製品安全情報

安全のための重要注意事項

  1. この説明書をお読みください。
  2. この説明書を保管しておいてください。
  3. 警告事項すべてに留意してください。
  4. すべての指示に従ってください。
  5. この製品は水の近くで使用しないでください。
  6. 掃除は乾いた布でから拭きするだけにしてください。
  7. 通風口を塞がないようにしてください。十分な換気ができるよう余裕を持たせ、メーカーの指示に従って設置してください。
  8. 火、ラジエーターや暖房送風口、ストーブ、その他、熱を発生する機器 (アンプなど) の近くには設置しないでください。火が出る物を製品の上に置かないでください。
  9. 有極プラグやアース付きプラグは安全のために用いられていますので、正しく接続してください。有極プラグは、2本のブレードのうち一方が幅広になっています。アース付きプラグは2本のブレードの他に、3本目のアース端子がついています。幅広のブレードや3本目の棒は、安全のためのものです。これらのプラグがコンセントの差し込み口に合わない場合は、電気工事業者に相談し、コンセントを交換してもらってください。
  10. 電源コードは特にプラグ差し込み部分、延長コード、機器から出ている部分において、引っかかって抜けたり挟まれたりしないように保護してください。
  11. アタッチメントや付属品は必ずメーカー指定のものをご利用ください。
  12. カートやスタンド、三脚、ブラケット、テーブル等はメーカー指定のものか、この装置用に販売されているものを必ずご利用ください。カートに装置を載せて動かす際はつっかけて怪我をしないよう注意してください。

  13. 雷を伴う嵐の際、または長期間使用しない場合は、プラグをコンセントから抜いてください。
  14. 整備の際は、資格のある整備担当者に必ずご相談ください。電源コードやプラグの損傷、液体や異物が装置内に入り込んだ場合、装置が雨や湿気に曝された場合、正常に作動しない場合、装置を落とした場合など、装置が何らかの状態で損傷した場合は、整備が必要です。
  15. 水滴や水しぶきに曝さないでください。液体の入った花瓶などを装置の上に置かないでください。
  16. MAINSプラグまたはアプライアンスカップラーが使用できる状態にしておいてください。
  17. 装置の空気伝播音は70 dB(A)を超えません。
  18. クラスI構造の装置は保護接地接続のある主電源の壁コンセントに接続してください。
  19. 火災や感電の危険を避けるため、本機器は雨や湿気のある場所にさらさないでください。
  20. 本製品の改造は試みないでください。けがや製品の故障の原因となる可能性があります。
  21. 本製品は指定された動作温度範囲内で使用してください。

注: モデル情報および出力定格はユニット底面のラベルに記されています

警告。この表示内容を無視して誤った取り扱いをすると、死亡または重傷を負う可能性が想定される内容です。
注意。この表示内容を無視して誤った取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定される内容です。

概要

概要

P300 IntelliMix音声会議プロセッサーには、音声/ビデオ会議を最適化するためのIntelliMix DSPアルゴリズムが搭載されています。また、8チャンネルのアコースティックエコーキャンセル機能、ノイズ抑制、自動ゲインコントロールにより、高品質のオーディオ体験が実現します。

P300にはDante(入力 x 10/出力 x 8)、アナログ(ブロック入力 x 2/ブロック出力 x 2)、USB(入力 x 1/出力 x 1)、モバイル(3.5 mm)接続オプションを備えているため、室内システムへの接続やラップトップPC/モバイルデバイスとの共同作業をこれまでになく簡単に実施できます。

特長

  • Dante™音声入力 x 10、アナログ入力 x 2、USB、モバイルデバイスをAV会議システムまたはPC上のビデオ会議アプリケーションに接続可能
  • IntelliMix DSPアルゴリズムを搭載したことでAV会議における音声品質が向上:8チャンネルのAEC(アコースティックエコーキャンセル)、ノイズ抑制、自動ゲインコントロールの各機能を、自動ミキシング、マトリクスミキシング、遅延、コンプレッサー、パラメトリックイコライザーと組み合わせて活用
  • 柔軟な信号ルーティング:アナログ音声(ブロック入力 x 2/ブロック出力 x 2)を用いて室内AV会議システムに接続。USB(入力 x 1/出力 x 1)を用いてラップトップPCまたは室内PCに接続。1 x 3.5 mm TRRSジャックを用いてモバイルデバイスに接続し、他の参加者を追加
  • パワーオーバーイーサネットプラス(PoE+)により外部電源が不要に
  • コンパクトな設計のため装置用ラックがなくても取り付け可能

スタートガイド

P300を制御するには、Shure Designerソフトウェアを使用して設定を調整し、Shureデバイス間に音声をルーティングします。この基本的なセットアッププロセスを完了すると、次のことが可能になります。

  • DesignerでP300を制御する
  • デジタル信号処理(DSP)を適用する
  • デバイスとの間でオーディオをルーティングする

作業を始める前に、次のものが必要です。

  • Cat5e(またはそれ以上)のイーサネットケーブル
  • パワーオーバーイーサネットPlus(PoE+)を供給するネットワークスイッチ
  • コンピューターにインストールされているShure Designerソフトウェア。www.shure.comでダウンロードします。

ステップ1:ネットワークへ接続する

  1. Cat5e(またはそれ以上)のケーブルを使用して、P300をネットワークスイッチのPoE+ポートに接続します。
  2. Designerが動作するコンピューターをネットワークスイッチに接続します。

ステップ2:DesignerでP300を検出する

  1. Designerを開き、[設定]で正しいネットワークに接続していることを確認します。
  2. オンラインデバイス]をクリックします。オンラインデバイスの一覧が表示されます。
  3. デバイスを識別するには、製品アイコンをクリックして、デバイスのライトを点滅させます。リストでP300を選択し、[構成]をクリックしてデバイスの設定ウィンドウを開きます。

ステップ3:音声をP300にルーティングする

Designerで音声をルーティングするには、プロジェクトとロケーションを作成します。それぞれの詳細については、Designerのヘルプセクションを参照してください。

この例では、MXA910シーリングアレイマイクロホンを接続します。このプロセスは、Designerでネットワーク化されたShureマイクロホンでも同じです。

  1. マイプロジェクト]の[新規]を選択し、新規プロジェクトを作成します。
  2. 新規]をクリックしてプロジェクトにロケーションを追加します。名前を入力すると、そのロケーションの新しいウィンドウが開きます。
  3. ライブモード]をクリックします。すべてのオンラインデバイスが一覧に表示されます。
    • Designerでは、仮想デバイスを使用してシステムを設計し、実際のデバイスに設定を送信することもできます。詳細については、Designerのヘルプセクションを参照してください。
  4. P300をドラッグアンドドロップして、ロケーションに追加します。MXA910を同じロケーションに追加します。
  5. 信号フロー]に進みます。このページでは、Shureデバイス間のDANTEオーディオルートを作成します。

    注:Shure以外のデバイスに音声をルーティングするには、Dante Controllerソフトウェアを使用してください。

  6. Danteのオーディオルートを作成するには、MXA910の出力からP300の入力にドラッグアンドドロップします。

    複数のMXA910がある場合は、直接出力ではなくマイクロホンのオートミックス出力をP300にルーティングします。

  7. オーディオの最適化]を選択します。Designerは、オートミックス、ゲイン、マイクEQを自動的に調整して、DSPを適用します。

ステップ4:DSPを調整し、信号をルーティングする

最後のステップは、P300に接続する他のデバイスによって異なります。接続するデバイスに関係なく、最後のステップは、DSP設定を確認し、マトリクスミキサーで信号をルーティングすることです。

  1. その他のアナログ、USB、またはモバイルオーディオ装置をP300に接続します。

  2. マトリクスミキサー]タブの信号ルートを確認します。Designerは多数の共通ルートを自動的に確立します。
  3. 入力]タブと[出力]タブで必要に応じてレベルを調整します。
  4. 信号を聞き、必要に応じてDSP設定を調整します。オーディオの最適化はDSPを自動的に適用するため、ユーザーが調整する必要はありません。
  5. Schematic > AECでアコースティックエコーキャンセル(AEC)リファレンスソースを設定します。音声をラウドスピーカーに運ぶチャンネルをAECリファレンスとして使用します。部屋にアナログラウドスピーカーシステムや内蔵ディスプレイスピーカーがある場合は、アナログ - スピーカーへは最も一般的なソースです。Danteラウドスピーカーを使用している場合は、Dante出力の1つがリファレンスです。

詳細を表示する

基本セットアップが完了したら、DesignerでのP300に対するアクセス権が付与され、音声を受け渡しすることができるようになります。

P300の詳細についてはDesignerのヘルプセクションまたは詳細なユーザーガイド(pubs.shure.com/guide/P300)を参照してください。

ファームウェア3.xとファームウェア4.xの違い

6つのDante出力が追加されました

  • 4.xファームウェアでは、P300は10つのDante入力と8つのDante出力を備えており、柔軟性が向上しています

オートミキサーダイレクト出力のタップポイントが追加されました

  • マトリクスミキサーに送信されるマイクロホン信号の取得元を選択:前処理または後処理、およびプリオートミキサーゲーティングまたはポストオートミキサーゲーティング
  • これらのオプションにより、補強、ボイスリフト、発言者のゾーン分け、その他の用途の柔軟性が向上します。

Dante Domain Managerのサポート

  • Dante Domain ManagerソフトウェアのドメインにP300を追加できるようになりました。

音声暗号化の機能強化

  • ファームウェア4.x以降では音声暗号化が改善されているため、暗号化を使用するすべてのShureデバイスを同じメジャーファームウェアバージョンにアップデートしてください。

