安全のための重要注意事項

  1. この説明書をお読みください。
  2. この説明書を保管しておいてください。
  3. 警告事項すべてに留意してください。
  4. すべての指示に従ってください。
  5. この製品は水の近くで使用しないでください。
  6. 掃除は乾いた布でから拭きするだけにしてください。
  7. 通風口を塞がないようにしてください。十分な換気ができるよう余裕を持たせ、メーカーの指示に従って設置してください。
  8. 火、ラジエーターや暖房送風口、ストーブ、その他、熱を発生する機器 (アンプなど) の近くには設置しないでください。火が出る物を製品の上に置かないでください。
  9. 有極プラグやアース付きプラグは安全のために用いられていますので、正しく接続してください。有極プラグは、2本のブレードのうち一方が幅広になっています。アース付きプラグは2本のブレードの他に、3本目のアース端子がついています。幅広のブレードや3本目の棒は、安全のためのものです。これらのプラグがコンセントの差し込み口に合わない場合は、電気工事業者に相談し、コンセントを交換してもらってください。
  10. 電源コードは特にプラグ差し込み部分、延長コード、機器から出ている部分において、引っかかって抜けたり挟まれたりしないように保護してください。
  11. アタッチメントや付属品は必ずメーカー指定のものをご利用ください。
  12. カートやスタンド、三脚、ブラケット、テーブル等はメーカー指定のものか、この装置用に販売されているものを必ずご利用ください。カートに装置を載せて動かす際はつっかけて怪我をしないよう注意してください。

  13. 雷を伴う嵐の際、または長期間使用しない場合は、プラグをコンセントから抜いてください。
  14. 整備の際は、資格のある整備担当者に必ずご相談ください。電源コードやプラグの損傷、液体や異物が装置内に入り込んだ場合、装置が雨や湿気に曝された場合、正常に作動しない場合、装置を落とした場合など、装置が何らかの状態で損傷した場合は、整備が必要です。
  15. 水滴や水しぶきに曝さないでください。液体の入った花瓶などを装置の上に置かないでください。
  16. MAINSプラグまたはアプライアンスカップラーが使用できる状態にしておいてください。
  17. 装置の空気伝播音は70 dB(A)を超えません。
  18. クラスI構造の装置は保護接地接続のある主電源の壁コンセントに接続してください。
  19. 火災や感電の危険を避けるため、本機器は雨や湿気のある場所にさらさないでください。
  20. 本製品の改造は試みないでください。けがや製品の故障の原因となる可能性があります。
  21. 本製品は指定された動作温度範囲内で使用してください。

安全にお使いいただくために

誤った使用により引き起こされる可能性のある結果は、危険の切迫度および損害の大きさに応じて、「警告」と「注意」のいずれかとして示されています。

警告:警告を無視すると、誤った使用により重傷または死亡が引き起こされる可能性があります。
注意:注意を無視すると、誤った使用により怪我や物的損害が引き起こされる可能性があります。

注意

  • 分解・改造は故障の原因となりますので決して行わないでください。
  • ケーブルに無理な力を与えたり、引っ張ったりしないでください。故障の原因となります。
  • 本製品は濡らさないようにしてください。極度の高温・低温や湿気にさらさないでください。

警告

  • 水や異物が入ると火災や感電の原因となります。
  • 本製品の改造は試みないでください。けがや製品の故障の原因となる可能性があります。

警告:電池パックは直射日光や火などの高熱にさらさないでください。

本装置は85 dB SPLを超える音量を出すことができます。各国の被雇用者保護要件に基づき、許容された最大連続騒音曝露レベルを確認してください。

警告

極度の大音量で音声を聴くと、聴覚を恒久的に損なうことがあります。できるだけ小さな音量で使用してください。極度に高い音圧レベルに過度にさらされると耳を傷め、恒久的な騒音性難聴(NIHL)になることがあります。聴覚を損なわないようにするため、各音圧レベルに耐えられる最長限度時間の米国労働安全衛生局(OSHA)ガイドラインを下記に記載しますのでご参照ください。

90 dB SPL

8時間

95 dB SPL

4時間

100 dB SPL

2時間

105 dB SPL

1時間

110 dB SPL

30分

115 dB SPL

15分

120 dB SPL

障害が発生する恐れがあるため避けること

聴覚に関する注意事項

聴覚を損なう可能性があるため、大音量で長時間、音を聞かないようにしてください。

重要な製品情報

ライセンスについて

免許:本機器操作の際、行政上の免許が特定の地域で要求される場合があります。必要条件の有無については国内当局にお問い合わせください。書面によるShure Incorporatedの承認を得ることなく本機器の変更・改造を行った場合、装置を使用する権利が無効となる場合があります。Shureワイヤレスマイクロホン装置の免許取得は使用者の責任であり、免許の取得は使用者の区分とアプリケーション、周波数によって異なります。周波数の選択と購入の前に、適正な免許に関する情報を得るために監督機関にお問い合わせになることを強くおすすめいたします。

Information to the user

This device complies with part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions:

  1. This device may not cause harmful interference.
  2. This device must accept any interference received, including interference that may cause undesired operation.

Note: This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to part 15 of the FCC Rules. These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference in a residential installation. This equipment generates uses and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instructions, may cause harmful interference to radio communications. However, there is no guarantee that interference will not occur in a particular installation. If this equipment does cause harmful interference to radio or television reception, which can be determined by turning the equipment off and on, the user is encouraged to try to correct the interference by one or more of the following measures:

  • Reorient or relocate the receiving antenna.
  • Increase the separation between the equipment and the receiver.
  • Connect the equipment to an outlet on a circuit different from that to which the receiver is connected.
  • Consult the dealer or an experienced radio/TV technician for help.

This device contains licence-exempt transmitter(s)/receiver(s) that comply with Innovation, Science and Economic Development Canada’s licence-exempt RSS(s). Operation is subject to the following two conditions:

  1. This device may not cause interference.
  2. This device must accept any interference, including interference that may cause undesired operation of the device.

L’émetteur/récepteur exempt de licence contenu dans le présent appareil est conforme aux CNR d’Innovation, Sciences et Développement économique Canada applicables aux appareils radio exempts de licence. L’exploitation est autorisée aux deux conditions suivantes :

  1. L’appareil ne doit pas produire de brouillage;
  2. L’appareil doit accepter tout brouillage radioélectrique subi, même si le brouillage est susceptible d’en compromettre le fonctionnement.

