Shure ULX-D™デジタルワイヤレスは、プロフェッショナルSR用として、インテリジェントな暗号化対応ハードウェア、フレキシブルな受信機オプション、先進の充電機能オプションとともに優れた24ビットの音質とRFパフォーマンスを提供します。
ワイヤレスの音質のブレークスルーとなったShureのデジタル処理により、ULX-Dは、信頼性の高いShure製各種マイクロホンとともに、これまでのどんなワイヤレスシステムにもなかった原音に忠実な再現性を提供しています。20 Hz~20 kHz周波数帯域とフラットレスポンスが、明瞭かつ存在感のある、非常に正確なローエンドとトランジェントレスポンスを実現します。120 dBを超えるULX-Dのワイドなダイナミックレンジが、優れたS/N性能を実現しています。ULX-Dは、すべての入力ソースに最適化されており、送信機ゲインを調整する必要がありません。
ULX-Dはスペクトル効率性と信号安定性についてこれまでにない新たな基準を提供します。ULX-Dの相互変調性能は、ワイヤレス性能に大きな進歩をもたらし、1つのTVチャンネルで同時に運用できる送信機数を大幅に増やすことに成功しました。岩のように強固なRF信号とゼロオーディオアーチファクトがすべてのレンジにわたっています。安全なワイヤレス送受信が必要となる用途においては、ULX-Dが提供する先進暗号化基準(AES)256ビット暗号化信号により、プライバシーを確実に保護できます。
ULX-D受信機は、拡張性とモジュールフレキシビリティを実現するため、シングル、デュアル、クアッドチャンネルバージョンを用意しています。デュアルおよびクアッドチャンネル受信機は、RFカスケード、内蔵電源、ボディパック周波数ダイバーシティ、オーディオ出力チャンネルサミング、イーサネットによるマルチチャンネルオーディオ用Dante™デジタルネットワーク等の機能を提供します。受信機はすべて、多くのチャンネル数を必要とする用途のためのハイデンシティモードを備えており、1つの周波数帯域で同時に使用できるチャンネル数が大幅に増えました。
先進のリチウムイオン充電池により、アルカリ電池に比べて送信機の電池寿命はより長くなり、電池残量も15分以内の精度で時分表示され、電池の状態も詳細に知ることが可能です。
ULX-Dは、クラス最高の新しいレベルのパフォーマンスをもたらし、世界最高クラスのプロフェッショナルSRを実現します。
ULXD4受信機はデュアルチャンネルモデルとクアッドチャンネルモデルがあります。 両モデルともに同じ機能を有しており、チャンネル数と音声出力数が異なるだけです。
このガイドの説明と手順は、デュアルとクアッド受信機のいずれにも該当します。
ULXD4Dデュアル受信機
2チャンネルのワイヤレスオーディオに対応
ULXD4Qクアッド受信機
4チャンネルのワイヤレスオーディオに対応
① 赤外線(IR)同期ウィンドウ
同期のための赤外線信号を送信機に送ります。
② ネットワークアイコン
受信機がネットワーク上の他のShureデバイスと接続されると点灯します。ネットワークコントロールを起動するには、IPアドレスが有効でなければなりません。
③ 暗号化アイコン
AES-256暗号化が有効になっているときに点灯します。
④ LCDパネル
設定とパラメータを表示します。
⑤ スキャンボタン
押して最適なチャンネルやグループを検出します。
⑥ メニュー操作ボタン
パラメータメニューのナビゲートや選択に使用します。
⑦ コントロールホイール
⑧ チャンネル選択ボタン
押してチャンネルを選択します。
⑨ 同期ボタン
受信機と送信機のIRウィンドウを合わせながらsyncボタンを押し、受信機から送信機に設定を転送します。
⑩ RFダイバーシティLED
アンテナの状態を表示します:
注:青のLEDが最低1つ点灯していないと、受信機は音声を出力しません。
⑪ RF信号強度LED
送信機からのRF信号の強度を示します:
⑫ 音声LED
平均とピークの音声レベルを表示します:
LED | 音声信号レベル | ノート |
---|---|---|
赤(6) | -0.1 dBFS | 過負荷/リミッター |
黄(5) | -6 dBFS | 通常のピーク |
黄(4) | -12 dBFS | |
緑(3) | -20 dBFS | 信号あり |
緑(2) | -30 dBFS | |
緑(1) | -40 dBFS |
注:周波数ダイバーシティモードでは、赤と黄色の音声LEDが同時に点滅してダイバーシティオーディオがこのチャンネルに送られたことを示します。
⑬ ゲインボタン
受信機前にある▲▼ゲインボタンを押し、ゲインを-18~+42 dBの範囲で増減します。
⑭ 電源スイッチ
ユニットの電源をオン/オフします。
① AC電源入力
IECコネクター、AC100~240 V。
② RFアンテナダイバーシティ入力ジャック 2個
アンテナA用とアンテナB用。
③ RFカスケードジャック 2個
アンテナAとアンテナBからのRF信号を次の受信機へ送ります。
④ マイク/ラインスイッチ(各チャンネルに1個)
micポジションにすると30 dBパッドが挿入されます。
⑤ バランスXLR音声出力(各チャンネルに1個)
マイクまたはラインレベル入力に接続します。
⑥ ネットワークステータスLED(緑色)
各ネットワークポートに1つ。
⑦ イーサネット/Danteネットワーク・セカンダリーポート
イーサネットネットワークに接続して、Wireless Workbenchソフトウェアからデバイスのリモートコントロールを可能にします。また、Danteデジタルオーディオおよびコントロール信号を伝達し、音声送信、モニタリング、録音を可能にします。Danteネットワークのトピックを参照してください。
⑧ ネットワーク速度LED(オレンジ)
各ネットワークポートに1つ。
⑦ イーサネット/Danteネットワーク・プライマリーポート
イーサネットネットワークに接続して、Wireless Workbenchからデバイスのリモートコントロールを可能にします。また、Danteデジタルオーディオおよびコントロール信号を伝達し、音声送信、モニタリング、録音を可能にします。Danteネットワークのトピックを参照してください。
ホーム画面には各受信機チャンネルについて以下の情報が表示されます:
SELボタンを押すとチャンネルメニュー画面が開きます。
① 電源LED
② オン/オフスイッチ
ユニットの電源をオン/オフします。
③ SMAコネクター
RFアンテナを接続します。
④ LCDディスプレイ:
メニュー画面と設定を表示します。コントロールボタンのいずれかを押すとバックライトが点灯します。