ウェブアプリケーションが削除されました

  • ファームウェア4.x以降では、Shure DesignerソフトウェアでのみP300を制御することができます。
  • Shure Web Device Discoveryツールからデバイスを開くと、デバイスの基本設定にアクセスできますが、フルコントロールにはDesignerを使用する必要があります。
  • Designerはshure.com/designerからダウンロードしてください。

使用例

Shure会議デバイスの概要

Shureは、会議のために幅広い接続オプションを提供します。MXAマイクロホン、オーディオプロセッサー、ネットワークインターフェースはすべてDanteを使用し、標準ITネットワーク経由で音声を送信します。Shureの無料Designerソフトウェアを使用して、ほとんどのShureデバイスをコントロールし、その間で音声をルーティングできます。

システムの計画を練る際には、他にどのようなデバイスに接続する必要があるのか、今後、入力/出力の追加が必要になるかどうかを検討してください。

デバイス 目的 物理的接続 Dante I/O
MXA910
IntelliMix DSPを備えたシーリングアレイマイクロホン
  • PoEポート1つ
  • 8つの個別チャンネル出力またはIntelliMix DSPを備えた1つのオートミックスチャンネル出力
  • AECリファレンス入力1つ
MXA310
テーブルアレイマイクロホン
  • PoEポート1つ
  • 個別チャンネル出力4つまたはオートミックスチャンネル出力1つ
P300
IntelliMix DSPとマトリクスミキサーを備えたオーディオプロセッサー
  • USB入力/出力1つ
  • アナログブロック入力2つ
  • アナログブロック出力2つ
  • モバイルTRRSポート(3.5 mm)1つ
  • PoE+ポート1つ
  • IntelliMix DSPを備えたDante入力8つ
  • 補助Dante入力2つ
  • Dante出力8つ
IntelliMix Room
IntelliMix DSPとマトリクスミキサーを備えたオーディオ処理ソフトウェア デバイスによって異なる
  • IntelliMix DSPを備えたDante入力8つまたは16
  • 補助Dante入力8つ
  • Dante出力8つ
  • 仮想オーディオ入出力1つ
  • PC入出力1つ
ANIUSB-MATRIX
USBとアナログ入力/出力を備えたマトリクスミキサー
  • USB入力/出力1つ
  • アナログブロック入力1つ
  • アナログブロック出力1つ
  • PoEポート1つ
  • ダンテ入力4つ
  • Dante出力2つ
ANI4IN(ブロックまたはXLRコネクター)
アナログ信号をDante信号に変換します
  • アナログ入力4つ
  • PoEポート1つ
  • ダンテ入力4つ
ANI4OUT(ブロックまたはXLRコネクター)
Dante信号をアナログ信号に変換します
  • アナログ出力4つ
  • PoEポート1つ
  • Dante出力4つ
ANI22(ブロックまたはXLRコネクター)
  • アナログ信号2つをDante信号に変換します
  • Dante信号2つをアナログ信号に変換します
  • アナログ入力2つ
  • アナログ出力2つ
  • PoEポート1つ
  • ダンテ入力2つ
  • Dante出力2つ

P300およびソフトコーデックを備えたコンピューター

  1. コンピューターをP300のUSBポートに接続します。
  2. 電源が投入されたスピーカーまたはアンプをP300アナログ出力2に接続します。マトリクスミキサーでは、「アナログ - スピーカーへ」というラベルが付いています。ネットワークスイッチに接続されたDante PoEスピーカーを使用することもできます。
  3. Designerで、マトリクスミキサーに進んで、デバイス間の接続を確立します。一部の接続は自動的に確立されます。
    必要なマトリクスミキサーの接続:
    入力 出力
    オートミックス USB出力
    USB入力 アナログ - スピーカーへまたはDante出力
  4. 配線図で、任意のAECブロックを右クリックして、AECリファレンスソースを選択します。リファレンスソースは、アナログラウドスピーカー用にはアナログ - スピーカーへ、Danteラウドスピーカー用にはDante出力の1つです。
  5. Designerを使用して入出力レベルを調整し、サウンドチェックを実行します。詳細については、ヘルプセクションを参照してください。

USBデバイスの接続

USBポートは、ホストコンピューターを、マイクロホンやスピーカーなど部屋全体オーディオシステムを接続します。

P300の初回接続時に、コンピューターはこれをUSBオーディオ装置として認識します。音声信号を送るには、PCのサウンド設定でP300を音声入力/出力(録音/再生)デバイスとして選択する必要があります。接続する度に必ず音声が送られるようにするには、P300をデフォルトのデバイスとして割り当てます。音声設定については、コンピューターのマニュアルを参照してください。

アダプターの互換性

このデバイスは、USB-BからUSB-Cへのアダプターと互換性を持ちます。モバイルデバイスの大部分ではUSBまたはライトニングポート経由の双方向音声をサポートしていないため、アダプターの使用はデスクトップとラップトップコンピューターのみに推奨されます。

ハードウェアコーデックシステム

  1. ハードウェアコーデック音声出力をP300アナログ入力1に接続します。マトリクスミキサーでは、「Analog - From Codec」というラベルが付いています。
  2. ハードウェアコーデック音声入力をP300アナログ出力1に接続します。マトリクスミキサーでは、「Analog - To Codec」というラベルが付いています。
  3. 電源が投入されたスピーカーまたはアンプをP300アナログ出力2に接続します。マトリクスミキサーでは、「アナログ - スピーカーへ」というラベルが付いています。ネットワークスイッチに接続されたDante PoEスピーカーを使用することもできます。
  4. Designerで、マトリクスミキサーに進んで、デバイス間の接続を確立します。一部の接続は自動的に確立されます。
    必要なマトリクスミキサーの接続:
    入力 出力
    オートミックス アナログ - コーデックへ
    アナログ - コーデックから アナログ - スピーカーへまたはDante出力
  5. 配線図で、任意のAECブロックを右クリックして、AECリファレンスソースを選択します。リファレンスソースは、アナログラウドスピーカー用にはアナログ - スピーカーへ、Danteラウドスピーカー用にはDante出力の1つです。
  6. Designerを使用して入出力レベルを調整し、サウンドチェックを実行します。詳細については、ヘルプセクションを参照してください。

携帯電話システム

この例では、電話を接続すると、内臓マイクとスピーカーが無効になります。電話は通話が可能になるだけです。MXA310マイクはニアエンド音声をキャプチャし、ラウドスピーカーが通話のファーエンド音声から音声を届けます。

  1. 1/8インチのTRRSケーブルを使用して電話とP300に接続します。
  2. 電源が投入されたスピーカーまたはアンプをP300アナログ出力2に接続します。マトリクスミキサーでは、「アナログ - スピーカーへ」というラベルが付いています。ネットワークスイッチに接続されたDante PoEスピーカーを使用することもできます。
  3. Designerで、マトリクスミキサーに進んで、デバイス間の接続を確立します。一部の接続は自動的に確立されます。
    必要なマトリクスミキサーの接続:
    入力 出力
    オートミックス モバイル出力
    モバイル入力 アナログ - スピーカーへまたはDante出力
  4. 配線図で、任意のAECブロックを右クリックして、AECリファレンスソースを選択します。リファレンスソースは、アナログラウドスピーカー用にはアナログ - スピーカーへ、Danteラウドスピーカー用にはDante出力の1つです。
  5. Designerを使用して入出力レベルを調整し、サウンドチェックを実行します。詳細については、ヘルプセクションを参照してください。

モバイル接続ケーブル要件

電話をP300に接続するには、1/8インチのTRRSケーブルが必要です。金属製フランジの付いたケーブルは電話の外部に電気接続して信号を中断する可能性があるため、使用しないでください。

適切に操作できるよう以下のみを使用してください。

  • Apple認定ケーブル
  • プラスチック製または非導電性フランジのケーブル

注:必要であれば、ステレオ機器をP300に接続するためにTRS(チップ/リング/スリーブ)ケーブルを使用できますが、機器はP300にのみ音声を送ることができます。この場合は、モバイル入力チャンネルの自動ミュートを有効にする機能をオフにする必要があります。

Shure Designerソフトウェアによるデバイスの制御

このデバイスの設定をコントロールするには、Shure Designerソフトウェアを使用します。Designerにより、インテグレーターおよびシステムプランナーはMXAマイクロホンやその他のShureネットワークデバイスを使用したインストールのオーディオカバー範囲を設計できます。

Designerでデバイスにアクセスするには:

  1. デバイスと同じネットワークに接続されているコンピューターに、Designerをダウンロードしてインストールします。
  2. Designerを開き、[設定]で正しいネットワークに接続していることを確認します。
  3. オンラインデバイス]をクリックします。オンラインデバイスの一覧が表示されます。
  4. デバイスを識別するには、製品アイコンをクリックして、デバイスのライトを点滅させます。リストでデバイスを選択し、[構成]をクリックしてデバイス設定をコントロールします。

詳しくはshure.com/designerをご覧ください。

Shure Web Device Discoveryを使用して、基本的なデバイス設定にアクセスすることもできます。フルコントロールにはDesignerを使用できます。

P300ハードウェア

リアパネル

フロントパネル

① モバイル入力

TRRSモバイル入力はモバイルデバイスに接続します。TRRSケーブルによる双指向性オーディオに対応しているほか、TRSケーブルを介してP300に音声を送信します。

注:追加の情報については、ケーブル要件を参照してください。

ピンの割当:

チップ 音声入力 ()
リング 1 音声入力 ()
リング 2 アース
イヤパッド 音声出力 (電話機へ)

注:左右の音声信号はひとつのモノラル信号に統合されます。

② 音声入力(ブロックコネクター)

バランス型音声入力をアナログ音声機器に接続します。アナログ機器の出力レベルに合うようアナログ入力レベルを設定します。

入力感度:

ライン(+4 dBu)

Aux(-10 dBV)

ブロックピンの配置:

音声 +
音声 -
音声グランド

③ シャーシグランドねじ

マイクロホンシールド配線をシャーシアースに接続することができます。

④ 音声出力(ブロックコネクター)

バランス型音声出力をアナログ機器に接続します。アナログ機器の入力感度に合うように出力レベルを設定します(Line、Aux、Micレベルのいずれか)。

音声 +
音声 -
音声グランド

⑤ USBポート

コンピューターに接続して音声信号を送受信します。マトリクスミキサーを使用して、信号パターンをP300から単独モノチャンネルに統合し、USB出力で送信します。

⑥ Danteネットワークポート

ネットワークスイッチに接続し、制御ソフトウェアからDante音声、パワーオーバーイーサネット(PoE)、およびデータを接続します。

⑦ リセットボタン

デバイス設定を工場出荷時設定にリセットします。

⑧ LEDインジケーター

電源:パワーオーバーイーサネット(PoE+)が存在します

注:ネットワークスイッチからPoE+が供給されない場合は、PoE+インジェクターを使用してください。

ネットワーク:イーサネット接続が有効です

ネットワーク音声: ネットワーク上にDanteオーディオが流れています

ネットワークオーディオLEDの動作
LEDステータス 動作
オフ 有効な信号なし
緑色 デバイスは正常に作動しています
赤色 エラーが生じています。詳細はイベントログを参照してください。

暗号化:

LEDステータス 動作
オフ 音声は暗号化されていません
緑色 暗号化が有効です
赤色 暗号化エラー。考えられる原因:
  • 暗号化が1台のデバイスで有効化されているが、別のデバイスでは無効である
  • パスフレーズが一致しない

USB音声

LEDの状態 ステータス
オフ USBデバイスが接続されていません
緑色 USBデバイスが正常に稼動しています
赤(点滅) 接続されているUSB音声デバイスで問題が検出されました

注:エラーの詳細は、イベントログで確認できます。

⑨ レベルインジケーター(信号/クリップ)

3色のLEDは、アナログチャンネルの音声信号レベルを示しています。クリッピングを回避するには出力レベルを調節します。

アナログ入力/出力
LEDの状態 音声信号レベル
オフ -60 dBFS以下
緑色 -59 dBFS~-24 dBFS
-23 dBFS~-1 dBFS
赤色 0 dBFS以上

注:測定がポストゲインに設定され、チャンネルがミュートになっている場合は、入力LEDおよび出力LEDがオフになります。

PoE+(パワーオーバーイーサネット プラス)

このデバイスを稼働するにはPoE+が必要です。デバイスは双方のクラス4 PoE+ソースと互換性があります。

PoE+は次のいずれかの方法により利用できます:

  • PoE+を備えたネットワークスイッチ
  • PoE+インジェクターデバイス(Gigabitデバイスでなければなりません)

ケーブル要件

必ずCat5Eケーブル、またはより高品位のケーブルを使用します。

リセット

リセットボタンは、リアパネルにある小さな穴の奥にあります。ボタンを押すには、ペーパークリップなどを使用します。

2つのハードウェアリセット機能があります:

ネットワークリセット(ボタンを4~8秒間押す)

ShureコントロールおよびオーディオネットワークのIP設定をすべて工場出荷時設定にリセットします。

完全工場出荷時設定リセット(ボタンを8秒以上押す)

ネットワークとDesignerのすべての設定を工場出荷時設定にリセットします。

ソフトウェアリセットオプション

デバイスの再起動Settings > Factory Reset):電源オン/オフを行うことでデバイスをネットワークから切断したようにふるまいます。デバイスは、すべての設定を保持したまま再起動します。

工場出荷時設定に復元(Settings > Factory Reset):ネットワークとDesignerのすべての設定を工場出荷時設定に復元します。これは、デバイスのリセットボタンを使用して完全な工場出荷時リセットを実行するのと同じです。

デフォルトの設定(Presets > Load Preset > Default Settings):音声設定を工場出荷時設定に戻します([デバイス名]、[IP Settings]、[Passwords]を除く)。

システムを構成するためにShure Designerソフトウェアを使用している場合、このトピックの詳細については、Designerのヘルプセクションを確認してください。

電池の装着方法

設置とラックマウント

P300の設置には次の2種類の固定方法が用意されています。

CRT1 19インチラックトレイ(別売りアクセサリー):最大で2台までのデバイスに対応しています(P300 x 2台、またはP300 x 1台とNI4IN、ANI4OUT、ANI22、ANIUSBのいずれか1台の組み合わせ)。ラックまたはテーブル下に取り付けることができます。

1ユニットマウントトレイ(付属アクセサリー):1台のデバイスをテーブル下に取り付けることができます。

デバイスの固定

マウントハードウェアキットに付属のねじを使用し、P300またはオーディオネットワークインターフェイス(ANI)をそれぞれ固定します。デバイスはどちらの向きにも取り付けることができます。下図の様に、ねじを下側から該当する穴に差し込みます。

1ユニットマウントトレイに1台のデバイスを固定する場合は、図の様に穴位置を合わせます。

19インチラックトレイにデバイスを2台まで固定する場合は、図の様に穴位置を合わせます。

ラックイヤーの取り付け(CRT1)

ラックイヤーの向きを変えることで、機器ラックまたはテーブル下への取付に対応します。

標準19インチラックマウント

  1. 取付穴が前になるようにラックイヤーを向けます。
  2. 図の様に、ラックイヤーをトレイに固定する2本のねじを取り付けます。

テーブル下への取り付け

  1. 取付穴が上になるようにラックイヤーを向けます。
  2. 図の様に、ラックイヤーをトレイに固定する2本のねじを取り付けます。

テーブル下への設置

  1. トレイをテーブル下の希望の位置に合わせます
  2. テーブルの取付穴の位置に印を付けます。
  3. ドリルでねじ用の下穴を4つ開けます。トレイの穴の直径は7.1 mmです。
  4. コンポーネントをトレイに取り付けます。
  5. 4本のねじでトレイをテーブルの下に固定します。

概略図

Designer の概略図は、設定とモニター信号を調整する機能とともに、音声信号チェーンの全体の概要を提供します。

設定の調整

入力、出力、または処理ブロックを右クリックして、次のオプションにアクセスします:

チャンネル毎

コピー/ペースト

アイテム間の設定をコピーして貼り付けます。例えば、イコライザーカーブをUSB出力で設定し、同じ設定をアナログ出力でも使用します。または、ゲインとミュートのステータスをひとつの入力チャンネルから複数のチャンネルにコピーします。

ミュート/ミュート解除

チャンネルをミュートまたはアクティブにします

有効/無効

処理をオンまたはオフにします(マトリクスミキサーまたはオートミキサーには適用されません)

編集

パラメーターを調整するダイアログを開きます

グローバル(空白領域を右クリックする)

すべての入力をミュート

すべての入力チャンネルをミュートします

すべての出力をミュート

すべての出力チャンネルをミュートします

すべての入力のミュートを解除

すべての入力チャンネルのミュートを解除します

すべての出力のミュートを解除

すべての出力チャンネルのミュートを解除します

すべてのダイアログを閉じる

ワークスペースから、開いているすべてのダイアログをクリアします

ワークスペースをカスタマイズ

単一画面から一連の入力、出力、および処理ブロックをモニターおよび制御するカスタム環境を作成します。ダイアログを中断するには2つの方法があります。

  • 右クリック > 編集
  • 入力、出力、または処理ブロックで右クリックします。

重要なコントロールに必要な数のダイアログを開きます。

メーターと音声ルーティング

メーターは各入力と出力の下に表示され、信号レベル(dBFS)を示します。

接続が確立されると、入力と出力をマトリクスミキサーに接続するラインは色つきで表示されます。信号がルーティングされていない場合は、ラインがグレー表示されます。これらのツールを使って音声信号をトラブルシューティングし、接続とレベルを検証します。

ミュートおよびフェーダーグループ

ミュートグループ ミュートグループボックスにチェックを付けると、そのチャンネルはグループに追加されます。ミュートグループ内のいずれかのチャンネルをミュートすると、グループ内のすべてのチャンネルがミュートされます。
フェーダーグループ フェーダーグループボックスにチェックを付けると、そのチャンネルはグループに追加されます。グループ内のすべてのフェーダーがリンクされ、1つのフェーダーを調節すると、グループ全体のフェーダーも同時に動きます。

カスタムプリセット

プリセットを使用すると設定のすばやい保存や呼び出しができます。最大10個のプリセットを各デバイスに保存して、様々な信号処理、部屋のタイプ、使用するマイクを一致させることができます。プリセットには、デバイス名、IP Settings、Passwordsを除くすべてのデバイス設定が保存されます。新しい設置へのプリセットのインポートとエクスポートを行うことにより、時間を節約し、ワークフローを改善することができます。プリセットが選択されている場合、プリセットメニューの上に名前が表示されます。変更が行われると、名前の横にアスタリスク (*) が表示されます。

注:工場出荷時設定に戻すには、デフォルト設定プリセットを使用します(デバイス名、IP Settings、Passwordsを除く)。

次のプリセットメニューを開いて、プリセットオプションを表示します:

プリセットとして保存: デバイスへの設定を保存します。
プリセットをロード: デバイスから設定を開きます。
ファイルからインポート: コンピュータからプリセットファイルをデバイスにダウンロードします。ファイルは、ブラウザを介して選択するか、インポートウィンドウにドラッグすることができます。
ファイルにエクスポート: デバイスのプリセットをコンピュータに保存します。

パラメトリックイコライザー(PEQ)

パラメトリックイコライザー(PEQ)を使用して周波数応答を調整し、オーディオ品質を最高設定にします。入力イコライザーを使用して特定のチャンネルを調整しながら、出力イコライザーを使用して特定の出力を介し、サミングされるすべての信号の周波数特性を調整します。

イコライザーの一般的用途:

  • スピーチの了解度の改善
  • 空調システムやビデオプロジェクターからの雑音の低減
  • 会議室の不規則性を軽減
  • PAシステムの周波数特性の調整

注:イコライザー(MXA310など)を内蔵したマイクロホンを接続する場合は、マイクロホンのEQを無効にし、代わりにP300のEQを使用してください。

2バンドイコライザー

周波数特性グラフのアイコンを操作するか、数値を入力してフィルター設定を調整します。フィルターの横にあるチェックボックスでフィルターを無効にできます。

フィルターの種類

各バンドには選択可能なフィルターが含まれています。

ローカット:選択した周波数以下の音声信号をロールオフします

ローシェルフ:選択した周波数以下の音声信号を減衰またはブーストします

ハイカット:選択した周波数以上の音声信号をロールオフします

ハイシェルフ:選択した周波数以上の音声信号を減衰またはブーストします

周波数

カット/ブーストするフィルターの中心周波数を選択します

ゲイン

フィルターのレベルを調整します(+/- 30 dB)

4バンドイコライザー

周波数特性グラフのアイコンを操作するか、数値を入力してフィルター設定を調整します。フィルターの横にあるチェックボックスでフィルターを無効にできます。

フィルターの種類

パラメトリック:カスタマイズ可能な周波数範囲内の信号を減衰またはブーストします

ローカット:選択した周波数以下の音声信号をロールオフします

ローシェルフ:選択した周波数以下の音声信号を減衰またはブーストします

ハイカット:選択した周波数以上の音声信号をロールオフします

ハイシェルフ:選択した周波数以上の音声信号を減衰またはブーストします

周波数

カット/ブーストするフィルターの中心周波数を選択します。

ゲイン

フィルターのレベルを調整します(+/- 30 dB)。

Q

フィルターの影響を受ける周波数範囲を調整します。この値が大きくなるにつれ、帯域幅は狭くなります。

フィルターの影響を受ける周波数範囲を調整します。値はオクターブで表されます。

注:Qおよび幅のパラメーターは、同じ形で等化曲線に影響を及ぼします。相違点は、値の表示方法のみです。

イコライザーの用途

会議室の音響は部屋の大きさ、形、建築材料に左右されます。以下の表のガイドラインを使用してください。

EQ用途 推奨設定
音声了解度改善のための高域ブースト ハイシェルフフィルターを加えて、1 kHzよりも3~6 dB程度高めます。
空調雑音の低減 ローカットフィルターを加えて、200 Hz以下の周波数を減衰させます。
フラッターエコーおよびシビランスの低減 部屋を「煽る」特定の周波数範囲を特定します:
  1. Q値を狭く設定します。
  2. ゲインを+10から+15 dBまで増加させた上で1 kHzから6 kHz間の周波数を試すと、フラッターエコーやシビランスの範囲を特定できます。
  3. 特定された周波数のゲインを下げ(-3から-6 dBの間でスタート)、不要な部屋の雑音を最小にします。
部屋の反響や共鳴音を低減します 部屋を「煽る」特定の周波数範囲を特定します:
  1. Q値を狭く設定します。
  2. ゲインを+10から+15 dBまで増加させた上で300 Hzから900 Hz間の周波数を試すと、共鳴周波数を特定できます。
  3. 特定された周波数のゲインを下げ(-3から-6 dBの間でスタート)、不要な部屋の雑音を最小にします。

システムを構成するためにShure Designerソフトウェアを使用している場合、このトピックの詳細については、Designerのヘルプセクションを確認してください。

オーディオの最適化の使用

オーディオを最適化すると、マイクとDSPの構成が素早くできるようになります。互換性のあるマイクから互換性のあるDSPに音声をルーティングした後、[オーディオの最適化]を選択します。Designerは、すべてのShureデバイスのマイクとDSP設定を最適化します。

設定をさらにカスタマイズすることもできますが、オーディオの最適化は、さらにカスタマイズするための出発点に適しています。

互換性のあるデバイス:

  • MXA910
  • MXA310
  • P300
  • IntelliMix Room

オーディオの最適化を使用するには:

  1. 関連するすべてのデバイスをロケーションに配置します。
  2. 信号フローに進み、マイク出力からDSP入力に信号をルーティングします。
    • 最良の結果を出すには、マイクのオートミックス出力からDSPに信号を送信しないでください。Shure DSPには独自のオートミキサーがあるため、マイク出力から信号を送信することが最良です。
  3. オーディオの最適化]を押します。Designerは、機器の組み合わせに合わせてマイクとDSPの設定を最適化します。

例:P300およびMXAマイクロホンを使用して音声を最適化する

最良の音質を得るには、次の手順に従って、他のShureマイクロホンに接続するときにP300を最適化します。

  1. Designerを開き、デバイスをいずれかのロケーションに追加します。
  2. そのロケーションを開き、[Location name] > 信号フローに進みます。マイクロホンのそれぞれの出力をP300の入力にドラッグアンドドロップして、Danteオーディオルートを作成します。

    複数のMXA910を使用している場合は、マイクロホンでDSPを追加し、マイクロホンのオートミックス出力をP300にルーティングします。

  3. オーディオの最適化を選択します。このプロセスは、信号を改善するために、マイクロホンとP300のゲイン、EQ、オートミキサー、およびDSPの設定を自動的に調整します。
  4. 信号を聞き、必要に応じて設定を調整します。P300 EQを使用し、部屋の音響条件を調整します。

オートマチックゲインコントロール(AGC)

オートマチックゲインコントロールはあらゆるシナリオで発言者全員の音量を一貫させるためにチャンネルレベルを調整します。より静かな音声の場合はゲインが増え、大きな音声では信号を弱めます。

自動ゲインコントロールはポストフェーダーで、入力レベルの調整後にチャンネルレベルを調整します。発言者とマイクロホンの間の距離が変化するチャンネルや、多くの人が会議システムを使用している部屋で有効にしてください。

ターゲットレベル(dBFS

ゲインが到達するレベルを表します。このレベルは、クリッピングを避けるためにピークレベルに従って入力フェーダーを調整することとは異なります。起点として次の値をお勧めします。

  • P300:-32 dBFS
  • MXA910:-37 dBFS
  • IntelliMix Room:-32 dBFS

最大ブースト(dB

適用可能な最大限のゲインを設定します

最大カット(dB

適用可能な最大限の減衰を設定します

ヒント:ブースト/カットメーターを使用し、信号から増減されたゲインの量を監視してください。このメーターが常に最大ブーストまたはカットレベルに達している場合は、信号がターゲットレベルに近くなるよう入力フェーダーを調整してください。

アコースティックエコーキャンセラー(AEC)

電話会議では、ニアエンドのマイクロホンがスピーカーからの音声を捉えてしまい、ファーエンドの発言者に自分の声がエコーのように聴こえることがあります。アコースティックエコーキャンセラーはエコーを特定して排除し、クリアで途切れない会話を可能にするDSPアルゴリズムです。P300には8つのアコースティックエコーキャンセルチャンネルが備えられており、各チャンネルで独立した処理が可能なため、最大限の効果を発揮できます。システムを設定する際は以下のヒントを使用してください。

  • 可能な限り音響環境を最適化します。スピーカーを直接マイクロホンの方に向けるのは避け、スピーカーの音量を下げ、マイクロホンから離れた場所にスピーカーを配置してください。
  • Shure MXA910に接続している場合は、マイクロホンでエコーリダクションを無効にします。

アコースティックエコーキャンセラーの調整

この調整はAECが音響環境に基づいて処理を最適化するプロセスです。ファーエンドの音声があり、ニアエンドの発言者が静かな場合にのみ行われます。AECは常に順応しているため、音響環境が変われば、AECも自動的に調整されます。

設定の調整

アコースティックエコーキャンセル機能の設定を調整するには、概略図または入力タブでAECメニューを開いてください。

リファレンスメーター リファレンスメーターを使用すると、リファレンス信号が存在することを視覚的に確認できます。
ERLE ERLE (Echo Return Loss Enhancement)では信号低減のdBレベル(エコーが排除される量)が表示されます。適正に接続すると、ERLEメーターの活動は通常、リファレンスメーターに一致します。
参照 リファレンスとして音声をスピーカーに送るチャンネルを選択します。Analog - To Speakerは、スピーカーシステムの構成や内蔵スピーカーのディスプレイで最も一般的に使用されているチャンネルです。

注:任意のチャンネルでリファレンスを選択すると、同じリファレンスがAECであらゆるチャンネルに適用されます。

非線形処理 アコースティックエコーキャンセラーの主要なコンポーネントは適合フィルターです。非線形処理が適合フィルターを補足して、音響の異常や環境の変化によって生じた残存エコーを取り除きます。部屋で効果的な可能な限り最低の設定を使用してください。

低:音響がコントロールされ、エコーが最低限に抑えられている部屋で使用します。この設定は、最も自然なサウンドを提供します。

中:起点として典型的な部屋で使用します。エコーのアーチファクトが現れたら、「高」の設定を使用してみてください。

高:音響の悪い部屋、またはエコーの経路が頻繁に変わる状況で最大限のエコー低減を実現するために使用します。

ノイズリデューサー(NR)

ノイズリデューサーはプロジェクターや空調システム、その他の環境ノイズによって生じた信号のノイズの量を大幅に低減します。部屋のノイズフロアを計算し、最大限の透明度でスペクトラム全体を通してノイズを低減するダイナミックなプロセッサーです。

設定

ノイズリデューサーの設定(低、中、高)は、dBでの低減量を示します。室内のノイズを効果的に下げられる、可能な限り最低の設定を使用してください。

コンプレッサー(Comp)