産業のカナダICES-003コンプライアンスレベル:CAN ICES-3 (B)/NMB-3(B)

注: EMC適合性試験は同梱および推奨のケーブル使用に基づきます。別種のケーブルを使用した場合はEMC性能が低下する可能性があります。

メーカーによって適合性が書面で認可されたもの以外の変更・改造を本機器に加えると、ユーザーの装置を使用する権利が無効となる場合があります。

PSM 1000

Shure PSM® 1000パーソナルモニターシステムは、かつてない先進レベルでのパーソナルモニタリングを実現します。送信機はフルラックサイズ、デュアルチャンネル、ネットワーク接続対応で、プロフェッショナルツアーや設備用途に最適です。ダイバーシティボディパック受信機は、本来の状態に近いRF信号とオーディオ品質を提供します。イーサネット接続によりネットワーク化することで送信機の機能のリモートコントロールやWireless Workbench®ソフトウェアによる統合的な周波数コーディネーションを実現しています。

特長

ツアーグレードのデザインとパフォーマンス

  • ツインアンテナのダイバーシティボディパック受信機は、最新のデジタル信号処理テクノロジーを採用し、信号受信が劇的に向上し、受信範囲が大きく拡大。
  • すべて金属で製造されたシャーシに搭載のフルラックデュアルチャンネルワイヤレス送信機は、ツアーグレードのパフォーマンスを提供。
  • イーサネット接続経由のネットワークによるコントロールにより、多チャンネル時のセットアップが大幅に簡素化され、Wireless Workbenchソフトウェアを使用したリモートコントロールが可能。
  • 内蔵型電源は、IEC入出力タイプの電源コネクターを備え、ラック内での電源接続も容易。
  • 特許取得済みの技術であるCueModeにより、最大20の異なるモニターミックスを1台のボディーパック受信機に登録し、すばやく簡単な検聴が可能。
  • MixMode®テクノロジーにより、ボディパックユーザーは2つの独立したオーディオチャンネルを両方の耳で同時に聴くことができ、2つの独立したIFBプログラムフィードを送信可能。ボディパックのバランスコントロールにより、各音声信号の相対レベルを調整。
  • PSM 900受信機との互換性(同じ周波数範囲の場合)確保により、レンタルやツアーにおけるニーズ向けのインベントリ管理が効率化。

強固なRFパフォーマンスおよびネットワーク経由のコントロール。

  • 最大80 MHzのチューニング帯域幅により、今日の混雑した予測不能なRF環境での柔軟性を提供。
  • 送信機が備える類のないリニアリティにより周波数相互変調が大幅に減少し、周波数範囲1つあたり最大39の互換チャンネルを使用可能。
  • 高精度フロントエンドRFフィルタリングはRF干渉を大幅に減少させ、クリーンで、より強いRF信号、より少ないドロップアウト、耳でわかる不自然さを低減。
  • 自動RFゲインコントロールにより、RFオーバーロードに起因する信号の歪みがパフォーマンスに影響を及ぼすのを回避。
  • ネットワーク接続経由の周波数調整により、多チャンネル時の設定を簡素化。
    • P10R+ボディパック受信機からのフル帯域スキャンによりクリーンで両立性のある周波数を検出し、ボディパックのメニュー画面からスペクトラムプロットのグラフィック表示を確認可能。
    • IR同期により、発見した周波数とスペクトラムプロットをP10T送信機へ直接送信可能。
    • イーサネット接続により、1つの送信機からネットワーク上の他のP10T送信機それぞれに対して両立性のある周波数割当てをプログラミングすることができ、セットアップの簡素化と効率化が大幅に向上。
    • スペクトラム表示ではフロントパネルのスペクトラムプロットでズーム比率を選択可能。

高度なセットアップ及び操作方法

Wireless WorkbenchとShurePlus™ Channelsとの間の完全なソフトウェア互換性により、最新のRFスペクトラムプロット、包括的な周波数コーディネート、ライブモニタリング、送信機設定の調整(以下参照)を提供:

  • RFミュートのオン/オフ
  • RF出力調整
  • Aux/ラインレベル
  • オーディオ入力レベル
  • チャンネル/デバイス名編集

優れた音質

  • P10R+受信機に採用された最新のデジタル信号処理テクノロジーにより、ヘッドルーム拡大、ステレオ分離特性の向上、より優れた音声の忠実性を実現。
  • 特許取得済みのオーディオリファレンスコンパンディングにより、ナチュアルで透明度の高い音を実現。
  • 高解像度のMicroDriversをデュアルで搭載したShure SE425 Sound Isolating™イヤホンと使用することで、正確でバランスのとれたオーディオレスポンスを実現。

先進の充電オプション

  • SB900リチウムイオン充電池は、使用可能回数が増加し、電池残量と充電サイクルの詳細を正確に追跡。
  • SCB800-US 8ベイ充電器は最大8個のSB900の充電池に2時間以内にフル充電し、拡充電池の充電ステータスをLEDで表示。
  • SBC200デュアルドッキング充電器は、SB900A、PSM 300(P3RAのみ)、PSM 900(P9RAおよびP9RA+のみ)、PSM 1000(P10RおよびP10R+のみ)、QLX-D®デジタルワイヤレスシステム、ULX-D®デジタルワイヤレスシステム、およびAxient® Digital(AD1およびAD2のみ)に対応します(ACアダプター付属、およびACアダプターなしを用意)。
  • SBC220ネットワークデュアルドッキング充電器は、SB900A、PSM 900(P9RA+のみ)、PSM 1000(P10R+のみ)、QLX-Dデジタルワイヤレスシステム、ULX-Dデジタルワイヤレスシステム、およびAxient Digital(AD1およびAD2のみ)に対応します(ACアダプター付属、およびACアダプターなしを用意)。SBC220がネットワークに接続されている場合、各送信機の電池情報をリモートから確認できます。

コンポーネント

  • P10Tラックマウント送信機
  • P10R+ボディパック受信機(2台)
  • 1/2波長アンテナ 2本
  • 単3乾電池(4本)
  • アンテナケーブル(2本)
  • IEC電源ケーブルとIEC延長ケーブル
  • イーサネットネットワークケーブル
  • ジッパー付きバッグ

ラックマウント用部品:

  • アンテナホールキャップ(2個)
  • ラックマウント用ネジとワッシャー(4本)

クイックスタート操作ガイド

ラックマウント送信機

  1. 付属の電源ケーブルを使用してコンセントに接続します。
  2. 付属のアンテナをantenna out BNCコネクターに取り付けます。
  3. ミキサー出力などの音源をオーディオ入力に接続します。入力ジャックの両方を使用することができます。モノラル音源の場合は、入力ジャックのいずれか一方だけを使用します。
  4. RFスイッチをオフにし、電源を入れます。
  5. モノラル(入力1つ)の場合には、[Audio]メニューから[Mono]を選択します。

    Util > Audio >  INPUT設定でソースに合わせた入力感度に設定します。

  6. 平均的な入力信号レベルに対して上部の黄色LED2個が点滅し、その下のLEDが常時点灯するように、音源のレベルを調整します。赤のクリップLEDが点灯しLCDに警告が表示される場合、入力がオーバーロードになっています。オーディオ入力レベルを[Audio]メニューで+4 dBuに下げます。信号レベルが低すぎる場合は入力感度を–10 dBVに変更します。

