Shure SystemOnソフトウェアは、既存のShureオーディオシステムの大規模設備を拡充し、テクニカル サポートチームは建物やキャンパス全体に渡るデバイスを管理を手助けします。このソフトウェアはネットワーク上のShureデバイスの監視、システムイベントのログ、ユーザーへメッセージ、そして電子メールにより迅速な対応が必要な重大な問題を警告します。直観的なウェブブラウザーインターフェイスによって、技術者やヘルプデスクスペシャリストがデバイスとトラブルシューティングの特定、オーディオのレベル調整やミュート、離れた場所からのワイヤレスマイクロホンの安定性の監視を可能にします。
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Shure SystemOn ソフトウェアにより、時と場所を選ばず Shure デバイスへ安全にアクセスできます。モバイルデバイスやコンピューターのウェブブラウザーを使って簡単にサイトにアクセスできます。
注:サイトURLは、システム管理者がカスタマイズできます。
ナビゲーションバーを使って、アプリケーションを操作します。
メニュー | ソフトウェアの他のページにアクセスします。役割とアクセス レベルによっては、使用できないメニュー アイテムもあります。
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通知 | SystemOn は、重要なデバイスとシステム問題に備えるための通知を提供します。 |
ヘルプ | ヘルプコンテンツにアクセスするとSystemOn体験を向上させることができます。 |
SystemOnダッシュボードでは、サブスクリプションに関連する、迅速な対応が必要な重大なイベントを提供しています。ダッシュボードでは、注意が必要なデバイスを特定し、デバイス名、モデルタイプおよびロケーションといった、問題のトラブルシューティングに必要な情報を提供しています。
検出された管理されていないエンドポイント | ネットワーク上の管理されていないエンドポイントを表示し、[ライセンス]ページに直接移動して、そのエンドポイントの管理を開始できます。 |
インベントリーサマリー | 重要なデバイス情報での警告を含む、インベントリでの高レベルのステータスインジケータ―を表示
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電池残量低下 | 今いる場所にある使用中のマイクロホンを管理し、最低電池残量レベルを表示することで、電池の問題を優先し、素早く解決することができます。 |
デバイスとチャンネル設定の調整、新しいマイクロホンの準備、音声および電池残量のモニターは、各ロケーションの監視タブで行います。配信設定されているロケーションからは、いずれのデバイスにもアクセスできます。
ホームページのダッシュボードからロケーションを開きます。
デバイスの表示もしくはアクセスに問題がある場合、追加の設定がSystemOnでの設定をするのに必要となります。
システム管理者にお問い合わせの上、以下の項目が完了していることを確認してください。
Shureは、SystemOnをテストし、評価していただくための30日間の無料のライセンスを提供しています。この期間中、すべての機能およびツールは完全に機能します。30日経過後にソフトウェアを継続して使用するには、ライセンスプランを購入の上、 を使用してライセンスページから適用します。
試用の開始やライセンスプランの購入につきましては、Shure営業担当者または販売店までお問い合わせください。
受信機や充電器といった管理を行いたいIPネットワーク化されたデバイスの総数にあたるライセンスプランを購入します。ライセンスにより、デバイスおよびそれと通信するワイヤレスマイクロホンといったワイヤレス機器向けの全機能が利用可能となります。
高等教育機関アプリケーション向けのライセンス例
この大学の例では、52台 の Shure ネットワークオーディオデバイスがキャンパス全体に渡って設置されています。これらの機器を同時に管理するためには、最低52デバイスのライセンスプランが必要です。
ライセンスページを使用して、ライセンス環境の確認、ライセンスの追加、ライセンスの適用を行い、デバイスの管理を開始します。
に移動します。ライセンスプランの表示
管理の開始 | IPアドレス指定が可能なすべてのネットワークデバイスに、一括してライセンスを割り当てます。デバイスの数と等しい、またはデバイス数より多い数の利用可能なライセンスを持っている必要があります。 |
ライセンスの追加 | ライセンスを追加して、デバイスを管理できるようにします。 |
ライセンスをデバイスに割り当てる前に、ライセンスプランを適用します。
アクティベーションID:a61c-29f4-df27-4af7-b1df-65d5-1856-9fc5
