スタートガイド

MXA710マイクロホンを制御するには、Shure Designerソフトウェアを使用します。この基本的なセットアッププロセスを完了すると、次のことが可能になります。

  • DesignerでMXA710を検出する
  • マイクロホンのカバー範囲を設計する
  • DSPを適用し、信号をルーティングする

次のものが必要です。

  • Cat5e(またはそれ以上)のイーサネットケーブル
  • パワーオーバーイーサネット(PoE)を供給するネットワークスイッチ
  • コンピューターにインストールされているShure Designerソフトウェア。www.shure.com/designerでダウンロードします。

ステップ1:ネットワークに接続してデバイスを検出する

  1. マイクロホンを取り付けた後、Cat5e(またはそれ以上)のケーブルを使用して、マイクロホンをネットワークスイッチのPoEポートに接続します。
  2. Designerが動作するコンピューターを同じネットワークに接続します。
  3. Designerを開きます。[設定]で正しいネットワークに接続していることを確認します。
  4. オンラインデバイス]をクリックします。オンラインデバイスの一覧が表示されます。
  5. デバイスを識別するには、製品アイコンをクリックして、デバイスのライトを点滅させます。リストでMXA710を見つけます。

ステップ2:音声をルーティングしてDSPを適用する

音声をルーティングしてDSPを適用する最も簡単な方法は、Designerの最適化ワークフローを使用することです。最適化により、音声信号のルーティング、DSP設定の適用、ミュート同期の有効化、接続されたデバイスのLEDロジックコントロールの有効化が自動的に行われます。

MXA710には、オートミックスチャンネル出力に適用できるIntelliMix® DSPが含まれています。

この例では、MXA710とANIUSB-MATRIXを接続します。

  1. マイプロジェクトから新規を選択して新しいプロジェクトを作成します。新規をクリックして、プロジェクトにロケーションを追加します。
  2. ライブモード]を選択します。すべてのオンラインデバイスがリストに表示されます。MXA710とANIUSB-MATRIXをドラッグアンドドロップして、ロケーションに追加します。

    Designerにより、MXA710のインストール方法の選択を促すメッセージが表示されます。この設定は、後で[カバー範囲マップ]から変更できます。

  3. 最適化 を選択します。
  4. 音声ルートと設定を確認して、ニーズに合っていることを確認します。次のことが必要になる場合があります。
    • 不要なルートを削除します。
    • AECリファレンス信号が正しくルーティングされていることを確認します。
    • 必要に応じてDSPブロックを微調整します。
    Screenshot of Shure Designer software's Optimize workflow between an MXA710 and ANIUSB-MATRIX.

また、最適化ワークフロー外のDesignerで、またはDanteコントローラーを使用して、手動で音声をルーティングすることもできます。

ステップ3:マイクロホンのカバー範囲を調整する

  1. カバー範囲マップ]に進み、MXA710のカバー範囲を調整します。デバイスの取り付けテンプレートを選択します。
    • 壁水平
    • 壁垂直
    • 天井
    • テーブル

    これらのテンプレートは、最も一般的な取り付けに合わせて設計およびテストされていますが、必要に応じてローブの位置と幅を調整できます。

  2. マイクロホンの各チャンネルを聞き、必要に応じてローブの位置、幅、およびゲインを調整します。各ローブの実線は、ピックアップが最も強い場所を示しています。ローブの端は、実線から-6 dB下がります。

    Screenshot from Shure Designer software showing the MXA710's configuration page.

収音範囲の設定を終えると、ANIUSB-MATRIXから他のDanteデバイスまたはアナログソースに音声を送信できます。

概要

Shure Microflex®Advance™ MXA710リニアアレイマイクロホンは、プレミアムAV会議環境で高品質の音声をとらえるために設計された、次世代のShureアレイマイクロホン技術を意味しています。MXA710の線形フォームファクターを使用すると、壁、ディスプレイの周り、天井、会議室のテーブルなど、会議スペース内の事実上どこにでも配置できます。3色の2フィートおよび4フィートの長さで利用可能なMXA710は、エコーフリーおよびノイズフリーの音声のために必要なすべての処理を提供する独自のIntelliMix DSPおよびオートフォーカス™テクノロジーを備えています。

特長

  • 部屋のどこでも音声をとらえるSteerable Coverage™テクノロジー(2フィートアレイで最大4つのローブ、4フィートアレイで8つのローブ)
  • Autofocus™テクノロジーは、会議参加者が後ろにもたれかかったり立ち上がったりしても、各ローブの位置をリアルタイムで微調整します。
  • 既定の部屋カバー範囲テンプレートを使用すると、壁、天井、またはテーブルへの取り付けに対して、すばやく簡単にローブを最適化できます。
  • IntelliMix DSPには、自動ミキシング、アコースティックエコーキャンセル、ノイズ抑制、自動ゲインコントロールが含まれます。
  • 簡単なセットアップと構成のためのShure Designerシステム構成ソフトウェア
  • リモート管理とトラブルシューティングのためのSystemOn音声アセット管理ソフトウェア
  • PoE搭載
  • 色と明るさが構成可能なLEDステータスバー
  • DanteおよびAES67音声ネットワーキングプロトコル
  • Shureネットワーク音声暗号化互換性
  • 壁、天井、またはテーブルの取り付けに利用できる複数の取り付け用アクセサリー

MXA710部品

Numbered diagram showing the different parts of an MXA710 microphone.

  1. ミュートステータスLED

    Device configuration > Settings > Lightsに進んで、DesignerでLEDの色と動作をカスタマイズします。

    デフォルトの設定
    マイクロホンの状態 LEDの色/動作
    アクティブ 緑(点灯)
    ミュート 赤(点灯)
    ハードウェア識別 緑(点滅)
    ファームウェアのアップデート進行中 緑(バーの伸長)
    リセット
    • ネットワークリセット:赤(バーの伸長)
    • 出荷時設定にリセット:デバイスの起動で点灯
    エラー 赤(分割、交互に点滅)
    デバイスの起動 複数色で点滅、その後に青(バー全体で早い往復移動)

    注:LEDが無効になっている場合でも、デバイスの電源が入っているとき、またはエラー状態が発生したときにLEDがオンになります。

  2. リセットボタン

    マイクロホングリルの後ろにあります。アクセスするには、ミュートステータスLEDの左端とShureロゴの「S」に位置するグリル穴を見つけます。小さなペーパークリップやその他の道具を使用して、ボタンを長押しします。リセットボタンを押すために、いくつかの異なる穴を試す必要がある場合があります。

  3. ネットワークポート

    ネットワーク接続用のRJ-45ジャック。マイクロホンに給電するには、パワーオーバーイーサネットが必要です。

  4. ネットワークステータスLED(緑色)
    • 消灯 = ネットワークリンクがありません
    • 点灯 = ネットワークリンクが確立しています
    • 点滅 = ネットワークリンクが動作中です
  5. ネットワーク速度LED(オレンジ色)
    • 消灯 = 10/100 Mbps
    • 点灯 = 1 Gbps
  6. 取り付け用鍵穴

