概要

General Description

The Microflex®Advance™ Ceiling Array is a premium networked array microphone for AV conferencing environments, including boardrooms, huddle rooms, and multi-purpose spaces. The ceiling array uses Shure's Steerable Coverage™ with Autofocus™ technology: 8 highly directional pickup lobes capture participant audio from overhead, continually fine-tuning the position of each lobe in real time as participants lean back in their chairs or stand up .

The microphone also includes the IntelliMix® DSP suite, which includes AEC, noise reduction, automatic mixing, and more. Control the microphone with Shure Designer software, or a browser-based web application. The microphone integrates seamlessly with Dante™ digital networked audio, AES67, and third-party preset controllers, including Crestron and AMX, to deliver a high-quality AV conferencing experience that appeals equally to integrators, consultants, and meeting participants.

Features

Configurable Coverage

  • Steerable Coverage delivers precise pickup for up to 8 independent lobes
  • Automatic lobe positioning speeds up installation
  • Patent-pending Autofocus technology continually fine-tunes the position of each lobe in real time, for consistent sound when participants lean back in their chairs or stand up
    • Available on firmware 4.x and newer through a free update

IntelliMix DSP

  • IntelliMix DSP provides automatic mixing, AEC, noise reduction, automatic gain control, delay, compressor, and channel equalization
  • Available on firmware 4.x and newer through a free update

Software Control

  • Shure Designer system configuration software provides comprehensive microphone and pattern control
  • With Designer, you can also design coverage with online and offline devices, and route audio between Shure devices
  • If Designer isn't available, use the browser-based web application to control the microphone
  • Compatible with Shure SystemOn audio asset management software for remote monitoring and real-time alerts about critical issues

Network Connectivity

  • Discrete audio channels for each lobe and an automix channel are delivered over a single network cable
  • Dante digital audio coexists safely on the same network as IT and control data, or can be configured to use a dedicated network
  • Control strings available for third-party preset controllers including Crestron and AMX

Professional Design

  • Sleek industrial design blends with contemporary board rooms and meeting spaces
  • Versatile mounting options for ceilings, pole mounts, suspension cables, and more
  • Available in white, black, and aluminum finishes (detachable grille can be custom painted)

システム概要

① Danteオーディオ、電源、コントロール

各アレイマイクロホンは1本のネットワークケーブルでネットワークに接続され、このケーブルによりDanteオーディオ、パワーオーバーイーサネット(PoE)、および収音範囲、オーディオレベル、プロセッシングを調整するコントロール情報が伝送されます。

② アナログ音声(マイクロホンからネットワークへ)

ワイヤレスマイクロホンシステムや演壇上のグースネックマイクロホンといったアナログ機器は、Shureネットワークインターフェース(モデルANI4IN)を経由してDanteオーディオネットワークに接続することで、完全にネットワーク接続された会議システムが実現します。

③ ファーエンド音声(ネットワークからラウドスピーカーへ)

Dante対応ラウドスピーカーやアンプは、ネットワークスイッチに直接接続します。アナログのラウドスピーカーとアンプは、Shureネットワークインターフェース(モデルANI4OUT)を経由して接続します。このユニットはDanteオーディオチャンネルをアナログ信号に変換し、4つの独立したXLRまたはブロックコネクター出力を提供します。

④ デバイスコントロールとDanteオーディオ

制御:ネットワークに接続されたコンピューターから、Shure Designerソフトウェアを使用してマイクロホンを制御します。カバー範囲、ミュート、LEDの動作、ローブの設定、ゲイン、ネットワーク設定をリモートで調整できます。

オーディオ:Dante™ ControllerまたはShure Designerを使用して音声をルーティングします。Dante Virtual Soundcardを用いると、音声のモニタリングと録音をコンピューター上で直接実行できます。

Differences Between 3.x and 4.x Firmware

When you update an MXA910 from 3.x to 4.x firmware, you'll be able to use IntelliMix DSP features optimized for MXA.

Here's what changes with 4.x firmware:

IntelliMix DSP Added

  • You can now use AGC, AEC, noise reduction, compressor, and delay.
    • These DSP features don’t affect individual channel outputs—they only apply to the Automix Out channel
  • If you’re currently using the Automix Out channel on a 3.x device and you update it to 4.x, the following settings will be applied automatically:
    • AGC: enabled
    • AEC: enabled
    • Noise reduction: enabled
    • Compressor: disabled
    • Delay: disabled

New Automixer Added

  • The 4.x automixer has different mix modes than the 3.x automixer.
  • Here's how mix mode settings will change:
    3.x Automixer Setting New 4.x Automixer Setting
    Classic Gating
    Smooth Gain Sharing
    Manual Manual
    Custom Gating

New Autofocus Feature Added for All Lobes

  • Patent-pending Autofocus™ technology continually fine-tunes the position of each lobe in real time.
  • Lobes move automatically for consistent sound when participants lean back in their chairs or stand up.

Echo Reduction Removed

  • The microphone now has AEC, so there's no need for echo reduction.
  • The Echo Reduction Reference In channel's name in Dante Controller is now the "AEC Reference In" channel. Any existing Dante route to that channel will persist.

Other Changes

  • Template 1's lobe positions have changed.
    • If you're using Template 1 with the default lobe positions, updating to 4.x will change your lobe positions.
  • After updating, all custom lobe positions and Dante routes will stay the same.

スタートガイド

MXA910をコントロールするには、Shure Designerソフトウェアを使用してマイクロホンのカバー範囲を調整し、DSPを適用し、Shureデバイス間に音声をルーティングします。この基本的なセットアッププロセスを完了すると、次のことが可能になります。

  • DesignerでMXA910にアクセスおよびコントロールする
  • マイクロホンの信号にDSPを適用する
  • マイクロホンから他のデバイスに音声をルーティングする

作業を始める前に、次のものが必要です。

  • Cat5e(またはそれ以上)のイーサネットケーブル
  • パワーオーバーイーサネット(PoE)を供給するネットワークスイッチ
  • コンピューターにインストールされているShure Designerソフトウェア。www.shure.comでダウンロードします。

    注:Designerが使用できない場合は、ウェブアプリケーションを使用してMXA910とDante Controllerを制御し、音声をルーティングすることが可能です。Shure Web Device Discoveryアプリケーションをダウンロードして、デバイスのウェブアプリケーションにアクセスします。

ステップ1:ネットワークへ接続する

  1. Cat5e(またはそれ以上)のケーブルを使用して、マイクロホンをネットワークスイッチのPoEポートに接続します。
  2. Designerが動作するコンピューターをネットワークスイッチに接続します。

ステップ2:DesignerでMXA910を検出する

  1. Designerを開き、[設定]で正しいネットワークに接続していることを確認します。
  2. オンラインデバイス]をクリックします。オンラインデバイスの一覧が表示されます。
  3. デバイスを識別するには、製品アイコンをクリックして、デバイスのライトを点滅させます。リストでMXA910を選択し、[構成]をクリックしてデバイスの設定ウィンドウを開きます。

ステップ3:マイクロホンのカバー範囲を調整する

マイクロホンのカバー範囲を設計するには、プロジェクトとロケーションをを作成する必要があります。両方の詳細については、Designerのヘルプセクションを参照してください。

  1. マイプロジェクト]の[新規]を選択し、新規プロジェクトを作成します。
  2. 新規]をクリックしてプロジェクトにロケーションを追加します。名前を入力すると、そのロケーションの新しいウィンドウが開きます。
  3. ライブモード]をクリックします。すべてのオンラインデバイスが一覧に表示されます。
    • Designerでは、仮想デバイスを使用してシステムを設計し、実際のデバイスに設定を送信することもできます。詳細については、Designerのヘルプセクションを参照してください。
  4. MXA910をドラッグアンドドロップしてロケーションに追加します。
  5. マイクロフォンの収音範囲を調整するには、カバー範囲マップを選択してください。
    • ソフトウェアで各チャンネルを配置するには、自動配置を使用してください。
    • クリックとドラッグで、各チャンネルの位置を調整します。設定の詳細については、「マイクロホン収音範囲の設定」セクションを参照してください。

ステップ4:DSPを適用する

ファームウェア4.x以降では、MXA910に、オートミックスチャンネル出力に適用できるIntelliMix DSPが含まれています。

AEC、ノイズリデューサー、および自動ゲインコントロール(AGC)は、デフォルトでオンになっています。

  1. AECを使用するには、ファーエンドのリファレンス信号をマイクロホンのAEC Reference Inチャンネルにルーティングしてください。
    • Designerを使用して、ANIUSB-MATRIXやP300などのShureデバイスからリファレンス信号をルーティングします。
    • Dante Controllerを使用して、他のサードパーティー製のDanteデバイスからリファレンス信号をルーティングします。
  2. IntelliMixを選択してAECをクリックします。
  3. リファレンスメーターにファーエンド信号が存在していることを確認します。表示されない場合は、ルーティングを確認してください。
  4. 他のDSPブロックを適用するか、設定を編集するには、ブロックアイコンをクリックします。

ステップ5:音声をルーティングする

MXA910から他のShureデバイスに音声をルーティングするには、Designerを使用します。Shure以外のデバイスでは、Dante Controllerソフトウェアを使用してください。

MXA910からANIUSB-MATRIXに音声をルーティングします。

  1. ロケーションにANIUSB-MATRIXを追加します。
  2. 信号フロー]に進みます。このページでは、Shureデバイス間のDANTEオーディオルートを作成します。
  3. Danteのオーディオルートを作成するには、MXA910オートミックス出力からANIUSB-MATRIXのDante入力にドラッグアンドドロップします。

  4. システムの音声ルーティングをテストし、ANIUSB-MATRIXから他のDanteデバイスまたはコーデックに音声を送信します。

システムプランニングおよび要件

Shure会議デバイスの概要

Shureは、会議のために幅広い接続オプションを提供します。MXAマイクロホン、オーディオプロセッサー、ネットワークインターフェイスはすべてDanteを使用し、標準ITネットワーク経由で音声を送信します。Shureの無料Designerソフトウェアを使用して、ほとんどのShureデバイスをコントロールし、その間で音声をルーティングできます。