SKU:SystemOn
発注書:
製品名:SystemOn_製品
IPアドレス指定できるデバイス: 250
数量:1
開始日:2019年6月23日
有効期限:2021年6月25日
サーバーがインターネットに接続されていない場合は、「オフラインでのライセンスの適用」を参照して手続きを完了してください。
重要:IntelliMix™ Room Audio Processing Softwareの使用にはライセンスIDが必要です。これらのライセンスIDは、Designer System Configuration Softwareで管理します。
インターネットに接続していないサーバーでは、以下の手順に従ってライセンスをアクティベートします:
オフラインでのライセンスの適用
1.IDファイルをエクスポート(オフラインの有効化) |
オフラインの有効化 ファイルはユーザーのソフトウェアアカウントとライセンス購入に基づく固有なものです。
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2.software.shure.com に送信 |
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3.確認情報をSystemOnに戻す |
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SystemOnは、ネットワーク上のすべてのデバイスにライセンスを割り当てます。アクティブな1ライセンスでは、IPネットワークデバイスとワイヤレスマイクロホンといったそのデバイスとコミュニケートするワイヤレス機器用の全機能が提供されます。
いつでも、デバイスに割り当てたライセンスを解除できます。これは、 使用停止と呼ばれます。その後、そのライセンスをシステムの別のデバイスに割り当てることができます。
デバイスがライセンスを持っていない場合、監視、音声ミュート、ゲイン調整などのツールは利用できません。デバイスはリストに表示されますが、[Monitoring]タブでは使用できません。
ライセンスを持たないデバイス
SystemOnの機能を利用するには、各ネットワークデバイスがライセンスを持っていることを確認します。
個々のデバイス | 各デバイスのステータスを表示するには、 デバイス ロケーションの1つで タブを開くか、に進みます。 |
システム全体 |
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正しいネットワークインターフェースカード(NIC)を選択し、SystemOnサーバーをオーディオネットワークに接続します(
)。マシン上に複数の NIC がある場合、デバイスと同じ範囲の IP アドレスを持つカードを選択します。NIC の選択
SystemOnは、ローカルネットワーク上(自動的に登録)、およびその他のサブネット上(手動で追加)のShureデバイスを自動的に検出します。
デバイスネットワークを[All devices]で表示します。リストには以下の重要なデバイス情報の概要が表示されます。
組織のインフラストラクチャによっては、ネットワーク管理の改善やトラフィックの低減のため、機器はサブネットに分類される可能性があります。建物やキャンパスでは、サブネット上でルーターを使ってメインサーバーに接続するのが一般的です。
SystemOnが同じサブネット上のShureデバイスを自動的に検出します。他のサブネットのデバイスを管理するためには、アプリケーションにてそれらのIPアドレスを追加してネットワークルートを確立します。
サブネットを越えた管理
サブネット上のデバイスのIPアドレスをインポートする
ヒント:静的(手動による)IPアドレスをデバイスに設定し、変わってしまうことがないようにします。
ネットワーク経由でMXWマイクロホンを接続するには、上記の方法で充電ステーションをIPアドレスで追加してください。これにより、サブネットに関係なく、どのアクセスポイントでも使用できるようになります。
SystemOnを用いて、デバイスが設置された場所によりネットワークデバイスを分類します。ロケーションによりテクニカルサポートチームに明確で組織立ったシステムをもたらすことで、機器をいつでも追跡し、事態への対応、ワイヤレスマイクロホンのトラブルシュートが可能となります。これは、特に複数の建物やキャンパスを持つ大学や企業といった時間の節約や問題の解決が重要となる組織で役立ちます。
ヒント:技術者へ各ロケーションについての配信を行うことで効率的に機器を管理できます。
ロケーションのデバイスを表示する
ひとつのロケーションはオーディオネットワークのひとつのまとまりで、その場所に設置されたデバイスに注目することができます。
ロケーション名の編集、フォルダーへの移動、ユーザーの配信設定、または削除を行うには、を選択します。