    マイクロホンを壁マウントブラケットに取り付ける場合に使用します。

  7. 吊り下げ用ねじ穴

    アイレットネジを取り付けて、吊り下げ取り付け用に編組金属ケーブルやその他の高強度ワイヤーを保持するために使用します。

  8. ケーブル引き出し口

    イーサネットケーブルをここに配線して、マイクロホンと水平にします。

  9. ねじ穴(VESA MIS-B互換)

    デスクスタンド、マイクロホンスタンドマウント、またはその他のVESA MIS-B互換アダプターを取り付けるために使用します。

モデル種類

製品名 記述
MXA710B-2FT 黒2フィートマイクロホン(60 cm)
MXA710W-2FT 白2フィートマイクロホン(60 cm)
MXA710AL-2FT アルミ2フィートマイクロホン(60 cm)
MXA710B-4FT 黒4フィートマイクロホン(120 cm)
MXA710W-4FT 白4フィートマイクロホン(120 cm)
MXA710AL-4FT アルミ4フィートマイクロホン(120 cm)

パワーオーバーイーサネット(PoE)

このデバイスが作動するにはPoEが必要です。デバイスはClass 0 PoEソースと互換性があります。

パワーオーバーイーサネットは次のいずれかの方法により利用できます:

  • PoEを備えたネットワークスイッチ
  • PoEインジェクターデバイス

ケーブル要件

必ずCat5Eケーブル、またはより高品位のケーブルを使用します。

内容

2-foot or 4-foot linear array microphone MXA710-2FT or MXA710-4FT
Wall-mounting bracket (2 or 4-foot) RPM710-2M or RPM710-4M
Hardware kit with:
  • Wall cover plate and screws (US and UK versions)
  • Mounting eyelet screws (2)
  • Washers for eyelet screws (2)
  • Cable ties (2)
RPM710-H

リセットボタン

リセットボタンはグリルの後ろにあり、小さなペーパークリップやその他の道具を使用して押すことができます。ボタンにアクセスするには:

  1. 側面にShureロゴが印刷されているマイクロホンの端を見つけます。
  2. グリルの後ろにあるマイクロホンライトの左端を見つけます。
  3. マイクロホンライトの左端とShureロゴの「S」に位置するグリル穴にペーパークリップを挿入します。長押ししてマイクをリセットします。ボタンの感触がない場合は、最初の穴の下と周りのグリル穴を試してみてください。リセットボタンを押すためには、いくつかの異なる穴を試す必要がある場合があります。

リセットモード

  • ネットワークリセット(4~8秒間長押し):すべてのShureコントロールおよび音声ネットワークIP設定を工場出荷時設定にリセットします。
  • 完全な工場出荷時リセット(8秒以上長押し):すべてのネットワークと構成設定を工場出荷時設定にリセットします。

設置ガイド

MXA710の取り付け先の選択

MXA710は非常に多目的なマイクロホンです。会議室の多くの場所に取り付けて、簡単にすべての話者のための良いカバー範囲を得ることができます。

MXA710-2FT MXA710-4FT
部屋の大きさ 小から中 中または大
最大ローブ数 4 8
話者からの推奨される距離 2~16フィート 4~20フィート

設置のベストプラクティス

  • インストールする前に、Designerでマイクロホンのカバレッジマップを開きます。4つのデバイスの取り付けテンプレートを見て、ローブを移動して異なる幅を使用したときのローブの動作を理解します。ローブにはAutofocusテクノロジーもあり、会議参加者が後ろにもたれかかったり立ち上がったりしても、各ローブの位置をリアルタイムで微調整します。テンプレートは、次の目的で使用できます。
    • 壁水平
    • 壁垂直
    • 天井
    • テーブル
  • スペースを測定し、すべての話者がマイクロホンのカバー範囲に収まることを確認してください。
  • カバー範囲は、部屋の音響、構造、材料によっても異なります。カバー範囲を計画する際には、これらを考慮してください。
  • マイクロホンを障害物の後ろに置かないでください。マイクロホンのグリルは、占有センサーから少なくとも36インチ離しておいてください。
  • 将来のカバー範囲のニーズを計画します。
MXA710の取り付け方法
アクセサリー 取り付け場所 その他のハードウェアが必要?
壁マウントブラケット 乾式壁取り付けネジとアンカー
ディスプレイマウントキット ディスプレイマウントに取り付け Peerlessユニバーサルサウンドバーキット、Chief Thinstallセンターチャンネルスピーカーアダプター、またはVESA MIS-B互換の他の同様のアダプター
吊りケーブル 天井
  • 編組金属ケーブル
  • 天井またはA710-TBタイルブリッジにケーブルを接続するハードウェア
A710-TBタイルブリッジ 吊天井タイル A710-TBタイルブリッジ
A710-FMフラッシュマウント テーブル、壁、または堅い天井 いいえ
A710-MSAマイクスタンドアクセサリー マイクスタンド マイクスタンド
A710-DSデスクスタンド サイドボードまたはその他の平らな面 いいえ

天井からマイクを吊り下げる

開始するには、次のものが必要です。

  • 2本の取り付け用アイレットネジ
  • 2つのワッシャー
  • 編組金属ケーブルまたは高強度ワイヤー*
  • 天井にケーブルを接続するハードウェア*
  1. ワッシャーをマイクロホンの取り付け穴の上に置き、アイレットネジをマイクに取り付けます。
  2. 取り付けケーブルをアイレットに取り付けます。
  3. 適切なハードウェアを使用して、ケーブルを天井に取り付けます。

*別売

Shureでは前記ステップ1で説明した吊りケーブルのような、マイクロホンのねじ穴に取り付けるA710-TBタイルブリッジも販売しています。マイクロホンへの取り付けにはタイルブリッジに付属のハードウェアを使用してください。

壁マウントブラケットの取り付け

ブラケットは、ジャンクションボックスの上に直接取り付けたり、壁の他のケーブル出口に取り付けたりできます。ブラケットは垂直方向または水平方向に配置されます。

開始するには、次のものが必要です。

  • 壁マウントブラケット
  • カバープレート(米国または英国)とネジ(使用する場合)
  • 4つの乾式壁アンカーおよびネジ
  • ドライバー
  • ドリル
  • Cat5eまたはそれ以上のイーサネットケーブル

  1. ジャンクションボックスの上に取り付ける場合は、既存のカバープレートを取り外します。
  2. 壁マウントブラケットを配置します。壁に垂直または水平に取り付けることができます。
  3. 鉛筆を使用して、乾式壁のアンカーとネジの位置の壁にマークを付けます。ジャンクションボックスの上に取り付ける場合は、ボックスの上に2本、下に2本のネジで、ブラケットのバランスを取ります。
  4. ブラケットを取り外し、乾式壁アンカーの穴を開けます。乾式壁アンカーを取り付けます。
  5. ブラケットを壁に取り付け、乾式壁ネジをアンカーに差し込んでブラケットを固定します。
  6. ブラケット内の大きな開口部の1つにイーサネットケーブルを通します。ジャンクションボックスの上に取り付ける場合は、付属のカバープレートにケーブルを通し、カバープレートをブラケットの上に取り付けます。
  7. イーサネットケーブルをマイクロホンに接続します。マイクロホンの背面の穴をブラケットの柱部分に合わせ、マイクロホンをブラケットにはめ込んでカチッと音がするまでスライドします。
  8. マイクロホンを取り外すには、ブラケット上部のタブをドライバーなどの工具で押し、マイクロホンを上にスライドさせます。