ボディーパック

両側のラッチを押しながら引くと開きます。電池または電池パックを挿入し、アンテナを取り付けます。音量ノブを回して電源をオンにします。バッテリーランプが点灯します。

スキャン及び同期

  1. ボディパックで、[scan]ボタンを押します。ディスプレイに「SYNC NOW...」と点滅表示されます。
  2. ボディパックのIRウィンドウとラックユニットを近づけると、送信機のIRウィンドウが点灯します。送信機の[sync]ボタンを押します。ラックユニットのLevel LEDが点滅し、画面には「SYNC SUCCESS」と表示されます。
  3. RFスイッチをオンにします。ボディパックの青のRF LEDが点灯し、送信機を検出したことを示します。ボディパックにもRF信号強度(RF)が表示されます。
  4. 重要:イヤホンを接続する前にボディパックの音量を下げてください。
  5. イヤホンを挿入しゆっくり音量を上げます。

重要:送信機前面の保護フィルムをはがさないと、IR同期が機能しない場合があります。

フロントパネルコントロール

① 同期ウィンドウ

ボディパックのIRウィンドウをこの同期ウィンドウに近づけます。

② RFスイッチ

RF出力をミュートします。複数のシステムのセットアップや設定の調整を行うときに不必要な電波やオーディオ信号を停止できます。

③ オーディオインジケーター

平均的な入力信号レベルに対して上部の黄色LED2個が点滅し、その下のLEDが常時点灯するように、コントロールホイールを使用してオーディオレベルを調整します。enterボタンで値を保存し、exitでキャンセルします。赤のクリップLEDが点灯する場合、入力がオーバーロードとなっています。音源でレベルを下げるか、Audio > Inputメニューでラックユニットの入力感度を変更してください。

④ ステータスディスプレイおよびコントロール

ナビゲーションボタンを使って構成メニューにアクセスします。コントロールホイールを押すとカーソルは次の項目に移動します。コントロールホイールを回してパラメーターを変更します - enterボタンが点滅します。enterボタンを押すと、変更した値が保存されます。exitボタンを押すと、変更がキャンセルされ、前のメニューに戻ります。

⑤ ヘッドホンモニタリング

モニターコントロールで3.5 mm ヘッドホンジャックへ出力される信号を調節します。ノブを押して送信機を切り替えます。モニタークリップLEDは、ヘッドホン音声でクリップが生じていることを示します。

⑥ 電源スイッチ

ユニットのオン/オフを切り替えます。

リアパネル

⑦ 主電源スイッチ

このスイッチはユニットへの電源を切断します。Utilメニューのインターフェース電源ロックによる影響は受けません。ロック可能なのはフロント電源スイッチのみです。

⑧ 電源プラグ

AC電源入力、IECコネクター100-240 Vac。

⑨ AC電源パススルー

IEC 延長ケーブルと一緒に使用し、AC 電源を他の装置に供給します。電源スイッチではオン・オフされません。

⑩ アンテナ(BNC)ポート

付属アンテナを取り付けます。ラックマウントする場合は、Shure製フロントパネル取付キットかリモートマウントキットを使用します。

loop out

送信機に入力されているオーディオ信号を他の機器に送ることができます。

⑫ オーディオ入力

バランス出力またはアンバランス出力に接続します。モノラル信号の入力の場合は、いずれかのジャックを使用します。XLRオスまたは6.35 mm(1/4インチ)TRSプラグが接続できます。

⑬ イーサネットジャック

ネットワークまたはコンピューターへの接続用2ポートRJ-45イーサネットジャック。

送信機メニュー構成およびナビゲーション

ホーム画面

ホーム画面からは、サブメニューにアクセスでき、また送信機設定の概要も表示されます。

① オーディオチャンネル名

② 周波数設定

③ グループとチャンネル

④ ネットワークアイコン

⑤ ロックアイコン

⑥ RF出力レベル

⑦ オーディオレベル

⑧ ミックスモノまたはステレオ

⑨ Aux/ラインイン

⑩ サブメニュー

⑪ TVチャンネル

無線周波数(RF)設定

Radioメニューにアクセスするとユニットが動作する周波数と出力を調節できます。

G グループ番号。各グループには、ひとつの設置エリア内で同時に運用できるチャンネルが登録されています。
Ch チャンネル番号。選択したグループ内のチャンネルに送信機を設定します。
888.888 MHz 送信機に設定されている周波数を表示します。周波数選択。1MHzまたは25kHzごとに調節可能。
PWR 送信機の送信出力レベルです。10、50、100 mWから選択(地域により電源レベルは異なります)
Custom カスタム周波数グループの作成。カスタムグループを参照してください。

オーディオ設定

Audioメニューからは以下の設定にアクセスできます。

入力レベル(Input

ラック送信機の背面にある入力のオーディオレベルを変更します。

Line +4 dBu(ラインレベル)
Aux –10 dBV(auxレベル)

オーディオモード(Mode

Stereo/MX それぞれの入力は別のチャンネルとして送信されます。
Mono 両方の入力はひとつのチャンネルに混合されます。
PTP ポイント・ツー・ポイントワイヤレスオーディオ用にデバイスを設定します。

出力レベル(Level

出力レベルを調節します。

受信機同期メニュー(Sync

同期中にボディパックへ設定を転送する(RxSetup

この機能を使用して同期中にボディパックに転送される設定を保存します。初期設定では、[NoChange]オプションで示されるように、設定は同期による影響を受けません。

Lock

ON:ボディパックインターフェースをロックします。

Off:ボディパックインターフェースのロックを解除します。

Mode

ステレオ(ST)またはMixMode(MX)を設定します。

Bal Mx

MixModeのバランスを設定します。

Bal St

ステレオモードのバランスを設定します。

ゲイン

StandardHighのゲインモードを切り替えます。

以下の設定は、既存のボディパック受信機P9RAおよびP10Rのみで利用できます。P9RA+およびP10R+受信機は、これらの設定の影響を受けません。

V Lim

Off:音量制限をオフにします。

ON:音量制限をオンにします。

Lim Val

音量制限値を設定します。

HiBoost

高域ブースト値を設定します。

IR同期を使用してオーディオ設定を割り当てる(P10R+セットアップ)

IR同期中にP10R+ボディパック受信機にオーディオ設定を割り当てるには、これらのオプションを使用します。レガシーP10R受信機は、これらの設定の影響を受けません。

詳しくは、このガイドの「オーディオ設定」を参照してください。

スペクトラムスキャンデータのダウンロードと表示(Spectrum

受信機と送信機のIRポートを近づけ、[SyncScan]を押して受信機からスペクトラムスキャンデータをダウンロードします。

データのダウンロード後、次のオプションが使用できます:

Deploy

ネットワークのすべての送信機に空き周波数の割り当てを行うサブメニューに進みます。

Cursor

コントロールホイールでカーソルを動かすことができます。

Zoom

コントロールホイールでカーソル位置のグラフィックを拡大することができます。

ヒント:コントロールホイールを押すとカーソルとズームモードを切り替えることができます。

Sync

IRポートを使って受信機と送信機を同期させることができます。

ユーティリティ設定

チャンネル名

Util > Channel Name

コントロールホイールを回してチャンネル名を変更します。デバイスの各チャンネルに別々の名前を設定することができます(この名前は同期するとボディパックにアップロードされます)。

