概要

Shure MV88+は、Lightning®コネクターまたはUSB-Cコネクターを使用してモバイルデバイスに直接接続できるプロ品質のコンデンサーマイクロホンです。ミッドサイド構成とした2つのマイクロホンカプセルによりステレオイメージを調整可能としたことで、音楽やスピーチなど多種多様な音源の収音に対応しています。ShurePlus MOTIV™アプリを使用することにより、デジタル信号処理(DSP)のプリセットモード選択、ゲイン調節、コンプレッサー、およびステレオ幅調節で音質をカスタマイズできます。

機能

ミッドサイドステレオ

定評のあるミッドサイドステレオ録音テクニックをサポートしています。カーディオイドカプセルと双方向性カプセルを同時に使用してステレオ幅を調整し、優れたモノラル機能を提供します。

プラグ&プレイ

iOS、Android、PC、およびMacデバイスと互換性があります。

注:サポートされるAndroidデバイスについては、https://wwww.shure.com/MOTIVcompatibilityを参照してください。

コンパクトで高い耐久性

軽量、オールメタル構造で、さらにどこにでも携帯できるコンパクトさを備えています。すべてのShure製品と同様に、現場での信頼性が確保されています。

ShurePlus MOTIVアプリによる柔軟な録音コントロール

MOTIVレコーディングアプリでは、ゲイン、ステレオ幅、プリセットモードなどのマイクロホン設定を調節できます。また、以下の機能も備えています。

  • 横向きと縦向きの録音オプション
  • 基本的なオーディオ編集
  • Markers によるオーディオのトラッキング
  • 暗い照明下での録音向けのダークテーマ
  • すべてのMOTIVマイクロホンのサポート
  • 5バンドイコライザー
  • ライブストリーミング機能
  • Dropbox™、AirPlay®、およびBluetooth®のサポート
  • メーカープリセットおよびカスタムユーザープリセット
  • デモモードでの仮想マイクオプション
  • 複数のビット深度とサンプルレートのオプション

クイックセットアップ

マイクロホンの取付方法

Microphone mounting components

A phone rests inside the phone clamp with the cable wrapped around the back knob

注:フォンクランプの背面にあるノブを使用して、ケーブルを所定の位置に保ち、カメラの邪魔にならないようにします。

ShurePlus MOTIVアプリによるオーディオ録音。

MOTIVアプリを使用してマイクロホン設定を変更し、オーディオを録音および編集します。

  1. マイクロホン設定を調整します。

    録音状況に合ったプリセットモードを選択します。マイクロホンゲインとステレオ幅を録音に最適になるように調節します。マイクの設置については「マイクロホンの角度設定」を、コンプレッサー、イコライザーなどの調節の詳細については「MOTIVアプリ」を参照してください。

  2. お使いの機器を「機内モード」と「おやすみモード」に設定します。

    これにより、着信電話やアプリの通知などの音によって邪魔されることなく録音できます。

  3. 設定をテストします。

    テスト録音を行います。再生を聴き、必要に応じて設定を調節します。録音が開始されると、調節できるのはマイクゲインのみとなります。

  4. 赤いRecordボタンを押して録音を開始します。

    このマイクロホンは、最後にMOTIVアプリを使用したときの設定を保持します。

MV88+マイクロホン

MV88+は2つのカプセルを備えています。1つはカーディオイドパターンで、マイクロホンの前方向からの音声を直接捉えます。もう1つのカプセルは双方向性で、左側と右側からの音を捉えます。

Illustration showing the MV88 Plus capsule pick-up pattern

マイクロホンのカートリッジ

マイクロホンの向き

ステレオ録音を正確にするために、マイククリップでマイクロホン円筒部を回転させます。マイクロホンの前面を音源の方向に向けます。横向き(横)録音の場合は、LおよびRインジケーターを左右に表示します。縦向き(縦)録音の場合は、マイククリップでマイク円筒部を回転させます。

注:このアプリには、オーディオチャンネルを入れ替えるLeft-Right Channel Swapが搭載されています。

Illustration shows mic barrel orientation for portrait and landscape recording

MV88+出力

MV88 Plus inputs and outputs

  • ヘッドホンとイヤホンに接続するための3.5 mmモニター出力
  • マイクロB USBポートを使用した録音デバイスへのオーディオの送信

MV88+ LED

iOS Android/Mac/PC
緑色:マイクはアクティブで、オーディオフロー中です 緑色:電源がオンです
オレンジ色:エラー
オレンジ色に点滅:ファームウェアがアップデート中です
赤色:マイクロホンはミュートボタンにより消音されています
赤色に点滅:オーディオでクリッピングが生じています

マイクロホンの角度設定

以下は、一般的な使用事例における推奨事項です。音源を録音するのに効果的な方法は、いろいろあります。試して最善の結果が得られるものを見つけてください。MV88+は標準のA25Dマイククリップに収まります。そのため、マイクスタンドを置ける場所ならどこでも配置できます。

ヒント:ステレオ方向を正しくするには、マイクロホンの上となる側にShureのロゴが来ていることを確認します。ロゴが見えない場合は、それに応じてマイクロホンを調整します。

録音

録音をモニターできるように録音デバイスを配置します。マイクロホンの前面を音源に向け、マイクロホン円筒部の左右それぞれが正しい方向に向くようにします。

Image of MV88 plugged into phone for portrait video recording

音声インタビュー(卓上)

マイククリップをManfrottoマイクスタンドに直接取り付けます。 MOTIVアプリでMONO BIDIRECTIONAL指向特性を選択します。マイクロホン円筒部の片側をインタビューを受ける人に向け、もう一方の側をインタビュアーに向けます。

Image of MV88 on stand for audio recording

横向き(水平)動画撮影

マイクロホンの前面を音源に向け、マイクロホン円筒部の左右それぞれが適切な方向に向くようにします。

Image of MV88 plugged into phone for landscape video recording

縦向き/セルフ(垂直)動画撮影

マイクロホンをユーザー自身に向け、[Left - Right Swap]を選択します。

ヒント:縦向きモードで撮影を開始した場合、デバイスの向きが横向きに変わってもビデオは縦向きモードのままになります。

動画インタビュー

  • カメラに映る人の音声のみを録音するには、CARDIOID指向特性を選択して、マイクロホンを被写体に向けます。

  • インタビューを受ける人(カメラに映る人)の音声と、インタビュアー(カメラには映らない人)の声の両方を捉えるには、アプリでMONO BIDIRECTIONAL指向特性を選択します。マイクロホンの左側と右側がそれぞれの人を向くように配置します。