他の装着オプション:

Shureでは前記ステップ7で説明した壁ブラケットのような、マイクロホンの取り付け用鍵穴に取り付ける埋め込みマウントキットA710-FMも販売しています。

VESA MIS-Bの互換性

マイクロホンの底面にある4つのねじ穴(M4ねじ x 10 mm用)は、PeerlessユニバーサルサウンドバーキットやChief ThinstallセンターチャンネルスピーカーアダプターなどのVESA MIS-B取り付け製品と互換性があります。

マイクロホンをファブリックで覆う

特定の設置では、マイクロホンまたは取り付けハードウェアをファブリックで覆うことが望ましい場合があります。Shureは、Guilford of MaineKvadratからのファブリックでこのマイクロホンの音響性能をテストしました。

当社のテストでは、ファブリックが次の仕様のいずれかを満たしている場合、マイクロホンの音響性能にほとんど影響はありませんでした。マイクロホンを覆うには、ファブリックが次の仕様の少なくとも1つを満たしている必要があります。

  • ≤254 Pa*s/mの比通気抵抗(1メートル当たりのパスカル秒)
  • ≥0.95 NRC(ノイズリダクション係数)定格を持つGuilford of Maineのファブリック

これらは、ShureがGuilford of MaineのBeeHave、およびKvadratのGinger、Mi Casa、Casita、Timeの各ファブリックを評価したときに当社の仕様を満たしたファブリックの例です。

最適な結果を得るには:

  • マイクロホンまたは取り付けハードウェア上でファブリックを1層だけ使用します。
  • ファブリックの音響仕様とテストプロセスをファブリックメーカーに必ず確認してください。Shureは、ファブリック仕様の変更を追跡しません。

Shure Designerソフトウェアによるデバイスの制御

このデバイスの設定をコントロールするには、Shure Designerソフトウェアを使用します。Designerにより、インテグレーターおよびシステムプランナーはMXAマイクロホンやその他のShureネットワークデバイスを使用したインストールのオーディオカバー範囲を設計できます。

Designerでデバイスにアクセスするには:

  1. デバイスと同じネットワークに接続されているコンピューターに、Designerをダウンロードしてインストールします。
  2. Designerを開き、[設定]で正しいネットワークに接続していることを確認します。
  3. オンラインデバイス]をクリックします。オンラインデバイスの一覧が表示されます。
  4. デバイスを識別するには、製品アイコンをクリックして、デバイスのライトを点滅させます。リストでデバイスを選択し、[構成]をクリックしてデバイス設定をコントロールします。

詳しくはshure.com/designerをご覧ください。

Shure Web Device Discoveryを使用して、基本的なデバイス設定にアクセスすることもできます。フルコントロールにはDesignerを使用できます。

How to Update Firmware Using Designer (Version 4.2 and Newer)

Before setting up devices, check for firmware updates using Designer to take advantage of new features and improvements. You can also install firmware using Shure Update Utility for most products.

To update:

  1. Open Designer. If there's new firmware that you haven't downloaded yet, Designer shows a banner with the number of updates available. Click to download firmware.
  2. Go to Online devices and find your devices.
  3. Choose a firmware version for each device from the Available firmware column. Make sure that no one is editing device settings during an update.
  4. Select the checkbox next to each device you plan to update and click Update firmware. Devices may disappear from Online devices during an update. Don't close Designer while updating firmware.

ファームウェアバージョン

ファームウェアをアップデートする際、すべてのハードウェアを同じファームウェアバージョンにアップデートして、一定した動作が得られるようにします。

すべてのデバイスのファームウェアは、MAJOR. MINOR. PATCH (例 1.2.14)の形式です。ネットワーク上のすべてのデバイスのファームウェアは、少なくともバージョン番号の「メジャー」と「マイナー」の部分が同じである必要があります(例 1.2.x)。

マイクロホンのカバー範囲を調整する方法

マイクロホンのカバー範囲を制御するには、Designerを使用します。マイクロホンのカバー範囲はロケーションレベルにあり、1つのロケーションにあるすべてのマイクロホンに対して1つのカバレッジマップがあることを意味します。

  1. [Your location] > カバー範囲マップ に進みます。
  2. マイクロホンがカバレッジマップにまだ存在しない場合は、マップにマイクロホンをドラッグします。初めてこの操作を行うと、取り付けの向きを選択するように求められます。次の4つのオプションがあります。
    • 壁水平
    • 壁垂直
    • 天井
    • テーブル

    これらのカバー範囲テンプレートは、最も一般的な取り付けに合わせて設計およびテストされています。

  3. プロパティパネルで、必要に応じて各ローブの幅(狭い、中程度、広い)と位置を調整します。マイクロホンの位置と向きを部屋のレイアウトに合わせて調整します。
  4. マイクロホンの各チャンネルを聴き、必要に応じてローブの位置、幅、ゲインを調整します。

    各ローブの青い実線は、カバー範囲が最も強い場所を表します。各ローブの青色のカバー範囲の端は、ローブの感度が-6 dBに達する場所を表します。

    Autofocusテクノロジーは、会議参加者が後ろにもたれかかったり立ち上がったりしても、各ローブの位置をリアルタイムで微調整します。

優れたカバー範囲を得るためのヒント

  • ローブをクリックしてドラッグし、位置を変更します。
  • マイクロホンを選択してProperties > Positionに進み、取り付けのタイプを変更します。
  • ローブは、幅に応じて1人の話者または多くの話者をカバーできます。設定をテストして音声を聞き、必要に応じて調整します。
  • 天井への取り付け:最適なカバー範囲を得るには、狭いローブの使用を避けます。
  • マイクロホンの収音パターンが原因で、一部の位置でローブが双指向性を持ちます。

MXA710のカバー範囲の例

これらの画像を使用して、さまざまな取り付けでカバー範囲のパターンがどのように機能するかを把握します。ローブを所定の位置に移動したときは、必ず聞いてみてください。各ローブの位置から誰かに話してもらい、良好なカバー範囲が得られていることを確認します。

壁垂直(2フィートマイクロホン)

1つのローブ。[オープンサイドビュー]に進み、垂直方向の角度を調整します。

Illustration showing the MXA710's wall vertical coverage template in a confence room.

壁水平(4フィートマイクロホン)

3つのローブ

Illustration showing the MXA710's wall horizontal coverage template in a confence room.

天井(天井と水平に取り付けられた2フィートマイクロホン)

3つのローブ。一部は特定の位置で双指向性を持ちます。

Illustration showing the MXA710's ceiling coverage template in a confence room.

テーブル(2フィートマイクロホン)

3つのローブ。一部は特定の位置で双指向性を持ちます。

Illustration showing the MXA710's table coverage template in a confence room.