システムの計画を練る際には、他にどのようなデバイスに接続する必要があるのか、今後、入力/出力の追加が必要になるかどうかを検討してください。

Shureデバイスの概要です。

デバイス 目的 物理的接続 Dante I/O
MXA910
IntelliMix DSPを備えたシーリングアレイマイクロホン
  • PoEポート1つ
  • 8つの個別チャンネル出力またはIntelliMix DSPを備えた1つのオートミックスチャンネル出力
  • AECリファレンス入力1つ
MXA310
テーブルアレイマイクロホン
  • PoEポート1つ
  • 個別チャンネル出力4つまたはオートミックスチャンネル出力1つ
P300
IntelliMix DSPとマトリクスミキサーを備えたオーディオプロセッサー
  • USB入力/出力1つ
  • アナログブロック入力2つ
  • アナログブロック出力2つ
  • モバイルTRRSポート(3.5 mm)1つ
  • PoE+ポート1つ
  • IntelliMix DSPを備えたDante入力8つ
  • 補助Dante入力2つ
  • Dante出力2つ
ANIUSB-MATRIX
USBとアナログ入力/出力を備えたマトリクスミキサー
  • USB入力/出力1つ
  • アナログブロック入力1つ
  • アナログブロック出力1つ
  • PoEポート1つ
  • ダンテ入力4つ
  • Dante出力2つ
ANI4IN(ブロックまたはXLRコネクター)
アナログ信号をDante信号に変換します
  • アナログ入力4つ
  • PoEポート1つ
  • ダンテ入力4つ
ANI4OUT(ブロックまたはXLRコネクター)
Dante信号をアナログ信号に変換します
  • アナログ出力4つ
  • PoEポート1つ
  • Dante出力4つ
ANI22(ブロックまたはXLRコネクター)
  • アナログ信号2つをDante信号に変換します
  • Dante信号2つをアナログ信号に変換します
  • アナログ入力2つ
  • アナログ出力2つ
  • PoEポート1つ
  • ダンテ入力2つ
  • Dante出力2つ

MXA910機器の組み合わせ

MXA910とANI22 MXA910とANIUSB MXA910とP300
部屋の大きさ 小または中 小または中 中または大
モバイルI/O いいえ いいえ はい
アナログI/O 2x2 1x1 2x2
USB I/O いいえ はい はい
電源 PoE PoE PoE+
ロジックコントロール いいえ いいえ はい
ソフトコーデックのミュート同期 いいえ いいえ P300ファームウェア3.1.5以降では可能です
複数のMXA910に対応 いいえ いいえ はい
追加のアナログマイクに対応 いいえ いいえ はい

アナログ入力を増やすには、ANI4INを使用してアナログ信号をDante信号に変換します。アナログ出力を増やすには、ANI4OUTを使用してDante信号をアナログ信号に変換します。

使用事例:ANIUSBまたはP300を備えたソフトコーデック

ソフトコーデックの簡単な解決策には、ANIUSB-MATRIXまたはP300を備えたシーリングアレイを使用してください。

  • 会議ソフトウェアを実行しているコンピューターは、USBケーブルでANIUSB-MATRIXまたはP300に接続します
  • シーリングアレイは、アコースティックエコーキャンセル機能およびDSP(ファームウェア>4.x込み)を提供します
  • ANIUSB-MATRIXまたはP300のマトリクスミキサーは、接続されたデバイスに信号をルーティングします
  • P300は、ファームウェア>3.1.5のUSB接続用ソフトコーデックのミュート同期を搭載しています

機器一覧:

  • MXA910(AECにはファームウェア>4.xが必要)
  • ANIUSB-MATRIXまたはP300
  • 会議ソフトウェアを搭載したコンピューター
  • パワーオーバーイーサネット(PoE)を供給するネットワークスイッチ
  • ネットワークのコンピューター:
    • Shure Designerソフトウェアまたは
    • デバイスWebアプリケーション
  • Cat5e(またはそれ以上)のイーサネットケーブル
  • USBケーブル
  • P300ソフトコーデックのミュート同期用コントロールパネル
  • その他のスピーカー、アンプ、またはディスプレイ

使用事例:ANI 22とハードコーデック

  • ハードコーデックは、会議室とファーエンドの通話者を繋ぎます
  • シーリングアレイは、アコースティックエコーキャンセル機能およびDSP(ファームウェア>4.x込み)を提供します
  • ANI22はアナログコンポーネントとデジタルコンポーネントを接続します
    • 2ライン/マイク入力でアナログ信号をデジタル信号に変換します
    • 2出力でデジタル信号をアナログ信号に変換します

機器一覧:

  • MXA910(AECにはファームウェア>4.xが必要)
  • ANI22(ブロックまたはXLRコネクターバージョンを利用できます)
  • ハードコーデック
  • 表示
  • パワーオーバーイーサネット(PoE)を供給するネットワークスイッチ
  • ネットワークのコンピューター:
    • Shure Designerソフトウェアまたは
    • デバイスWebアプリケーション
  • Cat5e(またはそれ以上)のイーサネットケーブル
  • コンポーネントをANI22に接続するためのアナログブロックまたはXLRケーブル
  • その他のスピーカーまたはアンプ

使用事例:2つのMXA910とP300を備えた中部屋または大部屋

大規模なインストールでは、分散型DSPアプローチに複数のMXA910とP300を使用して、簡単にインストールできます。最良の結果を得るには、MXA910を最大3台まで使用してください。

  • シーリングアレイは、DSP(ファームウェア>4.x)を処理します
  • P300は、モバイル機器、USB、アナログブロック入力/出力用マトリクスミキサーと接続オプションを提供します
  • Designerは、マイクロホンとP300をコントロールします

機器一覧:

  • 2つのMXA910(AECにはファームウェア>4.xが必要)
  • P300
  • パワーオーバーイーサネットプラス(PoE+)を供給するネットワークスイッチ
  • ネットワークのコンピューター:
    • Shure Designerソフトウェアまたは
    • デバイスWebアプリケーション
  • Cat5e(またはそれ以上)のイーサネットケーブル
  • その他のスピーカー、モバイルデバイス、コーデック、またはディスプレイ

ハードウェア

ネットワークイーサネットポート

ネットワークポートはすべての音声、電源、およびコントロールデータを伝送します。このポートはバックパネルの図の位置にあります。

① ネットワークポート

ネットワーク接続用RJ-45ジャック。

② ネットワークステータスLED (緑)

消灯= ネットワークリンクなし

点灯 = ネットワークリンク確立済み

点滅 = ネットワークリンクは動作中

③ ネットワーク速度LED(オレンジ)

消灯 = 10/100 Mbps

点灯 = 1 Gbps

LED Light Bar

マイクロホンのLEDにより、マイクロホンがアクティブかミュートかの状態の表示、ハードウェアの識別、またファームウェア更新の確認ができます。

デフォルトの設定

マイクロホンの状態 LEDの動作/色
アクティブ 緑(点灯)
ミュート 赤(点灯)
ハードウェア識別 緑(点滅)
ファームウェアのアップデート進行中 緑(バーの伸長)
リセット

ネットワークリセット:赤(バーの伸長)

出荷時設定にリセット:デバイスの起動で点灯

エラー 赤(分割、交互に点滅)
デバイスの起動 複数色で点滅、青(バー全体で早い往復移動)

注:LEDを無効にした場合でも、LEDはデバイスの起動時およびエラー状態の時には点灯します。

点灯設定のカスタマイズ

コントロールソフトウェアからLEDの照度、色、動作をカスタム設定できます。また、外部コントロールシステムからコントロールすることも可能です。

  1. 構成タブを開きます
  2. ライトバーを選択します

ミュートLED動作

ミュートやアクティブのマイクロホン状態表示の点灯方法を、会議室にある他のデバイスの動作と合わせることができます。ライトバープロパティメニューのドロップダウンメニューからLED設定を選択します。

減光および消灯

LEDを暗くしたり消したりするには、「明るさ」フェーダーを使用します。

リセットボタン

ハードウェアのリセットボタンはグリル穴の中にあり、ペーパークリップ等を使用して押します。穴にはグレーの円で印が付いています。Shureのロゴを正面に見て、上部から4列目の2番目の穴です。

リセットモード

ネットワークリセット(ボタンを4~8秒間押す)

ShureコントロールおよびオーディオネットワークのIP設定をすべて工場出荷時設定にリセットします。

完全工場出荷時設定リセット(ボタンを8秒以上押す)

すべてのネットワーク設定とウェブアプリケーション設定を工場出荷時設定に戻します。

ソフトウェアリセットオプション

完全にハードウェアをリセットせずに設定を元に戻すには、次のオプションのいずれかを使用します:

デバイスの再起動Settings > Factory Reset):電源オン/オフを行うことでデバイスをネットワークから切断したようにふるまいます。デバイスは、すべての設定を保持したまま再起動します。

デフォルトの設定(Presets > Load Preset > Default Settings):音声設定を工場出荷時設定に戻します([デバイス名]、[IP Settings]、[Passwords]を除く)。

システムを構成するためにShure Designerソフトウェアを使用している場合、このトピックの詳細については、Designerのヘルプセクションを確認してください。

パワーオーバーイーサネット(PoE)

このデバイスが作動するにはPoEが必要です。デバイスはクラス0クラス3の両方のPoEソースと互換性があります。

パワーオーバーイーサネットは次のいずれかの方法により利用できます:

  • PoEを備えたネットワークスイッチ
  • PoEインジェクターデバイス

電池の装着方法

マイクロホンの設置

部屋の不確定要素

マイクロホンの最適な配置は、座席配置とインフラストラクチャーによって決まります。 最善の結果を得るためには以下のガイドラインに従ってください。

  • 家具の配置を柔軟に変更できる部屋または複数のアレイマイクロホンのある部屋では、ウェブアプリケーションまたはShure Designerソフトウェアにあるマイクロホン構成ツールを使用して、すべてのシートアレンジについてカバー範囲が適切かを確認します。
  • ローブは各発言者の正面に向ける必要があります。ビデオ会議中に発言者がスクリーンを見る可能性がある部屋での配置は慎重に行ってください。
  • 換気口やビデオプロジェクターといった不要なノイズ源のすぐそばへのマイクロホンの配置は避けます。
  • 残響が非常に多い部屋では、音声の了解度を改善するための音響処理を施すことを検討します。

取り付け高さ

設定可能な最大取り付け高さは9.14メートル(30フィート)です。典型的な音響環境1において、マイクロホンと発言者間の距離が4.88メートル(16フィート)までの場合、マイクロホンはSTIPA2(Speech Transmission Index for Public Address systems)国際基準に基づく「A」等級を維持します。これより優れた音響環境では、STIPAの「A」等級の範囲が16フィートを超えることがあります。

取り付け高さを決定する際には、以下の点を検討します。

  • シーリングアレイのピックアップパターンは、ショットガンマイクロホンより狭いため、他のマイクロホンよりも音源から離れた位置に配置できます。ウェブアプリケーションは各チャンネルについて理論値としてのカバー範囲を示すもので、音声が劣化またはゲートオフする具体的な境界というものはありません。ローブの各幅設定における感度データは、製品仕様書に記載されています。
  • すべてのマイクロホンと同様、音源からの距離の増加にともない音質は変化します。
  • 了解度スケールは、所定の高さにおいてマイクロホンがどのような音になるかを予測するのに有効です。
  • ローブのカバーエリアは、距離が増加するほど広くなります。