ディスプレイ設定

Util > Display

ディスプレイメニューからLCDパネルの表示を変更できます。

Brightness ディスプレイの明るさを高、低、中に設定します。
Disp. Invert ディスプレイの明暗を反転します。
Contrast コントロールホイールでコントラストを調整します。

インターフェースのロック

これらのコントロールを使用して電源スイッチとフロントパネルコントロールをロックまたはロック解除します。

電源スイッチ

Util > Lock > Power Switch

Locked 電源スイッチをロックします。
Off 電源スイッチのロックを解除します。
フロントパネル

Util > Lock > Front Panel

Locked 選択した送信機のフロントパネルのコントロールをロックします。
Off フロントパネルのロックを解除します。
フロントパネルのロック解除

フロントパネルのロックを解除するには、Util > Unlockを選択します。

ネットワーク設定

このメニューを使って、このデバイスのネットワーク接続状態についての検索、表示、変更ができます。両方の送信機用として1セットのネットワーク設定となります。

デバイス識別(Device

表示名を割り当てることができます。これはデバイスの両チャンネルに適用されます。各チャンネルの名前を個別に設定するには、Channel Name設定を使用します。

セットアップ(Mode
Automatic DHCPネットワークで使用するためのデフォルト設定です。
Manual 手動IPアドレス設定です。IPアドレス(IP)とサブネットマスク(SUB)を入力することができます。
MAC このデバイスのMACアドレスを表示します。これは表示のみで変更できません。両送信機用として1つだけのMACアドレスとなります。
Reset 手動モードのみ。ネットワーク設定を工場出荷時設定に戻します。
すべてのネットワークデバイスの検索(Find All

すべてのネットワークデバイスを一覧表示します。

  • 一覧デバイスのいずれかにスクロールを合わせ、Show Infoを押してそのデバイスの情報を表示します。
  • Flashを押すとネットワーク上のすべてのデバイスのLEDが点滅します
  • Backを押すと前の画面に戻ります

追加設定(More

Product ID 製品の製造番号を表示します。
Reset All すべてのネットワークデバイスの値を工場出荷時設定に戻します。
FW Update 送信機に現在保存されている受信機ファームウェアバージョンを表示します。Downloadを押すとIRポートを経由してアップデーターが受信機に転送されます。

ボディパック受信機

① 電源スイッチおよび音量コントロール

ボディパックのオン/オフを切り替え、イヤホンの音量を調節します。

② 3.5 mmイヤホンジャック

ここにイヤホンを挿入します。

③ スキャンボタン

スキャンボタンを押して空いている周波数を探します。2秒間押したままにすると、最も空きの多いチャンネルを持つグループを探します。

④ IRウィンドウ

ボディパックとラックユニット間で設定を転送する際に使用します。

⑤ 電池室

単3形電池2本またはShure製充電池が必要です。両側のラッチを押しながら引くと開きます。

⑥ メニューボタン

▼▲ボタンとともに使用して設定メニューにアクセスします。

⑦ ▼▲ボタン

オーディオミックスの調整(MixMode時のみ)、またはメニューボタンとともに使用して設定を変更します。

⑧ LCD画面

現在の設定やメニューを表示します。

⑨ バッテリー残量表示3色LED

緑、オレンジ、赤に点灯して電池残量を表示します。赤になったらすぐに電池を交換してください。

⑩ RF青LED

ボディパックが送信機からの信号を受信しているときに点灯します。

⑪ SMAコネクター

取り外し式アンテナ用です。

⑫ 取り外し式単3アダプター

Shure SB900充電式電池を使用する際は取り外します。

注:アダプターを取り外すにはドアを開けてスライドさせます。アダプターを再度取り付けるには、クリップの上に置いて押します。正しく装着されるとカチッという音が聞こえます。

RF設定

RADIO]メニューから次のRF設定にアクセスします。

G

グループ番号です。各グループには、ひとつのエリアで同時に動作できるチャンネルが登録されています。

CH

チャンネル番号です。選択したグループのチャンネルに受信機を設定します。

888.888 MHz

送信機が設定された周波数を表示します。ハイライトさせ、▼▲ボタンを使って送信機を特定の周波数に設定します。

SQUELCH

スケルチ設定を調整します。

FULL SCAN

スペクトラムスキャンを行い、空き周波数をグラフィックインターフェースに表示します。

RF PAD

3 dBステップでアンテナ信号を減衰できます。

ANTENNA

単一アンテナ作動の選択。ダイバーシティ受信を無効にします。

音声設定

Audio]メニューから次のオーディオ設定にアクセスします。

出力モード(MODE

STEREO

左と右の入力をステレオ信号として受信

MIXMODE®

左右のチャンネルをまとめて両方の耳で同時に聴くか、または左チャンネルか右チャンネルのみを聴くよう受信機を設定

4バンドパラメトリックEQ(EQ

パラメトリックEQは4つの周波数帯域(LOW LOW MIDHIGH MID、およびHIGH)に分けられます。EQが有効な場合、以下のパラメーターを調節可能です。

FREQUENCY

ブースト/カットする帯域の中心周波数を選択します

Q

周波数帯域の幅とスロープを調節します(オクターブで測定)

GAIN

-6 dB(カット)から+6 dB(ブースト)まで2 dB単位で調節可能です

注:HIGHLOWはシェルフフィルタであるため、調節可能なQ幅はありません。HIGHシェルフは10 kHzで固定されており、LOWシェルフは100 Hzで固定されています。

音量リミッター(V LIM

V LIM

値(OFF-48 dB、3 dB単位で調整可能)を設定し、最高と思われる音量レベルを減衰させます。音量ノブを可動範囲全体にわたって回すと、音量に影響を与えます。リミットは単にdB調節の範囲を狭めるだけです。

注:音量リミットはオーディオシグナルを圧縮しません

音量ロック(V LOCK

P9RA+およびP10R+のみ

ON

音量は、音量ノブの物理的な位置に固定

入力EQプリセット(EQPre

入力EQは、受信機に送られた後の信号に影響します。ただし、ヘッドホン出力の前に、システム全体の音を変更します。

Match(デフォルト)

混在したインベントリ設定で音声が一致するよう、既存のPSM受信機の周波数特性を一致させます

Flat

周波数特性曲線をフラットにします

Off

音声が入力EQをバイパスします

バランス(BAL ST / BAL MIX

▼▲ボタン

ステレオモード時の左右のイヤホンのバランス調整、MixMode時の左右チャンネルのミックス量

ユーティリティ及び表示設定

UTILITIES]メニューから次の設定にアクセスします。

CUEMODE

退出するにはCUEMODEを入力し、enterを押してEXIT CUEMODEを選択します

DISPLAY

ボディパックのディスプレイ設定を変更します

CONTRAST

ディスプレイの明るさを高、低、中に設定します。

LOCK PANEL

電源とボリューム以外のコントロールをロックします。ロックを解除するにはexitを押し、OFFを選択して、enterを押します。

BATTERY

SB900-Shure充電式電池を使用している場合、次の情報が表示されます。Hrs: Min LefttemperatureStatusCycle Count、およびHealth