より正確に設置を示すには、ロケーションをフォルダーに仕分けします。
ロケーションを整理する
ロケーションに追加するデバイスを選びます:
ヒント:識別を行い正しいデバイスが選ばれていることを確認します。
SystemOn は、ユーザーの役割と配信に基づいてコンテンツを動的に表示します。アカウントには、技術者へ電子メールの送信や電話連絡するための連絡先情報が含まれます。
ヒント:組織のデータベースからユーザーを追加するには、LDAPサーバーと統合します。
アカウント情報を編集するには、ユーザー名の横をクリックし、 マイアカウントに移動します。フィールドによっては、管理者または組織のLDAPデータベースによってのみ編集可能なものもあります。
アカウント情報へのアクセス
適切な権限を持つ場合には、他のユーザーアカウント情報やロケーション配信を編集することができます。
SystemOnのユーザーデータベース
ユーザー情報の編集:
配信はユーザーにデバイスへのアクセスとロケーションに関係のあるシステムアップデートの通知を提供します。
希望する言語を選びます。
LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)データベースに統合することによって、使用中のユーザー ディレクトリからアカウントを追加します。LDAPへの統合を行うと、既存のユーザーをインポートすることで設定時間を低減し、同じサインイン認証情報を使うことでチームのワークフローを簡潔化できます。
LDAPからインポートされたユーザーについては、パスワードはLDAPのデータベースによって保持され、サインイン中SystemOnによって参照されます。データベースとの矛盾を避けるために、これらのユーザーは、各自のパスワードをSystemOnによって再設定することはできません。
ユーザーアカウントには役割が割り当てられ、アクセスできるアプリケーションの機能が決まります。インストールの際には、管理者の役割からの完全な特権を備えた 管理 アカウントが自動的に作成されます。
ユーザーの作成時には、そのユーザーの責任およびタスクに基づいた役割を割り当てます。SystemOnに提示される次の役割から選択できます。
ユーザーアカウントを作成時、または 、 編集 を選択し、役割を割り当てて、ユーザーのアカウントを編集します。
SystemOnは、ロケーションの配信設定に基づいて各ユーザーに関係のある情報を表示します。ロケーションへの配信が設定されると、ユーザーは、そのデバイスへアクセスでき、以下の管理ツールを利用できます。
ダッシュボードには、送信中のすべてのマイクについて電池残量レベル低下を概要表示
重要なシステム情報についてSMSメッセージや電子メールの通知を受信
配信設定されたロケーションに所属するデバイスのみを表示
ユーザーを各ロケーションに割り当てることによってチームの配信設定を行います。開始する前にユーザーアカウントを作成しておく必要があります。
メールやSMSテキストメッセージを受信することで予防的にデバイスを管理します。通知はサブスクリプション内に含まれるデバイスに送付され、携帯電話やモバイルデバイスに最新情報を直接提供します。
SystemOnをSMSテキストメッセージとメール通知で設定します。
に移動してチームが通知を受け取る方法とタイミングを選びます。各タイプの通知方法を選ぶには、
に進みます。SMSおよび電子メールの設定に関係なく、チームは、アプリケーションのどこからでも、 通知を開くことによって、いつでもこれらメッセージの履歴を見ることができます。
アプリ上での通知の表示
Shure充電池を使用している場合、いずれかのマイクロホンで電池残量レベル低下が報告されたときに通知されます。通知の設定値は、電池残り時間5分から360分の間で設定できます。
注:その他のバッテリーを使用しているマイクロホンは残り時間を計算できないため、電池残量低下通知が引き起こされません。
デバイスがソフトウェアを通じてアクセスできない場合、通知を受け取ります。不明デバイス通知は以下の理由のいずれかで送付されます:
定期的に新しいバージョンがリリースされ、機能の追加や拡張が行われます。ファームウェアの新バージョンが使用可能になったときに通知を受け取ります。
ファームウェアは各コンポーネントに埋め込まれたソフトウェアで、各機能をコントロールします。定期的に新しいバージョンがリリースされ、機能の追加や拡張が行われます。改善された設計を反映するために、ファームウェアの新しいバージョンをSystemOnから直接アップロードしインストールすることができます。
重要:
注:SystemOn 4.7を使用してアップデートすることはできません:
SystemOnに対応していないデバイスの場合は、Shure Update Utility(SUU)を使用してファームウェアをアップデートします。SUUは、https://www.shure.com/ja-JP/products/software/shure_update_utilityからダウンロードします。