Autofocusを使用したカバーエリアの改善

このマイクロホンは、内蔵Autofocusテクノロジーを使用して、会議参加者が後ろにもたれかかったり立ち上がったりしても、各ローブの位置をリアルタイムで微調整します。参加者が位置を変えると、Designerのカバーエリアマップのローブが移動することがわかります。Autofocusは室内の音源にのみ応答します。

Autofocusで最良の結果を得るには、リファレンスソースを常にマイクロホンのAEC Reference Inチャンネルにルーティングします。マイクロホンおよび別のDSPからの直接出力のみを使用している場合でも、Autofocusを最大限に活用するために、リファレンス信号をマイクロホンのAEC Reference Inチャンネルにルーティングします。

レベルの調整

Microflex上のゲインレベル 全ての座席配置構成での最適ゲイン構造を得るためには、Advance マイクロホンでのゲインレベルは保存されている各収音プリセットに対し設定されなければなりません。パフォーマンスを最大限に高めるには、オートミックス設定に変更を加える前に、必ずレベルを調整します。

  1. 通常のスピーチ音量により、各カバー範囲についてレベルチェックを実施します。 メーターのピークが-20 dBFS程度になるようにフェーダーを調整してください。
  2. イコライザー設定を調整し、音声の了解度を最適化してノイズ(空調システムにより生じる低周波数の雑音など)を最小にします。
  3. イコライザー設定によりレベルが大幅に増減する場合は、ステップ1に従って必要なレベル調整を行います。

チャンネルとIntelliMixゲインフェーダーを使用する場合

別々の目的に利用できる二つの異なるゲインフェーダーがあります:

チャンネルゲイン(ゲート前)

調整するには チャンネル. を開いてください。これらのフェーダーはオートミキサーに届く前のチャネルのゲインに影響を与えますので、オートミキサーのゲーティング判定に影響します。ここでゲインを高めることはローブの音源に対する感度を上げてゲートをオンにする可能性が高くなります。ゲインを下げるのはローブの感度を下げてゲートがオンになる確率を下げます。オートミキサーを使用せず各チャンネルに直接出力のみを使用する場合はこのゲインフェーダーの使用だけが必要です。

IntelliMixゲイン(ゲート後)

調整するには次を開いてください。 構成 > IntelliMix. これらのフェーダーはローブがゲートオンになってからのチャンネルのゲインを調整します。ここでゲインを調整ることはAutomixerのゲーティング判定に 影響しません。Automixerの挙動に満足している場合にのみ話者のゲインを調整するためにこれらのフェーダーを使ってください。

Designerの最適化ワークフローの使用

Designerの最適化ワークフローにより、少なくとも1つのマイクロホンと1つのオーディオプロセッサーを備えたシステムの接続プロセスを素早く行うことができます。また、最適化により、MXAネットワークミュートボタンがあるロケーションにミュートコントロールルートも作成されます。ロケーションで最適化を選択すると、Designerは次のことを行います。

  • 音声ルートとミュートコントロールルートの作成
  • 音声設定の調整
  • ミュート同期をオン
  • 該当するデバイスのLEDロジックコントロールの有効化

デバイスの特定の組み合わせに対して、設定が最適化されます。設定をさらにカスタマイズすることもできますが、最適化ワークフローは優れた出発点となります。

ロケーションを最適化した後は、ニーズに合わせて設定を確認および調整する必要があります。この手順には、次のことが含まれます。

  • 不要なルートを削除します。
  • レベルを確認し、ゲインを調整します。
  • AECリファレンス信号が正しくルーティングされていることを確認します。
  • 必要に応じてDSPブロックを微調整します。

互換性のあるデバイス:

  • MXA910
  • MXA710
  • MXA310
  • P300
  • IntelliMix Room
  • ANIUSB-MATRIX
  • MXN5-C
  • MXAネットワークミュートボタン

最適化ワークフローの使用方法:

  1. 関連するすべてのデバイスをロケーションに配置します。
  2. 最適化]を選択します。Designerは、機器の組み合わせに合わせてマイクとDSPの設定を最適化します。

    デバイスを削除または追加した場合は、もう一度[最適化]を選択します。

IntelliMix DSP

このデバイスはオートミックスチャンネル出力に適用できる IntelliMixデジタル信号処理ブロックを含んでいます。DSPブロックには以下が含まれます。

  • アコースティックエコーキャンセル機能(AEC)
  • 自動ゲインコントロール(AGC)
  • ノイズ低減
  • コンプレッサ
  • 遅延

DSPブロックにアクセスするには IntelliMix タブを選択します。選択されたDSPブロックは色で表示されます。

IntelliMixをバイパスする を選択すると次のDSPブロックはバイパスされます:AEC、AGC、ノイズ低減、コンプレッサ、及び遅延。

DSPベストプラクティス

  • DSPブロックを必要がある時飲み有効にしてください。DSP無しでご自分のシステムをテストしてから、聴いているオーディオ信号に何か問題がある時それを解決するために必要な処理を追加してください。
  • ビデオはオーディオより遅れていない限り遅延をオフにしてください。
  • オートミキサーはチャンネルのゲートをオン又はオフにすることにDSPブロックは影響を持たない。

アコースティックエコーキャンセラー(AEC)

オーディオ会議ではファーエンドの話者はニアエンドのマイクロホンがスピーカーからのオーディオをキャッチすることで自分お声のエコーを聞く場合があります。アコスティックエコーキャンセル機能(AEC)はDSPアルゴリズムでファーエンドの信号を識別してそれをマイクロホンがキャプチャーすることを止めて明瞭で途切れの無い音声を出力します。会議通話の場合はファーエンドのオーディオが存在する限り作動し処理を最適化します。

出来る場合は、次のヒントを使ってアコスティック環境を最適化してください。

  • スピーカーのボリュームを下げてください。
  • スピーカーをマイクロホンから遠くに配置してください。
  • スピーカーをマイクロホンのカバー範囲に直接向けるのは避けてください

AECのリファレンス信号を選択する

AECを適用するには、ファーエンドのリファレンス信号を用意します。最良の結果を出すには、局所的な補強システムにも供給する信号を使用します。

P300:配線図]に進み、任意のAECブロックをクリックします。リファレンスソースを選択すると、すべてのAECブロックのリファレンスソースが変更されます。

MXA910:ファーエンド信号をAEC Reference Inチャンネルにルーティングします。

IntelliMix Room:配線図]に進み、AECブロックをクリックします。リファレンスソースを選択します。各ブロックは異なるリファレンスソースを使用できるため、各AECブロックに対してリファレンスを設定します。

Designerの最適化ワークフローではAECリファレンスソースが自動的にルーティングされますが、使用するリファレンスソースがDesignerにより選択されていることを確認することをお勧めします。

AEC設定

リファレンスメーター

リファレンスメーターを使用して、リファレンス信号が存在することを視覚的に確認します。リファレンス信号はクリッピングしないでください。

ERLE

ERLE(Echo Return Loss Enhancement)では信号低減のdBレベル(エコーが排除される量)が表示されます。リファレンスソースを適正に接続すると、ERLEメーターの挙動は通常、リファレンスメーターに一致します。

リファレンス

どのチャンネルがファーエンドのリファレンス信号となっているかを示します。

非線形処理

アコースティックエコーキャンセラーの主要なコンポーネントは適合フィルターです。非線形処理が適合フィルターを補足して、音響の異常や環境の変化によって生じた残存エコーを取り除きます。部屋で効果的な可能な限り最低の設定を使用してください。