コンプレッサーを使用すると、選択された信号のダイナミックレンジをコントロールできます。

スレッショルド

音声信号がスレッショルド値を超えると、出力信号の望ましくないスパイクを防ぐためにレベルが減衰されます。減衰の量は比率の値によって決まります。サウンドチェックを行い、平均的な発言者のレベルを3~6 dB超えるスレッショルドを設定し、コンプレッサーのみが予期しない大きな音を低減するようにします。

レシオ

レシオはスレッショルド値を超えた場合に信号を減衰する量をコントロールします。比率が高ければ、減衰が強くなります。2:1という低い比率は、2 dBごとに信号がスレッショルドを超えていることを意味します。出力信号のスレッショルド超過は1 dBのみです。比率が10:1と高くなれば、スレッショルドを10 dB超過する大きな音はスレッショルドを1 dBのみ越え、信号を効果的に9 dB低減できます。

ディレイ

アナログおよびUSB出力のディレイ機能を使用して、音声とビデオを同期します。ビデオシステムによってレイテンシーがもたらされる場合は(口の動きよりも早く声が聞こえる)、アナログ出力にディレイを追加してビデオに合わせます。ディレイは複数の発言者の到着時間またはフェーズを合わせるために、より大きな部屋で使用することもできます。

ディレイはミリ秒で測定されます。音声とビデオの間に有意な差がある場合は、まず、より長いディレイ間隔(500~1,000 ms)を使用してください。完全な同期に近づいたら、間隔を短くして微調整します。

USB出力チャンネルにはニアエンドのカメラとニアエンドの音声が同期するためのディレイ機能が含まれています。

マトリクスミキサー

マトリクスミキサーは、シンプルかつ柔軟なルーティングのため、入力と出力間の音声信号をルーティングします:

  • 単一入力チャンネルを複数出力に送信する
  • 複数入力チャンネルを単一出力に送信する

クロスポイントゲイン

クロスポイントゲインは、特定の入力と出力間のゲインを調整して、入力または出力フェーダー設定を変更せずに別のサブミックスを作成します。任意のクロスポイントでdB値を選択して、ゲイン調整パネルを開きます。

ゲインステージング:入力フェーダー > クロスポイントゲイン > 出力フェーダー

チャンネルのルーティング

入力と出力が交差するボックスを選択することにより、接続します。

P300のデフォルト設定

デフォルト設定を使用すると、ニアエンドのShureマイクロホンを使用して複数のファーエンドへの通話が可能になります。ハードウェアコーデック、ソフトウェアコーデック、携帯電話を同時に操作できるよう接続が確立されます。

入力/ソースチャンネル 出力/接続先チャンネル
オートミックス(サミングされたDante入力チャンネル)
  • アナログ - コーデックへ(アナログ出力1)
  • USB出力
  • モバイル出力
アナログ - コーデックから(アナログ入力1)
  • アナログ - スピーカーへ(アナログ出力2)
  • USB出力
  • モバイル出力
USB入力
  • アナログ - コーデックへ(アナログ出力1)
  • アナログ - スピーカーへ(アナログ出力2)
  • モバイル出力
モバイル入力
  • アナログ - コーデックへ(アナログ出力1)
  • アナログ - スピーカーへ(アナログ出力2)
  • USB出力

シナリオ例:3方向通話の接続

Danteマイクロホン(Shure MXA 310)と携帯電話からのニアエンド音声は両方とも、ビデオコーデックにルーティングされ、ファーエンドに送信されます。携帯電話はリモートコーラーからの音声を送っているだけで、内蔵マイクとスピーカーは無効になっています。

ビデオコーデックからのファーエンド音声は、電源が投入されたラウドスピーカーまたはアンプ(アナログまたはDante対応)にルーティングされます。また、携帯電話(P300に接続)にもルーティングされ、信号をリモートコーラーにリレーします。

リモートコーラー(ファーエンド)はニアエンドとファーエンド双方の場所から音声を受け取ります。P300は、モバイル出力を介してニアエンドとファーエンドの音源をルーティングし、あらゆる場所に接続します。リモートコーラーからの音声はモバイル入力にルーティングされた後、ニアエンドの部屋のラウドスピーカーに送られ、ビデオコーデックを介してファーエンドの部屋にも送られます。

入力 / ソースチャンネル 出力 / 接続先チャンネル
オートミックス(MXA310からサミングされた4つのDante入力チャンネル)

アナログ - コーデックへ(アナログ出力1)

モバイル出力

アナログ - コーデックから(アナログ入力1)

アナログ - スピーカーへ(アナログ出力2)

モバイル出力

モバイル入力

アナログ - コーデックへ(アナログ出力1)

アナログ - スピーカーへ(アナログ出力2)

ミュート同期

ミュート同期により、会議システム内の接続されているすべてのデバイスが、信号パス内の正しいポイントで同時にミュートまたはミュート解除されます。ミュートステータスは、ロジック信号またはUSB接続を使用してデバイスで同期されます。

ミュート同期を使用するには、ウェブアプリケーションまたはShure Designerソフトウェアを使用して、接続されているデバイスでロジックを有効にします。多くのShureデバイスでは、ロジックが自動的に有効になっています。

Shureロジックデバイス:

MXA310およびP300でのミュート同期の設定

この設定を使用して、MXA310のミュートボタンを押してP300をミュートします。P300の信号チェーンでは、AECが収束したままになるように、DSPの後にミュートが行われます。

  1. DesignerでP300を開き、入力に進みます。
  2. 任意のチャンネルストリップでロジック有効を選択します。これにより、すべてのチャンネルでロジックが有効になります。
  3. DesignerでMXA310を開き、Settings > Logic controlに進みます。
  4. ミュートコントロール機能ロジックアウトに設定します。
  5. ライトに進みます。スタイルをリングに設定します。

入力レベルの調整

入力]タブでは、マトリクスミキサーに到達する前にチャンネルのゲインを制御します。ただし、P300に到達する前にソースのゲインも調整する必要があります。

P300に達する前のソースの入力レベルを監視するには:設定]メニューで[プリゲイン]に計測を設定します。

P300の[入力]タブでチャンネルのゲインを調整するには:設定]メニューで[ポストゲイン]に計測を設定します。

デジタルソース(DanteおよびUSB)

  1. P300に届く前のソースレベルを確認します。
    • ネットワーク接続されたマイクロホンまたはDante音源が標準の出力レベル設定で動作していることを確認します。
    • 音量コントロールを利用できる場合は、コンピューターのUSB音量を最大限に設定します。
    • ウェブアプリケーションで、Microflex®Advance™マイクロホンおよびMicroflexワイヤレスマイクロホンのレベルを調整します。
  2. DesignerでP300の入力ゲインを調整します。
    • フェーダーを使用するか、手動でゲイン値を入力します。このゲインステージでは、マトリクスミキサーに到達する前に信号のレベルを調整します。
    • これらのレベルは、メーターで最大チャンネルがピークレベル(0 dB)にならない範囲で、できるだけ大きくなるように設定します。

注:マトリクスミキサー]タブでは、さまざまな出力に送信されている別個のサブミックスのレベルを制御するクロスポイントゲインを調整できます。

アナログソース

  1. P300に到達する前にソースレベルを確認し、調整可能な出力レベルですべてのアナログデバイスを公称レベルに設定します。
  2. Designerで、[ライン (+4dBu)]または[Aux (-10dBV)]を選択して、アナログ入力チャンネルごとに着信信号レベルを合わせます。
  3. マトリクスミキサーに到達する前に、各チャンネルのフェーダーを使用してゲインを調整します。

モバイルデバイス

フェーダーを0 dBに設定した際にほとんどの機器でモバイル機器入力ゲインを最適化します。これにより、十分なヘッドルームで十分な音量を提供できるようにします。一般的なターゲットとして、P300が電話から受信した音声信号は、約-24 dBFSの平均レベルに到達する必要があります。

  1. 電話の音量を約50%に設定します。
  2. 入力ゲインを0dBに設定します。
  3. テスト通話を行い、以下を確認します。
    • ファーエンドの発言者の発言がはっきり聞き取れるか?
    • ファーエンドの発言者は、ニアエンドの音声をはっきり聞き取れるか?

ファーエンドに送られている信号レベルが低すぎる場合は、ニアエンドのマイクロホンとオートミキサーのゲインレベルを確認して調整します。

出力レベルの調整

ヒント:正確な計測を行うため、設定メニューで出力計測を設定します。

出力セクションでフェーダーを調整し、必要に応じてなるべく高くしますが、クリッピングは避けてください(信号が0 dBFSに達した場合)。入力ゲインとクロスポイントゲインは出力ゲインの前にマトリックスミキサーで常に調整してください。

アナログ調整レベル:受信デバイスの感度に適したLine、AuxまたはMicレベル出力を選択します。

プリおよびポストゲインメーター

2つの計測モードで、ゲイン段階の前後で信号レベルを監視できます。

入力計測

  • プリゲインプリフェーダー信号レベルを表示します。信号レベルが低すぎる場合やクリッピングが生じている場合は、ソースで調整します。
  • ポストゲインポストフェーダー信号レベルを表示するので、メーターは入力フェーダーのゲイン調整を反映します。このメーターには、自動ゲインコントロールやその他の処理は含まれません。

出力計測

  • プリゲインゲインが入力段階に適用された後、出力フェーダーの前の信号レベルがメーターに表示されます。このメーターには、入力フェーダー、デジタル信号処理ブロック、オートミックス、クロスポイントゲインが含まれます。
  • ポストゲイン各出力に送信されたポストフェーダー信号レベルを表示します。このメーターには、出力フェーダーで行われたゲイン調整が含まれます。

オートミックスモード

ゲーティング

ゲーティングモードでは、高速動作のシームレスなチャンネルゲーティングと一定の周囲音レベルを提供します。このモードでのオフアッテネーションは、オープンチャンネルの数にかかわらず、各チャンネルで-20 dBに固定されています。