⑤ 赤外線(IR)ポート
受信機のIRポートに合わせてIR同期を行い、送信機を自動的にプログラミングします。
⑥ メニュー操作ボタン
パラメーターメニューの操作と値の変更に使用します。
exit | "戻る"ボタンとして機能し、値の変更を保存せずに直前のメニューまたはパラメーターに戻ります。 |
実行 | メニュー画面を開き、パラメーターの変更を決定します |
▼▲ | メニュー画面のスクロール、およびパラメーター値を変更します |
⑦ 電池コンパートメント
Shure充電池または単3形乾電池2本が必要です。
⑧ 単3乾電池アダプター
⑨ ボディパックアンテナ
RF信号を送信します。
⑩ 統合アンテナ
RF信号を送信します。
⑪ マイクロホンカートリッジ
互換性のあるカートリッジのリストはオプションのアクセサリーリストを参照してください。
⑫ TA4M / LEMO入力ジャック
マイクロホンまたは楽器用ケーブルに接続します。
固定されるまでアンテナを手で締め付けます。工具は使用しないでください。
① 電源ボタン
スイッチを押してオンにします。オフにするには押し続けます。
② ミュート/アクティブボタン
ミュート/アクティブボタンには4つの設定が可能です。
③ ミュートLED
マイクロホンがアクティブかミュートかを示します。以下のオプションが使用できます:
アクティブ | ミュート |
---|---|
緑色* | 赤色* |
赤色 | オフ |
赤色 | 赤色の点滅 |
*MX400Rシリーズグースネックマイクロホン(赤色LED)にはこの設定は適用できません。
④ 電池残量低下LED
⑤ 赤外線(IR)ポート
設定を送信機に送信する際には、受信機のIRポートと向かい合わせにします。
⑥ 充電コネクター
ネットワーク充電器やUSB電源を接続します。
⑦ グースネックマイクロホン
ULXD8ベースは13cm、25cm、38cmの Microflexシリーズのマイクを装着でき、シングルまたはデュアルフレックス、2色または赤色のみのLED付きから選べます。
この機能を使用すると、RFスペクトラムに干渉を与えることなく送信機の電源をオンにできます。
電源オンの際にRF MUTEDが表示されるまでexitを押したままにします。ミュートを解除するには、送信機を再起動します。
MIC.OFFSETを使って同じ受信機チャンネルを共有する送信機間の信号レベルの差を補正します。
低い信号レベルを扱う送信機側のオフセットゲインを設定し、音量が大きい送信機に合わせます:
注:通常のゲイン調整には、受信機のゲインボタンを使用します。
ミュートモードは、送信機の電源スイッチをオーディオのミュートスイッチとして作動するように再設定します。このスイッチを用いることで、プレゼンターやスポーツの審判など、定期的に喋る必要性のある人物が簡単にミュートのオンオフを切り替えることができます。オーディオがミュートであるときも送信機のRFシグナルは維持され、使用準備完了状態となります。
注:ミュートモードはIR PRESETオプションとして選択することができます。
送信機をミュートモードにするには:
ヒント:ミュートの時は送信機のLEDが赤く、オーディオが使用可能状態の時は緑に変わります。送信機のディスプレイはAUDIO MUTEDを表示し、受信機のディスプレイはTx Mutedを表示します。
注:電源スイッチを使って送信機をオフにするには、ミュートモードをOFFに設定する必要があります。
LOCK 機能を使用して、ハードウェアの誤変更や、権限のない人による変更を防止します。
メニューパス:
コントロールホイールを使って次の受信機機能を選択してロックします。
ヒント:ロックを解除するには、[EXIT]を押し、コントロールホイールを回して[UNLOCKED]を選択し、[ENTER]を押して保存します。
メニューパス:
送信機コントロールを使って次の送信機機能を選択してロックします。
クイックロックオプション:電源とメニューナビゲーションボタンをロックした状態で送信機の電源をオンにするには、lockedメッセージが表示されるまで、電源オン中に▲ボタンを押し続けます。
ヒント:MENU LOCKのロックを解除するには、ENTERボタンを4回押して次の画面を通過します:
のロックを解除するには、電源スイッチをPOWER LOCKの位置にし、電源スイッチをoffの位置にする間に▼ボタンを押したままにします。
[ホーム情報]メニューは、受信機ホーム画面に表示される情報を変更するオプションを表示します:
コントロールホイールを使って以下の画面ディスプレイの1つを選択します。
受信機ホーム画面表示1
受信機ホーム画面表示2
受信機ホーム画面表示3
ホーム画面:ホームメニューの▲▼矢印を押して次の画面の1つを表示します:
送信機ホーム画面表示1
送信機ホーム画面表示2
送信機ホーム画面表示3
① 受信機の情報
を使用してホーム画面表示を変更します。
② ゲイン設定
-18~+42 dB、またはミュート。
③ マイクオフセットインジケーター
オフセットゲインを送信機に加えていることを示します。
④ 送信機設定
送信機を受信機の周波数に合わせると次の情報が順に表示されます:
⑤ 電池残量表示
Shure充電池:残り使用時間は分で表示されます。
単3形乾電池:残量は5本のバーインジケーターで表示されます。
⑥ TVチャンネル
チューニングした周波数を含んでいるTVチャンネルを表示します。
⑦ ハイデンシティモード・アイコン
ハイデンシティモードで動作しているときに表示されます。
送信機ステータス
次のテキスト、またはアイコンにより送信機の状態が受信機画面に通知されます:
表示アイコン | 送信機ステータス |
---|---|
![]() |
ボディーパック入力は12 dBに減衰されます |
![]() |
オフセットゲインが送信機に加えられています |
Lo | 1 mW RF出力レベル |
Nm | 10 mW RF出力レベル |
Hi | 20 mW RF出力レベル |
M | メニューがロックされています |
P | 電源がロックされています |
TxMuted | ミュートモード機能を使って送信機オーディオがオフに設定されているときに表示されます |
-No Tx- | 受信機と送信機がRF接続されていないか、送信機がオフ状態です |
① 送信機の情報
ホーム画面で▲▼をスクロールし、表示を変更します
② 電源ロックインジケーター
電源スイッチが無効であることを示します
③ 送信機オーディオミュート済みインジケーター