次のステップを実行し、ファームウェアをアップデートします:
注意! アップデート中はデバイスを安定したネットワークで接続を確立してください。アップデートが完了するまでデバイスの電源を切らないでください。
注:このボタンのラベルは[Check for updates...]または[[#] updates available]です。
ヒント:右上のドロップダウンを使用すると、迅速に[Select:All]または[Select:None]にできます。
注:アップデートが完了したら、デバイスのウェブアプリケーションにアップデートを表示するためにブラウザのキャッシュをクリアする必要がある場合があります。
推奨されるベストプラクティスは、すべてのデバイスがそれぞれのファームウェアの最新リリースを使用することです。ネットワーク上の各デバイスのファームウェアバージョンを表示するには、[すべてのデバイス]に進みます。
自動電子メールを設定して、チームにデバイスの重要な更新情報を通知します。
例:
送信元:AVアラート[mailto:AV-Alerts@mycompany.com]
送信日時:2018年12月16日(金曜日)10:29 AM
送信先:AV技術サポート<AV-techs@mycompany.com>
件名:SystemOn - デバイス不明 - チャンネル1
技術サポート部門各位
デバイスが不明です:
チャンネル1(172.17.30.11)が見つかりません。
最終表示日時:2018年12月16日10:29:19 AM
MyCompany
www.myCompany.com
自動SMSメッセージを設定して、チームにデバイスの重要な更新情報を通知します。Shure SystemOnは、そのメッセージの運用にTwilioアカウントを使用します。
注:SystemOnがインストールされたサーバーまたはコンピューターにインターネット接続が必要となります
Shure リチウムイオン充電池は先進の化学組成を採用し、ゼロメモリー効果により送信機の動作時間を最大化しています。コントロールソフトウェアによる電力管理では、充電ステータス、電池の容量、サイクルカウントといった電池の重要なパラメーターを詳細に可視化します。
SystemOnは、Shure製以外の電池についてはこれら詳細情報の提示は行いません。
SystemOn を使用すると、ロケーションに属しているワイヤレスマイクロホンの電池情報を表示できます。電池機能と詳細情報はShure製充電池でのみ利用可能です。
ホームページのあなたのロケーションからバッテリーの状態を一覧表示します。
ライセンスID | 使用可能なライセンスの数と使用中のライセンスの数を表示します。 |
電池残量低下一覧 | 送信動作中のすべてのマイクについて電池残量低下を表示します。一覧には、電池の残り時間が少ない順に並べられ、必要な作業を容易に行えるようにデバイスとロケーションの詳細を表示します。 |
インベントリーサマリー | 低バッテリー閾値によりトリガされる通知を表示します。これらのロケーションに割り当てられるチームメンバーは、チームの設定に基づき、携帯電話やメールにて同じ警告を受信できます。 |
次の場所から個々のチャンネルを見ます:
。チャンネルは、電池が満充電になったこと、マイクロホンの使用中(残り時間)または充電中(充電完了までの時間)には詳細な時間情報を表示します:
Shure製以外の電池では、およその電池残量レベルを表示します:
電池性能統計値を用いることで、電池の性能を把握して電池の交換時期を計画することができます。ロケーションでチャンネルを選択し、プロパティパネルを開くことで、統計情報を表示します。
電池ヘルス | 新品の電池との比較によるマイクロホンの充電容量の割合です。 |
サイクルカウント | 電池に記録されている充電サイクル数です。 |
ソフトウェアを変更する前に、 識別 を使用して適切なハードウェアと連携していることを確認してください。デバイス上のインジケーターが点滅することで、アプリケーション上での選択とハードウェアの一致を視覚的に確認できます。
選択を確認するために識別するを使用
SystemOnを使用してShureデバイスのステータスを一覧表示します。ステータスバーには可用性が示されるため、チームがイベントやトラブルシューティング関連の問題に効率よく備えることができます。
緑色 | デバイスはオンラインになり、使用することができます。 |
赤色 | SystemOnは今回デバイスに接続できませんでした。デバイスはロケーションでライセンス許可されているかロケーションに含まれているため、リストに表示されています。デバイスは次の理由のいずれかによりオフラインとして表示されます。
|
