概要

UA864アンテナは、取り付けが簡単な薄型の筐体でアクティブ指向性RFを受信できます。筐体は壁、天井のほか、金属表面にも取り付けることができ、受信感度も向上します。アンテナの筐体は無彩色の白色で塗装も可能なため、会社や学校の室内に設置しても内装にマッチします。4ポジションの選択式ゲインスイッチを用いると、減衰とブーストの設定を調節してアンテナを環境に適合させることができます。UHFタイプは、広帯域RF範囲をカバーします。

特長

  • 薄型設計
  • 壁および天井への取り付けが可能
  • 広帯域パフォーマンス(UHFモデルのみ)
  • 4ポジションのゲインスイッチ
  • 金属表面に取り付け可能
  • ゲイン設定用LEDインジケータ
  • 無彩色の白色で塗装可能な筐体

ダイバーシティ受信のためのアンテナ位置調整

UA864は偏波アンテナのため、各送信機の種類に最適な受信を実現するには、適切な方向に向けて設置する必要があります。ゲインスイッチは、アンテナの方向を示します。次のガイドラインに従ってアンテナの位置調整を行ってください。

注:アンテナの内部構造はモデルごとに異なる可能性があります。

ハンドヘルドおよびボディパック送信機 (縦)

バウンダリーマイク (横)

送信機の種類が混合の場合 (縦および横)

アンテナ設置

アンテナを取り付ける際は次のガイドラインに従ってください。

  • アンテナと受信機は同じ周波数帯域に対応している必要があります。
  • アンテナ間の距離を 少なくとも 1.2m取り、ダイバーシティを最適化します。
  • 送信機までの見通し線上に障害物(視聴者を含む)がないように、アンテナを配置します。

詳細はオンラインで確認してください

詳しくは、http://www.shure.comをご覧ください

Installation

壁または天井への取り付け

壁、天井または標準の配電盤に取り付けプレートを直接取り付けます。

必要な器具

  • #8 または #6 ネジ
  • フラットワッシャ
  • ロックワッシャ
  • ドリル
  • ドライバー

インストール手順

  1. 取り付けプレートを並べます:
  2. 配電盤の取り付け:少なくとも2つのネジが使用できるように、取り付けプレートを配電盤に並べます。

    壁への取り付け:取り付け位置の穴の位置を示すため、取り付けプレートをテンプレートとして使用します。それに合うように、穴を開けます。

  3. 図示されているとおりに、ワッシャを用いて取り付けプレートを固定します (注意:ねじをきつく締めすぎないでください)。
  4. RFケーブルが壁の中に配線されている場合は、取り付けプレートの開口部にケーブルを通し、アンテナ出力に接続します。
  5. 取り付けプレートの鍵穴形スロットにアンテナ取り付けポストをはめこみ、固定状態にスライドします。

壁または天井への取り付け

配電盤への取り付け

取り付けプレートへのアンテナの取り付け

ケーブルの配線

出力コネクタはアンテナのポート1またはポート2を通して配置できます。壁の中のRFケーブルに接続する場合は、取り付けプレートの開口部にケーブルを通します。

カバーの回転

複数のアンテナを使用する場合は、カバーを外して任意の方向に回転させ、外観を合わせることができます。

  1. アンテナの裏側から、カバーを固定しているねじを外します
  2. カバーを外し、必要な位置まで回転させます
  3. ねじを元どおりに取り付けて、カバーを固定します

アンテナの塗装

アンテナのカバーは、取り付ける場所に合わせて塗装できます。アンテナカバーの塗装については次のガイドラインに従ってください。

  • 塗装する前にアンテナカバーを外します
  • 金属性の素材はRF受信を妨げる可能性があるため、非金属性の塗料のみを使用します
  • 塗料が完全に乾いてから、カバーを元どおりに取り付けます
  • ネジの穴に塗料を塗らないでください

警告:覆いが取り除かれている時は、アンテナの内部コンポーネントに触れないでください。

受信機への接続

このアンテナは、アンテナの周波数域で動作するあらゆる受信機、分配システム、スプリッターと互換性があります。複数のアンテナポートを備えた受信機の場合は、使用するアンテナをそれぞれ別のポートに接続してください。