ミュートモード機能を使って送信機オーディオがオフに設定されているときに表示されます。
④ 電池残量表示
⑤ メニューロックインジケーター
メニューナビゲーションボタンが無効であることを示します
⑥ マイクオフセット
マイクロホンオフセットゲイン値を表示します
⑦ RF出力
RF出力設定を表示します
⑧ ボディパック入力パッド
入力信号は12 dB減衰されます
⑨ 暗号化アイコン
受信機の暗号化が有効で、同期により暗号化キーが送信機に転送済みであることを示します
BRIGHTNESS と CONTRAST 設定を調整し、光環境に応じて可視性を改善させてください。
受信機チャンネル名を編集するにはメニューから EDIT NAME を選んでください。
注:チャンネル名は同期中に送信機に転送されます。
グループ、チャンネル、周波数、TV情報を表示します。コントロールホイールで値を編集します
G:
選択した周波数のグループ
CH:
選択した周波数のチャンネル
周波数
選択した周波数(MHz)
TV:
選択された周波数を使用しているTVチャンネルを表示します
ゲイン
コントロールホイールまたはゲインボタンを使ってチャンネルゲインを-18~42 dB(1 dB刻み)に調整します。
ミュート
受信機オーディオ出力をミュートにします。
コントロールホイールを使って選択した受信機チャンネル名を割り当て、編集します。
BPパッド
音声入力アッテネーションオプションを設定します:KEEP、0、-12。
ロック
ロックオプションを設定します:KEEP、Power、Menu、All、None
RF出力
送信機RF出力レベルを設定します:KEEP、10mW=Nm、1mW=Lo、20mW=Hi。
電池
送信機電池タイプを設定して正確な測定を行います:KEEP、Alkaline、 NiMH、Lithium
BPオフセット
調節可能なゲインにより送信機間の信号の差異を補正します:KEEP、0~21 dB(3 dB刻み)
HHオフセット
調節可能なゲインにより送信機間の信号の差異を補正します:KEEP、0~21 dB(3 dB刻み)
ミュートモード
送信機電源スイッチがオーディオミュートスイッチとして作動するように設定します。
カスタムグループ
最大6周波数のカスタムグループを作成してネットワーク上の受信機にエクスポートします
HIGH PASS
150 Hz未満の周波数をオクターブ当たり12 dBずつ減衰します:[KEEP]、[OFF]、[ON]
RF POWER
送信機RF出力レベルを設定します:[KEEP]、[10mW=Nm]、[1mW=Lo]、[20mW=Hi]
BATTERY
送信機電池タイプを設定して正確な測定を行います:[KEEP]、[Alkaline]、[ NiMH]、[Lithium]
BN OFFSET
調節可能なゲインにより送信機間の信号の差異を補正します:KEEP、0~21 dB(3 dB刻み)
GN OFFSET
調節可能なゲインにより送信機間の信号の差異を補正します:KEEP、0~21 dB(3 dB刻み)
POWER LOCK
送信機の電源ボタンをロックします:[KEEP]、[OFF]、[ON]
Cust. Group
最大6周波数のカスタムグループを作成してネットワーク上の受信機にエクスポートします
INITIAL STATE FROM CHARGER
充電器から外した後の送信機の状態を選択します:[KEEP]、[Active]、[Muted]、[OFF]
MUTE BUTTON BEHAVIOR
ミュートボタンの動作を設定します:[KEEP]、[Toggle]、[Push-to-Talk]、[Push-to-Mute]、[Disabled]
BN MUTE LED ACTIVE/MUTE
アクティブとミュートした状態のミュートLED色を設定します:[KEEP]、[Green/Red]、[Red/OFF]、[Red/Flash-Red]、[OFF/OFF]
GN MUTE LED ACTIVE/MUTE
アクティブとミュートした状態のミュートLED色を設定します:[KEEP]、[Green/Red]、[Red/OFF]、[Red/Flash-Red]、[OFF/OFF]
MUTE LED LIGHT BRIGHTNESS
ミュートLEDの照度を設定します:[KEEP]、[Normal]、[Low]
ヘルス
新しい電池に対する充電容量割合
充電
充電容量の割合
サイクル
電池に記録された充電サイクル数
温度
電池温度:°C/°F
周波数ダイバーシティ
オーディオサミング
暗号化
暗号化設定:オン/オフ
注:一部の装置では、暗号化をオフにすることはできません。
詳細RF
ロック
ホーム情報
ホームメニューの画面オプションを選択します。
ディスプレイ
ネットワーク
注:追加情報は選択したネットワークオプションからアクセスすることができます。
TX FWアップデート
IRダウンロード、Txファームウェアバージョン
システムのリセット
バージョン
Danteバージョン
IR PRESETS 受信機メニューを用いて、受信機画面から早急に送信機設定を設定します。受信機と送信機の間で同期が行われているとき、IRプリセットは自動的に送信機を設定します。初期設定KEEPは、各パラメーターは同期による影響を受けない設定となっています。
機能 | 設定 |
---|---|
BP PAD | +0 dB、-12 dB |
LOCK | Power, Menu, All, None |
RF POWER | 10mW=Nm (通常)、 1mW=Lo (低い)、 20mW=Hi (高い) |
BATT | Alkaline, NiMH, Lithium |
BP OFFSET | 0 dB~+21 dB(3 dB刻み) |
HH OFFSET | 0 dB~+21 dB(3 dB刻み) |
MUTE MODE | OFF、 ON |
Cust. Group | OFF、 ON |
注:Cust. Groups がオンに 設定されているときは、IR同期に最大30秒かかることがあります。
システムプリセットは、現在の受信機設定を保存、復元します。プリセットは、すべての受信機設定を保存し、複数の設定の間で受信機またはスイッチの設定を素早く行うことができます。最大4個のプリセットを受信機メモリーに保存可能です。
新しいプリセットとして現在の受信機のセットアップを保存するには:
コントロールホイールを使ってプリセットの名前を決定し、Enterを押して保存します。
保存したプリセットを呼び出すには:
コントロールホイールを使ってプリセットの名前を選択し、Enterを押します。