デバイスネットワーク全体は、All devicesページまたは単一ロケーション内( )ですばやく確認できます。
で、システムの特定のネットワーク化されたデバイスまたはデバイスグループまでスクロールするか、検索して見つけます。
ワイヤレスマイクロホン送信機を見つけるには、TRANSMITTER タブを使用します。
表に記載の情報を使用して、デバイスまたはトラブルシューティング関連の問題を追跡します。
検索
入力するにつれて結果を動的に表示します。
インストールを通じて、SystemOnを使用してワイヤレスマイクロホンをトラッキングしてください。ワイヤレスマイクロホンは、レシーバー、アクセスポイントといった対応するIPアドレス指定が可能なデバイスへのリンクを使用し、SystemOnネットワークへの通信を行います。
ヒント:Shure充電池を使用して、SystemOn内で提供される詳細を表示するよう確認します。
送信動作中のマイク | ダッシュボードから送信されたマイクロホンのサブセットを一覧表示します。この一覧はインストールした中で電池状況が最も低いマイクロホン10本を集めたものなので、タスクの優先順位をつけられ、問題を可能な限りすぐ解決することができます。 に進みます。 |
送信機の詳細リスト | システム内のマイクロホン送信機の詳細リストを表示するには、[すべてのデバイス]ページの[送信機]タブ( | )に進みます。検索機能またはフィルターを使用して、特定のマイクロホン、またはマイクロホンのカテゴリを探すことができます。
ロケーションは、デバイスの管理とイベントへ備える技術者にツールを提供します。
ロケーションを使用するには、以下の3つの表示を利用できます。 Monitoring、 デバイス、 購読 タブ。
ライブイベントの管理のためにデバイス、チャンネル、マイクロホンとのやり取りを実行:
一目で分かるハイレベル情報の表示:
すべてのユーザーを表示して、この場所に加入しているユーザーを確認し、この場所の他のユーザーを指定または削除します。
ロケーションを設定したら、マイクロホンのゲインを調整し未使用チャンネルをミュートすることで、全体的な音を向上させることができます。
SystemOnを使用して、 新しいマイクロホンを準備および割り当て、低バッテリー問題か、異なったマイクロホンタイプへの要求を解決します。
既存のMXW充電器もしくは専用のものを使用して、特に サポートセンターから余計なマイクロホンを保存しリンクします。
リモートリンク
SystemOnを使用して、新しいマイクロホンとのリンクおよびネットワークへインストールされたアクセスポイントを作成します。
ハードウェアを準備:
ヒント:スペア充電器の名前を付けなおして、ネットワーク上のほかの充電器と簡単に見分けがつけられるようにします(例:「ヘルプデスク充電器」)。
SystemOnを使用してマイクをリンクします:
ヒント:プライマリースロットを使用して、最も一般的に使用されるマイクロホンを置き換えるか、セカンダリースロットを使用して、そのチャンネルにバックアップマイクロホンを追加します。
使用したい充電器が見つからない場合、サブスクリプションされているロケーションでライセンス許可されおかれているかを確認してください。充電器が一覧に表示されるのにもかかわらず、アクセスできない場合は、最新のファームウェアバージョンに更新されているかを確認してください。
イベントでの信頼性と柔軟性を高めるために、各チャンネルに代替マイクロホンを準備します。一つのチャンネルに2台のMXWマイクロホン送信機をリンクすることが可能で、いずれか一方のマイクロホンを使用することができます。
マイクロホンを予備のスロットとリンクしておくことで、イベント中に必要が生じた場合に備えることができます。
マイクロホンプリファレンス
ハンドヘルドまたはボディーパックマイクロホンというように、プレゼンターが 2 つの異なるタイプのマイクロホンから選ぶことができます。
充電済みのバックアップマイクロホン
フル充電されたマイクロホンをバックアップとしてリンクしておくことで、長時間のイベントに備えます
共有リソース
最も頻繁に使用するマイクロホンのリンクを解除せずに、一時的なマイクロホンを簡単に追加できます。
チャネルで一度に使用できるマイクロホンは1つのみで、これにより2つ目のマイクロホンがRFおよび音声性能に干渉するのを防ぐことができます。バックアップ用マイクロホンのLEDが数秒間点滅してチャンネルが使用中であることを示した後、電池の消耗を防ぐために自動的に消灯します。2つ目のマイクロホンを使用するには、1つ目のマイクロホンをオフにします。
音声チャンネルに2台のマイクロホンを準備する
システムの各チャンネルに一度に使用できるマイクロホンは1台です。
チャンネルの予備のリンクスロットを使用して、バックアップマイクロホンを準備します。