AUTO OFF

節電モード(POWER SAVEが画面に表示されているとき)に入った後、受信機の電源を切る時間を設定します。

RESTORE

受信機を工場出荷時設定に戻します。

電池残量

電池インジケーター バッテリー残量表示3色LED およその残り時間(h:mm)
アルカリ乾電池 Shure SB900A充電池
音量レベル 音量レベル
4 6 8 4 6 8
緑色 6:00~3:50 4:20~2:45 3:15~2:05 8:00~3:45 6:45~3:45 6:00~3:45
緑色 3:50~2:50 2:45~2:00 2:05~1:30 3:45~2:45 3:45~2:45 3:45~2:45
緑色 2:50~1:15 2:00~1:00 1:30~0:50 2:45~1:45 2:45~1:45 2:45~1:45
緑色 1:15~0:25 1:00~0:20 0:50~0:20 1:50~0:55 1:50~0:55 1:50~0:55
オレンジ 0:25~0:15 0:20~0:10 0:20~0:10 0:55~0:25 0:55~0:25 0:55~0:25
赤色 < 0:15 < 0:10 < 0:10 < 0:25 < 0:25 < 0:25
合計電池寿命 6:00 4:20 3:15 8:00 6:45 6:00

節電モード:イヤホンが挿入されていない状態で5分経過すると、受信機は電池残量を保持するために節電モードとなります。このモードになるとLEDはゆっくりとオン/オフにフェードしながら、電池残量を表す色を表示します。

注:Energizer単3形アルカリ乾電池を次の条件で使用したときの電池寿命:

  • 受信機オーディオがV LIMIT=0dBに設定されています
  • 送信機オーディオINPUTLine+4 dBuに設定され、Levelが−9 dBに設定されています
  • 送信機へのオーディオ入力: +8.7 dBVでピンクノイズ
  • 受信機側のオーディオ出力:SE425イヤホン(インピーダンス22’Ω)が音量レベル4に設定されている場合、耳では115 dB SPLになります。

注:低インピーダンスのイヤホンまたは異なる感度のイヤホン、別の種類の電池、高ゲイン設定にてPSMシステムを使用した場合には、受信機の電池寿命が仕様とは異なる場合があります。

ピンクノイズとは、パワースペクトラル密度が周波数に対して反比例するような周波数スペクトラムを持った信号です。ピンクノイズでは、各オクターブが同じノイズレベルを持つことになります。

複数システムの設定

複数のシステムを設定するときは、ボディパックの内の1台を使って使用可能な周波数をスキャンし、それをすべてのラックユニットにダウンロードします。

ボディパックはすべての送信機と同じ周波数帯のものである必要があります。

  1. ラックユニットすべての電源を入れます。RFスイッチをオフにします。(周波数スキャンとの干渉を防止します。)

    注:演奏または講演中に使用するその他のすべてのワイヤレス、デジタル機器の電源をオンにします(スキャンがそれらによって生じる干渉を検出して回避します)。

  2. scanボタンを2秒間押したままにし、ボディパックでグループをスキャンします。ボディパックにグループと使用可能なチャンネル数が表示され、SYNC NOW...が点滅します。

    重要: 使用可能なチャンネル数をメモします。使用可能なチャンネル数よりもラックユニットが多い場合は、可能性のありそうな干渉源を排除して再度試みるか、Shure Applicationsまでお電話にてお問い合わせください。

  3. ボディーパックを一番目のラックユニットのIRウィンドウに近付け、syncボタンを押して同期させます。
  4. ボディパックのscanを再度押し、次に使用可能な周波数を探します。
  5. 次のラックユニットとボディパックを同期させます。
  6. すべてのラックユニットで同様に行います。
  7. 各パフォーマー用のボディパックを対応するラックユニットのIRウィンドウに近付け、snycボタンを押して同期させます。ボディパックのscanボタンは押さないでください。
  8. すべてのラックユニットのRFスイッチをオンにします。これでシステムを使用することができます。

CueMode

CueModeでは複数のラックユニットから名前と周波数設定をアップロードし、1つのボディパックにリストとして保存します。その後、いつでもリストをスクロールして各送信機からのオーディオミックスをショーの最中に演奏者と同じに聞くことができます。

CueModeリストはCueModeの終了、ボディパックの電源オフ、あるいはバッテリーを取り外しても保存されます。

注:CueModeリストを作成する前にチャンネル周波数を設定して各送信機の表示名を割り当てておきます。

CueModeリストへの送信機の追加

注:送信機は、ボディパックと同じ周波数帯域にしてください。

  1. 電池ドアを開けenterボタンを押します。
  2. メインメニューからUTILITIESにスクロールし、enterボタンを押します。CueMode を選択し、再度enterボタンを押します。
  3. IRウィンドウ同士を近づけ、ラックユニットのsyncボタンを押します。

    周波数と名前のデータがCueModeリストにアップロードされると、LCDにSYNC SUCCESS と表示されます。その送信機のCueMode番号と合計の送信機数も表示されます。

  4. 各送信機で上記ステップを繰り返します。

注:CueModeで同期を行ってもボディパックの設定は変更されません。

ミックスの検聴

  1. UTILITIESメニューからCueModeに入ります。
  2. ▼▲ボタンを使用してCueModeリストをスクロールし、ミックスを検聴します。

CueModeの終了

CueModeを終了するには、enterボタンを押してEXIT CUEMODEを選択します。

CueModeミックスの管理

CueMode中にenterボタンを押すと、以下のメニューへ進むことができます:

REPLACE MIX これを選択してからラックユニットのsyncボタンを押すと、現在のミックスの新しいデータをアップロードすることができます(例えば、送信機の周波数を変更した場合)。
DELETE MIX 選択したミックスを削除します。
DELETE ALL すべてのミックスを削除します。
EXIT CUEMODE CueModeを終了し、ボディパックを直前の周波数設定に戻します。

周波数スキャン

周波数スキャンを使ってRF環境を分析し、干渉や使用できる周波数を判別します。スキャンには3つのタイプがあります:

  • チャンネルスキャン ボディパックのスキャンボタンを押します。最初の空きチャンネルを探します。
  • グループスキャン スキャンボタンを2秒間押し続けます。使用可能なチャンネル数が最も多いグループを探します。(各グループは同じ環境下で運用される複数システムとして互換性を持つ周波数セットで構成されています。)
  • フルスキャン ボディパックメニューからRADIO > FULL SCANを選択します。RUN SCANを押してフルスキャンを開始します。SPECTRUMを押してグラフィック表示ですべての結果を確認します。