送信機は単3形乾電池2本またはShure SB900シリーズ充電池で動作します。Shure充電池以外の電池を使用する際は、付属の単3形乾電池アダプターを使います。
ボディパック型:Shure充電池を使用するときはアダプターを外します
ハンドヘルド型:Shure充電池を使用するときはアダプターを回転させて電池ドア内に収納します
受信機と送信機メニュー画面の5個に分割されたアイコンは電池残量を表わします。
正確に電池使用時間をモニタリングするためには、送信機を適切な電池タイプに設定する必要があります:
。テーブルは残ったおおよその時間を時間と分で(h:mm)表示します。
電池インジケーター | UHF/VHF | ISM/1.x | ||
---|---|---|---|---|
1/10 mW | 20 mW | 1/10mW | 20 mW | |
![]() |
9:00~6:30 | 5:45~4:15 | 7:30~5:30 | 5:30~4:00 |
![]() |
6:30~4:00 | 4:15~3:00 | 5:30~3:30 | 4:00~2:45 |
![]() |
4:00~1:45 | 3:00~1:30 | 3:30~1:45 | 2:45~1:30 |
![]() |
1:45~0:45 | 1:30~0:30 | 1:45~0:45 | 1:30~0:30 |
![]() |
<0:45 | <0:30 | <0:45 | <0:30 |
![]() |
置き換え | 置き換え | 置き換え | 置き換え |
Shure充電池を使用しているときは、受信機と送信機のホーム画面に電池残時間を時分単位で表示します。
充電池の詳細情報は受信機の[バッテリー情報]メニューと送信機メニューに表示されます:
ヘルス:バッテリーヘルスは、新品電池の充電容量と比較した割合として表示されます。
充電:フル充電に対する割合
サイクル:電池の充電回数
温度:電池温度(摂氏と華氏)
注:充電池の詳細情報については、www.shure.comへアクセスしてください。
Shure電池の適切な管理と保存は高い信頼性と長い寿命を保証します。
付属電池コンタクトカバー(65A15947)をハンドヘルド型送信機に取り付け、ブロードキャストと演奏時のライト反射を防止します。
注: 充電機に送信機を挿入する前にカバーをスライドさせて外します。
受信機のゲインコントロールは受信機と送信機のシステム全体のオーディオシグナルレベルを設定します。ゲイン設定の改変は、ライブパフォーマンス時の調整のため、リアルタイムで実行されます。ゲインを調整するとき、シグナルオーバーロードを避けるため、オーディオメーターレベルを監視してください。
ゲインは gain ▲▼ ボタン、または AUDIO メニュー内のコントロールホイールを使用して調整することができます。
ヒント:ゲインを早急に調整するためには、加速スクロールを使用可能にするためゲインボタンを押し、抑えてください。
オーディオメーターはオーディオシグナルレベルを示すため、黄色、緑色と赤色のLEDを表示します。RMS信号がリアルタイムで表示される一方で、オーディオピークは2秒間LEDを点灯させます。
受信機をセットアップするとき、平均シグナルLEDレベルが濃い緑色に、時折黄色、ピークに達したとき赤色に点灯するようにLEDを調整してください。
ヒント:ボーカリストがボディパック送信機をオーバーロードしている場合、受信機のゲインを下げてください。さらに減衰が必要な場合、送信機メニューを用いて、 INPUT PAD を -12dB. に設定してください。
注:LEDの赤色点灯 OL (オーバーロード)はデジタルクリッピングを避けるため、内部リミッターが使用中であること示します。
各受信機チャンネルのオーディオ出力は、オーディオが過ぎるのを避けるため、独自にミュートすることができます。ミュート状態は受信機ディスプレイ上、ゲイン値に表示される Rx MUTED メッセージによって示されます。
注:受信機ゲインは、予期しないオーディオレベルの改変を避けるため、ミュート設定されたチャンネルには無効となっています。
受信機チャンネル出力をミュートに設定するには:
受信機出力のミュートを解除するには:
▲▼ ボタンを同時に押すか、 OFF メニューオプションから MUTE を選択してください。
ヒント:オーディオミュートはWireless Workbench、または外部コントローラから遠隔使用できます。
重要!電源サイクルは受信機を初期化し、オーディオ出力のミュートを解除します。
送信機入力がクリップすると、次の警告が受信機LCDパネルに表示されます:
修正するには、メインメニューからINPUT PADを選択し、入力信号を12 dB減衰させます。警告が表示され続ける場合は、入力信号レベルを減少させます。
オーディオサミングは、デュアルとクアッド受信機をそれぞれ2または4チャンネルミキサーとして機能するようにします。サミングされたオーディオはすべての出力(DanteとXLR)で使用できます。たとえば、1 + 2が選択された場合(図を参照)、チャンネル1と2の出力が2つのチャンネルのサミングされたオーディオを供給します。
以下のオーディオサミングモードオプションが使用できます:
オーディオサミングモードを選択するには:
注:OFFに設定すると、オーディオサミングが無効になります。
各チャンネルのゲインコントロールを使って総合的なミックスバランスを作成します。フロントパネルLEDは、各チャンネルのオーディオレベルを示します。オーバーロードが発生した場合、赤色のLEDが点灯して、内部リミッターが作動したことを示し、ディスプレイにオーバーロードメッセージを表示します。修正するには、総合的なゲインバランスを調整します。
次の表は、音声入力から受信機出力への通常の合計システムゲインを表します:
出力ジャック | システムゲイン(ゲインコントロール = 0dB) |
---|---|
XLR(ライン設定) | +24 dB |
XLR(マイク設定) | -6 dB* |
*この設定は、標準的なワイヤードのSM58の音声信号レベルに一致します。
この手順によって受信機と送信機を最適な空きチャンネルに設定します。
重要!作業の前に:
周波数スキャン中の干渉を防止するため、すべての送信機の電源をオフにします。
スキャンにより干渉を検出し、回避できるよう、ショーの最中に干渉が発生する可能性がある、次のものを含むすべてのデバイスの電源をオンにします。
注:完了すると、SYNC SUCCESS!と表示されます。これで送信機と受信機は同じ周波数に設定されました。