プロパティパネルから、設定とコントロールを表示するチャンネルまたはデバイスを選びます。プロパティパネルが表示されない場合は、ブラウザウィンドウを最大化するか、 (デバイスのプロパティ)をクリックしてプロパティパネルを開きます。
デバイスのプロパティを開く | ロケーションの1つで デバイス タブを開くか、[All devices]に進みます。デバイスを選択し、プロパティパネルを開きます。 |
チャンネルのプロパティを開く | ロケーションの1つで[MONITORING]タブを開きます。チャンネルを選び、プロパティパネルを開きます。 |
一般
デバイス名
編集可能なデバイスの名前
Danteデバイス名
Dante™ コントローラー (DC) ソフトウェアで表示されるデバイスの名前。
デバイスモデル
Shureのモデル名。
識別ボタン
識別しやすくするため、デバイスに LED を点滅させる信号を送ります。
その他
シリアルナンバー
Shure ウェブサイトへのデバイスの登録、製品保証、カスタマーサポートによるトラブルシューティングで使用する個別の識別番号です。
ファームウェアバージョン
現在デバイスにインストールされているファームウェアバージョンです。
デバイスのランタイム
デバイスの電源投入からの経過時間です。
音声のミュートやフロントパネルのロックなどの変更を行います。コントロールはデバイスにより多少異なります。
マイクロホンの状態 |
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||||||||
フロントパネルロック | ハードウェアのフロントパネルの操作を無効にして、無許可や誤操作による変更を防止 |
ネットワークプロパティは、デバイスのプロパティパネルで見ることができます。Danteのデジタルオーディオを搭載したShureデバイスには、以下の2つのネットワークアドレスがあります:
IPモード | 選択したネットワークインターフェースのIPモードの設定:
|
IP設定 | 各ネットワークインターフェースのIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを表示します。 |
MACアドレス | ネットワークインターフェースの固有の識別番号です。 |
イベントログは、重要なアカウント、デバイス、ネットワークアクティビティを収集します。各イベントには、時間とデバイスとロケーションに関する情報が含まれます。
オーディオネットワークに関係するシステムイベントを監視し、問題を解決するにはログを参照します。
以下はログでリスト表示されたイベントの例です。
メインメニューの イベントログ を開きます。
イベントログをCSV(カンマ区切り値)ドキュメントにエクスポートするには、 出力ログを選択します。
SystemOnに関係する問題を解決するために、ファイルをエクスポートしコンピューターに保存して、システムのイベントのスナップショットを保存します。システムイベントの監視、問題のトラブルシューティング、Shureシステムサポートへの問い合わせの際には、ログファイルを参照します。
以下のShureデバイスはSystemOnに対応しています。可能な場合は常に、最新のサポートされているファームウェアバージョンにアップグレードし、新しい機能とシステム向上の長所を生かしてください。
重要:互換性のあるファームウェアバージョンのリストについては、リリースノートを参照してください。
ファームウェアのアップデートの詳細については、「ファームウェアアップデート」を参照してください。
pubs.shure.comでShureデバイスのユーザーガイドおよび詳細情報を見ることができます
ファームウェアは各コンポーネントに埋め込まれたソフトウェアで、各機能をコントロールします。定期的に新しいバージョンがリリースされ、機能の追加や拡張が行われます。改善された設計を反映するために、ファームウェアの新しいバージョンをSystemOnから直接アップロードしインストールすることができます。
重要:
注:SystemOn 4.7を使用してアップデートすることはできません:
SystemOnに対応していないデバイスの場合は、Shure Update Utility(SUU)を使用してファームウェアをアップデートします。SUUは、https://www.shure.com/ja-JP/products/software/shure_update_utilityからダウンロードします。
次のステップを実行し、ファームウェアをアップデートします:
注意! アップデート中はデバイスを安定したネットワークで接続を確立してください。アップデートが完了するまでデバイスの電源を切らないでください。
注:このボタンのラベルは[Check for updates...]または[[#] updates available]です。
ヒント:右上のドロップダウンを使用すると、迅速に[Select:All]または[Select:None]にできます。