[1] 部屋の条件:RT60(残響時間)=500 ms@1 kHz、Aウェイテッド室内雑音=40 dBSPL(A)

[2] IEC-602682-16基準

了解度スケール

了解度スケールは、様々な距離においてアレイマイクロホンの音響性能をカーディオイドグースネックマイクロホンと客観的に比較したものです。この情報は、所定の距離でアレイマイクロホンがどのような性能を示すかを予測し、最適な取り付け高さを決定するのに有効です。了解度スケールの表のデータは、マイクロホンを計測して音声伝達指標IEC-602682-16基準に相当する値となるマイクロホンの測定値から得られています。

音声伝達指標値に相当する距離

シーリングアレイマイクロホン(発言者までの距離) カーディオイドグースネックマイクロホン(発言者までの距離)
1.83メートル(6フィート) 1.14メートル(3.75フィート)
2.44メートル(8フィート) 1.52メートル(5フィート)
3.05メートル(10フィート) 1.91メートル(6.25フィート)
3.66メートル(12フィート) 2.29メートル(7.5フィート)

データは以下の測定値を持つ典型的なハドルルームで収集されました:

  • 残響減衰時間:500 ms @ 1 kHz
  • ノイズフロア:40 dB SPL(Aウェイテッド)

注:これらの値は上記の部屋に固有の値です。十分にコントロールされた音響環境では、アレイマイクロホンが音声伝達指標相当値をより離れた距離で得られる場合もあります。残響が非常に大きい部屋では、性能の予測は困難になります。

A=アレイマイクロホンと発言者間の距離

B=カーディオイドマイクロホンと発言者の間の距離

この例において、発言者から (A) メートルの距離に設置されたアレイマイクロホンの音響性能は、発言者から (B) メートルの距離に置かれたカーディオイドグースネックマイクロホンの性能と一致します。

FyreWrap® 防火ラップシステムの取り付け

UL 2043プレナム等級(エアーハンドリングスペース向け)を満たすには、MicroflexAdvance MXA910シーリングアレイマイクロホンに付属のFyreWrap防火ラップシステムを取り付ける必要があります。

設置

  1. 適切な接着ができるよう、マイクロホンの表面に汚れがないことを確認します
  2. 防火ラップシステムの4つの接着パッドの裏紙を剥がします
  3. 防火ラップシステムをマイクロホンに合わせたら接着パッドの上を押して固定します

    注:イーサネットケーブルと安全索(必要な場合)を取り付けるためのスペースを確保しておきます。

アレイマイクロホンの設置

作業の前に:

  • プラスチック製の保護カバーをマイクロホンから外します。
  • 天井格子のサイズに適切なモデルバリエーションであることを確認します。
  • オプションのジャンクションボックスやアダプターアクセサリーを使用する場合は、天井に取り付ける前にボックス/アクセサリーを取り付けます。

モデル種類

モデル 天井格子のサイズ
2×2 フィート(60.9×60.9 cm)
2×2 フィート(60.9×60.9 cm) 白色
アルミニウム 2×2 フィート(60.9×60.9 cm) A910-25MM(アダプター)
60 x 60 cm(23.6 x 23.6インチ)
60 x 60 cm(23.6 x 23.6インチ) 白色
アルミニウム 60 x 60 cm(23.6 x 23.6インチ) A910-25MM(アダプター)

注:アレイマイクロホンの寸法については、製品仕様を参照してください。

天井設置

アレイマイクロホンは直接天井の格子に取り付けるか、他の方法で取り付けることができます。マイクロホンには2種類のサイズがあります。オプションのアダプターキットも用意されているので、一般的な天井格子のサイズに合わせることができます。

重要:60 cmモデルを2フィート(609.6 mm)の天井格子に取り付けないでください。

ゴム製スクラッチプロテクター

オプション:マイクロホンを天井に取り付けする前に、付属のゴムパッドをマイクロホンの角に付けることで擦り傷を防止できます。

取り付け方法

  1. アレイマイクロホンを取り付ける天井格子のスペースを確保してください。
  2. 天井格子の上にイーサネットケーブルを通線し、天井の開口部から引き出します。

    注:コンジットを直接接続する場合は、ジャンクションボックスの別売オプション(A910-JB)をマイクロホンに取り付けます。

  3. アレイマイクロホンの出力にイーサネットケーブルを接続します。
  4. 天井格子にマイクロホンを取り付けます。

アダプターの使用(格子サイズ625 mm)

寸法が625×625 mmの天井格子の場合は、アレイマイクロホンにアダプターを取り付けた後、取り付け手順に従ってください。

注:60×60 cmモデルにのみ使用できます。

一片にネジ2本を使用して、図のようにそれぞれのアダプターパーツを固定します。

安全索の取り付け

マイクロホンのバックパネルのいずれかの吊り下げポイントと建物の構造の間に安全索を取り付けてください。これは、緊急事態にマイクロホンは落下することを避けます。安全索に張力がかかっておらず、マイクロホンが天井格子に正しく支持されていることを確認してください。

重要:安全索を取り付ける際は、現地の法規に従ってください。

吊り下げ取り付け

① ワイヤー吊り下げポイント(穴径4 mm)

② VESA取り付け孔

4点ワイヤー吊り下げ

網組金属ケーブルまたは高強度ワイヤーを使用して、確実にマイクロホンを天井から吊り下げてください。マイクロホンの背面にある4つの吊り下げポイントを使用して、ケーブルを確実に取り付けます。吊り下げポイントの穴径は4 mm (0.15 in)です。

VESA規格マウント

マイクロホンの背面プレートには、VESA取り付け器具にマイクロホンを取り付けるための4つの取り付けネジ孔があります。これらの取り付けネジ穴はVESA MIS-D 基準準拠します。

  • ネジ仕様:M4ネジ(マイクロホンのネジ孔の深さ = 9.15 mm)
  • 穴の間隔:100 mm(四角形)

堅い天井の取り付け

A910-HCMアクセサリーを使用すると、タイル格子のない堅い天井にマイクロホンを取り付けることができます。

詳しくはwww.shure.comをご覧ください。

ケーブルの取り回し

イーサネットケーブルが見えないようにするには、設置方法に基づいて適切な方法をとります。

取り付け方法 取り回し方法
天井格子 天井格子の上にケーブルを通線します
VESA(ポールマウント) ケーブルをポールに通して天井格子の上にケーブルを通線します
4点ワイヤー吊り下げ ケーブルタイを使用し、吊り下げられたワイヤのうちの1本にCAT5ケーブルを沿わせます
堅い天井 天井の上にケーブルを通線します

注:コンジットにケーブルを収める場合は、ジャンクションボックスの別売アクセサリー(モデルA910-JB)を使用して、マイクロホンのリアパネルに直接取り付けます。

コンポーネントの塗装

アレイマイクロホンのグリルとフレームは、部屋のデザインと調和させるために塗装することができます。塗装するには簡単な分解が必要です。

ステップ1:フレームとグリルの取り外し

  1. フレーム上のメインアッセンブリーを固定しているネジを外します(一辺6本)。これらのネジとリアパネルの間にはワッシャーがあります。

    重要:端にある、パネルに落とし込まれているネジを外さないでください(図を参照)。

  2. アッセンブリーをフレームから慎重に持ち上げて外します。
  3. 灰色のプラスチック製LEDライトパイプを外して下さい。黒いプラスチックガイドをそのままにしてください。
  4. フレームの一辺の4本のネジをすべて外します(図を参照)。
  5. フレームの側面を取り外します。
  6. フォームを取り外しやすくするため、フラットグリルをスライドさせてフレームから引き出します。
  7. グリルからフォームを慎重に取り外してください。マジックテープで取り付けられている端の部分を引っ張ってください。

    重要:フォームを塗装しないでください。

(1.1) メインアッセンブリーを外すために取り外すネジ

(1.4 - 1.5) ネジとフレームの一辺の取り外し

ステップ2:マスキングと塗装

  1. マスキングテープを使用して、フレームの内側に沿う押し出し部分全体を覆います。これにより、元に組み立てたときに必要な金属部の接触が得られるようになります。
  2. マスキングテープを使用して、グリルのフック&ループファスナーストリップを覆います。
  3. フレームとグリルの部分を塗装し、完全に乾いてから元どおりに組み立てます。メインアッセンブリーは、いずれの部分も塗装しないでください。

(2.1) 押し出し部分のマスキング(黒でハイライト)

ステップ3:再組み立て

  1. フォームの端にフック&ループファスナーストリップを取り付けて固定します。
  2. グリルをスライドさせてフレーム内の元の位置に戻します。
  3. フレームの残りの一辺を取り付けて、4本のネジで固定します。
  4. LEDをライトパイプの位置を合わせ、フレーム上の元の位置にアッセンブリーを戻します。
  5. LEDをライトパイプと揃えて、フレーム上の元の位置にアセンブリを戻します。

    注:アッセンブリー上のラベルは、LEDに対応する角に貼られています。再組立ての際は、このラベルを参照して向きが正しいことを確認してください。

  6. ネジを取り付けて(一辺6本)メインアッセンブリーをフレームに固定します。締め過ぎないように注意してください。

ジャンクションボックスアクセサリーの取り付け

A910-JBジャンクションボックスをマイクロホンに取り付けると、ケーブル配線のために電線管を接続することができます。各地域の建築基準法および規則を参照し、ジャンクションボックスが必要か否か判断してください。ジャンクションボックスには、電線管を取り付けるためのパンチアウト部分が3つあります。

重要:ジャンクションボックスをマイクロホンに取り付ける前に、ジャンクションボックスの必要な穴をパンチアウトします。

装着方法:

  1. 図示のとおり、マイクロホンからねじを4本外します。
  2. ジャンクションボックスをねじ穴に合わせます。可能な場合は、ジャンクションボックスを固定する前に、ネットワークケーブルをマイクロホンに接続します。

  3. 4本のねじを取り付けて、ジャンクションボックスをマイクロホンに固定します。

ソフトウェアのインストール、管理、およびセキュリティ

Shure Designerソフトウェアによるデバイスの制御

Shure Designerソフトウェアを使用してこのデバイスを制御できます。Designerにより、インテグレーターおよびシステムプランナーはMXAマイクロホンやその他のShureネットワークコンポーネントを使用したインストールのオーディオカバー範囲を設計できます。