ゲインシェアリング

ゲイン共有モードはオープンチャンネルとクローズチャンネルの間でシステムのゲインをダイナミックに調整します。システムゲインは1つのオープンチャンネルと等しくなるよう、チャンネル間でゲインを分配して一定に保たれます。可変ゲインストラクチャはチャンネル数が多い場合のノイズの低減に有効です。使用されるチャンネルが少ない場合は、オフアッテネーションを低くすることにより、透明度の高いゲーティングが得られます。

マニュアル

マニュアルモードではすべてのアクティブなトラックを足し合わせ、サミングされた信号を1つのDante出力に送ります。これによりオートミックスを有効にすることなく、拡声や録音用の各信号をルーティングするオプションを提供します。標準モニタリングビューのフェーダー設定がサミング出力に適用されます。

オートミックスの設定

注:すべての設定がすべてのオートミキサーで使用できるわけではありません。

ラストマイクをオンのままにする

最後に使用されたマイクロホンのチャンネルをアクティブのままにします。この機能は、信号に自然な部屋の音を維持することで、音声信号が途切れていないことをファーエンドの参加者が知ることができます。

ゲート感度

ゲートが開くスレッショルドレベルを変更します。

オフアッテネーション

チャンネルがアクティブでない時の信号の減衰レベルを設定します。

ホールド時間

レベルがゲートスレッショルドを下回った後で、チャンネルが開いたままとなる時間を設定します。

最大オープンチャンネル数

同時にアクティブになる最大チャンネル数を設定します。

優先度

選択した場合は、最大オープンチャンネル数に関係なく、このチャンネルのゲートがアクティブになります。

常にオン

これを選択すると、このチャンネルは常にアクティブになります。

Send to Mix

これが選択された場合は、チャンネルをオートミックスチャンネルに送ります。

ソロ

その他のチャンネルを全てミュートします。

オートミックスゲインメーター

これが有効になっている場合はゲインメーターをリアルタイムでのオートミックスゲーティングを表示するように変更します。ゲートを開くチャンネルはゲートが閉じた(減衰された)チャンネルよりミックスでの高いゲインを表示します。

マイク最適化モード(P300のみ)

最適なパフォーマンスを得るための、オートミキサーで使用するマイクを選択します。最良の結果を出すために、マイクチャンネルを処理デバイスにルーティングし、[自動構成]をクリックします(これで自動的に正しいマイク最適化モードが選択されます)。

Shure Microflexワイヤレスシステム、または従来の有線マイクを使用する場合は、オフ設定を使用します。

ゲート禁止(P300のみ)

ゲート禁止を有効にすると、ファーエンドの音声がニアエンドのマイクロホンチャンネルをゲーティングさせるのを防ぎます。

  1. 入力ゲインレベルがすべて適切に調整されており、他のオートミキサーの設定がすべて構成されていることを確認します。
  2. [ラストマイクをオンのままにする]を無効にします。
  3. ファーエンドでテスト通話を行い、ゲート禁止フェーダーを調整します。ファーエンドでインジケーターがオンになり、ファーエンドの音声がニアエンドのオートミキサーチャンネルをゲーティングさせないようにフェーダーレベルを引き上げます。
  4. ニアエンドの発言者がオートミキサーチャンネルを作動できることを確認します。チャンネルがオンにならない場合は、ゲート禁止フェーダーを下げます。
  5. 必要であれば、[ラストマイクをオンのままにする]を再度有効にしてください。

オートミキサーダイレクト出力のタップポイント

[オートミキサー]タブで、各チャンネルの下のメニューを使用して、マトリクスミキサーへの信号の送信元を選択します。

すべてのオプションには、入力チャンネルゲイン、ミュート、ソロおよびPEQがあります。

前処理/ゲート前

AEC、ノイズ低減またはAGCを使用せずに信号をマトリクスミキサーに送信します。

後処理/ゲート前

AECとノイズ低減を使用し、オートミキサーのゲーティングまたはAGCは使用せずに信号をマトリクスミキサーに送信します。

後処理/ゲート後

オートミキサーゲーティング、AEC、ノイズ低減を使用し、AGCは使用せずに信号をマトリクスミキサーに送信します。

前処理/ゲート後

オートミキサーゲーティングを使用し、AEC、ノイズ低減またはAGCは使用せずに信号をマトリクスミキサーに送信します。

注:Shureオートミキサーによっては、ダイレクト出力のタップポイントを使用できないものもあります。

暗号化

暗号化は、ライブモードの場合のみ、ロケーションレベルで動作します。これは、このロケーションに含まれるすべてのデバイスにこれらの設定が必要であることを意味します。音声はAdvanced Encryption Standard(AES-256)を使用して暗号化されており、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)の公表文献FIPS-197で指定されています。サードパーティデバイスでは暗号化がサポートされていません。

暗号化を有効にするには:

  1. 暗号化をクリックします。
  2. Enable Encryptionを選択します。

その他のオプションを使用すると、暗号化を再キー化したり、暗号化が以前に有効になっていて、不要になった場合に無効にしたりできます。

重要:暗号化を有効にするには:

  • 暗号化は、同じロケーションに存在する、すべての接続済みShureデバイスで有効または無効にする必要があります。
  • 暗号化をオンまたはオフにするには、Dante ControllerでAES67を無効にする必要があります。AES67の暗号化は現在、サポートされていません。

Note: Encryption will not work between devices on 3.x and 4.x firmware. Update all devices to same the major firmware version to use encrpytion.

ネットワーキングおよびDante

ネットワークの最善な構築例

Shureデバイスをネットワークに接続する場合は、次のベストプラクティスを使用します。

  • 各デバイスをスイッチまたはルーターに直接接続し、常に「スター」ネットワークトポロジーを使用してください。
  • すべてのShureネットワークデバイスを同じネットワークに接続し、同じサブネットに設定します。
  • コンピューターのファイアウォールを介してすべてのShureソフトウェアを許可します。
  • ネットワークごとにDHCPサーバーを1台だけ使用してください。追加サーバーのDHCPのアドレス指定を無効にします。
  • Shureデバイスの電源を入れる前に、スイッチとDHCPサーバーの電源を入れます。
  • ネットワークを拡大するには、スタートポロジーのスイッチを複数使用します。
  • すべてのデバイスのファームウェアは、同じバージョンレベルでなければなりません。

ネットワークオーディオとShureコントロール

MicroflexAdvanceはネットワーク上で2種類のデータを伝送します:Shureコントロールとネットワークオーディオです。

Shureコントロール

Shureコントロールは、コントロールソフトウェアの動作、ファームウェアのアップデート、およびサードパーティのコントロールシステム(AMX、Crestron)のデータをやり取りします。

ネットワークオーディオ

このネットワークは、DanteデジタルオーディオとDanteコントローラーのコントロールデータの両方をやり取りします。ネットワークオーディオの動作には、有線方式のギガビットEthernet接続が必要です。

デバイスのIP設定

IP設定

選択したネットワークインターフェースのIPモードを設定します:

  • 自動(DHCP):IPアドレスを自動的に割り当てます。
  • 手動(静的):静的IPアドレス用。

IP設定

各ネットワークインターフェースのIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを表示し編集します。

MACアドレス

ネットワークインターフェースの固有の識別番号。

IP設定の構成

IP設定はShure Designerソフトウェアで管理します。初期設定では、自動(DHCP)モードに設定されています。DHCPモードでは、デバイスはDHCPサーバーからIP設定を受け取り、またはDHCPがない場合には自動的にリンクローカル設定へフォールバックします。また、IPアドレスは手動で設定することもできます。

IPプロパティを設定するには、以下のステップに従ってください。

  1. デバイスの設定ウィンドウを開きます。
  2. 設定タブに移動し、ネットワークを選択します。
  3. オート (自動)またはマニュアル (手動)を選択します。オート (自動)を使用した場合、アドレスは自動的に割り当てられます。マニュアル (手動)セットアップについては、手動設定に関する説明に従ってください。

静的 IP アドレスを手動で割り当てる

IPアドレスを手動で割り当てるには、次の手順に従います。

  1. Designerでデバイスの設定ウィンドウを開きます。
  2. 設定タブに移動し、ネットワークを選択します。
  3. マニュアル (手動)としてIP設定を選択します。
  4. IP設定を入力します。

Wi-Fiでコントロールソフトウェアを動作

Wi-Fi経由でウェブアプリケーションを操作する場合に最善のパフォーマンスを得るにはワイヤレスルーターを正しくセットアップすることが重要です。システムではマルチキャストに依存するいくつかの標準ベースのプロトコルを採用しています。Wi-Fiは下位互換性のため、ブロードキャストとマルチキャストパケットを一般的なパケットとは区別して扱います。場合によっては、Wi-Fiのルーターがマルチキャストパケットの転送率をウェブアプリケーションが正常に動作するには遅すぎる値に制限してしまいます。

Wi-Fiのルーターは通常、802.11b、802.11a/g、802.11nスタンダードをサポートしています。初期設定では、多くのWi-Fiルーターは従来の802.11bデバイスがネットワーク上で動作できるように設定されています。この設定ではこれらのルーターは自動的にマルチキャストデータレート(または、「基本レート」や「管理レート」と呼ばれることもあります)を1~2Mbpsに制限します。

注:Wi-Fi接続はコントロールソフトウェアにのみ使用できます。ネットワークオーディオは、Wi-Fiでは通信できません。

ヒント:大きなワイヤレスでのマイクロホン構成用としては適切な帯域幅を提供するためにマルチキャスト送信レートを上げることを推奨します。

重要:最高のパフォーマンスのためにはマルチキャストレートを1~2 Mbpsに制限しないWi-Fiルーターを使用します。

Shureは以下のWi-Fiルーターメーカーを推奨します:

  • Cisco
  • Linksys
  • Apple

デジタルオーディオネットワーク

Danteデジタルオーディオは標準イーサネットで伝送され、標準インターネットプロトコルで動作します。Danteは低レイテンシー、タイトクロック同期、QoSを備え、各種Danteデバイスに信頼性の高い音声トランスポートを行います。DanteオーディオはITやコントロールデータと同じネットワークに安全に共存することができ、あるいは専用ネットワークを使用するように構成することもできます。

Danteネットワークの推奨スイッチ

基本のネットワーク要件に加え、Danteオーディオネットワークは以下の機能を備えたギガビットネットワークスイッチまたはルーターを使用する必要があります:

  • ギガビットポート
  • 4キューのクオリティ・オブ・サービス(QoS)
  • Diffserv (DSCP) QoS、厳格な優先順位
  • 推奨:各ネットワークリンクの動作について、詳細な情報を提供するマネージドスイッチ(ポート速度、エラーカウンター、使用帯域幅)

レイテンシーを設定する

レイテンシーとは、デバイスの出力へとシステム内を移動する信号が要する時間量です。デバイスとチャンネル間のレイテンシー時間の変化に対応するため、Danteにはレイテンシー設定が選択できるようになっています。同じ設定を選択した場合、ネットワーク上のすべてのDanteデバイスは確実に同期できます。

これらのレイテンシー値を出発点として使用してください。設定で使用する正確なレイテンシーを決定するには、設定を割り当て、Danteオーディオをデバイス間で送信し、AudinateのDanteコントローラーソフトウェアを使用してシステムの実際のレイテンシーを測定します。続いて、利用できる最も近いレイテンシー設定に端数を切り上げて、それを使用します。

レイテンシーの設定を変更するには、AudinateのDanteコントローラーソフトウェアを使用します。

レイテンシーの推奨

レイテンシーの設定 スイッチの最大数
0.25 ms 3
0.5 ms(初期設定) 5
1 ms 10
2 ms 10+

デバイス名をDanteネットワークにプッシュする

Danteコントローラーに表示されるデバイス名を表示するには、設定>概要へと移動して、 デバイス名に名前を入力します。Danteへのプッシュを選択して、ネットワークに表示される名前を送信します。

注:Danteコントローラーに表示される名前は「-d」が付いています。

AES67

AES67はさまざまなIP音声技術を使用するハードウェアコンポーネント間の通信を可能にするネットワーク音声標準です。このShureデバイスはAES67をサポートし、ライブ音声、統合設置およびブロードキャスト用のネットワークシステム内での互換性を向上させます。

次の情報は、AES67信号の送受信に不可欠なものです。

  • Dante Controllerソフトウェアを最新バージョンにアップデートして、AES67の [Configuration] タブが表示されることを確認してください。
  • 暗号化の有効/無効を切り替える前に、Dante ControllerからAES67を無効にする必要があります。
  • 送信機と受信機が両方ともDanteに対応している場合、AES67は利用できません。
    Shure製デバイスの対応状況: デバイス2の対応状況: AES67の対応状況
    DanteとAES67 DanteとAES67 Dante以外には未対応。
    DanteとAES67 Danteを使用しないAES67。他のオーディオネットワーキングプロトコルは使用できます。 対応。

個別のDanteとAES67フローは同時に操作できます。フローの総数は、デバイスのフロー上限によって決定されます。

Shureデバイスからの音声送信

すべてのAES67設定は、Dante Controllerソフトウェアで管理されます。詳細については、『Dante Controllerユーザーガイド』を参照してください。

  1. Dante ControllerでShure送信機を開きます。
  2. AES67を有効にします。
  3. Shureデバイスを再起動します。
  4. Dante Controllerユーザーガイド』の指示に従って、AES67フローを作成します。

異なる音声ネットワークプロトコルを使ってデバイスから音声を受信する

サードパーティ製デバイスの場合:ハードウェアがSAPに対応している場合、デバイスが使用しているルーティングソフトウェアでフローが識別されます。SAPに未対応の場合、AES67フローを受け取るには、AES67セッションのIDとIPアドレスが必要となります。

Shureデバイスの場合:送信デバイスがSAPに対応している必要があります。Dante Controllerで、送信機(IPアドレスで表示される)は、他のDanteデバイスと同様にルーティングできます。

Dante Domain Managerとの互換性

このデバイスは、Dante Domain Managerソフトウェア(DDM)と互換性があります。DDMは、DanteネットワークおよびDante対応製品のユーザー認証、役割ベースのセキュリティ、および監査機能を有効にするネットワーク管理ソフトウェアです。

DDMによって制御されるShureデバイスの考慮事項:

  • ShureデバイスをDanteドメインに追加する場合は、ローカルコントローラのアクセスをRead Writeに設定します。そうしないと、Dante設定にアクセスしたり、工場出荷時設定へのリセットを実行したり、デバイスのファームウェアを更新したりできなくなります。
  • デバイスとDDMが何らかの理由によりネットワーク経由で通信できない場合は、Dante設定の制御、工場出荷時設定へのリセットの実行、またはデバイスファームウェアの更新を行うことができなくなります。接続が再確立されると、デバイスはDanteドメインで設定されたポリシーに従います。
  • Danteデバイスロックがオンの場合、DDMがオフラインの場合、またはデバイスの設定が[防止]に設定されている場合、一部のデバイス設定は無効になります。これには、Dante暗号化、MXW関連付け、AD4 DanteブラウズとDanteキュー、およびSCM820リンクが含まれます。

詳細については、Dante Domain Managerドキュメントを参照してください。

注:ファームウェア4.1.x 以降に適用されます。

パケットブリッジ

パケットブリッジを使用すると、外部のコントローラーがShureデバイスのコントロールインターフェイスからIP情報を取得できます。パケットブリッジにアクセスするには、ShureデバイスのDanteインターフェイスで、外部コントローラーがクエリーパケットをunicast UDP*からport 2203に送信する必要があります。

  1. 最小1ペイロードでUDPパケットを送信します。

    注:最大許容ペイロードは140バイトです。どのようなコンテンツでも許可されます。

  2. Shureデバイスは、クエリーパケットの送信元ポートと同じ送信先UDPポートを使って、ユニキャストUDP上でコントローラーに応答パケットを送信します。応答パケットのペイロードは次の形式を取ります:
    バイト コンテンツ
    0~3 IPアドレス(ネットワーク順で32ビット符号なし整数型)
    4~7 サブネットマスク(ネットワーク順で32ビット符号なし整数型)
    8~13 MACアドレス、6バイトのアレイ

    注:通常のネットワーク上では、Shureデバイスは1秒以内に応答します。応答がない場合、送信先IPアドレスとポート番号を確認してからクエリーを再送してください。

*UDP: ユーザー・データグラム・プロトコル

QoS (Quality of Service) 設定

QoS設定によりネットワーク上の特定のデータパケットを優先させることで、負荷の大きい大規模ネットワークにおいて信頼性の高い音声配信を確保します。この機能は、多くのマネージドネットワークスイッチに備わっています。必須ではありませんが、QoS設定をすることをお勧めします。

注:サービスの中断を避けるため、変更はネットワーク管理者に依頼してください。

QoS値を割り当てるには、スイッチインタフェースを開き、次の表を使用してDanteに関連づけられているキュー値を割り当てます。

  • タイムクリティカルなPTPイベント用に可能な限り高い値(例として4として表示)を割り当てます。
  • 残りのパケットに低優先度の値を使用します。
Dante QoS優先度値
優先度 用途 DSCPラベル 16進数 10進数 2進数
高 (4) タイムクリティカルPTPイベント CS7 0x38 56 111000
中 (3) オーディオ、PTP EF 0x2E 46 101110
低 (2) (予約済み) CS1 0x08 8 001000
なし (1) その他のトラフィック BestEffort 0x00 0 000000

注:スイッチの管理はメーカーやスイッチタイプによって異なることがあります。個々の設定の詳細については、メーカーの製品ガイドを参照してください。

Danteの要件およびネットワークについては、www.audinate.comを参照してください。

ネットワーク用語集

PTP(高精度時間プロトコル):ネットワーク上のクロックを同期するために使用されます

DSCP(DSコードポイント):レイヤー3のQoS優先度付けに使用される標準の識別方法です

IP Ports and Protocols

Shure Control

Port TCP/UDP Protocol Description Factory Default
21 tcp FTP Required for firmware updates (otherwise closed) Closed
22 tcp SSH Secure Shell Interface Closed
23 tcp Telnet Not supported Closed
68 udp DHCP Dynamic Host Configuration Protocol Open
80* tcp HTTP Required to launch embedded web server Open
443 tcp HTTPS Not supported Closed
161 tcp SNMP Not supported Closed
162 tcp SNMP Not supported Closed
2202 tcp ASCII Required for 3rd party control strings Open
5353 udp mDNS Required for device discovery Open
5568 udp SDT Required for inter-device communication Open
8023 tcp Telnet Debug console interface Closed
8180 tcp HTML Required for web application Open
8427 udp Multcast SLP Required for inter-device communication Open
64000 tcp Telnet Required for Shure firmware update Open

Dante Audio & Controller

Port TCP/UDP Protocol Description
162 udp SNMP Used by Dante
[319-320]* udp PTP Dante clocking
2203 udp Custom Required for packet bridge
4321, 14336-14600 udp Dante Dante audio
[4440, 4444, 4455]* udp Dante Dante audio routing
5353 udp mDNS Used by Dante
[8700-8706, 8800]* udp Dante Dante Control and Monitoring
8751 udp Dante Dante Controller
16000-65536 udp Dante Used by Dante

*These ports must be open on the PC or control system to access the device through a firewall.

These protocols require multicast. Ensure multicast has been correctly configured for your network.