注:アップデートが完了したら、デバイスのウェブアプリケーションにアップデートを表示するためにブラウザのキャッシュをクリアする必要がある場合があります。
推奨されるベストプラクティスは、すべてのデバイスがそれぞれのファームウェアの最新リリースを使用することです。ネットワーク上の各デバイスのファームウェアバージョンを表示するには、[すべてのデバイス]に進みます。
Shureソフトウェア情報を格納するMongoDBデータベース(SystemOnとともにインストール済み)をバックアップすることにより、データ損失から保護します。バックアップは、新しいサーバーへの移行時にも有用です。
バックアップはソフトウェア内でチームが作成した、すべてのプロジェクト、ロケーション、デバイス設定を保存します。バックアップの復元では、現在実行中のソフトウェアバージョンと一致するバックアップファイル(.bak)のみがサポートされます。
以下の構成セクションを確認し、MongoDB用に動的に割り当てられたポートを特定する必要があります。
"[location of SystemOn Software install directory]\Services\Mongo-5.0.3\Bin\mongod.cfg"
ポート番号は以下の行で指定されています。
"
net:
port: [port #]
"
MongoDB のバックアップの作成には、同ソフトウェアがインストールされたマシンを使用します。
"[location of SystemOn Software install directory]\Services\Mongo-5.0.3\Bin\mongodump.exe" --host localhost
--port [MongoDB port number] --gzip --archive="[path and file name of backup]"
ヒント:初期設定におけるコマンドラインのサンプル(すべて1つのコマンドライン上):
"c:\Program Files\Shure\Shure Networked Systems Software\Services\Mongo-5.0.3\Bin\mongodump.exe" --host localhost
--port [MongoDB port number] --gzip --archive="c:\Shure.bak"
"[location of SystemOn Software install directory]\Services\Mongo-5.0.3\Bin\mongorestore.exe" --host localhost
--port [MongoDB port number] --drop --gzip --archive="[path and file name of backup]"
ヒント:初期設定におけるコマンドラインのサンプル(すべて1つのコマンドライン上):
"c:\Program Files\Shure\Shure Networked Systems Software\Services\Mongo-5.0.3\Bin\mongorestore.exe” --host localhost
--port [MongoDB port number] --drop --gzip --archive="c:\Shure.bak"
iisreset
と入力し、データベース構成を再読み込みします。考えられる原因 | 解決策 |
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ユーザー名またはパスワードを忘れた |
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誤った認証情報を入力したためロックアウトされた |
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考えられる原因 | 解決策 |
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デバイスの準備ができていない |
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正しくないネットワーク インターフェイス カード(NIC)が選ばれている | NICがSystemOnサーバーをデバイスネットワークに接続します。 | に進み、選択されたNICがデバイスネットワークに対応していることを確認します。
サブネット上のデバイスの IP アドレスが正しくない | デバイスが有効でルーティング可能なIPアドレスを持ち | にてSystemOnに正しく入力されていることを確認します。個別のサブネット上に存在するデバイスについては、DHCPによって変更されないよう、スタティックIPアドレスを使用します。