注:周波数スキャンを実施するとき:

  • 設定を行っているシステムの送信機のRFオフにします。(周波数スキャンとの干渉を防止するためです。)
  • 他のワイヤレスシステムやワイヤレス装置、コンピューター、CD プレーヤー、LEDパネル、エフェクトプロセッサー、デジタルラック装置など、電波干渉の原因となりうるものの電源はオンにして、講演やパフォーマンスの最中と同様に作動させます(スキャンが干渉を検出し、生成される干渉を回避します)。

Sync

周波数設定を双方向に転送することができます: ボディパックからラックユニット、またはラックユニットからボディパックに設定を転送できます。

メモ:同期中に、ラック送信機のメニューを使用して、ロックやモード設定等といったその他の設定をボディパックに転送するように Sync > RxSetup 選択することもできます。

ボディパックからの設定のダウンロード

  1. ボディパックの scan ボタンを押します。
  2. ボディパックのディスプレイで sync が点滅している間に、両方のIRウィンドウを向かい合わせにし、ラック送信機のLCDメニューにある "SYNC NOW..." ボタンを押します。

ラックユニットのレベルLEDが点滅します。

ボディパックへの設定の送信

  1. ラック送信機の Sync ボタンを押して、syncメニューを表示します。
  2. IRウィンドウを合わせます。

    IRウィンドウが正しく揃っていると送信機のIRウィンドウが点灯します。

  3. Sync を押して設定を転送します。

    ボディパックの青のLEDが点滅します。

カスタムグループの作成

この機能では、独自の周波数グループを作成することができます。

メニュー:Radio > Custom

  1. コントロールホイールを回し、Groupメニューからカスタムグループを選択します。(U1、U2、等)
  2. コントロールホイールを押して、チャンネルパラメータに合わせ、回してチャンネルを選択します(01、02、03等)。
  3. コントロールホイールを押して、周波数パラメータに合わせ、そのチャンネルの周波数を選択します。
  4. Nextメニューキーを押して、そのグループ内の次のチャンネルの周波数選択に進みます。
  5. Loadを選択すると、ネットワーク上の同一モデル・バンドの他のデバイスを検索します。次にenterを押すとこれらすべてのデバイスにカスタムグループリストが配置されます。

    これにより既存のカスタムグループがすべて上書きされます。

  6. Clearを押すと、ネットワーク上のすべてのデバイス用のカスタムグループは消去されます。

MixMode

演奏者によって、自分の声や演奏をよく聞きたい場合もあれば、バンドの方をよく聞きたい場合もあります。MixModeでは、演奏者はボディパックのバランスコントロール(▼▲ボタン)を使用して自身でミックスを作成します。

MixModeを使用するには、演奏者のソロミックスを送信機のL/CH1入力に送り、バンドミックスをR/CH2入力に送ります。

演奏者のボディパックをMixModeに設定します。ボディパック上のバランスコントロールで相対的にレベルを調整された2つの信号は、ボディパックで合成され、両耳のイヤホンに送られます。

IFBアプリケーションの場合、2つの独立したプログラムフィードを送信機のL/CH1入力とR/CH2入力に送ります。MixModeでは、ディレクターや放送タレントは、ボディパックのバランスコントロール(▼▲ボタン)を使用し各信号の割合を変えてフィードを聴くことができます。

LOOPの使用方法

LOOP OUT L (左) およびR (右) 出力を使用して、送信機に入力されたオーディオ信号と同じものを他の機器へ送ることができます。以下はこの出力の使用例です。

注: 入力レベルコントロールと入力パッドは、LOOP OUT信号のレベルには影響しません。

複数システムでMixModeを使用する場合

各システムをMixModeに設定します。ミキシングコンソールから、バンド全体のミックスを、一番目の送信機の入力2につなぎます。LOOP OUT R出力を次の送信機のR/CH2入力に接続します。全送信機について同様にチェーン接続にします。

次に各演奏者用のソロミックスを作成します。各ミックスをその演奏者の送信機の入力1に送信します。

フロアモニター

LOOP出力からのオーディオをステージ上のスピーカーに送ります。ボディパックとステージ上のモニターは同じオーディオ信号を受けます。

注:LOOPオーディオ出力はパッシヴラウドスピーカーを駆動させません。これはパワーアンプ、またはアクティブラウドスピーカーへと送られる必要があります。

録音装置

演奏を録音するには、録音装置の入力にLOOP出力を接続します。

スケルチ

スケルチは、RF信号のにノイズが増加したときにボディパックからのオーディオ出力をミュートします。スケルチが作動すると、ボディパックの青のLEDは消えます。

多くの設置状況で、スケルチの調整は必要ありません。これによりRF信号の質が低下した場合にもヒス音や突発的な雑音が演奏者に聞こえることはありません。ただし、RFが混雑した状態またはRF干渉源の近くで使用する場合(大型LEDビデオパネル等)、スケルチを下げて、頻繁な音声のドロップアウトを防がなければならない場合があります。スケルチを低くした設定では、演奏者にノイズやヒス音が聞こえやすくなりますが、オーディオがドロップアウトする頻度は少なくなります。

重要:スケルチを下げる前に、まず、設置状態に合わせて最適な周波数設定を探し、潜在的な干渉源を取り除いて、問題を防ぐようにしてください。

注意:スケルチをオフにしたり、設定を下げたりすると、ノイズレベルが上がり演奏者が不快に感じます。

  • 本当に必要なとき以外はスケルチ設定を下げないでください。
  • スケルチを調整する前に、イヤホンの音量設定を最小にしてください。
  • 演奏中にスケルチの設定を変更しないでください。
  • 送信機のlevel設定を上げ、ノイズやヒス音が聞こえにくくなるようにしてください。

スケルチ設定

HIGH (NORMAL) 工場出荷時設定。
MID 受信機のスケルチを作動させるために必要な程度に、適度にSN比を下げます。
LOW ノイズスケルチのスレッショルドを大幅に下げます。
PILOT ONLY* ノイズスケルチをオフにしてパイロットスケルチのみをオンにします。
NO SQUELCH* ノイズとパイロットトーンスケルチをオフにします。(モニターエンジニアまたはRFコーディネーターがRF環境を「聴く」ためのデバッグツールとして使用することができます。)
*ディスプレイウィンドウに表示される記号

ポイントツーポイントワイヤレスオーディオ

PTPモードを使用すると、P10TからUHR-R受信機に送信できるようになります。これにより、送信機と受信機はラックマウントされAC電源で動作できるようになります。

詳細は下記までアクセスしてください:www.shure.com/americas/products/personal-monitor-systems

イーサネット接続

それぞれの送信機の背面には、イーサネットネットワークを介して他の送信機と接続するための、RJ-45ポートがあります。送信機をネットワーク接続することにより、グループスキャンのコマンド1回だけで全送信機の周波数設定を自動的に行うことができます。