低:音響がコントロールされ、エコーが最低限に抑えられている部屋で使用します。この設定は、全二重に対して最も自然なサウンドを提供します。

中:起点として典型的な部屋で使用します。エコーのアーチファクトが現れたら、「高」の設定を使用してみてください。

高:音響の悪い部屋、またはエコーの経路が頻繁に変わる状況で最大限のエコー低減を実現するために使用します。

ノイズリデューサー(NR)

ノイズリデューサーはプロジェクターや空調システム、その他の環境ノイズによって生じた信号のノイズの量を大幅に低減します。部屋のノイズフロアを計算し、最大限の透明度でスペクトラム全体を通してノイズを低減するダイナミックなプロセッサーです。

設定

ノイズリデューサーの設定(低、中、高)は、dBでの低減量を示します。室内のノイズを効果的に下げられる、可能な限り最低の設定を使用してください。

オートマチックゲインコントロール(AGC)

自動ゲインコントロールは、あらゆるシナリオで話者全員の音量を一貫させるためにチャンネルレベルを調整します。より静かな音声の場合はゲインが増え、大きな音声では信号を弱めます。

話者とマイクロホンの間の距離が変動するチャンネルや多くの異なる人々が会議システムを使用している部屋ではAGCを有効にしてください。

自動ゲイン制御はゲート後に(オートミキサーの後に)行われ、オートミキサーはゲートをオン又はオフにすることに影響をもたない。

ターゲットレベル(dBFS

十分なヘッドルームを確保するため、最初は-37 dBFSを使用し、必要に応じて調整してください。これはRMS(平均)レベルを示し、クリッピングを避けるため、ピークレベルに従って入力フェーダーを設定する場合とは異なります。

最大ブースト(dB

適用可能な最大限のゲインを設定します

最大カット(dB

適用可能な最大限の減衰を設定します

ヒント:ブースト/カットメーターを使用し、信号から増減されたゲインの量を監視してください。このメーターが常に最大ブーストまたはカットレベルに達している場合は、信号がターゲットレベルに近くなるよう入力フェーダーを調整することを検討してください。

遅延

オーディオとビデオ間の同期を得るために遅延を使ってください。ビデオシステムはレイテンシーを挿入すると(人の話が聞こえた後にその人の口が動きます)、オーディオとビデオを同期するための遅延を追加してください。

遅延はミリ秒で測定されます。音声とビデオの間に著しい差がある場合は、まず、より長い遅延間隔(500~1,000 ms)を使用してください。完全な同期に近づいたら、間隔を短くして微調整してください。

コンプレッサー(Comp)

コンプレッサーを使用すると、選択された信号のダイナミックレンジをコントロールできます。

スレッショルド

音声信号がスレッショルド値を超えると、出力信号の望ましくないスパイクを防ぐためにレベルが減衰されます。減衰の量は比率の値によって決まります。サウンドチェックを行い、平均的な発言者のレベルを3~6 dB超えるスレッショルドを設定し、コンプレッサーのみが予期しない大きな音を低減するようにします。

レシオ

レシオはスレッショルド値を超えた場合に信号を減衰する量をコントロールします。比率が高ければ、減衰が強くなります。2:1という低い比率は、2 dBごとに信号がスレッショルドを超えていることを意味します。出力信号のスレッショルド超過は1 dBのみです。比率が10:1と高くなれば、スレッショルドを10 dB超過する大きな音はスレッショルドを1 dBのみ越え、信号を効果的に9 dB低減できます。

オートミックス

オートミックスの設定

ラストマイクをオンのままにする

最後に使用されたマイクロホンのチャンネルをアクティブのままにします。この機能は、信号に自然な部屋の音を維持することで、音声信号が途切れていないことをファーエンドの参加者が知ることができます。

ゲート感度

ゲートが開くスレッショルドレベルを変更します。

オフアッテネーション

チャンネルがアクティブでない時の信号の減衰レベルを設定します。

ホールド時間

レベルがゲートスレッショルドを下回った後で、チャンネルが開いたままとなる時間を設定します。

最大オープンチャンネル数

同時にアクティブになる最大チャンネル数を設定します。

優先度

選択した場合は、最大オープンチャンネル数に関係なく、このチャンネルのゲートがアクティブになります。

常にオン

これを選択すると、このチャンネルは常にアクティブになります。

Send to Mix

これが選択された場合は、チャンネルをオートミックスチャンネルに送ります。

ソロ

その他のチャンネルを全てミュートします。

オートミックスゲインメーター

これが有効になっている場合はゲインメータをリアルタイムでのオートミックスゲーティングを表示するように変更します。ゲートを開くチャンネルはゲートが閉じた(減衰された)チャンネルよりミックスでの高いゲインを表示します。

オートミックスモード

ゲーティング

ゲーティングモードでは、高速動作のシームレスなチャンネルゲーティングと一定の周囲音レベルを提供します。このモードでのオフアッテネーションは、オープンチャンネルの数にかかわらず、各チャンネルで-20 dBに固定されています。

ゲインシェアリング

ゲイン共有モードはオープンチャンネルとクローズチャンネルの間でシステムのゲインをダイナミックに調整します。システムゲインは1つのオープンチャンネルと等しくなるよう、チャンネル間でゲインを分配して一定に保たれます。可変ゲインストラクチャはチャンネル数が多い場合のノイズの低減に有効です。使用されるチャンネルが少ない場合は、オフアッテネーションを低くすることにより、透明度の高いゲーティングが得られます。

マニュアル

マニュアルモードではすべてのアクティブなトラックを足し合わせ、サミングされた信号を1つのDante出力に送ります。これによりオートミックスを有効にすることなく、拡声や録音用の各信号をルーティングするオプションを提供します。標準モニタリングビューのフェーダー設定がサミング出力に適用されます。

オートミックスチャンネル

このチャンネルは全ての選択されたチャンネルからのオーディオをミックスして便利な一つの出力を提供します。オートミックスチャンネル設定を調整するには IntelliMix タブを選択してください。全ての IntelliMix DSPブロックはオートミックスチャンネルに適用出来ます。

オートミックスチャンネルを使うには次を行ってください:

  1. Mixへ送るは全てのチャンネルに対して選択されます(青色)。特定なチャンネルをオートミックスチャンネルから除外して独立した直接出力として扱うにはMixへ送るの選択を解除してください(灰色)。
  2. オートミックスチャンネルを Dante™コントローラーで希望の出力にルートしてください。

ミュート同期

ミュート同期により、会議システム内の接続されているすべてのデバイスが、信号パス内の正しいポイントで同時にミュートまたはミュート解除されます。ミュートステータスは、ロジック信号またはUSB接続を使用してデバイスで同期されます。

ミュート同期を使用するには、ウェブアプリケーションまたはShure Designerソフトウェアを使用して、接続されているデバイスでロジックを有効にします。多くのShureデバイスでは、ロジックが自動的に有効になっています。

Designerの最適化ワークフローを使用すると、必要なすべてのミュート同期設定がDesignerにより構成されます。

Shureロジックデバイス:

ネットワークの最善な構築例

Shureデバイスをネットワークに接続する場合は、次のベストプラクティスを使用します。

  • 各デバイスをスイッチまたはルーターに直接接続し、常に「スター」ネットワークトポロジーを使用してください。
  • すべてのShureネットワークデバイスを同じネットワークに接続し、同じサブネットに設定します。
  • コンピューターのファイアウォールを介してすべてのShureソフトウェアを許可します。
  • ネットワークごとにDHCPサーバーを1台だけ使用してください。追加サーバーのDHCPのアドレス指定を無効にします。
  • Shureデバイスの電源を入れる前に、スイッチとDHCPサーバーの電源を入れます。
  • ネットワークを拡大するには、スタートポロジーのスイッチを複数使用します。
  • すべてのデバイスのファームウェアは、同じバージョンレベルでなければなりません。

Danteネットワーキングのスイッチとケーブルに関する推奨事項

スイッチとケーブルによって音声ネットワークのパフォーマンスが決まります。高品質のスイッチとケーブルを使用して、音声ネットワークの信頼性を高めます。

ネットワークスイッチには次のものが必要です。

  • ギガビットポート。10/100スイッチは小規模ネットワークでは動作しますが、ギガビットスイッチの方が高い性能を発揮します。
  • 電源を必要とするすべてのデバイスに対する、パワーオーバーイーサネット(PoE)またはPoE+ポート
  • ポート速度、エラーカウンター、および使用帯域幅に関する情報を提供する管理機能
  • エネルギーエフィシエントイーサネット(EEE)をオフにする機能。(「グリーンイーサネット」とも呼ばれる)EEEは、音声ドロップアウトやクロック同期に問題を引き起こす可能性があります。
  • 厳密な優先順位と4つのキューを持つDiffserv(DSCP)サービス品質(QoS)

イーサネットケーブルは次のようになります。

  • Cat5e以上
  • シールド

レイテンシーを設定する

レイテンシーとは、デバイスの出力へとシステム内を移動する信号が要する時間量です。デバイスとチャンネル間のレイテンシー時間の変化に対応するため、Danteにはレイテンシー設定が選択できるようになっています。同じ設定を選択した場合、ネットワーク上のすべてのDanteデバイスは確実に同期できます。

これらのレイテンシー値を出発点として使用してください。設定で使用する正確なレイテンシーを決定するには、設定を割り当て、Danteオーディオをデバイス間で送信し、AudinateのDanteコントローラーソフトウェアを使用してシステムの実際のレイテンシーを測定します。続いて、利用できる最も近いレイテンシー設定に端数を切り上げて、それを使用します。

レイテンシーの設定を変更するには、AudinateのDanteコントローラーソフトウェアを使用します。

レイテンシーの推奨

レイテンシーの設定 スイッチの最大数
0.25 ms 3
0.5 ms(初期設定) 5
1 ms 10
2 ms 10+

ネットワークオーディオとShureコントロール

MicroflexAdvanceはネットワーク上で2種類のデータを伝送します:Shureコントロールとネットワークオーディオです。

Shureコントロール

Shureコントロールは、コントロールソフトウェアの動作、ファームウェアのアップデート、およびサードパーティのコントロールシステム(AMX、Crestron)のデータをやり取りします。

ネットワークオーディオ

このネットワークは、DanteデジタルオーディオとDanteコントローラーのコントロールデータの両方をやり取りします。ネットワークオーディオの動作には、有線方式のギガビットEthernet接続が必要です。

QoS (Quality of Service) 設定

QoS設定によりネットワーク上の特定のデータパケットを優先させることで、負荷の大きい大規模ネットワークにおいて信頼性の高い音声配信を確保します。この機能は、多くのマネージドネットワークスイッチに備わっています。必須ではありませんが、QoS設定をすることをお勧めします。

注:サービスの中断を避けるため、変更はネットワーク管理者に依頼してください。

QoS値を割り当てるには、スイッチインタフェースを開き、次の表を使用してDanteに関連づけられているキュー値を割り当てます。

  • タイムクリティカルなPTPイベント用に可能な限り高い値(例として4として表示)を割り当てます。
  • 残りのパケットに低優先度の値を使用します。
Dante QoS優先度値
優先度 用途 DSCPラベル 16進数 10進数 2進数
高 (4) タイムクリティカルPTPイベント CS7 0x38 56 111000
中 (3) オーディオ、PTP EF 0x2E 46 101110
低 (2) (予約済み) CS1 0x08 8 001000
なし (1) その他のトラフィック BestEffort 0x00 0 000000

注:スイッチの管理はメーカーやスイッチタイプによって異なることがあります。個々の設定の詳細については、メーカーの製品ガイドを参照してください。

Danteの要件およびネットワークについては、www.audinate.comを参照してください。

ネットワーク用語集

PTP(高精度時間プロトコル):ネットワーク上のクロックを同期するために使用されます

DSCP(DSコードポイント):レイヤー3のQoS優先度付けに使用される標準の識別方法です

デジタルオーディオネットワーク

Danteデジタルオーディオは標準イーサネットで伝送され、標準インターネットプロトコルで動作します。Danteは低レイテンシー、タイトクロック同期、QoSを備え、各種Danteデバイスに信頼性の高い音声トランスポートを行います。DanteオーディオはITやコントロールデータと同じネットワークに安全に共存することができ、あるいは専用ネットワークを使用するように構成することもできます。

Dante Domain Managerとの互換性

このデバイスは、Dante Domain Managerソフトウェア(DDM)と互換性があります。DDMは、DanteネットワークおよびDante対応製品のユーザー認証、役割ベースのセキュリティ、および監査機能を有効にするネットワーク管理ソフトウェアです。

DDMによって制御されるShureデバイスの考慮事項:

  • ShureデバイスをDanteドメインに追加する場合は、ローカルコントローラのアクセスをRead Writeに設定します。そうしないと、Dante設定にアクセスしたり、工場出荷時設定へのリセットを実行したり、デバイスのファームウェアを更新したりできなくなります。
  • デバイスとDDMが何らかの理由によりネットワーク経由で通信できない場合は、Dante設定の制御、工場出荷時設定へのリセットの実行、またはデバイスファームウェアの更新を行うことができなくなります。接続が再確立されると、デバイスはDanteドメインで設定されたポリシーに従います。
  • Danteデバイスロックがオンの場合、DDMがオフラインの場合、またはデバイスの設定が[防止]に設定されている場合、一部のデバイス設定は無効になります。これには、Dante暗号化、MXW関連付け、AD4 DanteブラウズとDanteキュー、およびSCM820リンクが含まれます。

詳細については、Dante Domain Managerドキュメントを参照してください。

Shureデバイス用Danteフロー

Danteフローは、あるDanteデバイスから別のDanteデバイスに音声をルーティングするたびに作成されます。1つのDanteフローには、最大4つの音声チャンネルを含めることができます。例えば、使用可能な5つのチャンネルすべてをMXA310から別のデバイスに送信すると、1つのフローに最大4つのチャンネルを含めることができるため、2つのDanteフローが使用されます。