受信機をネットワーク接続してセットアップする方法が、最適な空きチャンネルを各システムに配分する一番速く簡単な方法です。ネットワークの詳細についてはULX-D受信機のネットワーク設定を参照してください。
注:ネットワーク接続した受信機はすべて同じ周波数帯になければなりません。
重要! 送信機をオンのままにし、各追加システムでこのステップを繰り返します。
重要!すべての送信機をオンにし、以下のステップを使って追加受信機チャンネルを設定します:
手動でグループ、チャンネル、周波数を調整するには:
RF出力の設定については次の表を参照してください:
RF出力設定 | システムレンジ | アプリケーション |
---|---|---|
1 mW | 33 m | 近い距離でより多くのチャンネルを再使用 |
10 mW | 100 m | 通常のセットアップ |
20 mW | 100 m | 厳しいRF環境または長距離用途 |
注:20 mW設定を使用すると送信機の電池使用時間が低下し、互換システム数が減少します。
干渉検出は、音声ドロップアウトを引き起こす干渉源についてRF環境をモニタリングします。
干渉が特定されると、RF LEDが赤に点灯し、次の警告が受信機のLCDパネルに表示されます。
警告表示が続いたり、音声ドロップアウトが繰り返されたりする場合は、最初の機会にスキャンと同期を行ってクリアな周波数を検出します。
ハイデンシティモードは、混雑したRF環境においてより多くのチャンネルに追加帯域幅を作り出します。周波数効率は1 mW RF送信電力とモジュレーション帯域幅の縮小によって最適化され、350 kHzから125 kHzまでチャンネルスペースを削減します。送信機は弱い相互変調歪み(IMD)で隣のチャンネルにポジショニングすることができます。
ハイデンシティモードは、密集エリア、送信機距離が短い場所、使用可能な周波数の数が限定されている場所で多くのチャンネルが必要な用途に最適です。ハイデンシティモードでは、最大30メートルレンジが使用できます。
受信機をハイデンシティモードに設定するには:
コントロールホイールを使用してHIGH DENSITYをONに設定します。
メッセージが表示されたら、送信機と受信機を同期させてHIGH DENSITYモードを有効にします。
注: 受信機がHIGH DENSITYモードになると、受信機ディスプレイに以下のインジケーターが表示されます:
周波数ダイバーシティは、先進ULX-D受信機機能で、RF干渉または送信機の電源喪失により生じた音声信号の損失に対してセーフガードの役割を果たします。
周波数ダイバーシティモードでは、共通の音源からの2つの送信機から出る信号が、2つの受信機チャンネルの出力に送られます。干渉または電源喪失時、良好なチャンネルの音声が両方の出力に切り替わって音声信号を維持します。チャンネル間の切り替えはシームレスかつ無音です。
受信機が信号の質の改善を感知すると、音声のルートが音声信号の中断なく復元されます。
注:Wireless Workbenchでは、ダイバーシティ音源を特定の送信機に選択的にロックできます。この詳細については、Wireless Workbenchヘルプシステムの「周波数ダイバーシティチャンネルのロックまたはロック解除」を参照してください。
以下の受信機チャンネルルート出力オプションが使用できます:
周波数ダイバーシティを有効にしてルーティングオプションを選択するには:
コントロールホイールを使ってルートオプションを選択し、ENTERを押します。
注:周波数ダイバーシティを無効にする場合は[オフ]を選択します。
周波数ダイバーシティモード中に暗号化を有効にすると、各受信機チャンネルの最も新しく同期した暗号化送信機からのみ音声をパスすることによって、追加保護層を提供します。
テレビチャンネルの情報を正確に表示するために、受信機を使用する地域のテレビチャンネル帯域と一致するようにTV FORMATを設定します。テレビ放送の帯域は世界各地で異なるため、使用地域の法規を確認し、地域のテレビ帯域を判別します。
以下のTV FORMATオプションが選択できます。
TV FORMATの設定方法
この機能を使って主導で選択した周波数最大6グループを作成してネットワーク上の受信機にエクスポートし、グループスキャンを使ってシステムセットアップを簡素化することができます。
ヒント:Wireless Workbenchまたはワイヤレス周波数ファインダーを使用して、最も互換性のある周波数を選択します。詳細はwww.shure.comを参照してください。
カスタムグループを作成するには:
コントロールホイールを使ってグループ、チャンネル、周波数値を選択します。ENTERを押して保存します。
グループスキャンを実行する前に、カスタムグループをネットワーク上の受信機にエクスポートします:
注:CLEAR ALLオプションを使ってすべてのカスタムグループ設定を削除します。
暗号化を有効にすると、受信機により固有の暗号化キーが生成され、IR同期中に送信機と共有されます。暗号化キーを共有する送信機と受信機には保護された音声パスが形成され、他の受信機からの不正なアクセスを防止します。
注:一部の装置では、暗号化は常時オンであり、設定できません。
複数の送信機で同じ暗号化キーを共有し、1台の受信機にアクセスすることができます。楽器が複数ある場合、または携帯型送信機とボディパック型送信機を組み合わせて使用する場合は、この方法を利用します。
注意! 送信機間の相互干渉の発生を防ぐため、IR同期の実行中または演奏中は、電源がオンになっている送信機が1台のみであることを確認してください。
暗号化キーを定期的に生成しなおすことにより、ペアリングされた送信機と受信機のセキュリティが長期間保たれます。
注意! 送信機間の相互干渉の発生を防ぐため、IR同期の実行中または演奏中は、電源がオンになっている送信機が1台のみであることを確認してください。
注:一部の装置では、暗号化は常時オンであり、設定できません。
注:複数の送信機から1台の受信機への暗号化が行われている場合、暗号化キーを消去するには、各送信機でIR同期を行う必要があります。
受信機は、リアパネルに2つのRFカスケードポートがあり、1台の追加受信機でアンテナから信号を共有することができます。
シールド処理された同軸ケーブルを使って、最初の受信機からRFカスケードポートを第2受信機のアンテナ入力に接続します。
重要! 周波数バンドは両受信機で同じにしてください。