送信機をデフォルトの自動ネットワーク設定を使ってネットワークに追加します(Util > Network > Mode > Automatic):

  1. DHCPサービス付きのイーサネットルーターに送信機を接続します。
  2. 大規模な設置にはイーサネットスイッチを使用してネットワークを拡張します。
  3. 送信機を直列に接続します。

コンピューターによるネットワークアクセス

Shure Wireless Workbenchソフトウェア バージョン6以降が実行されているコンピューターから、すべてのネットワーク送信機を制御し監視することができます。デフォルトの自動ネットワーク設定を使用している場合は、コンピューターがDHCPに設定されていることを確認してください。

注:コンピューターのセキュリティソフトウェアやファイアウォールの設定によっては送信機との接続を妨げる場合があります。ファイアウォールソフトウェアを使用している場合は、ポート2201の接続を許可してください。

スタティックIPアドレス

静的IPアドレス設定もサポートされています。IPアドレスは、ネットワークメニューから割り当てることができます(Util > Network > Mode > Manual)。

注:デュアル送信機では単一のIPアドレスを使用します。これは、いずれかのLCDインターフェースで設定することができます。

送信機の接続

DHCP付きルータ

拡張されたネットワーク

コンピューターへの直接接続

スペクトラムスキャン

この機能を使って干渉源となる可能性についてフルRFスペクトラムのスキャンを行い、ネットワーク上のすべての受信機に空き周波数を割り当てます。グラフィック表示されるスキャンデータは送信機と受信機の両方で確認することができます。これによって、グラフをスクロールして周波数と干渉信号強度の詳細を確認することができます。

周波数のスキャンと配置

  1. すべてのRFをオフにします。
  2. スキャンデータを集めます。ボディパック受信機のMAIN MENUから、RADIO > FULL SCAN > RUN SCANを選択します

    受信機にSPECTRUM SCANが表示され、フルスペクトラムのスキャンが行われます。

  3. ボディパック受信機からラック送信機にスキャンデータを転送します。IRウィンドウを合わせSync > Spectrum > SyncScanを押します

    受信機にグラフでスキャンデータが表示され、表示と実装のオプションが表示されます。

  4. ネットワーク上のデバイスの検索。ラック送信機Sync > Spectrumメニューから、Deployを押します。

    ラック送信機がネットワーク上のすべての利用可能な送信機を検索します。

  5. グループの選択。コントロールホイールを使って利用可能なグループから選択します。

    各グループの空き周波数の数はOpen Frequenciesの横に表示されます。

  6. 周波数の配置。点滅しているenterボタンを押すと、すべてのチャンネルに周波数が配置されます。

    配置を受けたすべてのチャンネルのLEDが点滅します。

スペクトラムデータの表示

ボディパック受信機から

MAIN MENU > RADIO > FULL SCAN > SPECTRUM

  • ▼▲キーを使用してカーソル位置を調整します。
  • enterを押すとカーソル位置でズームインします。exitを押すとズームアウトします。
  • scanを押すとカーソル位置の周波数と信号強度が表示されます。

ラック送信機から

Sync > Spectrum

  • Cursorを押し、コントロールホイールを使用してカーソル位置を調節します。
  • カーソル位置の周波数と信号強度は画面上部に表示されます。
  • Zoomを押すと、コントロールホイールによりズームイン・アウトができます。

受信機ファームウェアの更新

次のステップによりボディパック受信機のファームウェアを更新します。

  1. WBアップデートマネージャを使用して、受信機ファームウェアをラック送信機にダウンロードします。
  2. 送信機でUtil > More > FW Updateメニューを選びます。
  3. 受信機と送信機のIRポートを近づけてDownloadを押します。ウンロードが開始されます。終了するのに50秒程度を要します。

ダウンロードが終了すると、受信機は自動的にファームウェアの更新を開始し、既存ファームウェアが上書きされます。

注意!更新が完了するまで受信機の電源をオフにしないでください

仕様

PSM 1000

RF送受信帯域

470–952 MHz

地域により異なります

互換周波数

帯域毎

39

チューニング帯域幅

72~80 MHz

注: 地域により異なります

送信到達距離

環境によって異なります

90 m (300 ft)

周波数特性

35 Hz ~15 kHz (±1dB)

S/N比

Aウェイト

90dB (標準)

THD(全高周波歪率)

基準 ±34 kHz偏移@1 kHz

<0.5% (標準)

コンパンディング

特許取得済みオーディオリファレンスコンパンディング方式

スプリアス除去

基準 12dB SINAD

>80dB (標準)

周波数変動

±2.5 ppm

MPXパイロットトーン

19 kHz (±0.3 kHz)

変調

FM*, MPXステレオ

*基準 ±34 kHz偏移@1 kHz

使用温度範囲

-18°C+57°C

P10T

RF送信出力

選択可能: 10, 50, 100 mW (+20 dBm)

RF出力インピーダンス

50 Ω (標準)

質量

4.7 kg (10.4) lb

寸法

44 x 483 x 343 mm (1.7 x 19.0 x 13.5 インチ), 高さ×幅×奥行き

使用電源

入力 100~240 V AC, 50/60 Hz, 0.5 A 最大 (5.5, コンセント電源使用)
出力 100~240 V AC, 50/60 Hz, 5 A 最大, 未切り換え

音声入力

コネクターの種

XLRと6.35 mm TRSフォーンのコンビネーション

極性

XLR 非反転(ピン3に対してピン2が正)
6.35 mm TRS リングに対してチップが正

構成

電子バランス

インピーダンス

70.2 kΩ (実効値)

公称入力レベル

切り替え可能: +4 dBu, –10 dBV

最大入力レベル

+4 dBu +29. dBu
-10 dBV +12. dBu

ピンの割当

XLR 1=接地、2=ホット、3=コールド
6.35 mm TRS チップ=ホット、リング=コールド、スリーブ=接地

ファンタム電源保護

最大 60 V DC

音声出力

コネクターの種

6.35 mm TRS

構成

電子バランス

インピーダンス

入力に直接接続

P10R+

三帯域RFフィルタリング

各帯域の中心周波数から-3 dB(30.5 MHz)

アクティブRFゲインコントロール

31dB

RF感度を調整し、RFダイナミックレンジを拡大

アクティブRF感度

@20 dB SINAD

2.µV

イメージ抑圧比

>90dB

隣接チャンネル除去

>70dB

遅延

0.37ms

スケルチしきい値

22dB SINAD (±3dB)

デフォルト設定

相互変調減衰性能

>70dB

ブロッキング性能

>80dB

音声出力電源

1 kHz (クラス 1%未満 歪み, 最大ヘッドフォン出力,(クラス 16 Ω

100 mW (出力毎)