ハンドヘルド録音

脚を折りたたんで、ポータブルハンドヘルドスタンドを作ります。

Microphone and phone on a tripod with legs collapsed to make a portable hand-held stand

MOTIVアプリ

MOTIVアプリを使用して、マイクロホンの設定を変更し、オーディオを録音、編集、および共有します。録音するたびに、デバイスは最近使用した設定を記憶しているため、録音時にすばやくセットアップできます。

ヒント:着信電話、メッセージ、様々な通知によって録音が邪魔されないようにするには、機内モードとおやすみモードをオンにします。

Device Setup

MOTIV Navigation bar, Device settings tab

Tap Device on the navigation bar to access microphone settings

MOTIV Device Settings tab

① Notifications The top row displays which device is connected. A red flashing dot next to the name let you know whether recording is active. The charms show which advanced features are on. Tap the headphone icon to access direct monitoring control. Tap the lock to lock or unlock the settings.

Note: Lock the settings to prevent accidental changes to settings when handling your device during recording. When mic settings are Locked, the setting screen is grayed out.

② Input Meter Displays the strength of the input signal and whether that signal is mono or stereo. The loudest peaks should reach within the target range (indicated by the shaded region between -12 and -3 dB).

③ Microphone Gain Adjust the mic gain slider to set the volume of the sound source.

④ Custom Presets Tap the caret to quickly access your saved presets. Or tap the Save button to save current settings. See Custom Presets for more information.

⑤ Preset Modes Set stereo width, equalization, and compression for specific applications. See "Preset Modes" for more information.

⑥ Polar Pattern Selection Swipe to choose your pick-up pattern. Use the handles to adjust the width of the stereo image.

Tip: Consider the location of the microphone and the size of the sound source when adjusting the width. For example, a large orchestra or ensemble recording benefits from a wide stereo image, which increases separation between instruments. Speech benefits from a narrow width, which improves clarity and rejects ambient (room) sound.

⑦ Stereo Width Handles Use the dots to quickly set stereo width.

⑧ Advanced Features Fine tune your audio recording with limiter and compressor controls, high pass filter, left-right swap, and equalization settings.

Preset Modes

Five selectable modes optimize settings for gain, stereo width, equalization, and compression. Set the microphone level and try the modes to find which sounds best. Preset modes can affect the strength of the input signal, so adjust the microphone level as needed after changing presets.

Mode Application Characteristics

Speech icon

Speech

speech Narrow stereo width to reject background noise, equalization that emphasizes clarity and fullness, and gentle compression.

Singing icon

Singing

solo or group vocal performances Medium stereo width with subtle equalization to add richness and clarity for a natural sound.

Flat icon

Flat

any An unprocessed signal (no equalization or compression settings used). Adds flexibility when processing the audio after recording.

Acoustic icon

Acoustic

acoustic instruments and quiet music Medium stereo width with transparent compression to smooth out volume spikes and bring out quiet passages. The equalizer setting emphasizes detail and an overall natural sound.

Loud icon

Loud

live performance and louder sources Wide stereo to increase separation between sources. Equalization further improves definition by reducing frequencies that can make the instrumentation sound crowded.

Custom Presets

Create and save custom presets to quickly access frequently used mic settings.

  1. Start with the preset mode that best suits your application needs.
  2. Adjust advanced settings, like compression, for clarity and consistency.
  3. Tap Save to rename and save your new custom preset. The original preset will remain available.
  4. The new custom preset is added to your list.

To access saved presets:

  1. Tap the caret (arrow) in the Preset row to view your list of available presets.
  2. Tap custom preset and Apply Preset to instantly apply gain, stereo, equalization, and compression preferences.

Tip: You can save a custom preset at any point. Tap Save and give the current settings a new name.

指向特性の選択(ステレオとモノラルの設定)

マイクロホンカプセルの収音パターンを以下に示します。モノモードで動作しているときは、ステレオ幅は調節できません。

ステレオ指向特性 ステレオ

前=オン

左右=オン

モノカーディオイド

前=オン

左右=オフ

モノ双指向性

前=オフ

左右=オン

Rawミッドサイド

前=オン

左右=オン

詳細については、「Rawミッドサイド出力」を参照してください。

Rawミッドサイド出力

処理後の柔軟性を高めるには、Raw Mid-Side設定を使用します。これにより、ステレオイメージ付きの2チャンネル信号を録音でき、トラックの録音後でも調節が可能です。

左:カーディオイド(前)

右:双指向性(左右)

ミッドサイドステレオマトリクスデコーダーを備えたオーディオ録音アプリケーションのRaw Mid-Side設定を使用します。または、手動デコード命令を使用して、録音されたトラックのステレオイメージを調整します。

マニュアルデコーディングとステレオ幅の調整

お使いのデジタルオーディオワークステーションソフトウェア(DAW)がミッドサイドデコーダーを備えていない場合は、以下の手順によりステレオイメージを調整および操作できます。

  1. 2チャンネルのRaw Mid-Sideファイルから左右の音声信号をそれぞれ独立したモノトラックとして取り出します。
  2. 空のオーディオトラックを3つ作成します。
    • 1番目のトラック:左チャンネルのみの音声信号(前/カーディオイド)をモノラルトラックとして使用し、パンはセンターにします。
    • 2番目のトラック:右チャンネルのみの音声信号(左右/双指向性)をモノラルトラックとして使用し、パンは振り切りにします。
    • 3番目のトラック:2番目のトラックから左右/双指向性の信号をコピーします。このトラックのパンは振り切りとし、位相を逆にします
  3. 右側と左側のトラックを同じ音量レベルでグループ化し、同時に調節できるようにします。グループ化したトラックの音量を上げるとステレオ幅が広がり、下げると幅は狭くなります。

高度なテクニック:アタックの速いコンプレッサーをグループ化したトラックに使用すると、過渡期(ドラムスティックでシンバルを叩いたときの最初の部分の音)がステレオイメージの中央に保たれ、音が減衰するにつれてステレオ音場内に広がります。

ノートパソコンでRawミッドサイドオーディオをデコーディングしている図

Rawミッドサイドオーディオのマニュアルデコーディング

Recording in Raw and Mid Side using the MV88+ Video Kit

Direct Monitoring Blend

There are two ways to access the Direct Monitoring slider when you want to adjust your monitor source. Tap the input meter to view the mic gain and monitoring blend sliders. Or you can view the slider by tapping the headphone icon in the device settings tab.