各Danteデバイスには、特定の数の送信フローと受信フローがあります。フローの数は、Danteプラットフォームの機能によって決まります。

ユニキャストおよびマルチキャスト伝送設定は、デバイスが送受信できるDanteフローの数にも影響します。マルチキャスト伝送を使用すると、ユニキャストフローの制限を解決するのに役立ちます。

Shureデバイスは、異なるDanteプラットフォームを使用しています。

Danteプラットフォーム プラットフォームを使用したShureデバイス ユニキャスト送信フロー制限 ユニキャスト受信フロー制限
Brooklyn II ULX-D、SCM820、MXWAPT、MXWANI、P300、MXCWAPT 32 32
Brooklyn II(SRAMなし) MXA910、MXA710、AD4 16 16
Ultimo/UltimoX MXA310、ANI4IN、ANI4OUT、ANIUSB-MATRIX、ANI22、MXN5-C 2 2
DAL IntelliMix Room 16 16

Danteフローの詳細については、よくある質問Audinateからご覧ください。

AES67

AES67はさまざまなIP音声技術を使用するハードウェアコンポーネント間の通信を可能にするネットワーク音声標準です。このShureデバイスはAES67をサポートし、ライブ音声、統合設置およびブロードキャスト用のネットワークシステム内での互換性を向上させます。

次の情報は、AES67信号の送受信に不可欠なものです。

  • Dante Controllerソフトウェアを最新バージョンにアップデートして、AES67の [Configuration] タブが表示されることを確認してください。
  • 暗号化の有効/無効を切り替える前に、Dante ControllerからAES67を無効にする必要があります。
  • 送信機と受信機が両方ともDanteに対応している場合、AES67は利用できません。
    Shure製デバイスの対応状況: デバイス2の対応状況: AES67の対応状況
    DanteとAES67 DanteとAES67 Dante以外には未対応。
    DanteとAES67 Danteを使用しないAES67。他のオーディオネットワーキングプロトコルは使用できます。 対応。

個別のDanteとAES67フローは同時に操作できます。フローの総数は、デバイスのフロー上限によって決定されます。

Shureデバイスからの音声送信

すべてのAES67設定は、Dante Controllerソフトウェアで管理されます。詳細については、『Dante Controllerユーザーガイド』を参照してください。

  1. Dante ControllerでShure送信機を開きます。
  2. AES67を有効にします。
  3. Shureデバイスを再起動します。
  4. Dante Controllerユーザーガイド』の指示に従って、AES67フローを作成します。

異なる音声ネットワークプロトコルを使ってデバイスから音声を受信する

サードパーティ製デバイスの場合:ハードウェアがSAPに対応している場合、デバイスが使用しているルーティングソフトウェアでフローが識別されます。SAPに未対応の場合、AES67フローを受け取るには、AES67セッションのIDとIPアドレスが必要となります。

Shureデバイスの場合:送信デバイスがSAPに対応している必要があります。Dante Controllerで、送信機(IPアドレスで表示される)は、他のDanteデバイスと同様にルーティングできます。

IPポートとプロトコル

Shureコントロール

ポート TCP/UDP プロトコル 説明 工場出荷時設定
21 tcp FTP ファームウェアの更新に必要(その他のときは閉じる) クローズ
22 tcp SSH 安全なShellインターフェース クローズ
23 tcp Telnet 非サポート クローズ
68 udp DHCP ダイナミックホスト構成プロトコル オープン
80* tcp HTTP 埋め込みウェブサーバーの起動に必要 オープン
443 tcp HTTPS 非サポート クローズ
161 tcp SNMP 非サポート クローズ
162 tcp SNMP 非サポート クローズ
2202 tcp ASCII サードパーティコントロールストリングに必要 オープン
5353 udp mDNS デバイスの発見に必要 オープン
5568 udp SDT デバイス間通信に必要 オープン
8023 tcp Telnet デバッグコンソールインターフェース クローズ
8180 tcp HTML ウェブアプリケーションに必要 オープン
8427 udp マルチキャストSLP デバイス間通信に必要 オープン
64000 tcp Telnet Shureファームウェアの更新に必要 オープン

Dante音声およびコントローラー

ポート TCP/UDP プロトコル 説明
162 udp SNMP Danteが使用
[319-320]* udp PTP Danteクロッキング
2203 udp カスタム パケットブリッジに必要
4321、14336-14600 udp Dante Dante音声
[4440、4444、4455]* udp Dante Danteオーディオルーティング
5353 udp mDNS Danteが使用
[8700-8706、8800]* udp Dante Danteコントロールおよびモニタリング
8751 udp Dante Danteコントローラー
16000-65536 udp Dante Danteが使用

* これらのポートはPCまたはコントロールシステム上でファイアウォールを経由してデバイスにアクセスできるよう開いている必要があります。

これらのプロトコルにはマルチキャストが必要です。お使いのネットワークにマルチキャストが正しく設定されていることを確認してください。

サードパーティ製のコントロールシステムの使用

このデバイスはロジックコマンドをネットワークから受け取ります。Designerを介してコントロールされる多くのパラメーターは、適切なコマンド文字列を使用することで、サードパーティ製のコントロールシステムを介してコントロールすることができます。

一般的な用例:

  • ミュート
  • LEDの色および動作
  • プリセットの読み込み
  • レベルの調整

コマンド文字列の完全なリストは、次の場所にあります。

オプションのアクセサリー

  • A710-FM-2FTフラッシュマウントキット
  • A710-FM-4FTフラッシュマウントキット
  • A710B-DSデスクスタンド(黒色)
  • A710AL-DSデスクスタンド(アルミニウム)
  • A710-TBタイルブリッジ
  • A710-MSAマイクスタンドアダプター
  • A710B-2FT-HOUSING(黒色)
  • A710W-2FT-HOUSING(白色)
  • A710AL-2FT-HOUSING(アルミニウム)
  • A710B-4FT-HOUSING(黒色)
  • A710W-4FT-HOUSING(白色)
  • A710AL-4FT-HOUSING(アルミニウム)

仕様

All specifications measured from narrow lobe width. Values for all widths are within ± 3 dB of these specifications unless otherwise noted.