Designerを使用すると、次のことができます。

  • オンラインでもオフラインでも、オーディオカバー範囲を設計する
  • デバイスの設定とカバー範囲を制御する
  • Shureデバイス間での音声のルーティング
  • 一度に多くのデバイスに設定をプッシュする
  • 複数のロケーションおよびプロジェクトにわたるテンプレートを作成および再利用する
  • 平面図をインポートする

Designerでデバイスにアクセスするには:

  1. デバイスと同じネットワークに接続されているコンピューターに、Designerをダウンロードしてインストールします。
  2. Designerを開き、[設定]で正しいネットワークに接続していることを確認します。
  3. オンラインデバイス]をクリックします。オンラインデバイスの一覧が表示されます。
  4. デバイスを識別するには、製品アイコンをクリックして、デバイスのライトを点滅させます。リストでデバイスを選択し、[構成]をクリックしてデバイスの設定ウィンドウを開きます。

詳細情報とソフトウェアのダウンロードには次にアクセスしてください:www.shure.com/designer

ウェブアプリケーションへのアクセス

Shureウェブサーバーディスカバリーアプリケーションは、ウェブベースのGUIを採用するネットワーク上のすべてのShureデバイスを検出します。以下のステップに従ってソフトウェアをインストールし、ウェブアプリケーションにアクセスします。

① Shureディスカバリーアプリケーションのインストール

www.shure.comからShureディスカバリーアプリケーションをダウンロードしてインストールします。これにより、必要なBonjourデバイスディスカバリーツールがコンピューターに自動的にインストールされます。

② ネットワークの接続

コンピューターとハードウェアが同じネットワーク上にあることを確認します。

③ ディスカバリーアプリケーションの起動

アプリケーションは、GUIを搭載したすべてのShureデバイスを表示します。

④ ハードウェアの識別

デバイスをダブルクリックし、ウェブブラウザー上でGUIを開きます。

⑤ デバイスのウェブアプリケーションのブックマーク作成(推奨)

デバイスのDNS名をブックマークすると、Shureディスカバリーアプリケーションを使用せずにGUIにアクセスできます。

ウェブアプリケーションとブラウザーの互換性

ウェブアプリケーションは、すべてのHTML5に対応したブラウザーと互換性があります。最適なパフォーマンスのためには、ハードウェアアクセラレーションおよび使用していないプラグインを無効にすることをお勧めします。

ディスカバリーアプリを用いないウェブアプリケーションアクセス

ディスカバリーアプリケーションがインストールされていなくとも、インターネットブラウザーにDNS名を入力してウェブアプリケーションにアクセスできます。DNS名はユニットのモデルにMACアドレスの最後の3バイト(6桁)を組み合わせ、その後に.localを付けたものになります。

形式の例:ユニットのMACアドレスが00:0E:DD:AA:BB:CCの場合、リンクは次のように記述されます:

MXA910http://MXA910-aabbcc.local

パスワードの使用

初期設定ではすべての設定が可能です。設定をパスワードで保護するには、設定メニューを開き概要タブを選択します。この画面では、パスワードの作成または変更ができます。

パスワード設定後は、ログイン画面に読み取り専用オプションが表示されます。読み取り専用モードでは、デバイスパラメーターの表示はできますが、編集はできません。デバイスの識別は有効なままになります。

ファームウェアアップデート

ファームウェアは、各コンポーネントに組込まれ、機能をコントロールしているソフトウェアです。定期的に新しいバージョンがリリースされ、機能の追加や拡張が行われます。デザインの改善を活用するために、Shure Update Utilityを使用してファームウェアの新しいバージョンをアップロードし、インストールすることができます。ソフトウェアはhttp://www.shure.comからダウンロードできます。

重要: コンポーネントがShure MXWオーディオネットワークインターフェースを介して接続されている場合は、MXWオーディオネットワークインターフェースのファームウェアを更新する前に、コンポーネントのファームウェアを一度に1台ずつ更新する必要があります。全てのデバイスを同時に更新させようとするとファームウェアが更新されたら直ぐインターフェースがリブートされますのでネットワークに接続された他のコンポーネントへの接続が断たれます。

次のステップを実行し、ファームウェアをアップデートします:

注意! アップデート中はデバイスを安定したネットワークに接続してください。アップデートが完了するまでデバイスの電源を切らないでください。

  1. デバイスとコンピューターを同じネットワークに接続します(同じサブネットにセット)。
  2. Shure Update Utilityアプリをダウンロードして、インストールしてください。
  3. アプリケーションを開きます。
  4. Check For Updates...ボタンをクリックすると、ダウンロード可能な新しいファームウェアバージョンが表示されます。
  5. 希望のファームウェアを選択したら、Downloadを押してファームウェアライブラリーにダウンロードします。
  6. Update Devices]タブから、新しいファームウェアを選択したら、Send Updates...を押してファームウェアのアップデートを開始するとデバイス上の既存のファームウェアは上書きされます。

注: アップデートが終わりましたら、デバイスのウェブアプリケーションにアップデートを表示するためにブラウザーのキャッシュをクリアする必要がある場合があります。

ファームウェアリリース要件

正しい動作を保証するために、全てのデバイスは連携して動作する複数の通信プロトコールをもつネットワークを形成します。推奨されるベストプラクティスは全てのデバイスが同じリリースを持つことです。ネットワーク上の各デバイスのファームウェアバージョンを確認するには、コンポーネントユーザーインターフェースを開き、次で確認してください: Settings > About.

Shureデバイスのファームウェア形式は、MAJOR.MINOR.PATCHです。(例、1.6.2でいうと、1はメジャーファームウェアレベル、6はマイナーファームウェアレベル、2はパッチファームウェアレベルです。)少なくとも同じサブネット上で動作するデバイスは、メジャーとマイナーのリリース番号が同一である必要があります。

  • メジャーのリリースが異なるデバイスは互換性がありません。
  • パッチファームウェアリリースのレベルが異なる場合は、予期しない不具合が発生することがあります。

マイクロホン設定

ソフトウェアの概要

Designerを使用して、管理者と技術者は以下のコントロールができます。

カバー範囲:ローブの幅と位置を調節、テンプレートの選択、プリセットの保存と読み込み、ライトバー設定のカスタマイズ、自動セットアップを行います。

チャンネル:チャンネルレベルの調整とモニター、チャンネルのミュートとチャンネルグループ、オートミックスの設定、イコライザーの設定を行います。

設定:ネットワークIP設定、デバイス名、パスワード、言語、ファームウェアの識別、およびデバイスのリセットをコントロールします。

ソフトウェアワークフローの基礎

各ローブは、独立したマイクロホンと考えてください。テーブル上に8つのマイクロホンがある場合、それぞれは物理的に座席配置に応じて移動でき、ミキサーに接続されて独立したゲインとチャンネルコントロールが行われます。Microflex Advanceシーリングアレイマイクロホンでは、Designerにより物理的なカバー範囲と音声チャンネル設定をコントロールし、ユーザープリセットを用いて構成を素早く切り替えることができます。各ローブは、座席配置に応じて移動でき、3種類の幅設定によりカバーエリアサイズを変更することができます。独立したミキサーチャンネルとして、各ローブのレベルとオーディオプロパティをコントロールします。

各ローブはグラフィカルに表示され、ドラッグして任意の位置に移動できます。対応するミキサーチャンネルで、各ローブのオーディオ設定をコントロールします。

MXA910のマイクロホン収音範囲の設定

MXA910を設定するには、以下のステップに従ってください。

デバイスプロパティを設定する

デバイスを選択し、プロパティを設定します。

  1. デバイスの高さ(床とマイクロホンの間の距離)の値を入力します。既定では、デバイスの高さは天井の高さと一致しますが、個別に調整することもできます。
  2. レイアウトに合わせてデバイスを移動したり回転させたりします。

マイクロホン収音範囲を配置する

  1. ワークスペースの上にある[チャンネルを追加する]をクリックして、チャンネルを追加します。
  2. 発言者の高さを、チャンネルを選択してからプロパティに値を入力します。これにより正確な向きとなります。
  3. チャンネルを移動して適切なエリアをカバーします。
    • チャンネルは個々に選択可能で、最大許容範囲エリア内であれば、どこへでも移動することができます。許容範囲外に出ると、ローブは赤くなり、直前の許容範囲へ戻ります。
    • チャンネルをドラッグし、微調整して配置します。デバイスとワークスペースの0,0に対する距離の値は、[プロパティ]パネルで計算されます。
    • グリッドを使用して正確な位置を測ります。

チャンネルの幅を調整する

独立した幅コントロールにより、いくつかのチャンネルでは個々の発言者(狭幅)を収音し、他のチャンネルでは複数の発言者(広幅)をカバーすることが可能です。

チャンネル幅を変更するには:

  1. チャンネルを選択します
  2. プルダウンメニューで幅の設定を選択します。幅はローブの位置と、入力されたデバイスと発言者の高さに基づいて計算されて表示されます。

幅の設定:

  • 狭幅(35°)
  • 中間(45°)
  • 広幅(55°)

テーブルの上6フィートの位置にマイクロホンがある場合の3つの設定のチャンネル幅

自動配置を使用する

自動配置]を使用して、選択したチャンネルのローブを正しく配置できます。

  1. チャンネルを選択します。
  2. 自動配置をクリックします。
  3. 正しいチャンネルが選択され、発言者の高さが指定されていることを確認します。
  4. リスニング]をクリックします。Designer がチャンネルの正しい位置と幅をリッスンし、決定します。
  5. Designer が正しい位置と幅を決定すると、確認ダイアログが表示されます。

レベルの調整

Microflex上のゲインレベル 全ての座席配置構成での最適ゲイン構造を得るためには、Advance マイクロホンでのゲインレベルは保存されている各収音プリセットに対し設定されなければなりません。パフォーマンスを最大限に高めるには、オートミックス設定に変更を加える前に、必ずレベルを調整します。

  1. 通常のスピーチ音量により、各カバー範囲についてレベルチェックを実施します。 メーターのピークが-20 dBFS程度になるようにフェーダーを調整してください。
  2. イコライザー設定を調整し、音声の了解度を最適化してノイズ(空調システムにより生じる低周波数の雑音など)を最小にします。
  3. イコライザー設定によりレベルが大幅に増減する場合は、ステップ1に従って必要なレベル調整を行います。

チャンネルとIntelliMixゲインフェーダーを使用する場合

別々の目的に利用できる二つの異なるゲインフェーダーがあります:

チャンネルゲイン(ゲート前)