アンテナポートAとBは、DCバイアスを作動中のアンテナに提供します。パッシブ(電源なし)アンテナを使う場合はDC電源をオフにします。
バイアスをオフにするには:
ULX-Dデュアルおよびクアッド受信機は、Danteデュアルポートネットワークインターフェースを採用しています。Danteテクノロジーは、一体化されたソリューションによりデジタル音声の分配、コントロール信号の管理、Shure Control(WWBおよびAMX/Crestron)信号の伝送を実現します。Danteは、標準IPオーバーイーサーネットを使用し、ITとコントロールデータと同じネットワーク上に安全に共存することができます。選択可能なDanteネットワークモードは、ポート信号をフレキシブルネットワークセットアップにルーティングします。
Wireless Workbenchを使用してULX-D受信機をリモートで管理および監視し、Danteコントローラーを使用してデジタル音声ルーティングを監視できます。AMXおよびCrestronコントローラーの信号は、Shure Controlと同じネットワーク上で伝送されます。
Wireless Workbench(WWB)ソフトウェアはワイヤレスオーディオシステムの包括的コントロールを提供します。Wireless Workbenchは、ネットワーク上の受信機にライブリモート調整を可能とし、リアルタイムでゲイン、周波数、RF出力、コントロールロックを変更することができます。慣れたチャンネルストリップインターフェースが、オーディオメーター、送信機パラメーター、周波数設定、ネットワークステータスを表示します。
Wireless Workbenchは、WindowsまたはMacで使用でき、www.shure.com/wwbからダウンロードできます
Danteコントローラーは、Audinate™が作成した無料ソフトウェアプログラムで、Danteを有効にしたデバイスのネットワークを設定管理することができます。コントローラーを使って、ネットワーク接続したコンポーネント間にオーディオルートを作成し、オンラインデバイスのステータスをモニタリングします。
ダウンロードとインストール方法については、www.audinate.comにアクセスしてください。
バージョン2.4.Xでは、ULXD4DおよびULXD4QのDanteデバイスロックのサポートが導入されています。Danteデバイスロックとは、4桁のPIN(個人識別番号)を使用して、サポートされているDanteデバイスをロックおよびロック解除できるDanteコントローラーの機能です。デバイスでDanteロックがオンになっている場合、Danteオーディオは既存のサブスクリプションに従って流れ続けますが、そのサブスクリプションと設定を制御または構成することはできません。
DanteデバイスロックのPINを忘れた場合は、続行する方法について、Danteコントローラーユーザーガイドのデバイスロックのセクションを参照してください。
バージョン2.4.Xでは、ULXD4DおよびULXD4QのDante Domain Manager(DDM)のサポートが導入されています。DDMは、DanteネットワークおよびDante対応製品のユーザー認証、役割ベースのセキュリティ、および監査機能を有効にするネットワーク管理ソフトウェアです。
DDMによって制御されるShureデバイスの考慮事項:
詳細については、Dante Domain Managerユーザーガイドを参照してください。
IPアドレスは、ネットワークの各デバイスに割り当て、コンポーネント間の通信とコントロールを確保してください。有効なIPアドレスは、DHCPサーバーから自動で、または有効なIPアドレスのリストからマニュアルで割り当てることができます。Danteオーディオを使用する場合、別のDante IPアドレスも受信機に割り当てる必要があります。
注:ネットワークごとにDHCPサーバーは1台だけ使用してください
DanteネットワークのIPアドレスは、DHCPサーバーから自動で、または有効なIPアドレスのリストからマニュアルで割り当てることができます。
Dante IPアドレス設定モードを選択するには(AutomaticまたはManual):
コントロールホイールを使用してモードを選択し、ENTERを押して保存します。
DHCP: ダイナミックホスト構成プロトコル
LAN:ローカルエリアネットワーク
MCU:マイクロコントローラーユニット
RJ45:イーサネット接続
RX:受信機
TX:送信機
WWB:Wireless Workbenchソフトウェア
VLAN:仮想ローカルエリアネットワーク
MAC:マシンアクセスコード
Danteネットワークインターフェースにはポートが2つ(プライマリーとセカンダリー)があり、フレキシブルなルーティングと構成オプションをネットワーク信号に提供します。
3つの選択可能なDanteネットワークモードが使用でき、受信機ポートからDanteネットワークに伝達される信号をコントロールすることができます。
ネットワークモード | ポート機能と信号 | アプリケーション | |
---|---|---|---|
セカンダリー | プライマリー | ||
切り替え済み |
Shureコントロール Danteオーディオとコントロール |
Shureコントロール Danteオーディオとコントロール |
スターまたはデイジーチェーンネットワークのシングルネットワーク設定用 |
冗長オーディオ | Dante冗長オーディオ |
Shureコントロール Danteオーディオとコントロール |
プライマリーとセカンダリーポートは2つの別のネットワークに設定されます。セカンダリーポートは、プライマリーデジタル音声信号のバックアップコピーを伝達します。 |
スプリット | Danteオーディオとコントロール | Shureコントロール | プライマリーとセカンダリーポートは2つの別のネットワークに構成され、コントロール信号と音声信号間を分離します。 |
Danteモードを選択して、プライマリーとセカンダリーポートのネットワーク信号ルートを構成します。ネットワーク上のすべての受信機を同じモードに設定します。
注: モードを変更する前に、受信機からネットワーク接続を削除します。
注: ネットワーク接続にシールド処理済みCat5eケーブルを使って信頼性のあるパフォーマンスを確保します。
切り替え済みモードは、スターまたはデイジーチェーンネットワークのシングルネットワーク設定に通常使用します。切り替え済みモードは、Danteオーディオが不要な設置に推奨します。
ネットワーク特性:
① コンピューター