サードパーティ製のコントロールシステムの使用

このデバイスはロジックコマンドをネットワークから受け取ります。Designerを介してコントロールされる多くのパラメーターは、適切なコマンド文字列を使用することで、サードパーティ製のコントロールシステムを介してコントロールすることができます。

一般的な用例:

  • ミュート
  • LEDの色および動作
  • プリセットの読み込み
  • レベルの調整

コマンド文字列の完全なリストは、次の場所にあります。

トラブルシューティング

イベントログ

イベントログには、デバイスの電源オン時からの動作の詳細説明が記録されています。ログはアクティビティエントリを最大1,000件まで収集し、最後の電源サイクルに応じてタイムスタンプします。エントリは内部メモリに保管され、デバイスをオフにして再起動してもクリアされません。エクスポート機能を使うと、ログデータを保存してソートするCSV(カンマ区切り値)文書が作成されます。

トラブルシューティングまたはShureシステムサポートへの問い合わせを行う際には、詳細についてログファイルを参照します。

イベントログを表示するには:

  1. 「ヘルプ」メニューを開きます
  2. イベントログの表示を選択します

深刻度レベル

情報

アクションまたはイベントは正常に完了しました

警告

アクションは完了できませんが、全体的な機能は安定しています

エラー

機能を妨げる可能性のある問題が発生しました。

ログ詳細

ノート

IPアドレスとサブネットマスクを含む、イベントとエラーに関する詳細を提供します。

タイムスタンプ

最近の再起動以降のPower cycles:days:hours:minutes:seconds

イベントID

内部参照のためのイベントタイプを示します。

ヒント:フィルタを使用して結果を絞り込みます。カテゴリ見出しを選択してログをソートします。

トラブルシューティング

問題 解決策
Google Chromeブラウザでソフトウェアの遅延が生じる 問題はブラウザに関連しています。Chromeでハードウェアアクセラレーションオプションをオフにします。
音がこもる イコライザーを使って周波数レスポンスを調整します。適切な使用についてはイコライザーアプリケーションを参照してください。
オーディオの音が高すぎる、またはピッチが低すぎる コンピューターのサウンド設定で、再生と録音のサンプルレートの設定が同じであることを確認します。これらのサンプルレートが一致していないと、オーディオの音が高すぎたり、ピッチが低すぎたりする可能性があります。
ハードウェアがデバイス検出に表示されない
  • 確実にデバイスに電源が入っていることを確認します
  • PCと装置が同じネットワークにあり、同じサブネットに設定されていることを確かめます
  • デバイスに接続していない他のネットワークインターフェースをオフにします(WiFiを含む)
  • DHCPサーバーが作動しているかチェックしてください(該当する場合)
  • デバイスをリセットします
音声なし
  • コンピューターの音声デバイスまたはプロパティパネルで、音声デバイスとしてP300が選択されていることを確認します
  • 音声チャンネルはマトリクスミキサー経由で出力にルーティングされる必要があります
  • Dante Controller™ソフトウェアでデバイス間の接続を確立する必要があります
  • ケーブルを点検します
  • 入力/出力チャンネルがミュートされていないことを確認します
  • フェーダーレベルの設定が低すぎないことを確認します
  • 暗号化エラーが発生していないことを確認します -- パスフレーズの不一致、または暗号化が1台のデバイスでのみ有効化されていると音声に障害が発生します。
Dante音声チャンネルにルーティングできない Audinate(www.audinate.com)から最新バージョンのDante Controllerをインストールします。
ハードウェアの電源が入らない
  • ネットワークスイッチはパワーオーバーイーサネット(PoE)を供給する必要があります。そうでない場合は、PoEインジェクターを使用する必要があります
  • ネットワークケーブルと接続を点検します

重要な製品情報

本機器はプロのオーディオ用途用です。

注:このデバイスは公共のインターネットネットワークに直接接続されることを意図していません。

環境E2へのEMC適合:業務用および軽産業用。テストは、同梱および推奨のケーブル使用に基づきます。シールド(スクリーン)型以外のケーブルを使用した場合はEMC性能が低下します。

Shure社によって明示的に承認されていない変更または修正を加えると、この機器を操作する 権利が無効になります。

産業のカナダICES-003コンプライアンスレベル:CAN ICES-3 (B)/NMB-3(B)

FCCパート15Bの認証条項により認可。

電池、パッケージ、電子廃棄物については地域のリサイクル方法に従ってください。

Information to the user

This device complies with part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions:

  1. This device may not cause harmful interference.
  2. This device must accept any interference received, including interference that may cause undesired operation.

Note: This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to part 15 of the FCC Rules. These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference in a residential installation. This equipment generates uses and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instructions, may cause harmful interference to radio communications. However, there is no guarantee that interference will not occur in a particular installation. If this equipment does cause harmful interference to radio or television reception, which can be determined by turning the equipment off and on, the user is encouraged to try to correct the interference by one or more of the following measures:

  • Reorient or relocate the receiving antenna.
  • Increase the separation between the equipment and the receiver.
  • Connect the equipment to an outlet on a circuit different from that to which the receiver is connected.
  • Consult the dealer or an experienced radio/TV technician for help.

CE適合宣言書は以下より入手可能です:www.shure.com/europe/compliance

ヨーロッパ認定代理店:

Shure Europe GmbH

ヨーロッパ、中東、アフリカ地域本部:

部門:EMEA承認

Jakob-Dieffenbacher-Str.12

75031 Eppingen, Germany

TEL:+49-7262-92 49 0

FAX:+49-7262-92 49 11 4

Eメール:info@shure.de

本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満たし、CEマークに適合しています。

CE適合宣言書はShure社またはShure社の欧州担当部より入手することができます。問い合わせ先についてはvisit www.shure.comを参照してください

仕様

General

入力 (2) 3ピンブロックコネクター (アクティブバランス)
出力 (2) 3ピンブロックコネクター (インピーダンスバランス)
モバイル (1) TRRS 3.5 mm

USB接続

(1) USB 2.0, タイプ B

単一ポートは2個の入力および2個の出力チャンネルをサポート (統合モノ)

ネットワーク接続 (Danteデジタルオーディオ)

(1) RJ45

10 Dante Inputs (入力) ,8 Dante 出力

極性

非反転、すべての入力から出力

使用電源

802.3(クラス タイプ 2 (PoE Plus), 4)

消費電力

17.5 W, 最大

質量

1710  g (3.8 lb)

寸法

高さ×幅×奥行き

4 x 21 x 22.6 cm (1.6 x 8.3 x 8.9 インチ)

コントロールソフトウェア

Shure Designer

動作温度範囲

−6.7°C (20°F)50°C (122°F)

保管温度範囲

−29°C (-20°F)74°C (165°F)

熱出力損失

最大 17.5 W (60 BTU/時)
標準 14.6 W (50 BTU/時)

音声

周波数特性

+1, -1.5 dB

2020,000 Hz

Danteデジタルオーディオ

サンプリングレート 48 kHz
ビット深度 24

USB 音声

サンプリングレート 48 kHz
ビット深度 16, 24

遅延

Danteレイテンシーを含みません

Firmware 4.1 and newer Dante 1~8入力 Dante出力 (AEC有効化) 15.4 ms
Dante 1~8入力 Dante出力 (AEC無効化) 8.7 ms
Dante 9~10入力 Dante出力 3.4 ms
アナログ入力 アナログ出力 3.8 ms
Firmware 3.1 and older Dante 1~8入力 Dante出力 (AEC有効化) 12.5 ms
Dante 1~8入力 Dante出力 (AEC無効化) 5.8 ms
Dante 9~10入力 Dante出力 1.8 ms
アナログ入力 アナログ出力 2.2 ms

アナログ接続 (ブロックコネクター)

ダイナミックレンジ

20 Hz~20 kHz, Aウェイト, 標準

アナログ-Dante 113dB
Dante-アナログ 117dB

等価入力ノイズ

20 Hz~20 kHz, Aウェイト, 150Ω端子か入力

Line -86 dBV
Aux -98 dBV

THD(全高周波歪率)

@ 1 kHz, 0 dBV 入力, 0dB アナログゲイン

<0.05%

同相除去比

150Ωバランスソース @ 1 kHz

>50dB

入力インピーダンス

9.6 kΩ

入力 クリッピングレベル

Line +27 dBV
Aux +15 dBV

出力インピーダンス

80 Ω

出力クリッピングレベル

Line +20 dBV
Aux +0 dBV
マイクロホン -26 dBV

モバイル接続(3.5 mmコネクター)

ピンの割当

チップ 音声入力 ()
リング 1 音声入力 ()
リング 2 アース
イヤパッド 音声出力 (電話機へ)

ダイナミックレンジ

20 Hz~20 kHz, Aウェイト, 標準

アナログ-Dante 99dB
Dante-アナログ 90dB

等価入力ノイズ

20 Hz~20 kHz, Aウェイト, input terminated with 20Ω

-95 dBV

THD(全高周波歪率)

@ 1 kHz, 0 dBV 入力, 0dB アナログゲイン

<0.05%

入力インピーダンス

3.7 kΩ

入力 クリッピングレベル

+4 dBV

出力インピーダンス

1.4 kΩ

出力クリッピングレベル

Output terminated with 2.2 kΩ

-20 dBV

ネットワーク

ケーブル要件

Cat 5e以上 (シールドケーブル推奨)

モバイルのピン割当(TRRS)

チップ 音声入力 ()
リング 1 音声入力 ()
リング 2 アース
スリーブ 音声出力

注:P300では音声入力(tipおよびring 1)がひとつのモノラル信号に統合され、いずれの送り先にも単一のチャンネル上で信号が送信されます。

アクセサリー

付属品

KIT, HARDWARE, P300-IMX 90D33522
BRACKET, HALF RACK UNIT 53A27741
USBケーブル 95A39698

オプション及び交換パーツ

19インチラックトレイ CRT1