調整するには チャンネル. を開いてください。これらのフェーダーはオートミキサーに届く前のチャネルのゲインに影響を与えますので、オートミキサーのゲーティング判定に影響します。ここでゲインを高めることはローブの音源に対する感度を上げてゲートをオンにする可能性が高くなります。ゲインを下げるのはローブの感度を下げてゲートがオンになる確率を下げます。オートミキサーを使用せず各チャンネルに直接出力のみを使用する場合はこのゲインフェーダーの使用だけが必要です。

IntelliMixゲイン(ゲート後)

調整するには次を開いてください。 構成 > IntelliMix. これらのフェーダーはローブがゲートオンになってからのチャンネルのゲインを調整します。ここでゲインを調整ることはAutomixerのゲーティング判定に 影響しません。Automixerの挙動に満足している場合にのみ話者のゲインを調整するためにこれらのフェーダーを使ってください。

パラメトリックイコライザー(PEQ)

パラメトリックイコライザーで周波数特性を調整し、音質を最大限に高めます。

イコライザーの一般的用途:

  • スピーチの了解度の改善
  • 空調システムやビデオプロジェクターからの雑音の低減
  • 部屋の不規則性を軽減
  • PAシステムの周波数特性の調整

全てのEQフィルターをオフにするにはすべてのEQをバイパスを選択してください。

システムを構成するためにShure Designerソフトウェアを使用している場合、このトピックの詳細については、Designerのヘルプセクションを確認してください。

フィルターパラメーター設定

周波数特性グラフのアイコンを操作するか、数値を入力してフィルター設定を調整します。フィルターの横にあるチェックボックスでフィルターを無効にできます。

フィルターの種類

一番最初と最後の帯域のみフィルタータイプが選択できます。

パラメトリック:カスタマイズ可能な周波数範囲内の信号を減衰またはブーストします

ローカット:選択した周波数以下の音声信号をロールオフします

ローシェルフ:選択した周波数以下の音声信号を減衰またはブーストします

ハイカット:選択した周波数以上の音声信号をロールオフします

ハイシェルフ:選択した周波数以上の音声信号を減衰またはブーストします

周波数

カット/ブーストするフィルターの中心周波数を選択します

ゲイン

フィルターのレベルを調整します(+/- 30 dB)

Q

フィルターの影響を受ける周波数範囲を調整します。この値が大きくなるにつれ、帯域幅は狭くなります。

フィルターの影響を受ける周波数範囲を調整します。値はオクターブで表されます。

注:Qおよび幅のパラメーターは、同じ形で等化曲線に影響を及ぼします。相違点は、値の表示方法のみです。

Export Equalizerチャンネル設定をコピー、ペースト、インポートおよびエクスポートする

これらの機能を使用すると、前のインストールから有効なイコライザー設定を使用することが簡単になったり、設定時間を短縮できたりします。

コピーおよびペースト

複数のチャンネルすべてに対して、同じPEQ設定を適用するのに使用します。

  1. PEQスクリーンでプルダウンメニューからチャンネルを選択します。
  2. コピーを選択します
  3. プルダウンメニューで、PEQ設定に適用するチャンネルを選択してから [Paste] を選択します。

インポートおよびエクスポート

コンピューター上のファイルからPEQ設定を保存して読み込むのに使用します。これは、システムのインストールに使用するコンピューター上に再使用可能な設定のライブラリを作成するのに役立ちます。

エクスポート

PEQ設定を保存するチャンネルを選択し、ファイルにエクスポートを選択します。

インポート

PEQ設定を読み込むチャンネルを選択し、ファイルからインポートを選択します。

チャンネルやオートミックスイコライザーを使用する場合

音声の明瞭度を改善するための高域ブーストといったシステム全体の変更にはオートミックスEQを用います。特定のチャンネルを調整するにはチャンネルEQを使用します。例えば、あるチャンネルだけで拾われている不必要な雑音を低減する場合に用います。

イコライザーの用途

会議室の音響は部屋の大きさ、形、建築材料に左右されます。以下の表のガイドラインを使用してください。

EQ用途 推奨設定
音声了解度改善のための高域ブースト ハイシェルフフィルターを加えて、1 kHzよりも3~6 dB程度高めます。
空調雑音の低減 ローカットフィルターを加えて、200 Hz以下の周波数を減衰させます。
フラッターエコーおよびシビランスの低減 部屋を「煽る」特定の周波数範囲を特定します:
  1. Q値を狭く設定します。
  2. ゲインを+10から+15 dB間まで増加させた上で1 kHzから6 kHz間の周波数を試すと、フラッターエコーやシビランスの範囲を特定できます。
  3. 特定された周波数のゲインを下げ(-3から-6 dBの間でスタート)、不要な部屋の雑音を最小にします。
部屋の反響や共鳴音を低減します 部屋を「煽る」特定の周波数範囲を特定します:
  1. Q値を狭く設定します。
  2. ゲインを+10から+15 dB間まで増加させた上で300 Hzから900 Hz間の周波数を試すと、共鳴周波数を特定できます。
  3. 特定された周波数のゲインを下げ(-3から-6 dBの間でスタート)、不要な部屋の雑音を最小にします。

EQ曲線

すべてのチャンネルにEQ変更を迅速に適用するには内蔵のEQ曲線を使用してください。EQ曲線はチャンネル毎のEQ設定とは異なります。EQ曲線とチャンネル毎のEQには累積的な効果があります。つまり、EQ変更は相互の最上位に積み重ねられます。

曲線を有効にするには、ウェブアプリケーションを開き、デバイスのオプションセクションで曲線を選択します。

オフ:現在有効になっているEQ曲線をオフにします

ハイパス(デフォルト):300 Hz低周波数カットフィルター

ローシェルフ:960 Hz, -10dBローシェルフフィルター

マルチバンド:200 Hz低周波数カットフィルター、パラメトリック450 Hz、-10dB、2.87 Q、½オクターブパラメトリック、900 Hz、-10dB、2.87 Q、½オクターブパラメトリック

EQ曲線またはチャンネルEQ設定を素早くバイパスするには すべてのEQをバイパス をクリックしてください。

ベストプラクティス

  • EQ変更を行う時には音を聞きながらシステムをテストして、目的の部屋に正しく動作することを確認してください。
  • P300オーディオ会議プロセサーと一緒に使う場合は、マイクロホンのチャンネルEQとEQ曲線をオフにしてください。EQ調整を行うにはP300を使ってください。

カスタムプリセット

プリセットを使用すると設定のすばやい保存や呼び出しができます。様々な座席配置に合わせて、各デバイスには最大10種類のプリセットを保存できます。プリセットには、デバイス名、IP設定、およびパスワードを除き、すべてのデバイス設定が保存されます。新しい設置へのプリセットのインポートとエクスポートを行うことにより、時間を節約し、ワークフローを改善することができます。プリセットが選択されている場合、プリセットメニューの上に名前が表示されます。変更が行われると、名前の横にアスタリスク (*) が表示されます。

注:工場出荷時設定に戻すには、デフォルト設定プリセットを使用します(デバイス名、IP Settings、およびPasswordsを除く)。

次のプリセットメニューを開いて、プリセットオプションを表示します:

プリセットとして保存: デバイスへの設定を保存します
プリセットをロード: デバイスから設定を開きます
ファイルからインポート: コンピュータからプリセットファイルをデバイスにダウンロードします。ファイルは、ブラウザを介して選択するか、インポートウィンドウにドラッグすることができます。
ファイルにエクスポート: デバイスのプリセットをコンピュータに保存します

ミュートおよびフェーダーグループ

ミュートグループまたはフェーダーグループにチャンネルを追加すると、対応するコントロールはすべてリンクされます。例えば、チャンネル1、2、3をミュートグループに追加すると、それらのチャンネルのいずれかをミュートするとグループ化されたすべてのチャンネルがミュートされます。

システムを構成するためにShure Designerソフトウェアを使用している場合、このトピックの詳細については、Designerのヘルプセクションを確認してください。

AES67

AES67はさまざまなIP音声技術を使用するハードウェアコンポーネント間の通信を可能にするネットワーク音声標準です。このShureデバイスはAES67をサポートし、ライブ音声、統合設置およびブロードキャスト用のネットワークシステム内での互換性を向上させます。

次の情報は、AES67信号の送受信に不可欠なものです。

  • Dante Controllerソフトウェアを最新バージョンにアップデートして、AES67の [Configuration] タブが表示されることを確認してください。
  • Shureデバイスのウェブアプリケーションで暗号化の有効/無効を切り替える前に、Dante ControllerからAES67を無効にする必要があります。
  • 送信機と受信機が両方ともDanteに対応している場合、AES67は利用できません。
    Shure製デバイスの対応状況: デバイス2の対応状況: AES67の対応状況
    DanteとAES67 DanteとAES67 Dante以外には未対応。
    DanteとAES67 Danteを使用しないAES67。他のオーディオネットワーキングプロトコルは使用できます。 対応。

個別のDanteとAES67フローは同時に操作できます。フローの総数は、デバイスのフロー上限によって決定されます。

Shureデバイスからの音声送信

すべてのAES67設定は、Dante Controllerソフトウェアで管理されます。詳細については、『Dante Controllerユーザーガイド』を参照してください。

  1. Dante ControllerでShure送信機を開きます。
  2. AES67を有効にします。
  3. Shureデバイスを再起動します。
  4. Dante Controllerユーザーガイドの指示に従って、AES67フローを作成します。

異なる音声ネットワークプロトコルを使ってデバイスから音声を受信する

サードパーティ製デバイスの場合:ハードウェアがSAPに対応している場合、デバイスが使用しているルーティングソフトウェアでフローが識別されます。SAPに未対応の場合、AES67フローを受け取るには、AES67セッションのIDとIPアドレスが必要となります。

Shureデバイスの場合:送信デバイスがSAPに対応している必要があります。Dante Controllerで、送信機(IPアドレスで表示される)は、他のDanteデバイスと同様にルーティングできます。

暗号化

音声は、Advanced Encryption Standard(AES-256)を使用して暗号化されており、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)の公表文献FIPS-197で規定されています。暗号化をサポートするShureデバイスでは、接続のためにパスフレーズを入力する必要があります。サードパーティデバイスでは暗号化がサポートされていません。

暗号化を有効にするには:

  1. 設定メニューを開いて、概要タブを選択します。
  2. Enable Encryptionを選択します。
  3. パスフレーズを入力します。すべてのデバイスは同じパフフレーズを使って暗号化された接続を確立する必要があります。

重要:暗号化を有効にするには:

  • ネットワーク上のShureデバイスはすべて、暗号化を使用する必要があります。
  • Dante ControllerのAES67を無効にします。AES67とAES-256を同時に使用することはできません。