Illustration shows Direct Monitoring slider for selecting and adjusting your monitor source

Use the direct monitoring slider to determine how much of each input you hear. For best results, start monitoring at the midpoint and adjust.

  • Move the slider towards Mic to hear more of the audio that is being currently recorded by the microphone.
  • Move the slider towards Playback when you want to listen to the previously recorded audio and less of the audio coming in to the microphone. This is useful for when you want to review your recording.

Illustration shows that one source increase decreases the other source

As one source increases, the other source decreases.

高度なマイク設定

用途に応じてプリセットモードを選択したら、リミッター、コンプレッサー、イコライザーのコントロールを使用して録音サウンドを微調整します。他の録音および録画アプリケーションを使用している場合、設定はマイクロホンに保持されます。

Limiter

リミッターをオンに切り替えて入力スレッショルドを設定し、録音の音量ピークの歪みを防ぎます。

Compressor

圧縮なし、またはライトまたはヘビーのいずれかの圧縮を選択して、音源がダイナミックの場合の音量をコントロールします。コンプレッサーはダイナミックレンジを狭めます。つまり、レベルが低い信号をブーストし、レベルが高い信号は抑えます。

High Pass Filter

Choose no HPF for the most natural sound. Or select 75 Hz or 150 Hz to reduce wind noise, room noise, or proximity effect.

75 Hz Low frequency cutoff Provides a 6 dB-per-octave cutoff at 75 Hz. Helps eliminate floor rumble and low-frequency room noise from heating and air conditioning systems. This setting may also be used to compensate for proximity effect or to reduce low frequencies that make an instrument sound dull or muddy.

150 Hz Low frequency rolloff Provides a 6 dB-per-octave rolloff filter at 150 Hz. Use this to compensate for proximity effect or to reduce low frequencies that could make an instrument sound dull or muddy.

左右チャンネル入替

MOTIV左右スワップアイコン

ステレオ録音の場合、[左右スワップ]を使用して、左右のオーディオチャンネルを入れ替えてステレオイメージと動画を一致させることができます。例えば、ビデオを使用して自分を録画する場合です。

ヒント:マイクロホン円筒部にあるLRの表示を使用します。これにより、実際に録音を行わなくとも[左右スワップ]を設定できます。

イコライザー

The icon indicates that the equalizer is being used.

プリセットモードを変更してDSPの変化を聴き、イコライザーを使って周波数の帯域をブーストまたはカットし、音をクリアにします。

注:プリセットに適用されているイコライザーの状態は表示されません。ただし、詳細設定のステータスバーにあるイコライザーのグラフィックには、ユーザーが選択したイコライザーが表示されます。

The equalizer section with image that displays EQ settings.

タップして、MOTIVイコライザーにアクセスします。イコライゼーションの変更はイコライザーの画像に表示されます。

EQはプリセットモードが変わるまで持続します。

デモモード

Screenshot of Mic Demo mode

デモモードでは、MOTIVシリーズですべてのデバイスをテストすることができます。

  1. リストをスワイプすると、使用可能なデバイスを表示できます。
  2. 各デバイスの詳細については、[続きを読む]をタップしてください。または[]をタップして、マイクロホン設定を検索します。

注:デモモードでの設定はデモンストレーション用であり、アプリ内に保存されません。デモモードは、デバイスに接続されているマイクロホンがない場合にのみ使用できます。

録音

MOTIV Navigation bar, Record tab

ナビゲーションバーでRecordをタップすると、録音ボタンとタイムラインにアクセスできます。

MOTIV Recording Tab

録音設定

① 接続されているデバイスのステータス ステータスには、接続されているMOTIVデバイスが表示されます。赤色の点滅ドットは録音が進行中であることを示します。

② 設定のステータス 現在有効になっている詳細設定のアイコンが表示されます。

③ マイクロホンゲイン 音源の音量を調整します。レベルは目安の範囲内(入力メーターの網掛け部分)とします。

④ タイムライン表示 録音中に音の波形を表示します。

  • ステレオ録音:完全な波形が表示されます。
  • モノラル録音:波形の半分が表示されます。

⑤ 残りの録音時間

⑥ ビット深度およびサンプルレート ドロップダウンメニューを使用して、ビット深度とサンプルレートを選択します。詳細については、「ビット深度およびサンプルレート」を参照してください。

⑦ トラック情報 進行中の録音の名前、ファイル形式、およびサイズが表示されます。

⑧ 録音コントロールバー Marker]ボタン、[Record/Pause]ボタン、[Done]チェックマークボタンがあります。

注:録音の最大ファイルサイズは2 GBで、録音可能時間は約2時間です。この制限により、アプリのパフォーマンスが最大化されます。2時間を超える連続録音では、2つ目のファイルが生成されます。

Compressed Format Recording

The MOTIV app records uncompressed audio files to provide the highest quality recording. However, you might find it more useful to record in a compressed file format. Compressed files take up less storage space allowing you more space on your device to record. It's also easier to share compressed files by message or email because compressed files use less data. Consider using a compressed format for recording demos or initial ideas because in this case it is more important to capture the idea than have the highest possible fidelity recording.

If you are unsure about which format to choose, start with the highest quality setting. You can always compress files later from your library if you find that you require smaller files sizes. See the Supported Audio Formats section to learn about the file formats that are available to you.

Remember: You can convert compressed audio to an uncompressed format, uncompressed audio to a compressed format and one type of compressed format to another. However, only WAV files can be edited. If you need to edit a file, convert the file to a WAV file first.

