer内の設定は検出されたデバイス設定で上書きされます。さらにプルには、変更できないまたはプッシュに含まれない(MACアドレスなど)参照デバイスの設定が含まれる場合があります。

プッシュまたはプルのプロセスが完了すると、検出されたデバイスが仮想デバイスと同期します。

プリセットの保存

特定のロケーションに対してデバイスを構成し設定した場合、すべてのデバイスのプリセットとしてデザインを保存することができます。プリセットは、たとえば、異なる構成を持つことができる多目的または組合せ可能な部屋の場合に役に立ちます。部屋構成が変更されたときに、複数のプリセットデザインを読み込めるよう準備しておくことができます。

設定をプリセットとして保存するには:

  1. 次をクリックします。プリセット)(右上隅にあります)。[Device presets]ウィンドウを開きます。ロケーション内のすべてのデバイスのプリセットが表示されます。
  2. プリセットスロットを選択します。
  3. プリセット用の名前を入力します。
  4. 保存をクリックします。

デバイスにプリセットをロードするには:

  1. 次をクリックします。プリセット)(右上隅にあります)。[Device presets]ウィンドウを開きます。ロケーション内のすべてのデバイスのプリセットが表示されます。
  2. ロードするプリセットを選択します。
  3. 読み込むをクリックします。

注:

  • ルーティング情報はプリセットに保存されません。
  • ライブモードの場合、この操作によって音声が一時的にドロップアウトすることがあります。
  • プリセットの読み込み後に行われた変更は、未保存の状態です。新しい設定を新しいプリセットスロットに保存するか、新しい設定で古いプリセットを上書きします。

デザインのエクスポート

自身または他の誰かがデバイスのウェブアプリケーションを使用してデザインを実装できるよう、プリセット設定をエクスポートできます。Designer がデバイスのプリセット設定をエクスポートし、デバイスへのファイルのアップロード時に既存のデバイス設定を上書きします。

エクスポートされたプリセットファイルにはすべてのデバイス設定が含まれますが、次のものは含まれません。

  • デバイスの向き
  • デバイスネーム
  • カバーエリアマップ画像
  • ルーティング情報

Designerからのエクスポート

  1. ロケーションを開く
  2. 次をクリックします。([プリセット])(右上にあります)。
  3. メニューから[デバイスプリセットのエクスポート]を選択します。
  4. 既定では、エクスポートされた.zipファイルは、[マイドキュメント]にLocationName_Date_Timeという名前で保存されますが、任意のフォルダに任意の名前を付けてファイルを保存することもできます。

ファイルのエクスポートと名称設定

デバイスプリセットファイル(拡張子はjson)は、PresetSlot-PresetSlotNameに従って名前が付けられたネストされたフォルダ内の.zipフォルダにまとめてあります。

各プリセットファイルには、次のような名前が付けられます。DeviceName_PresetSlotName(例:MXA910-North_City Center 1 Large.json)

デバイスプリセット名

デバイス名は、エクスポートされたファイルを区別するのに役立ちます。このロケーションの場合、2つのデバイスにアップロードするため別々のファイルがエクスポートされます。

プリセットをインポートしてデバイスに読み込む

  1. Cat 5e(またはそれ以上)のケーブルを使用してコンピューターをデバイスに接続し、 ウェブアプリケーションを開きます。
  2. プリセット > ファイルからインポートに進みます。
  3. 空いているスロットを選び、[ファイルを選択...]を選択して、コンピューターにあるデバイスプリセットファイルを参照します。
  4. インポート]を選択し、ファイルをロードします。インポートが成功したら、[[プリセットを読み込む] に移動する]を選択します。
  5. インポートしたプリセットを選択し、[読み込む]をクリックします。設計ファイルがデバイスに適用されます。
  6. 最適な結果を得られるように、部屋の設定のサウンドチェックを行います。ヘッドフォンを使用して、各チャンネルをチェックして、オーディオカバーエリアを最適化します。

イベントログ

イベントログを表示するにはメインメニューの[イベントログ]をクリックします。

イベントログにはDesigner内でのアクティビティの詳細説明が記録されています。ログはアクティビティエントリを収集してタイムスタンプし、[設定]で指定した期間(30日~360日)エントリを保持します。エクスポート機能を使うと、ログデータを保存してソートするCSV(カンマ区切り値)文書が作成されます。

特定のデバイスのイベントログをエクスポートするには、ライブモードのそのデバイスに移動して、(設定) > General > Export logをクリックします。この機能により、ログデータのCSV(カンマ区切り値)文書が作成されます。

トラブルシューティングまたはShureシステムサポートへの問い合わせを行う際には詳細についてログファイルを参照します。

深刻度レベル
情報 アクションまたはイベントは正常に完了しました。
警告 アクションは完了できませんが、全体的な機能は安定しています。
エラー 機能を妨げる可能性のある問題が発生しました。
ログ詳細
イベント イベントの種類を示します。
ノート 適用可能な場合、IPアドレスとロケーションを含む、イベントとエラーに関する詳細を提供します。
日付 イベントの日付と時刻。

ヒント:カテゴリ見出しを選択してログをソートします。