ネットワークトラフィックがサーバーとデバイス間で流れていない |
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考えられる原因 | 解決策 |
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デバイスはオフラインです。 |
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ライセンスがデバイスに割り当てられていない | 管理するすべてのデバイスにライセンスを割り当てます。 |
デバイスがサポートされていないファームウェアバージョンで動作している | デバイスのファームウェアバージョンがSystemOnでサポートされていることを確認します。デバイスを選択し、Shure Update Utilityアプリケーションを使って適切にアップデートします。 | へ進んでください。バージョンがサポートされていない場合は、通知が表示されます。各デバイスにおいてサポートされているファームウェアの最新リストはリリースノートを参照し、
アクセスコントロールはデバイスで有効化されています | デバイスがネットワークロックアイコン![]() |
考えられる原因 | 解決策 |
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配信がユーザーに割り当てられていない | でロケーションに適切なユーザーが配信設定されていることを確認します。 |
通知がオフになっている | にて通知をオンにし、配信方法を選びます。 |
連絡先情報が正しくない | からのユーザーの連絡先情報を確認します。 |
ユーザーが SMS メッセージを停止している | 古いメッセージから START YESまたは UNSTOP で返答してサービスを再開します。 |
E メールと SMS の統合が設定されていない | に、正しいSMTPとTwilioの情報が入力されていることを確認してください。テスト送信により現在問題をトラブルシューティングするために使用しているアカウントでサンプル通知を受信できることを確認します。 |
サーバーがインターネットに接続されていない | SMSテキストメッセージを運用できるようSystemOn サーバーがインターネットに接続されていることを確認します。 |
E メールがフィルタリングされている | E メールアカウントの迷惑メールフォルダーをチェックして、フィルタリングされていないことを確認します。 |
考えられる原因 | 解決策 |
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サーバーがインターネットに接続されていない | SystemOn のオフラインでの運用方法に従います。 |
アクティベーション ID が無効 | Shure カスタマー サポートに電話して新しい ID を取得します。 |
NICは削除されたか、アクセスできません。 | からShure Inventory Serverを再起動します。Shureインベントリーサービスを右クリックし、再起動して、SystemOnで再度開きます。 |
考えられる原因 | 解決策 |
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サーバーに接続できていない、あるいは不安定 |
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ブラウザーのキャッシュが問題を起こしている | ブラウザーのキャッシュをクリアします。 |
ブラウザーのバージョンが古い | ブラウザーを最新バージョンにアップデートします。サポートされているブラウザーのバージョンについては、リリースノートを参照してください。 |
サーバーのクロックが変化した | SystemOn アプリケーションとデータベースをアンインストールしてから再インストールします。 |
その他のトラブルシューティングに関するアシスタンス、または複雑な設備に関する詳しい情報については、お近くの Shure 営業担当者、販売会社、または Shure System サポートまでお問い合わせください。北米地域では、システムサポートグループ (847-600-8440) までお電話でお問い合わせください。他の地域では、www.shure.comでお近くのサポート連絡先をご覧ください。
問題のトラブルシューティングをより効果的に行うため、SystemOnイベントログをエクスポートしておき、サポートに連絡する際に参照できるように準備してください。エクスポートされたログには、ハードウェア、サーバー、およびSystemOnアクティビティからのデータが含まれており、Shureサポートの担当者がインストールに関する詳細情報を知ることができます。ログは
からエクスポートできます。