ビット深度およびサンプルレート

「ビット深度およびサンプルレート」設定は、録音画面の右側のドロップダウンメニューに表示されます。小さなファイルの方が便利な場合、例えばダウンロード用のスピーチやポッドキャストを録音するときなどは、低いサンプルレートを選びます。音楽やダイナミックな録音を行う場合は、サンプルレートを高くします。

特に何も選ばないと、MOTIVでは24/48 kHzでオーディオが録音されます。以下のビット深度とサンプルレートがサポートされます。

ビット深さ サンプリング周波数
24 48 kHz
24 44.1 kHz
16 48 kHz
16 44.1 kHz

Apple WatchをShurePlus MOTIVと共に使用する

ShurePlus MOTIV Apple Watchアプリを使用すると、ShurePlus MOTIVオーディオアプリとビデオ録画アプリのリモートコントロールとして使用するときに、録音の柔軟性をより発揮します。

Apple WatchをMOTIV録音アプリに接続します。

  1. iPhoneでWatch Appを開き、[My Watch]タブをタップします
  2. インストール可能なアプリは、「Available Apps(利用可能なアプリ)」セクションに表示されます。
  3. MOTIV Watchアプリを探して[インストール]をタップします

    注:Apple Watchアプリのインストールについては、Appleのサポートページの追加説明を参照してください。

  4. MOTIVマイクが電話機に接続されているとApple Watchが認識します。接続時にはマイクロホン名が左上に表示されます。
  5. マイクロホンの配置は、部屋の大きさ、人の数、楽器の音量に合わせて調整を行います。可能な場合は、部屋の中を歩き回って最も良い音が聴こえる場所を見つけます。
  6. 録音データの用途に適したプリセットモードを選択します。アプリでマイクロホンのレベルやその他の設定を調整し、ソースの近くにマイクロホンを配置します。

    注:詳細設定は、マイクロホンを設置する前に設定する必要があります。Apple Watchアプリでは、録音のコントロール、録音の一時停止、録音の完了、ブックマークの作成、ゲインコントロールの設定とロックのみを行うことができます。

スイッチと操作方法

録音の開始:赤色の録音ボタンをタップします

録音の一時停止:一時停止のアイコンをタップします。一時停止状態から録音を続けることができます

ブックマークの作成:ブックマークのアイコンをタップします

録音の停止:完了]ボタンをタップします

ゲインの調整:Apple Watchのデジタルクラウンを使用します

マイクゲインをロック:ロックのアイコンをタップします

録音のヒント

機内モードとおやすみモードをオンにする

MOTIVデバイスをiOSデバイスに接続すると、機内モードとおやすみモードに設定するよう促す注意メッセージが表示されます。着信電話、メッセージ、様々な通知によって録音が邪魔されないようにするには、この設定を行うことが重要です。Xをタップして、この注意メッセージを閉じます。

注:音声ファイルに地理的位置情報を追加するには、機内モードはオフのままにします。

ロックモードを使用してサウンドをロックする

オーディオをテストし、必要なレベルを見つけたら、ロックモードをオンにして誤って調整されないようにして、オーディオ品質の一貫性を保ちます。

モノラルでの録音

利用可能な録音時間を増やしたり、ボーカルなどの単一の音源を録音する場合にはモノラルで録音します。周囲のノイズを低減するメリットも得られます。Mono CardioidまたはMono Bidirectionalの指向特性を選択すると、すべてのカプセルからの音声が1つのチャンネルにまとめられます。入力メーターには波形の上半分が表示され、モノラル録音であることを示します。MOTIVはモノラル録音において他社製マイクロホンに対応します。

ステレオでの録音

縦向きと横向きの録音に対応するには、MV88+円筒部をマイククリップで回転させます。マイクロホンのステレオの向きを示すために、LとRのラベルが付いています。Shureロゴが上面にあるとき、ステレオイメージは正しくなります。

ダークテーマを使用

ダーク画面オプションを選択すると、アプリの表示が明るいグレーから濃いグレーに変わります。暗い表示は、照明が暗い環境で目立たず録音を行うのに最適です。バッテリーの消費も抑えられます。

外観テーマ設定にアクセスするには、Menu > Settings > Appearanceに移動します

完全にパフォーマンスを捉えるには

音源全体を確実にキャプチャするには、演奏が始まる前に録音を開始し、後で録音を編集して無音部分をトリミングします。

注: 録音中にマイクロホンの接続が誤って外れてしまった場合、MOTIVは録音を自動的に停止します。ファイルの保存ダイアログが表示され、オーディオに名前を付けて保存するよう促します。

録音をモニターする

録音を素晴らしいサウンドにするために、MOTIVデバイスのヘッドホン出力にヘッドホンを直接接続します。

録音中に画面を起動状態に保つ

録音中に自動スリープ無効 (Keep Awake) オプションを選択すると、画面が暗くならずに長時間の録音セッション中もゲインレベルを継続的に監視できます。

自動スリープ無効オプションにアクセスするには、 Menu > Settings > Keep Screen Awake During Recording

注: スリープモードを無効にすると、録音中のバッテリー時間に影響します。

アップデート中は機器を接続したままにする

アップデートする際には、アップデートの問題がないことを確認するために、MOTIVデバイスをモバイルデバイスに接続したままにします。

バックアップリマインダー

録音をバックアップするように求められます。MOTIVファイルを別のコンピューターまたはデバイスに定期的にバックアップすることを推奨します。これにより、アプリ内のファイルを自由に編集または削除でき、常に別の場所にバックアップが保存されているという確信が持てます。また、デバイスの空き容量が増えるため、十分な空き容量がないことを心配することなく、長時間の録音セッションを自信を持って録音できます。

[メニュー] > [設定] > [バックアップリマインダー]に移動して、バックアップリマインダーの頻度をスケジュールできます。

MV88+ Video Kit Setup and Tips

How to Mic a Grand Piano with the MV88+

MacとPCでMV88+を使用する

MOTIVマイクロホンは特別なドライバーは不要で、ほとんどのMacまたはPCと互換性があります。ただし、MV88+の設定(マイクゲイン以外)はコンピューターから調整できないため、マイクロホンでは MOTIVアプリで構成された最後の設定が維持されます。