注:LED機能を操作および利用する場合、アンテナには受信機または分配システムからのバイアス電圧が必要です。これらの機器からバイアス電圧が供給されない場合は、Shure UABIAST のインライン電源が使用できます。

ゲインスイッチの設定

ゲインスイッチを使用して、その部屋または場所のRF特性に合わせてアンテナ性能を最適化します。受信機からのRF信号をモニタリングし、信号強度が最適であることを確認します。

RF ゲイン設定 (dB) 使用に関する説明
パッド:−10、−20 必要なワイヤレスマイクの信号強度が強い場合、他の RF 源からの分離を強化します。ゲイン設定を高めたときにRF OVERLOAD LEDが点灯した場合は、パッドを使用して信号を弱める必要がありますが、その前に必ずアンテナから送信機までの距離が適切であることを確認してください。
0 (初期設定) 一般的な室内での取り付けに適しており、ケーブル配線距離が3~15mのほとんどの場合に十分なRFゲインが得られます。
ブースト:+10 ケーブル配線距離が長い (15m以上) 場合、信号喪失を補うためにRFゲインが 10 dB高まります。

注:アンテナの可動とLEDの点灯には、受信機のアンテナポートまたは外部電源から供給されるバイアス電力が必要です。

アンテナケーブルを選ぶ

RG-8Uのような、50Ω(オーム)低損失同軸ケーブルを使います。Shureでは1.8 mから30 mまでの端子付きアンテナケーブルをご用意しています。

注:Shureからケーブルを注文する時には、1000 MHzを超える周波数帯を使用する場合は、必ず低損失「Z」モデル(長いケーブルにも使用可能)を選択してください。

ケーブルのメンテナンス

アンテナケーブルの最大パフォーマンスを維持するために:

  • ケーブルを鋭角に曲げたり折ったりしない。
  • ケーブルを曲げた釘で固定するなど専用固定具ではないものを使用することでケーブルを変形させない。
  • 屋外での常設として使用しない。
  • 極端な湿気にさらさない。

仕様

コネクターの種

BNC, メス

インピーダンス

50 Ω

使用電源

同軸接続からの10~15 V DCバイアス, 75 mA

RF周波数範囲

UA864US 470~698  MHz
UA864LO 470~698  MHz
UA864HI 530~790  MHz
UA864A 650~952  MHz
UA864Z16 1240~1260  MHz
UA864Z17 1492~1525  MHz
UA864Z18 1785~1805  MHz

受信パターン

3dB ビーム幅 中心周波数において

UA864US 100
UA864LO 100
UA864HI 95
UA864A 90
UA864Z16 70
UA864Z17 70
UA864Z18 70

3次過負荷インターセプトポイント(OIP3)

>30 dBm

アンテナゲイン

軸上, 0dB ゲインの設定 中心周波数において

UA864US 2.5 dBi
UA864LO 2.5 dBi
UA864HI 3.0 dBi
UA864A 5.5 dBi
UA864Z16 7.5 dBi
UA864Z17 6.5 dBi
UA864Z18 4.5 dBi

信号ゲイン

±1dB, 切り替え可能

+10dB0dB−10dB−20dB

RFオーバーロードLED閾値

−15 dBm

寸法

176 x 176 x 51 mm (高さ×幅×奥行き)

質量

UA864 487 g (17.2 オンス)
UA864Z 454 g (16 オンス)

動作温度範囲

−7°C (20°F)49°C (120°F)

保管温度範囲

−29°C (-20°F)74°C (165°F)

認証

本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満たし、CEマークに適合しています。

CE適合宣言書は以下より入手可能です:www.shure.com/europe/compliance

ヨーロッパ認定代理店:

Shure Europe GmbH

ヨーロッパ、中東、アフリカ地域本部:

部門:EMEA承認

Jakob-Dieffenbacher-Str.12

75031 Eppingen, Germany

TEL:+49-7262-92 49 0

FAX:+49-7262-92 49 11 4

Eメール:info@shure.de

指向特性