最小負荷インピーダンス

4 Ω

出力インピーダンス

<1 Ω

4バンドパラメトリック EQ

ローシェルフ 選択可能 ゲイン: ±2 dB, ±4 dB, ±6dB @ 100 Hz
低中 選択可能 ゲイン: ±2 dB, ±4 dB, ±6dB (クラス 160 Hz, 250 Hz, 400 Hz, 500 Hz, 630 Hz 選択可能 Q: 0.7, 1.4, 2.9, 5.0, 11.5
高中 選択可能 ゲイン: ±2 dB, ±4 dB, ±6dB (クラス 1 kHz, 1.6 kHz, 2.5 kHz, 4 kHz, 6.3 kHz 選択可能 Q: 0.7, 1.4, 2.9, 5.0, 11.5
ハイシェルフ 選択可能 ゲイン: ±2 dB, ±4 dB, ±6dB @ 10 kHz

音量リミッター

選択可能: OFF (0dB) -48 dB 3 dB刻み

音量ロック

選択可能: 0 dB -70 dB

音量調節ノブ制限。音量ノブ表示に合わせた選択値

質量

158 g (電池除く)

寸法

99 x 66 x 23 mm (3.9 インチ x 2.6 インチ x 0.9 インチ) 高さ×幅×奥行き

電池寿命

4~6 時間 (連続使用) 単三電池

付属品

無指向性ホイップアンテナ、黄チップ(470~542 MHz) UA700
無指向性ホイップアンテナ、灰チップ(540~626 MHz) UA710
無指向性ホイップアンテナ、黒チップ(596~692 MHz) UA720
無指向性ホイップアンテナ、青チップ(670~830 MHz) UA730
無指向性ホイップアンテナ、赤チップ(830~952 MHz) UA740
ワイヤレス信号受信を改善するための1/2波長無指向性受信機アンテナ UA8
アンテナ延長ケーブル(2本) 95B9023
キャリング/保管用バッグ 95A2313
ハードウェアキット(ラックマウントネジ)ハードウェアキット 90XN1371
バンパーキット 90B8977
単3乾電池アダプター 65A15224

オプションのアクセサリー

パッシブ指向性アンテナ、470~952 MHz。10フィートのBNCからBNC間のケーブルを含む。 PA805SWB
PWSヘリカルアンテナ、480~900 MHz HA-8089
PWSドーム型ヘリカルアンテナ、480~900 MHz HA-8091
広帯域無指向性アンテナ(470~1100 MHz) UA860SWB
2フィートBNC-BNC同軸ケーブル UA802
6フィートBNC-BNC同軸ケーブル UA806
25フィートBNC-BNC同軸ケーブル UA825
50フィートBNC-BNC同軸ケーブル UA850
100フィートBNC-BNC同軸ケーブル UA8100
4台の送信機への電源供給が可能な4:1アンテナコーマー(RF性能が向上し、ACアダプターが不要になります) PA421B
RF性能を改善する8:1アンテナコンバイナー PA821B
Shureイヤホン用コイルIFBイヤホンケーブル EAC-IFB

周波数帯域および送信機出力

Band Range Output Power (mW)
G10 470~542 MHz 10/50/100 mW
G10E 470~542 MHz 10/50 mW
G10J 470~542 MHz 6/10 mW
G11 479~542 MHz 10 mW
G62 510~530 MHz 10/50 mW
H8Z 518~582 MHz 10/50 mW
H22 518~584 MHz 10**/50/100 mW
J8 554~626 MHz 10/50/100 mW
J8A 554~608 MHz 10/50/100 mW
614~616 MHz 10* mW
J8E 554~626 MHz 10/50 mW
J8J 554~626 MHz 6/10 mW
K10E 596~668 MHz 10 mW
L8 626~698 MHz 10/50/100 mW
L8A 653~657 MHz 10 mW
657~663 MHz 10* mW
L8E 626~698 MHz 10/50 mW
L8J 626~698 MHz 6/10 mW
L9E 670~742 MHz 10/50 mW
L11J 670~714 MHz 6/10 mW
M19 694~703 MHz 10/50 mW
P8 710~790 MHz 10/50/100 mW
Q12 748~758 MHz 10/50 mW
Q21 710~787 MHz 10/50/100 mW
Q22E 750~822 MHz 10/50/100 mW
R27 794~806 MHz 10/50 mW
X1 944~952 MHz 10/50/100 mW
X7 925~937.5 MHz 10 mW
X55 941~960  MHz 10/50/100 mW

注:本無線機器は、業務用の音楽エンターテイメントおよびそれに類する用途に使用するためのものです。本無線機器はご使用の地域で認可されていない周波数で操作できる場合があります。国内の関連機関にお問い合わせいただきワイヤレスマイクロホン製品の認可周波数と電波出力レベルの情報をご確認ください。

警告:2019年1月1日より、帯域694 MHz~823 MHzでの無線送信機の使用は禁止されています。

เครื􀅕องโทรคมนาคมและอุปกรณ์นี􀅖มีความสอดคล้องตามมาตรฐานหรือข้อกำหนดทางเทคนิคของ กสทช.

認証

P10R+

FCC規則第15章の適合宣言(DoC)規定による承認取得。

カナダにおいてRSS-123によりIC認可。

P10T

* FCCパート15認証。

** FCCパート15およびFCCパート74認証。

カナダにおいてRSS-123およびRSS-102に従ってICによる認証取得。

次の欧州指令の必須要件を満たします:

  • WEEE指令2012/19/EU(2008/34/EC改正)
  • RoHS指令EU 2015/863

    注:電池および電気製品の廃棄については地域のリサイクル方法に従ってください

本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満たし、CEマークに適合しています。

低功率電波輻射性電機管理辦法

第十二條

經型式認證合格之低功率射頻電機,非經許可,公司、商號或使用者均不得擅自變更頻率、加大功率或變更原設計之特性及功能。 第十四條

低功率射頻電機之使用不得影響飛航安全及干擾合法通信;經發現有干擾現象時,應立即停用,並改善至無干擾時方得繼續使用。前項合法通信,指依電信法規定作業之無線電通信。低功率射頻電機須忍受合法通信或工業、科學及醫療用電波輻射性電機設備之干擾。

Australia Warning for Wireless

This device operates under an ACMA class licence and must comply with all the conditions of that licence including operating frequencies. Before 31 December 2014, this device will comply if it is operated in the 520-820 MHz frequency band. WARNING: After 31 December 2014, in order to comply, this device must not be operated in the 694-820 MHz band.

スイスの無線に関する警告

警告:2019年1月1日より、帯域694 MHz~823 MHzでの無線送信機の使用は禁止されています。

Shure Incorporatedは、無線機器が指令2014/53/EUを順守していることを宣言します。EU適合宣言書の全文は以下のインターネットアドレスでご覧いただけます:http://www.shure.com/europe/compliance

ヨーロッパ認定代理店:

Shure Europe GmbH

ヨーロッパ、中東、アフリカ地域本部:

部門:EMEA承認

Jakob-Dieffenbacher-Str. 12

75031 Eppingen, Germany

TEL:+49-7262-92 49 0

FAX:+49-7262-92 49 11 4

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