一般

ローブ幅

調節式 狭い 30
中程度 40
広い 70

コネクターの種

RJ45

使用電源

パワーオーバーイーサネット(PoE), クラス0

消費電力

10 W 最大

質量

MXA710-2FT 2 lb (0.91 kg)
MXA710-4FT 3.7 lb (1.67 kg)

製品 寸法

MXA710-2FT 0.87 x 2.36 x 25.04 インチ (22.09 x 60 x 636 mm) 高さ x 幅 x 長
MXA710-4FT 0.87 x 2.36 x 49.12 インチ (22.09 x 60 x 1247.76 mm) 高さ x 幅 x 長

コントロールソフトウェア

Shure Designer

プレミアム評価

UL2043 (エアーハンドリングスペースに最適)

防塵

IEC 60529 IP5X 防塵性

動作温度範囲

−6.7°C (20°F)40°C (104°F)

保管温度範囲

−29°C (-20°F)74°C (165°F)

音声

周波数特性

100 Hz 20 kHz

AES67 または Danteデジタル出力

チャンネル数 MXA710-2FT 6 合計チャンネル数 (4 独立 送信チャンネル, 1 オートミックス 出力, 1 AEC Reference Inチャンネル)
MXA710-4FT 10 合計チャンネル数 (8 独立 送信チャンネル, 1 オートミックス 出力, 1 AEC Reference Inチャンネル)
サンプリングレート 48 kHz
ビット深度 24

感度

@1 kHz

MXA710-2FT -7.4 dBFS/Pa
MXA710-4FT -7.9 dBFS/Pa

最大SPL

0 dBFS過負荷と比較

MXA710-2FT 101.4  dB SPL
MXA710-4FT 101.9  dB SPL

S/N比

基準 94 dB SPL、1 kHz

71.2 dB A特性

遅延

Danteレイテンシーを含みません

ダイレクト出力 8.7 ms
オートミックス出力(IntelliMix処理を含む) 19.3 ms

自己雑音

MXA710-2FT 22.9 dB SPL-A
MXA710-4FT 22.8 dB SPL-A

ダイナミックレンジ

MXA710-2FT 78.5 dB
MXA710-4FT 79.1 dB

組み込み デジタル信号処理

オート ミキシング, アコースティックエコーキャンセル機能(AEC), ノイズ低減, 自動ゲインコントロール, コンプレッサー, 遅延, イコライザー (4バンドパラメトリック), ミュート, ゲイン (140dB 範囲)

アコースティックエコーキャンセルテール長

最大 250 ms

ネットワーク

ケーブル要件

Cat 5e以上 (シールドケーブル推奨)

MXA710周波数特性

周波数特性は6フィート(1.83 m)の距離から軸上で直接計測されます。

ローブの感度

各チャンネルの青色のカバー範囲の端は、感度が-6 dBに達する場所を表します。ローブ感度の表示方法を理解することは、以下の点で役立ちます

  • ローブの追加やローブ幅の変更により、その空間が完全に収音範囲となるようにします。これにより、すべてのエリアで感度が6 dB以内に維持されます。ローブのわずかな重複には問題ありません。
  • オートミックスのパフォーマンスを最大化しノイズを低減するには、適切な間隔と分離を確保します。

Diagram and chart showing the MXA710's lobe sensitivity at various widths.

1 kHz、軸上で測定

安全のための重要注意事項

  1. この説明書をお読みください。
  2. この説明書を保管しておいてください。
  3. 警告事項すべてに留意してください。
  4. すべての指示に従ってください。
  5. この製品は水の近くで使用しないでください。
  6. 掃除は乾いた布でから拭きするだけにしてください。
  7. 通風口を塞がないようにしてください。十分な換気ができるよう余裕を持たせ、メーカーの指示に従って設置してください。
  8. 火、ラジエーターや暖房送風口、ストーブ、その他、熱を発生する機器 (アンプなど) の近くには設置しないでください。火が出る物を製品の上に置かないでください。
  9. 有極プラグやアース付きプラグは安全のために用いられていますので、正しく接続してください。有極プラグは、2本のブレードのうち一方が幅広になっています。アース付きプラグは2本のブレードの他に、3本目のアース端子がついています。幅広のブレードや3本目の棒は、安全のためのものです。これらのプラグがコンセントの差し込み口に合わない場合は、電気工事業者に相談し、コンセントを交換してもらってください。
  10. 電源コードは特にプラグ差し込み部分、延長コード、機器から出ている部分において、引っかかって抜けたり挟まれたりしないように保護してください。
  11. アタッチメントや付属品は必ずメーカー指定のものをご利用ください。
  12. カートやスタンド、三脚、ブラケット、テーブル等はメーカー指定のものか、この装置用に販売されているものを必ずご利用ください。カートに装置を載せて動かす際はつっかけて怪我をしないよう注意してください。

  13. 雷を伴う嵐の際、または長期間使用しない場合は、プラグをコンセントから抜いてください。
  14. 整備の際は、資格のある整備担当者に必ずご相談ください。電源コードやプラグの損傷、液体や異物が装置内に入り込んだ場合、装置が雨や湿気に曝された場合、正常に作動しない場合、装置を落とした場合など、装置が何らかの状態で損傷した場合は、整備が必要です。
  15. 水滴や水しぶきに曝さないでください。液体の入った花瓶などを装置の上に置かないでください。
  16. MAINSプラグまたはアプライアンスカップラーが使用できる状態にしておいてください。
  17. 装置の空気伝播音は70 dB(A)を超えません。
  18. クラスI構造の装置は保護接地接続のある主電源の壁コンセントに接続してください。
  19. 火災や感電の危険を避けるため、本機器は雨や湿気のある場所にさらさないでください。
  20. 本製品の改造は試みないでください。けがや製品の故障の原因となる可能性があります。
  21. 本製品は指定された動作温度範囲内で使用してください。
警告。この表示内容を無視して誤った取り扱いをすると、死亡または重傷を負う可能性が想定される内容です。
注意。この表示内容を無視して誤った取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定される内容です。

重要な製品情報

本機器はプロのオーディオ用途用です。

注:このデバイスは公共のインターネットネットワークに直接接続されることを意図していません。

環境E2へのEMC適合:業務用および軽産業用。テストは、同梱および推奨のケーブル使用に基づきます。シールド(スクリーン)型以外のケーブルを使用した場合はEMC性能が低下します。

Shure社によって明示的に承認されていない変更または修正を加えると、この機器を操作する 権利が無効になります。

産業のカナダICES-003コンプライアンスレベル:CAN ICES-3 (B)/NMB-3(B)

FCCパート15Bの認証条項により認可。

電池、パッケージ、電子廃棄物については地域のリサイクル方法に従ってください。

Information to the user

This device complies with part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions:

  1. This device may not cause harmful interference.
  2. This device must accept any interference received, including interference that may cause undesired operation.

Note: This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to part 15 of the FCC Rules. These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference in a residential installation. This equipment generates uses and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instructions, may cause harmful interference to radio communications. However, there is no guarantee that interference will not occur in a particular installation. If this equipment does cause harmful interference to radio or television reception, which can be determined by turning the equipment off and on, the user is encouraged to try to correct the interference by one or more of the following measures:

  • Reorient or relocate the receiving antenna.
  • Increase the separation between the equipment and the receiver.
  • Connect the equipment to an outlet on a circuit different from that to which the receiver is connected.
  • Consult the dealer or an experienced radio/TV technician for help.

CE適合宣言書は以下より入手可能です:www.shure.com/europe/compliance

ヨーロッパ認定代理店:

Shure Europe GmbH

ヨーロッパ、中東、アフリカ地域本部:

部門:EMEA承認

Jakob-Dieffenbacher-Str.12

75031 Eppingen, Germany

TEL:+49-7262-92 49 0

FAX:+49-7262-92 49 11 4

Eメール:info@shure.de

本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満たし、CEマークに適合しています。

CE適合宣言書はShure社またはShure社の欧州担当部より入手することができます。問い合わせ先についてはvisit www.shure.comを参照してください

カスタマーサポートへのお問い合わせ

必要な情報が見つからなかった場合は、カスタマーサポートまでお問い合わせください