DanteコントローラーとWireless Workbenchが動作するコンピューターをプライマリーポートに接続します。
② DHCPサーバー
DHCPサーバーを使用してもしなくても構成できます。音声をサーバーからルーティングしないでください。
③ ギガビットイーサネットスイッチ
④ 受信機の接続
受信機をプライマリーポートに接続します
⑤ Dante受信機
Dante受信機(ミキサー、レコーダー、アンプ)をプライマリーポートに接続します。
① コンピューター
Wireless Workbenchが動作するコンピューターをプライマリーポートに接続します。
② DHCPサーバー
DHCPサーバーを使用してもしなくても構成できます。
③ 受信機の接続
受信機をプライマリーポートに接続します
プライマリーネットワークの音声が中断された場合に備え、冗長モードを使用してセカンダリーネットワークのDanteオーディオのバックアップコピーを伝達します。
ネットワーク特性:
注: 冗長ネットワークに接続したデバイスは冗長オーディオと互換性が必要です。
① コンピューター
DanteコントローラーとWireless Workbenchが動作するコンピューターをプライマリーポートに接続します。
② DHCPサーバー
DHCPサーバーを使用してもしなくても構成できます。音声をサーバーからルーティングしないでください。
③ ギガビットイーサネットスイッチ
④ 受信機の接続
プライマリーとセカンダリーポートを専用スイッチに接続します。
注:セカンダリーポートは、マニュアルIPまたは自動リンクローカル設定のみをサポートします。リンクローカルDanteセカンダリーアドレスサブネットは、172.31.x.x (255.255.0.0)にプリセットされています
⑤ Dante受信機
Dante受信機(ミキサー、レコーダー、アンプ)をプライマリーまたはセカンダリーポートに接続します。
スプリットモードを使用して2つの別のネットワークにコントロール信号を配置して音声信号から分離します。
ネットワーク特性:
① コンピューター (Danteコントローラー)
Danteコントローラーが動作するコンピューターをセカンダリーポートに接続します。
② DHCPサーバー(セカンダリーネットワーク)
DHCPサーバーを使用してもしなくても構成できます。音声をサーバーからルーティングしないでください。
③ ギガビットイーサネットスイッチ(セカンダリーネットワーク)
④ 受信機接続(Danteオーディオ)
セカンダリーポートをセカンダリーネットワークスイッチに接続します。
⑤ コンピューター(Shureコントロール)
Shureコントロールが動作するコンピューターをプライマリーポートに接続します。
② DHCPサーバー(プライマリーネットワーク)
DHCPサーバーを使用してもしなくても構成できます。音声をサーバーからルーティングしないでください。
⑦ ギガビットイーサネットスイッチ(プライマリーネットワーク)
⑧ 受信機接続(Shureコントロール)
プライマリーポートをプライマリーネットワークスイッチに接続します。
⑨ Dante受信機
Dante受信機(ミキサー、レコーダー、アンプ)をプライマリーポートに接続します。
Shureコントロール(Wireless Workbench)とDanteコントローラーのあるネットワークで受信機を使用する場合、2つのデバイスIDが必要です:1つがShureコントロールに、もう1つがDanteコントロールに必要となります。デバイスIDは、ネットワークのデバイスを特定し、Danteデジタル音声ルートを作成する際に使用します。
以下のベストプラクティスを実行することで、ネットワークセットアップを整理し、トラブルシューティングを簡単にします。
ヒント:チャンネル名横のデバイスアイコンをクリックしてフロントパネルをフラッシュし、受信機を特定します。
受信機のフロントパネルからShureコントロールデバイスIDを更新することもできます:
Dante IDの作成には2通りの方法があります:
受信機メニューからIDを入力する場合、追加IDモードが利用可能であり、すばやく複数の受信機に連続番号を追加したり、またはDanteが有効なヤマハミキシングコンソールによるネットワーク検出にプレフィックスを追加できます。
注:Dante IDを変更すると、音声信号が失われます。IDを変更したら、Danteコントローラを使って新しいIDで音声ルートサブスクリプションを復元します。
受信機メニューからデバイスIDを設定します:
DanteコントローラからデバイスIDを入力します:
DanteデバイスIDは、Danteコントローラの Network View ウィンドウに表示されます。
Danteコントローラのデバイス識別機能は、選択した受信機のフロントパネルLEDを点滅させ、複数の受信機が使用中の場合どれか特定できるようにしています。
Danteコントローラの Device View を開き、識別アイコン(目)をクリックします。選択した受信機のフロントパネルLEDは点滅します。
Danteコントローラーでは、デバイスは「送信機」と「受信機」として分類されます
ネットワークに音声がフローするように、音声ルート(サブスクリプション)は送信機と受信機の間に設定してください。デバイス間の配信の作成について詳しくは、Danteコントローラーユーザーガイドを参照してください。
注:ULX-D受信機は送信機としてDanteコントローラーに表示されます。入力と出力の両方があるデバイスは、送信機と受信機の両方として一般的に表示されます。
アイコンが点灯していない場合、ネットワークジャックのケーブル接続とLEDをチェックします。
ケーブルが接続されているのにLEDが点灯していない場合には、ケーブルを交換し、LEDとネットワークアイコンを再度チェックします。
詳細については、Wireless Workbenchのトラブルシューティングを参照してください。
受信機とDanteネットワークカードはリセットして工場出荷時Dante設定を復元することができます。リセットを行うと、システムをセットアップする前に既存のデータを消去することができます。
注意! DanteネットワークカードまたはULX-D受信機上でリセットを行うと、Dante音声が中断します。
ヒント: 工場出荷時リセットを実行する前に、現在のDanteネットワークモードとIP設定をメモします。リセットが終わったら、DanteネットワークモードはSWITCHEDに、IPアドレスモードはAUTOに戻ります。