システムを構成するためにShure Designerソフトウェアを使用している場合、このトピックの詳細については、Designerのヘルプセクションを確認してください。

オートミックス

オートミックスチャンネル

このチャンネルは全ての選択されたチャンネルからのオーディオをミックスして便利な一つの出力を提供します。オートミックスチャンネル設定を調整するには IntelliMix タブを選択してください。全ての IntelliMix DSPブロックはオートミックスチャンネルに適用出来ます。

オートミックスチャンネルを使うには次を行ってください:

  1. Mixへ送るは全てのチャンネルに対して選択されます(青色)。特定なチャンネルをオートミックスチャンネルから除外して独立した直接出力として扱うにはMixへ送るの選択を解除してください(灰色)。
  2. オートミックスチャンネルを Danteコントローラーで希望の出力にルートしてください。

オートミックスモード

ゲーティング

ゲーティングモードでは、高速動作のシームレスなチャンネルゲーティングと一定の周囲音レベルを提供します。このモードでのオフアッテネーションは、オープンチャンネルの数にかかわらず、各チャンネルで-20 dBに固定されています。

ゲインシェアリング

ゲイン共有モードはオープンチャンネルとクローズチャンネルの間でシステムのゲインをダイナミックに調整します。システムゲインは1つのオープンチャンネルと等しくなるよう、チャンネル間でゲインを分配して一定に保たれます。可変ゲインストラクチャはチャンネル数が多い場合のノイズの低減に有効です。使用されるチャンネルが少ない場合は、オフアッテネーションを低くすることにより、透明度の高いゲーティングが得られます。

マニュアル

マニュアルモードではすべてのアクティブなトラックを足し合わせ、サミングされた信号を1つのDante出力に送ります。これによりオートミックスを有効にすることなく、拡声や録音用の各信号をルーティングするオプションを提供します。標準モニタリングビューのフェーダー設定がサミング出力に適用されます。

オートミックスの設定

ラストマイクをオンのままにする

最後に使用されたマイクロホンのチャンネルをアクティブのままにします。この機能は、信号に自然な部屋の音を維持することで、音声信号が途切れていないことをファーエンドの参加者が知ることができます。

ゲート感度

ゲートが開くスレッショルドレベルを変更します。

オフアッテネーション

チャンネルがアクティブでない時の信号の減衰レベルを設定します。

ホールド時間

レベルがゲートスレッショルドを下回った後で、チャンネルが開いたままとなる時間を設定します。

最大オープンチャンネル数

同時にアクティブになる最大チャンネル数を設定します。

優先度

選択した場合は、最大オープンチャンネル数に関係なく、このチャンネルのゲートがアクティブになります。

常にオン

これを選択すると、このチャンネルは常にアクティブになります。

Send to Mix

これが選択された場合は、チャンネルをオートミックスチャンネルに送ります。

ソロ

その他のチャンネルを全てミュートします。

オートミックスゲインメーター

これが有効になっている場合はゲインメータをリアルタイムでのオートミックスゲーティングを表示するように変更します。ゲートを開くチャンネルはゲートが閉じた(減衰された)チャンネルよりミックスでの高いゲインを表示します。

オートミックスモード(ファームウェア<4.xのみ)

クラシック

クラシックモードはShure SCM820オートミキサーを再現します(デフォルト設定)。高速動作、シームレスチャンネルゲーティング、一定の周囲音レベルのオートミキサーとして知られています。このモードでのオフアッテネーションは、オープンチャンネルの数にかかわらず、各チャンネル-20 dBに固定されています。

スムーズ

スムーズモードでは、オープンチャンネルの数に応じて各チャンネルのオフアッテネーション設定が変わります。可変ゲインストラクチャは、チャンネル数が多い場合のノイズの低減に有効です。使用されるチャンネルが少ない場合は、オフアッテネーションを低くすることにより、透明度の高いゲーティングが得られます。

動作チャンネルの数 オフアッテネーション(dB)
2 -5
3 -8
4 -10
5 -12
6 -13
7 -14
8 -15

カスタム

カスタムモードでは、すべてのオートミックスパラメーターをコントロールできます。このモードは、特定のアプリケーションに合わせるために、プリセットモードのいずれかを調整する必要がある場合に役に立ちます。スムーズモードまたはクラシックモードでパラメーターを変更すると、自動的にカスタムモードとなります。

手動

マニュアルモードではすべてのアクティブなトラックを足し合わせ、サミングされた信号を1つのDante出力に送ります。これにより、オートミックスを有効にすることなく、拡声や録音用の信号をルーティングするオプションを提供します。標準モニタリングビューのフェーダー設定がサミング出力に適用されます。

IntelliMix DSP

このデバイスはオートミックスチャンネル出力に適用できる IntelliMixデジタル信号処理ブロックを含んでいます。DSPブロックには以下が含まれます。

  • アコースティックエコーキャンセル機能(AEC)
  • 自動ゲインコントロール(AGC)
  • ノイズ低減
  • コンプレッサ
  • 遅延

DSPブロックにアクセスするには IntelliMix タブを選択します。選択されたDSPブロックは色で表示されます。

IntelliMixをバイパスする を選択すると次のDSPブロックはバイパスされます:AEC、AGC、ノイズ低減、コンプレッサ、及び遅延。

DSPベストプラクティス

  • DSPブロックを必要がある時飲み有効にしてください。DSP無しでご自分のシステムをテストしてから、聴いているオーディオ信号に何か問題がある時それを解決するために必要な処理を追加してください。
  • ビデオはオーディオより遅れていない限り遅延をオフにしてください。
  • オートミキサーはチャンネルのゲートをオン又はオフにすることにDSPブロックは影響を持たない。

アコースティックエコーキャンセラー(AEC)

オーディオ会議ではファーエンドの話者はニアエンドのマイクロホンがスピーカーからのオーディオをキャッチすることで自分お声のエコーを聞く場合があります。アコスティックエコーキャンセル機能(AEC)はDSPアルゴリズムでファーエンドの信号を識別してそれをマイクロホンがキャプチャーすることを止めて明瞭で途切れの無い音声を出力します。会議通話の場合はファーエンドのオーディオが存在する限り作動し処理を最適化します。

出来る場合は、次のヒントを使ってアコスティック環境を最適化してください。

  • スピーカがマイクロホンに直接向くのを避けてください。
  • スピーカーのボリュームを下げてください。
  • スピーカーをマイクロホンから遠くに配置してください。

AECに基準信号をルーティングする方法

AECを適用するには、ファーエンドの基準信号をReference InチャンネルにDanteコントローラーを使って入力してください。ご自分のアンプにできるだけ近いリファレンス信号を使用します。

AEC設定

リファレンスメーター

リファレンスメーターを使用すると、リファレンス信号が存在することを視覚的に確認できます。

ERLE

ERLE (Echo Return Loss Enhancement)では信号低減のdBレベル(エコーが排除される量)が表示されます。適正に接続すると、ERLEメーターの活動は通常、リファレンスメーターに一致します。

参照

どのチャンネルはDanteコントローラーでファーエンド基準信号となっているかを示します。

非線形処理

アコースティックエコーキャンセラーの主要なコンポーネントは適合フィルターです。非線形処理が適合フィルターを補足して、音響の異常や環境の変化によって生じた残存エコーを取り除きます。部屋で効果的な可能な限り最低の設定を使用してください。

低:音響がコントロールされ、エコーが最低限に抑えられている部屋で使用します。この設定は、最も自然な音声を提供します。

中:起点として典型的な部屋で使用します。エコーのアーチファクトが現れたら、「高」の設定を使用してみてください。

高:音響の悪い部屋、またはエコーの経路が頻繁に変わる状況で最大限のエコー低減を実現するために使用します。

ノイズリデューサー(NR)

ノイズリデューサーはプロジェクターや空調システム、その他の環境ノイズによって生じた信号のノイズの量を大幅に低減します。部屋のノイズフロアを計算し、最大限の透明度でスペクトラム全体を通してノイズを低減するダイナミックなプロセッサーです。

設定

ノイズリデューサーの設定(低、中、高)は、dBでの低減量を示します。室内のノイズを効果的に下げられる、可能な限り最低の設定を使用してください。

オートマチックゲインコントロール(AGC)

自動ゲインコントロールは、あらゆるシナリオで話者全員の音量を一貫させるためにチャンネルレベルを調整します。より静かな音声の場合はゲインが増え、大きな音声では信号を弱めます。

話者とマイクロホンの間の距離が変動するチャンネルや多くの異なる人々が会議システムを使用している部屋ではAGCを有効にしてください。

自動ゲイン制御はゲート後に(オートミキサーの後に)行われ、オートミキサーはゲートをオン又はオフにすることに影響をもたない。

ターゲットレベル(dBFS

十分なヘッドルームを確保するため、最初は-37 dBFSを使用し、必要に応じて調整してください。これはRMS(平均)レベルを示し、クリッピングを避けるため、ピークレベルに従って入力フェーダーを設定する場合とは異なります。

最大ブースト(dB

適用可能な最大限のゲインを設定します

最大カット(dB

適用可能な最大限の減衰を設定します

ヒント:ブースト/カットメーターを使用し、信号から増減されたゲインの量を監視してください。このメーターが常に最大ブーストまたはカットレベルに達している場合は、信号がターゲットレベルに近くなるよう入力フェーダーを調整することを検討してください。

Delay

Use delay to synchronize audio and video. When a video system introduces latency (where you hear someone speak, and their mouth moves later), add delay to align audio and video.

Delay is measured in milliseconds. If there is a significant difference between audio and video, start by using larger intervals of delay time (500-1000 ms). When the audio and video are slightly out of sync, use smaller intervals to fine-tune.

Compressor

Use the compressor to control the dynamic range of the selected signal.

Threshold

When the audio signal exceeds the threshold value, the level is attenuated to prevent unwanted spikes in the output signal. The amount of attenuation is determined by the ratio value. Perform a soundcheck and set the threshold 3-6 dB above average talker levels, so the compressor only attenuates unexpected loud sounds.

Ratio

The ratio controls how much the signal is attenuated when it exceeds the threshold value. Higher ratios provide stronger attenuation. A lower ratio of 2:1 means that for every 2 dB the signal exceeds the threshold, the output signal will only exceed the threshold by 1 dB. A higher ratio of 10:1 means a loud sound that exceeds the threshold by 10 dB will only exceed the threshold by 1 dB, effectively reducing the signal by 9 dB.