注:USB-Aケーブルは含まれていません。

ライブラリ

ミュージックライブラリの説明

①ライブラリの検索/並び替え/選択

  • 検索:ファイル名またはファイルタイプでライブラリ内のファイルを検索します。
  • 並べ替え:並び替えアイコンをタップして、名前、日付、またはファイルタイプでファイルを整理します。
  • 選択:Selectボタンにより、変換、共有、削除する録音を1つもしくは複数選択します。

②並び順カレットをタップするとトラックを順番(または逆順)に表示します。

③トラックリスト録音済みトラックのリストが表示されます。

④最近削除されたアイテム最近削除したファイルは30日間ここに保存されます。ファイルの復元方法については、「最近削除されたファイル」のトピックを参照してください。

⑤オーディオプレーヤーバー

  • トラック名をタップすると、再生ウィンドウが開きます
  • 編集](はさみアイコン)をタップすると、ファイルエディターにアクセスします。
  • 録音を再生、一時停止します。
  • 3つのドットをタップすると、名前変更、共有、ファイル形式の変換、アートワークの追加、またはファイルの削除を行うことができます。

Note: iOS users have the ability to search for files in the MOTIV Library by using the Spotlight feature.

再生

オーディオプレーヤーでトラック名をダブルタップすると、再生画面が開きます。

MOTIVプレイバックタブ

①トラック情報現在再生中のトラックの名前を表示します。ファイル形式、ビット深度、サンプルレート、ステレオ/モノラルの情報も含まれます。

②トラックアートワークMOTIVのアートワークを保持します。または、デバイス内の写真の画像を使用してアートワークをカスタマイズします。「トラックアートワークのカスタマイズ」を参照してください。

③ファイル情報録音日時と、使用したマイクロホンを表示します。

④再生タイムライントラックのどの部分を現在再生しているかを確認できます。タイムラインの下には、経過時間と残り時間が表示されます。

⑤再生コントロールトラックの[編集][巻き戻し][再生/一時停止][早送り]、および[ループ]を行います。

MOTIV再生画面(水平ビュー)

水平ビューでの再生

複数ファイルの変換

Shure MOTIVでは複数のファイルを一度に変換、共有、または削除できます。WAVファイルのみ変換可能です。

  1. マイレコーディング画面の右上隅にあるSelectをタップします。
  2. 変換するファイルをすべて選択します。選択したファイルの横には青のチェックマークが表示されます。
  3. Save Asをタップして変換オプションを表示します。ファイルの変換により、新しいファイルがマイレコーディングリストに追加されます。

Using the Files App to Manage the MOTIV Library

Access your MOTIV audio files from inside the Files app. The MOTIV app will create a MOTIV folder inside Files, including a recently deleted folder inside the MOTIV folder. Here you can copy your files to other folders or share to other apps on your device if those apps support file sharing. When you copy or move your files outside the MOTIV storage, you can ensure that those files will not be deleted if the MOTIV app gets uninstalled.

Note: Any changes made to MOTIV recordings in the Files app will be reflected in the MOTIV app. This means that if you change a file name or delete a track in Files, you will see those changes or deletions in the MOTIV app library. MOTIV and the MOTIV folder in Files remain consistent. If you move a track in FIles to another location, that track will no longer show up in the MOTIV library. Also, if you were to add a file to the MOTIV folder in Files, that would show up in the MOTIV app library.

Recovering Recently Deleted Files

Files that you no longer need can be deleted and will disappear from your library. However, you might find that you have mistakenly deleted a file that you want to keep. In this case, the Recently Deleted folder is a temporary safety net that will store files for 30 days before permanently deleting them.

MOTIV Recently Deleted folder

オーディオの編集

Editをタップすると、各トラックの編集機能にアクセスできます。

MOTIVエディターにより、友人やオンラインでの共有の前に録音データに手を入れることができます。

編集は、次の2つモードから選べます。

  • Split Modeでは長いオーディオファイルを1つ以上の別々のトラックに分割することができます。これは、長時間のパフォーマンスを録音したときに、異なる部分を個々に聴けるようにする際に便利です。
  • Trim Modeでは、録音したトラックの先頭と最後をトリミングできます。

タイムラインの操作

タイムラインを移動するには3つの方法があります。

  • タイムラインをダブルタップすると、再生ヘッドが現在のビューに移動します。
  • マーカーを使用して、再生ヘッドを特定のポイントに移動します。
  • 赤いプレイヘッドバーをタップしてドラッグすると、タイムライン内の新しいポイントに移動できます。

Playを押すと、選択したそのポイントから再生が始まります。

ズームアウトするには2本の指を一緒に挟みます。ズームインするには、画面上で2本の指を広げます。

Screenshot of edit window in landscape for trim mode editing

エディターで横向きにすると波形の表示範囲が広がります。

ループの作成

Loop icon

オーディオの選択部分だけの繰り返しとするには、ループを作成します。

  • ループボタンを押すと、トラック全体が選択されます。ハイライトされた青いエリア内の波形がループされます。
  • タイムライン上のマーカーを選択しドラッグしてループを調節します。
  • Playを押してループを聴き、希望のサウンドとなるように調節します。

マーカー

Marker icon

マーカーは、録音上の特定のポイントに戻るためのオーディオブックマークです。再生の開始点と終了点に影響することはなく、参照用として利用できます。Splitモードでは、マーカーの位置がファイルの分割点となります。マーカーは時、分、秒、ミリ秒(00:00:00:00)により識別されますが、マーカー間は1秒以上離す必要があります。

録音モードでのマーカー

マーカーの追加:Marker]ボタンをタップすると、プレイヘッドの位置にマーカーが挿入されます。

編集モードでのマーカー

オーディオトラックの開始マーカーと終了マーカーが入ったマーカーリストが開きます。

特定のポイントからの再生:いずれかのマーカーをタップすると、そのマーカーポイントから再生を開始します。

マーカーの追加:プラスマークを押すと、プレイヘッドの位置にマーカーが挿入されます。

マーカーの移動:既存のマーカーを押してドラッグすると、タイムライン上の新しい位置に移動できます。

マーカーリストの使用:リスト内のマーカーをタップすると、プレイヘッドがその位置に移動します。

マーカーの名前変更:リスト内のマーカーラベルを押し続けます。

マーカーの削除:リスト上のマーカーを左にスワイプすると、削除オプションが表示されます。

エディター

MOTIVトリム編集タブ

①トリム/分割の選択 編集モードのタイプを選択します。

②タイムライン表示 タイムライン全体が表示されます。正確な編集を行うには、ズームインします。

③拡張切り替え拡張機能のオンとオフを切り替えます。詳細については、「拡張」セクションを参照してください。

④ミラーフェード切り替え[ミラー]をオンにすると、イントロとアウトロのフェード曲線が対称になります。

⑤マーカーの追加 +記号をタップすると、プレイヘッドの位置にマーカーが追加されます。

⑥マーカーリスト すべての録音は開始マーカーで始まり、終了マーカーで終わります。詳細は「Markers(マーカー)」を参照してください。

トリムモードでの編集

トリムモードは、オーディオトラックの始まりと終わりの余分な部分をカットするために使用します。

  1. My Recordingsから編集したいオーディオファイルを選択します。
  2. Editアイコンを選択してエディターを開きます。
  3. 青い線は、トラックの開始点と終了点を表します。青い線を選択してドラッグし、開始時刻と終了時刻を調整します。
  4. ループ再生するには[ループ]を選択し、編集を確定する前にトラックを聞くことができます。

ヒント:iOS機器で最後に実行した操作を取り消すには、機器をシェイクします。最後の操作を[取り消す]か、[キャンセル]するかを確認するポップアップ画面が表示されます。

分割モードでの編集

分割モードでの編集ウィンドウ

①トリム/分割の選択 編集モードのタイプを選択します。

②タイムライン表示 タイムライン全体が表示されます。正確な編集を行うには、ズームインします。

③拡張切り替え拡張機能のオンとオフを切り替えます。詳細については、「拡張」セクションを参照してください。

④マーカーの追加+記号をタップすると、プレイヘッドの位置にマーカーが追加されます。

⑤マーカーリストすべての録音は開始マーカーで始まり、終了マーカーで終わります。時、分、秒、ミリ秒単位での位置を表示します。詳細は「Markers(マーカー)」を参照してください。

注:タイムラインをダブルタップすると、その位置でズームインできます。最大で拡大できるズームの長さは2秒です。最大ズームに達した後にダブルタップするとズームアウトします。

長いオーディオファイルを小さなオーディオファイルに分割する場合は、分割モードを使用します。元のファイルを保持したまま、新しく編集ファイルを作成できます。

  1. My Recordingsから編集したいオーディオファイルを選択します。
  2. Editアイコンを選択してエディターを開きます。
  3. オーディオを分割するポイントにマーカーを置きます。
  4. Splitを選択します。
  5. 元のファイル形式を維持するか、新しい形式を選択します。
  6. MOTIV では元のファイル名を使用しますが、新しく分割されたトラック名には、名前の後に数字が追加されます。分割モードでトラックを半分に分ける場合、マイレコーディングには3つのトラックが表示されます。オリジナルトラックはそのまま残り、Split編集で作成された1つ目と2つ目のトラックです。

Enhance

Enhance is a quick way to make recordings sound better and more suitable for sharing. By selecting one of the three levels, low, medium, or high), you can automatically adjust the loudness, compression and other qualities of your recording.

Low Best suited for speech recordings
Medium Best suited for quiet musical content
High Best suited for loud or amplified musical content

Using Enhance to Improve your Recordings

To preview the changes made by the enhance feature, select the part of your audio file where you would like the preview to start. Once your file is processed, enhance can adjust settings.

  1. Place the playhead (red bar) where you would like the preview to start.
  2. Tap Low, Medium and High to hear how your file changes with different enhance levels.
  3. Select the level that sounds best and then Save. You can save the file or rename it to create a new file.

Note: Every time the file is changed, you will need to apply Enhance again to process the changed file.

How Does Enhance Work?

By selecting one of the three Enhance levels (low, medium, high), a series of processing algorithms are applied to your file. The amount of processing depends on the level that you have selected. Loudness, compression, soft and hard limiting are applied to all levels. Automatic equalization is applied to the medium and heavy Enhance levels. Preview the levels and select the one that sounds best. Save the file with a new name or preserve the original track and create a new enhanced file with a new name.

Tip: Start by applying enhance to a single track. It will be faster to process each file individually. Also, different tracks will have different levels and tones. By processing one file at a time, you can be sure that enhance is getting the best sound out of each track.

MOTIV録音の共有

カメラロールへの保存

オーディオファイルから動画ファイルに変換すれば、iOS機器のカメラロールからソーシャルメディアで簡単に共有できるようになります。

  1. マイレコーディングで、変換したいファイルを選びます。
  2. Shareボタンを選択します。
  3. Save to Camera Rollを選択します。
  4. 変換は自動的に行われます。大きなファイルの変換には時間がかかります。

    注:カメラロールへの保存を初めて行うとき、アプリ間のファイル共有の許可が求められます。誤って許可に同意しないとした場合でも、iOSのデバイス設定からいつでもアクセス許可を変更できます。許可すると、カメラロール内にMOTIVフォルダーが作成されます。

  5. 変換処理が完了すると、カメラロールへの保存が済みトラックが共有可能になったことを知らせる通知が表示されます。

トラックアートワークのカスタマイズ

録音にイメージを追加するオプションがあります。

  1. [マイレコーディング]タブで、アートワークが必要なファイルを選択します。
  2. ファイル名の横にある3つのドットをタップします。
  3. [アートワークを追加]を選択して、利用可能な画像ファイルを表示します。
  4. 写真を選択します。アートワークを変更する場合は、このプロセスを繰り返して別のイメージを選択します。

Dropboxへの保存

MOTIVファイルをDropboxに保存してバックアップコピーを保管したり、iOS機器の使用可能領域を増やしたり、ソーシャルメディアで共有したりできます。

  1. MOTIVアプリを開き、マイレコーディングに移動します。
  2. 選択ボタンをタップして、1つまたは複数のファイルを選択します。
  3. 共有を選択し、Dropboxを選択します。

    注:場合により、MOTIVとDropbox間のアクセスを許可する必要があります。「許可」を選択すると、Dropbox内にMOTIVフォルダーが作成され、アプリがリンクされます。