ネットワーキングおよびDante

デジタルオーディオネットワーク

Danteデジタルオーディオは標準イーサネットで伝送され、標準インターネットプロトコルで動作します。Danteは低レイテンシー、タイトクロック同期、QoSを備え、各種Danteデバイスに信頼性の高い音声トランスポートを行います。DanteオーディオはITやコントロールデータと同じネットワークに安全に共存することができ、あるいは専用ネットワークを使用するように構成することもできます。

Danteネットワークの推奨スイッチ

基本のネットワーク要件に加え、Danteオーディオネットワークは以下の機能を備えたギガビットネットワークスイッチまたはルーターを使用する必要があります:

  • ギガビットポート
  • 4キューのクオリティ・オブ・サービス(QoS)
  • Diffserv (DSCP) QoS、厳格な優先順位
  • 推奨:各ネットワークリンクの動作について、詳細な情報を提供するマネージドスイッチ(ポート速度、エラーカウンター、使用帯域幅)

ケーブル要件

必ずCat5Eケーブル、またはより高品位のケーブルを使用します。

QoS (Quality of Service) 設定

QoS設定によりネットワーク上の特定のデータパケットを優先させることで、負荷の大きい大規模ネットワークにおいて信頼性の高い音声配信を確保します。この機能は、多くのマネージドネットワークスイッチに備わっています。必須ではありませんが、QoS設定をすることをお勧めします。

注:サービスの中断を避けるため、変更はネットワーク管理者に依頼してください。

QoS値を割り当てるには、スイッチインタフェースを開き、次の表を使用してDanteに関連づけられているキュー値を割り当てます。

  • タイムクリティカルなPTPイベント用に可能な限り高い値(例として4として表示)を割り当てます。
  • 残りのパケットに低優先度の値を使用します。
Dante QoS優先度値
優先度 用途 DSCPラベル 16進数 10進数 2進数
高 (4) タイムクリティカルPTPイベント CS7 0x38 56 111000
中 (3) オーディオ、PTP EF 0x2E 46 101110
低 (2) (予約済み) CS1 0x08 8 001000
なし (1) その他のトラフィック BestEffort 0x00 0 000000

注:スイッチの管理はメーカーやスイッチタイプによって異なることがあります。個々の設定の詳細については、メーカーの製品ガイドを参照してください。

Danteの要件およびネットワークについては、www.audinate.comを参照してください。

ネットワーク用語集

PTP(高精度時間プロトコル):ネットワーク上のクロックを同期するために使用されます

DSCP(DSコードポイント):レイヤー3のQoS優先度付けに使用される標準の識別方法です

ネットワーク

ネットワークの最善な構築例

信頼性の高い通信を確立するために、ネットワーク設定時は以下の構築例を参照してください:

  • 各コンポーネントをネットワークスイッチまたはルーターに直接接続し、常に「スター」ネットワークトポロジーを用います。
  • すべてのShureネットワークデバイスを同じネットワークに接続し、同じサブネットに設定します。これは、デバイスのウェブアプリケーションを開くためにも必要です。
  • 別のネットワーク上のデバイス間で音声をやり取りするには、オーディオプロセッサーまたは会議ソフトウェアが必要です。ネットワークのセットアップ情報と構成の例については、システムプランニングおよび機器要件の項目を参照してください。
  • ネットワークごとにDHCPサーバーを1台だけ使用します。それ以外のDHCPサーバー機能は無効にします。
  • MXAを起動する前に、スイッチとDHCPサーバーの電源をオンにします。
  • ネットワークを拡張するには、スタートポロジーで複数のイーサネットスイッチを使用します。
  • すべてのデバイスのファームウェアは、同じバージョンレベルでなければなりません。

ネットワークオーディオとShureコントロール

MicroflexAdvanceはネットワーク上で2種類のデータを伝送します:Shureコントロールとネットワークオーディオです。

Shureコントロール

Shureコントロールは、コントロールソフトウェアの動作、ファームウェアのアップデート、およびサードパーティのコントロールシステム(AMX、Crestron)のデータをやり取りします。

ネットワークオーディオ

このネットワークは、DanteデジタルオーディオとDanteコントローラーのコントロールデータの両方をやり取りします。ネットワークオーディオの動作には、有線方式のギガビットEthernet接続が必要です。

デバイスのIP設定

IP設定

選択したネットワークインターフェースのIPモードを設定します:

  • 自動(DHCP):IPアドレスを自動的に割り当てます。
  • 手動(静的):静的IPアドレス用。

IP設定

各ネットワークインターフェースのIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを表示し編集します。

MACアドレス

ネットワークインターフェースの固有の識別番号。

IP設定の構成

IP設定はウェブアプリケーションまたはShure Designerソフトウェアを通じて管理します。初期設定では、自動(DHCP)モードに設定されています。DHCPモードでは、デバイスはDHCPサーバーからIP設定を受け取り、またはDHCPがない場合には自動的にリンクローカル設定へフォールバックします。また、IPアドレスは手動で設定することもできます。

IPプロパティを設定するには、以下のステップに従ってください。

  1. ウェブアプリケーションまたはShure Designerソフトウェアを開きます。Designerで、デバイスの設定ウィンドウを開きます。
  2. 設定タブに移動し、ネットワークを選択します。
  3. オート (自動)またはマニュアル (手動)を選択します。オート (自動)を使用した場合、アドレスは自動的に割り当てられます。マニュアル (手動)セットアップについては、手動設定に関する説明に従ってください。

静的IPアドレスを手動で割り当てる

IPアドレスを手動で割り当てるには、次の手順に従います。

  1. ウェブアプリケーションまたはShure Designerソフトウェアを開きます。Designerで、デバイスの設定ウィンドウを開きます。
  2. 設定タブに移動し、ネットワークを選択します。
  3. マニュアル (手動)としてIP設定を選択します。
  4. IP設定を入力します。

レイテンシーを設定する

レイテンシーとは、デバイスの出力へとシステム内を移動する信号が要する時間量です。デバイスとチャンネル間のレイテンシー時間の変化に対応するため、Danteにはレイテンシー設定が選択できるようになっています。同じ設定を選択した場合、ネットワーク上のすべてのDanteデバイスは確実に同期できます。

これらのレイテンシー値を出発点として使用してください。設定で使用する正確なレイテンシーを決定するには、設定を割り当て、Danteオーディオをデバイス間で送信し、AudinateのDanteコントローラーソフトウェアを使用してシステムの実際のレイテンシーを測定します。続いて、利用できる最も近いレイテンシー設定に端数を切り上げて、それを使用します。

レイテンシーの設定を変更するには、AudinateのDanteコントローラーソフトウェアを使用します。

レイテンシーの推奨

レイテンシーの設定 スイッチの最大数
0.25 ms 3
0.5 ms(初期設定) 5
1 ms 10
2 ms 10+

Wi-Fiでコントロールソフトウェアを動作

Wi-Fi経由でウェブアプリケーションを操作する場合に最善のパフォーマンスを得るにはワイヤレスルーターを正しくセットアップすることが重要です。システムではマルチキャストに依存するいくつかの標準ベースのプロトコルを採用しています。Wi-Fiは下位互換性のため、ブロードキャストとマルチキャストパケットを一般的なパケットとは区別して扱います。場合によっては、Wi-Fiのルーターがマルチキャストパケットの転送率をウェブアプリケーションが正常に動作するには遅すぎる値に制限してしまいます。

Wi-Fiのルーターは通常、802.11b、802.11a/g、802.11nスタンダードをサポートしています。初期設定では、多くのWi-Fiルーターは従来の802.11bデバイスがネットワーク上で動作できるように設定されています。この設定ではこれらのルーターは自動的にマルチキャストデータレート(または、「基本レート」や「管理レート」と呼ばれることもあります)を1~2Mbpsに制限します。

注:Wi-Fi接続はコントロールソフトウェアにのみ使用できます。ネットワークオーディオは、Wi-Fiでは通信できません。

ヒント:大きなワイヤレスでのマイクロホン構成用としては適切な帯域幅を提供するためにマルチキャスト送信レートを上げることを推奨します。

重要:最高のパフォーマンスのためにはマルチキャストレートを1~2 Mbpsに制限しないWi-Fiルーターを使用します。

Shureは以下のWi-Fiルーターメーカーを推奨します:

  • Cisco
  • Linksys
  • Apple

パケットブリッジ

パケットブリッジを使用すると、外部のコントローラーがShureデバイスのコントロールインターフェイスからIP情報を取得できます。パケットブリッジにアクセスするには、ShureデバイスのDanteインターフェイスで、外部コントローラーがクエリーパケットをunicast UDP*からport 2203に送信する必要があります。

  1. 最小1ペイロードでUDPパケットを送信します。

    注:最大許容ペイロードは140バイトです。どのようなコンテンツでも許可されます。

  2. Shureデバイスは、クエリーパケットの送信元ポートと同じ送信先UDPポートを使って、ユニキャストUDP上でコントローラーに応答パケットを送信します。応答パケットのペイロードは次の形式を取ります:
    バイト コンテンツ
    0~3 IPアドレス(ネットワーク順で32ビット符号なし整数型)
    4~7 サブネットマスク(ネットワーク順で32ビット符号なし整数型)
    8~13 MACアドレス、6バイトのアレイ

    注:通常のネットワーク上では、Shureデバイスは1秒以内に応答します。応答がない場合、送信先IPアドレスとポート番号を確認してからクエリーを再送してください。

*UDP: ユーザー・データグラム・プロトコル

IPポートとプロトコル

Shureコントロール
ポート TCP/UDP プロトコル ノート 工場出荷時設定
21 tcp FTP ファームウェアの更新に必要(その他のときはクローズ) クローズ
22 tcp SSH 非サポート クローズ
23 tcp Telnet 標準コンソールインターフェース クローズ
68 udp DHCP ダイナミックホスト設定プロトコル オープン
80* tcp HTTP 埋め込みウェブサーバーの起動に必要 オープン
427 tcp/udp SLP デバイス間通信に必要 オープン
443 tcp HTTPS 非サポート クローズ
161 tcp SNMP 非サポート クローズ
162 tcp SNMP 非サポート クローズ
2202 tcp ASCII サードパーティコントロール文字列に必要 オープン
5353 udp mDNS デバイスディスカバリーに必要 オープン
5568 udp SDT デバイス間通信に必要 オープン
8023 tcp Telnet デバッグコンソールインターフェース パスワード
8180* tcp HTML ウェブアプリケーションに必要 オープン
8427 udp Multicast SLP デバイス間通信に必要 オープン
64000 tcp Telnet Shureファームウェアの更新に必要 オープン
Danteオーディオおよびコントローラー
ポート TCP/UDP プロトコル ノート
162 udp SNMP Danteが使用
[319~320]* udp PTP Danteクロッキング
2203 udp カスタム パケットブリッジに必要
4321、14336~14600 udp Dante Danteオーディオ
[4440、4444、4455]* udp Dante Danteオーディオルーティング
5353 udp mDNS Danteが使用
[8700~8706、8800]* udp Dante Danteコントロールおよびモニタリング
8751 udp Dante Danteコントローラー
16000~65536 udp Dante Danteが使用