  4. ファイルのアップロードが完了すると、ファイル保存完了通知が表示されます。

    注:大きなファイルのアップロードには時間がかかることがあります。

これでファイルがDropboxにアップロードされ、録音のバックアップコピーを保管したり、それをソーシャルメディアで共有したりできます。

AirDrop®MOTIV

MOTIVは選択した連絡先にAirDropでWAVファイルを送信する機能をサポートしています。

  1. MOTIVアプリを開き、マイレコーディングに移動します。
  2. 選択ボタンをタップして、1つまたは複数のファイルを選択します。
  3. 「共有」、「詳細」の順に選択し、AirDropの連絡先を表示します。

iTunesへの保存

iTunesを使用すると、デスクトップコンピューターとiOS機器の間でオーディオファイルを簡単に転送することができます。

  1. iOS機器をコンピューターに接続し、iTunesを開きます。

    注:最新バージョンのiTunesを使用することをお勧めします。

  2. デバイスのアイコンを選択し、設定でAppを選択します。

  3. 画面下部にあるファイル共有セクションからMOTIVを選択します。右端にあるスクロールバーで一番下までスクロールする必要があるかもしれません。これにより、MOTIVの書類が表示されます。

  4. 保存する録音をハイライトし、「保存先」ボタンを選択します。

    注:大きなファイルのアップロードには時間がかかることがあります。

これでファイルがコンピューターにダウンロードされ、そのファイルをiTunesライブラリに追加したり、好きなオーディオ編集プログラムへ取り込むことができます。。

注:コンピューターからMOTIVアプリにオーディオをアップロードするには、「ファイルの追加」ボタンを使用します。

Troubleshooting

Issue Solution
Microphone is plugged in, but the volume meter does not register a signal. Edit the privacy setting for your recording device under SETTINGS > PRIVACY > MICROPHONE to give the app permission to use the microphone.
Microphone is plugged in, but not detected. Unplug and reconnect the cable connections so that the app recognizes the microphone. You'll know that the connection is secure when you see the microphone name visible in the status bar.
You hear no audio despite LEDs and the volume meter responding as if audio is present. Check the Monitor Mix blend to ensure that audio is passing and you can monitor playback. Move the Monitor Mix slider to the center to hear audio that is being currently recorded and previously recorded audio.
Audio sounds bad or distant. To ensure that you are receiving audio from the MOTIV microphone and not a built-in microphone; unplug and reconnect the microphone. You'll know that the connection is secure when you see the microphone name visible in the status bar.
Audio is distorted. Use the audio meter to ensure that volume peaks are within the target range (the gray area). If the level reaches the red peak indicator of the input meter, turn the gain down.
Left/right stereo channels do not match video. Depending on the orientation of the recording device, it may be necessary to engage the Left-Right swap in MOTIV settings. If the audio has already been recorded, you can switch the left and right channels in most audio editing software.
Audio is not in sync with video Switch to a lower frame rate or resolution size. You might achieve better performance with a less system intensive frame rate.
Recording stops due to overheating MOTIV Video app responds to device overheating by disabling the meter and waveform display. If device continues to overheat, MOTIV will save your recording and shut down the app. Ensure that your device has cooled down before starting a new recording.
Unable to share file. If a file is too large to be shared, there are a couple options for reducing file size.
  • Convert your file to a compressed file format.
  • Connect your mobile device to your computer and use file transfer, like iTunes, to download the file to your desktop.
  • Split your track in two, export both files and recombine them using audio editing software.
General troubleshooting.
  • Ensure that your app is updated to the most current version.
  • Make sure that your phone's operating system is updated to the most current version.
  • Check to see how the microphone works using a different connection cable or different device.
  • Close and restart the application.
  • Powering down and rebooting the device will clear the cache and can sometimes help with software performance.

Note: It may be useful to reset the app to restore functionality. Perform a hard reset by unplugging and re-plugging the microphone.

ファームウェア

ファームウェアは各コンポーネントに埋め込まれたソフトウェアで機能をコントロールします。定期的に新しいバージョンがリリースされ、機能の追加や拡張が行われます。機器のファームウェアをアップデートするには、メッセージが表示された際にファームウェアの新しいバージョンをダウンロードしてください。

ヒント:最良の結果を得るためには、DSPをアップデートする前に、マイクロホンがモバイルデバイスに接続されていること、およびデバイスのバッテリーが完全に充電されていることを確認してください。アップデートが完了するまで切断しないでください。

システム要件

システム要件および互換性:iOS

  • iOS:iOS 14以降
  • iPhone:iPhone 6s以降
  • iPod Touch:第7世代

注:iPad Pro(USB-C)はサポートされていません。

iPadをUSB-Cで使用する

USB-Cケーブルを使って、MOTIVマイクを搭載したiPadに録音することが可能です。ただし、調整できるのはマイクゲインのみです。MOTIVのすべての機能を使用するには、ShurePlus MOTIVアプリを使用している2台目のデバイス(iPadは不可)にMOTIVマイクロホンを接続してください。この2台目のデバイスで、録音状況に合わせてマイクロホンの設定を調整することができます。設定はMOTIVのマイクロホンに保持され、iPadに再接続すると、選択した設定で録音できるようになります。

覚えておいてください。iPad(USB-C)は、MOTIVマイクロフォンのゲイン調整のみに対応します。すべての機能を利用するには、マイクロホンを互換性のあるデバイスに接続し、MOTIVアプリで設定を行います。マイクロホンはiPadと連携するための設定を保持します。

システム要件および互換性:Android

以下を備えているすべてのAndroid機器で作動します。

  • Android 11.0(Red Velvet Cake)以降
  • USBホストパワーであること ≥100 mA
  • USB Audio Class 1.1以降対応
  • Bluetooth 5.0以降

Androidは、Google Inc.の商標です。

注:サポートされるAndroidデバイスについては、https://www.shure.com/ja-JP/motiv-compatibilityを参照してください。

システム要件および互換性:Mac

  • MacOS 10.13~10.15
  • 64ビット
  • 最小2 GBのRAM
  • 最小500 MBのハードディスク容量

システム要件および互換性:Windows

  • Windows 10
  • 64ビット
  • 最小2 GBのRAM
  • 最小500 MBのハードディスク容量

仕様

MFi認証取得済

取得済

DSPモード(プリセット)

スピーチ/歌唱/アコースティック/ラウド/フラット

トランスデューサータイプ

カーディオイド (10 mm)/双方向コンデンサ カートリッジ (10 mm)

指向特性

ステレオ幅調節可能/Mono Bidirectional/Mono Cardioid/Mid-Side

Stereo Principle

Mid-Side

周波数特性

20 Hz ~ 20,000 Hz

調整可能なゲイン範囲

0 ~ +36dB

感度

-37 dBFS/Pa @1 kHz [1] [2]

最大SPL

120 dB SPL [2]

リミッター

搭載

コンプレッサー

搭載

イコライザー

5バンド

使用電源

USBまたはLightningケーブルにより電源供給

外装

総金属製

質量

ウィンドスクリーンなし 79.0 g (2.78オンス)
ウィンドスクリーン付き 81.5 g (2.87オンス)

寸法

ウィンドスクリーンなし 27 x 27 x 77 mm 高さ×幅×奥行き
ウィンドスクリーン付き 44 x 44 x 93 mm 高さ×幅×奥行き

[1] 1 Pa=94 dB SPL

[2]最小ゲイン、フラットモードの場合

MV88 frequency response graph

周波数特性

ビット深度 サンプリングレート
24 48  kHz
24 44.1  kHz
16 48  kHz
16 44.1  kHz

サポートされるオーディオフォーマット

Android

PCM/WAV 最大352 KHz
AAC 256,128,96

iOS

PCM/WAV 最大352 KHz
MP4オーディオ オーディオファイル拡張子:.mp4、.m4a、.m4p、.m4b
AAC 256,128,96

付属品

付属品

MV88フォーム ウィンドスクリーン AMV88-WS
MV88キャリングケース AMV88-CC
1 15インチUSB-Cケーブル AMV-USBC15
1 15インチLightningケーブル AMV-LTG15
モバイルデバイススレッドクランプ DeviceClamp

オプションのアクセサリー

MV88用Rycote Windjammer AMV88-FUR
1 m Lightningケーブル AMV-LTG

認証

ユーザー情報

本機器はテストされFCC規定パート15に従いクラスBデジタル機器に適合しますが、制限があります。本機器は電磁波を発生、使用または放射する場合があります。メーカーの取扱説明書に従って設置して使用しないと、無線およびテレビの受信に妨害を引き起こす可能性があります。

注記:FCC規制では、Shure社によって明示的に承認されていない変更または修正を加えると、この機器を操作する権利が無効になることが規定されています。

これらの制限は、住宅地域において設置する際、有害な電波干渉から機器を適度に保護するためのものです。本機器は電磁波を発生・使用し、放射する場合があります。取扱説明書に従って設置しないと無線通信に電波干渉が起こります。また、設置状況に関わらず妨害を引き起こす可能性もあります。本機器によりラジオやテレビの受信に電波干渉が起こるようであれば(これは、機器の電源を一度切ってから入れるとわかります)、次の手段を1つまたは複数用いて電波干渉を防いでください。

  • 受信アンテナを別の方向に向けるか、別の場所に移す。
  • 機器と受信機の間の距離を広げる。
  • 受信機を接続しているコンセントとは別の回路にあるコンセントに機器を接続する。
  • 販売店または熟練したラジオ/TV技術者に相談する。

本装置はFCC規制第15部に準拠しています。操作は次の2つの条件の対象となります:

  1. 装置は有害な干渉を起こしてはならない。
  2. 装置は、望まない操作を起こす干渉を含め、あらゆる干渉を受け入れなければならない。

産業のカナダICES-003コンプライアンスレベル:CAN ICES-3 (B)/NMB-3(B)

注:テストは、同梱および推奨のケーブル使用に基づきます。シールド(スクリーン)型以外のケーブルを使用した場合はEMC性能が低下します。

CEに関する通知:

ここに、Shure Incorporatedは、CEマーキングの付いた本製品が欧州連合の要件に準拠していると判断されたことを宣言します。EUの適合宣言書の全文は以下のサイトでご覧いただけます。https://www.shure.com/en-EU/support/declarations-of-conformity

ヨーロッパ認定輸入業者:

Shure Europe GmbH

部門:Global Compliance

Jakob-Dieffenbacher-Str.12

75031 Eppingen, Germany

電話:+49-7262-92 49 0

ファックス:+49-7262-92 49 11 4

Eメール:EMEAsupport@shure.de

本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満たし、CEマークに適合しています。

MV88 Plus韓国語コンプライアンスレベル

Made for iPad (5th generation), iPad (6th generation, iPad (7th generation, iPad (8th generation), iPad Air 2, iPad Air 3, iPad Mini 4, iPad Mini 5, iPad Pro 9.7-inch (1st generation), iPad Pro (12.9-inch) 1st generation, iPad Pro 10.5-inch 2017 (2nd generation), iPad Pro 12.9-inch 2017 (2nd generation), iPhone 6s, iPhone 6s Plus, iPhone SE, iPhone 7, iPhone 7 Plus, iPhone 8, iPhone 8 Plus, iPhone X, iPhone Xs, iPhone Xs Max, iPhone XR, iPhone 11, iPhone 11 Pro, iPhone 11 Pro Max, iPhone 12, iPhone 12 Mini, iPhone 12 Pro, iPhone 12 Pro Max, iPhone SE 2, iPod Touch (7th generation).

iPad, iPhone, iPod and iPod touch are trademarks of Apple Inc., registered in the U.S. and other countries. iPad Air, iPad mini, and Lightning are trademarks of Apple Inc. The trademark “iPhone” is used in Japan with a license from Aiphone K.K.

Androidとの互換性

この機器は、USBオーディオクラス2.0とUSB-Cとの接続をサポートするAndroidデバイスと互換性があります。Androidはデバイスによって互換性のないものもあります。Androidは、Google Inc.の商標です。

DropboxおよびDropboxロゴはDropbox, Inc.の商標です。

Shure MOTIVは、Dropbox, Inc.との提携またはスポンサー関係はありません。

PIXI®およびManfrotto®は、Vitec Imaging Solutionsの登録商標です。ミニ三脚の最大重量:1kg/2.2ポンド。

MOTIV required compliance icons