* これらのポートは、PCまたはコントロールシステム上でファイアウォールを通ってデバイスにアクセスできるようオープンにされている必要があります。

これらのプロトコルにはマルチキャストが必要です。お使いのネットワークにマルチキャストが正しく設定されていることを確認してください。

エコーリダクション(ファームウェア<4.xのみ)

電話会議では、マイクロホンがスピーカーからのファーエンドの音声を捉えてしまい、発言者に自分の声がエコーのように聴こえることがあります。

エコー低減機能は、ファーエンドの信号がマイクロホンを作動させるのを防ぎます。エコー低減機能は、チャンネル毎のDSPエコーキャンセレーションを導入する予算が得られない場合に最適で、シングルチャンネルのエコーキャンセラーに対応するコンピューターまたはビデオコーデックに直接接続したとき高い効果が得られます。

動作原理

ファーエンドからのエコーリファレンス信号をDanteコントローラーソフトウェアによりマイクロホンのIntellimix処理アルゴリズムにルーティングします。プロセッサーはこの信号を用いて、マイクロホンがゲートを開きスピーカーからの音声を捉えてしまうことを防ぎます。

エコー低減の有効化

  1. Dante Controllerソフトウェアを使用し、ファーエンドからの音声信号をMXA910のエコーリダクションReference Inチャンネルにルーティングします。
  2. MXA910ウェブアプリケーションで、構成> オートミックスに入ります。
  3. プルダウンメニューで強度設定を選択し、echo reductionを有効にします。ソフト、ミディアム、そしてハード設定によりファーエンドの減衰が起こり、リファレンスチャンネルにゲインを加えて、確実に適切なゲーティングを行います。注:echo reductionを有効にすると、オフ減衰設定は-56 dBに変更され、ラストマイクロホンをオンのままにする設定は[オフ]に設定されます。

サードパーティ製のコントロールシステムの使用

このデバイスはネットワークからロジックコマンドを受け取ります。Webアプリケーションを介してコントロールされる多くのパラメーターは、適切なコマンド文字列を使用することで、サードパーティ製のコントロールシステムを介してコントロールすることができます。

一般的な用例:

  • ミュート
  • LEDの色および動作
  • プリセットの読み込み
  • レベルの調整

コマンド文字列の完全なリストについては、デバイスのヘルプまたは次のリンクをご覧ください。

トラブルシューティング

問題 解決策
Google Chromeブラウザでソフトウェアの遅延が生じる 問題はブラウザに関連しています。Chromeでハードウェアアクセラレーションオプションをオフにします。
音がこもったり、うつろに響いたりする
  • ローブが目的のエリアに向けられていることを確認します。
  • イコライザーを使用して、1つのチャンネルまたはオートミックスチャンネルでの周波数応答を調整します。適切な使用についてはイコライザーアプリケーションを参照してください。
マイクロホンがデバイス検出に表示されない
  • 確実にデバイスに電源が入っていることを確認します
  • PCと装置が同じネットワークにあり、同じサブネットに設定されていることを確かめます
  • デバイスに接続していない他のネットワークインターフェースをオフにします (WiFiを含む)
  • DHCPサーバーが作動しているかチェックしてください(該当する場合)
  • 必要な場合はデバイスをリセットします
音声が聞こえない、または音量が小さい/音に歪みがある
  • ケーブルを点検します
  • チャンネルがミュートされていないことを確認します
  • チャンネルが適切な方向を向いていることを確認します
  • フェーダーレベルの設定が低すぎないことを確認します
  • オートミキシングを使用している場合は、設定をチェックし、チャンネルのゲーティングが適切にオン/オフされていることを確認します
ライトが点灯しない 照度が無効になっているかどうか、またはライトバー設定がオフになっているかどうかチェックします。
自動配置で正しくない位置が特定される 話者が部屋の隅または壁のすぐ近くにいる場合は、位置特定の精度が音響反射によって干渉を受けることがあります。自動配置をもう一度お試しください。問題が解消されない場合は、手動配置が必要となることがあります。
マイクロホンの電源が入らない
  • ネットワークスイッチはパワーオーバーイーサネット(PoE)を供給する必要があります。そうでない場合は、PoEインジェクターを使用する必要があります
  • ネットワークケーブルと接続を点検します

重要な製品情報

本機器はプロのオーディオ用途用です。

注:このデバイスは公共のインターネットネットワークに直接接続されることを意図していません。

環境E2へのEMC適合:業務用および軽産業用。テストは、同梱および推奨のケーブル使用に基づきます。シールド(スクリーン)型以外のケーブルを使用した場合はEMC性能が低下します。

Shure社によって明示的に承認されていない変更または修正を加えると、この機器を操作する 権利が無効になります。

産業のカナダICES-003コンプライアンスレベル:CAN ICES-3 (B)/NMB-3(B)

FCCパート15Bの認証条項により認可。

電池、パッケージ、電子廃棄物については地域のリサイクル方法に従ってください。

Information to the user

This device complies with part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions:

  1. This device may not cause harmful interference.
  2. This device must accept any interference received, including interference that may cause undesired operation.

These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference in a residential installation. This equipment generates uses and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instructions, may cause harmful interference to radio communications. However, there is no guarantee that interference will not occur in a particular installation. If this equipment does cause harmful interference to radio or television reception, which can be determined by turning the equipment off and on, the user is encouraged to try to correct the interference by one or more of the following measures:

  • Reorient or relocate the receiving antenna.
  • Increase the separation between the equipment and the receiver.
  • Connect the equipment to an outlet on a circuit different from that to which the receiver is connected.
  • Consult the dealer or an experienced radio/TV technician for help.

CE適合宣言書は以下より入手可能です:www.shure.com/europe/compliance

ヨーロッパ認定代理店:

Shure Europe GmbH

ヨーロッパ、中東、アフリカ地域本部:

部門:EMEA承認

Jakob-Dieffenbacher-Str.12

75031 Eppingen, Germany

TEL:+49-7262-92 49 0

FAX:+49-7262-92 49 11 4

Eメール:info@shure.de

本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満たし、CEマークに適合しています。

CE適合宣言書はShure社またはShure社の欧州担当部より入手することができます。問い合わせ先についてはvisit www.shure.comを参照してください

仕様

全ての仕様は狭いローブ幅により測定されます。全ての幅の値は別に指定がない限りこれらの仕様より± 3 dBの範囲内にあります。

ローブ幅

調節式 狭い 35
中程度 45
広い 55

コネクターの種

RJ45

使用電源

パワーオーバーイーサネット(PoE), クラス0

消費電力

9W, 最大

質量

MXA910 5.1 kg (11.3 lb)

製品 寸法

MXA910xx 603.8 x 603.8 x 56.63 mm (23.77 x 23.77 x 2.23 インチ) 高さ×幅×奥行き
MXA910xx-60CM 593.8 x 593.8 x 56.63 mm (23.38 x 23.38 x 2.23 インチ) 高さ×幅×奥行き
A910-25MM 619.7 x 619.7  mm (24.4 x 24.4 インチ)

制御アプリケーション

HTML5ブラウザベース

プレミアム評価

Fyrewrap®防火ラップシステムが必要 (付属)

UL2043 (エアーハンドリングスペースに最適)

防塵

IEC 60529 IP5X 防塵性

動作温度範囲

−6.7°C (20°F)40°C (104°F)

保管温度範囲

−29°C (-20°F)74°C (165°F)

音声

周波数特性

18017,000 Hz

AES67 または Danteデジタル出力

チャンネル数 10 合計チャンネル数 (8 独立 送信チャンネル, 1 オート ミキシング 送信チャンネル, 1 AEC Reference Inチャンネル)
サンプリングレート 48 kHz
ビット深度 24

感度

@1 kHz

0.75 dBFS/Pa

最大SPL

0 dBFS過負荷と比較

93.25 dB SPL

S/N比

基準 94 dB SPL、1 kHz

83 dB A特性

遅延

Danteレイテンシーは含まず

6 ms

自己雑音

11  dB SPL-A

ダイナミックレンジ

82.25dB

組み込み デジタル信号処理

MXA910 ファームウェア4.x以降 オート ミキシング, アコースティックエコーキャンセル機能(AEC), ノイズ低減, 自動ゲインコントロール, コンプレッサー, 遅延, イコライザー (4バンドパラメトリック), ミュート, ゲイン (140dB 範囲)
MXA910 ファームウェア3.x以前 オート ミキシング, エコー低減, イコライザー (4バンドパラメトリック), ミュート, ゲイン (140dB 範囲)

Intelligibility Scale

カーディオイドグースネックマイクロホンと比較して同等の音響性能 (環境によって異なります)

カーディオイド 距離 次により乗算: 1.6

[1]1 Pa=94 dB SPL

ネットワーク

ケーブル要件

Cat 5e以上 (シールドケーブル推奨)

指向特性

指向特性は6フィート(1.83 m)の距離から軸上で直接計測されます。

周波数特性

周波数特性は6フィート(1.83 m)の距離から軸上で直接計測されます。

ローブの感度

ウェブアプリケーション上で、各チャンネルの青色のカバーエリアの端は、感度が-6 dBとなる場所を表します。ローブ感度の表示方法を理解することは、以下の点で役立ちます

  • ローブの追加やローブ幅の変更により、その空間が完全に収音範囲となるようにします。これにより、すべてのエリアで感度が6 dB以内に維持されます。ローブのわずかな重複には問題ありません。
  • オートミックスのパフォーマンスを最大化しノイズを低減するには、適切な間隔と分離を確保します。

1 kHz、軸上で測定

アクセサリー

オプション及び交換パーツ

ジャンクションボックスアクセサリー A910-JB
25 mm拡張機(60 cmモデルに適合、62.5 x 62.5 cm取り付け用) A910-25MM Adapter
MXA910ハードシーリングマウント A910-HCM
MXA910Wフレームおよびグリルアセンブリー RPM901
MXA910ALフレームおよびグリルアセンブリー RPM902
MXA910Bフレームおよびグリルアセンブリー RPM903
MXA910W-60CMフレームおよびグリルアセンブリー RPM904
MXA910AL-60CMフレームおよびグリルアセンブリー RPM905
MXA910B-60CMフレームおよびグリルアセンブリー RPM906

付属品

ラバーパッドセット 95A28365
ケーブル固定クリップ 95A29877