受信機からリセットを行うと、工場出荷時設定が復元され、ShureコントロールとDante IPアドレスモードをAUTOに設定します。
DanteコントローラーのFactory Resetオプションは、Danteカードを工場出荷時設定に復元し、Dante IPアドレスモードをAUTOに設定します。
システムリセットは、現在の受信機設定をクリアし、工場出荷時デフォルト設定を復元します。
工場出荷時設定を復元するには:
ファームウェアは各コンポーネントに埋め込まれたソフトウェアで、機能をコントロールします。定期的に新しいバージョンがリリースされ、機能の追加や拡張が行われます。デザインの改善を活用するために、Shure Update Utilityツール(Shure Update Utilityのページから入手できます)を使用してファームウェアの新しいバージョンをアップロードし、インストールすることができます。
受信機ファームウェアを更新する際、送信機を同じファームウェアバージョンに更新して一定した動作が得られるようにします。
すべてのULX-Dデバイスのファームウェアは、MAJOR.MINOR.PATCH(例1.2.14)の形式です。最低でも、ネットワーク上のすべてのULX-Dデバイス(送信機を含む)が同じメジャーファームウェアバージョン番号とマイナーファームウェアバージョン番号(例:1.2.x)を有している必要があります。
注意!ファームウェアアップデート中に受信機電源とネットワーク接続が維持されるようにしてください。アップデートが完了するまでは受信機の電源をオフにしないでください。
重要!1.4.8より前のファームウェアを実行している受信機は、1.4.8にアップデートしてから新しいバージョンにアップデートする必要があります。1.4.8~2.0.28のファームウェアを実行している受信機は、2.0.28にアップデートしてから新しいバージョンにアップデートする必要があります。このアップデート手順の詳細については、ULX-Dファームウェアのアップデートと問題のFAQを参照してください。
ダウンロードが終了すると、受信機は自動的にファームウェアの更新を開始し、既存ファームウェアが上書きされます。
転送が終了すると、受信機は自動的にファームウェアのアップデートを開始し、既存のファームウェアが上書きされます。Shure Update Utilityについて詳しくは、『Shure Update Utilityユーザーガイド』を参照してください。
ULX-D受信機は、Shureコントロール(Wireless Workbench)に使われる同じケーブルを使用して、イーサネットを介したAMXやCrestoronなどの外部コントロールシステムに互換性があります。システムごとにコントローラーを1つだけ使用し、メッセージの衝突を防止します。
ULX-Dコマンド文字列の総合的なリストについては、Shure ULX-Dコマンド文字列のFAQページを参照してください。
ULX-D受信機はクロス-サブネットルーチングをサポートするため、ゲートウェイアドレス指定を含んでいます。ゲートウェイ設定により、単一コントローラが複数の部屋や建物などの別のサブネットから割り当てられたデバイスを管理できるようになります。
注:ゲートウェイアドレスは高度ネットワーク設定です。ほとんどのネットワーク設定では設定は改変する必要がありません。
受信機ゲートウェイを設定するには:
注:ゲートウェイアドレスを設定するとき、IPアドレスとサブネットは有効なアドレスに設定されなくてはなりません。
ShurePlus Channelsを使用して、Wi-Fiを使用したモバイルデバイスのワイヤレス運用の重要な要素をモニターします。Wireless Workbenchと共に使用するか、スタンドアロンアプリケーションとして使用することで、複雑な調整が少なくなります。
問題 | 解決策 |
---|---|
音が聞こえない | 電源、ケーブル、無線周波数、暗号化の不一致 |
音が小さい、または歪んでいる | ゲイン |
レンジが狭い、不快なノイズバーストがある、音の欠落がある | RF |
送信機の電源をオフにできない、周波数設定を変更できない、受信機をプログラムできない | インターフェースのロック |
暗号化不一致メッセージ | 暗号不一致 |
ファームウェア不一致メッセージ | ファームウェア不一致 |
アンテナ不具合メッセージ | RF |
Tx電池温度が高いメッセージ | Tx電池温度が高い |
受信機と送信機には、適切な電圧を供給してください。電池インジケーターをチェックし、必要に応じて送信機の電池を交換します。
受信機前面パネルでシステムゲインを調整します。受信機背面にある出力レベル(XLR出力のみ)設定がミキシングコンソール、アンプ、またはDSPの入力に適していることを確認します。
ケーブルとコネクターがすべて正常に機能しているかチェックしてください。
送信機と受信機は、誤操作で設定を変えてしまったり権限のない人が変更することを防ぐため、ロックできるようになっています。ロック機能またはボタン操作によりLCDパネルにLocked画面が表示されます。
暗号化の有効/無効設定の後にはすべての受信機と送信機を再度同期させます。
ペアとなる送信機と受信機は同じファームウェアバージョンをインストールし、一致した動作が得られるよにします。ファームウェアアップデート方法については、ファームウェアの項を参照してください。
送信機電池が冷却されないと、送信機がシャットダウンします。デバイスを冷却してから、送信機のバッテリーを交換して使用を続行することを検討してください。
送信機に対して考えられる外部熱源を特定し、それらの外部熱源から離れた場所で送信機を使用します。
最高のパフォーマンスを得るには、すべてのバッテリーを外部熱源から離れた場所で、適切な温度条件で保管および使用する必要があります。
青色のRFダイバーシティLEDのどちらも点灯していない場合は、受信機が送信機を検出していないことを意味します。
オレンジ色のRF信号強度LEDは、受信しているRF出力の強さを表わします。この信号には送信機からのもの、あるいはテレビ放送といった干渉電波源からのものも含まれます。送信機の電源をオフにしてもオレンジ色のRFが1つないし2つ以上点灯している場合は、そのチャンネルの干渉電波が強過ぎることを意味します。別のチャンネルを試してみてください。
赤色のRF LEDは、RFオーバーロードを示します。複数のシステムを同時に使用しているのでない限り、これはふつう問題とはなりません。複数のシステムを同時に使用する場合は、他のシステムに干渉が生じることがあります。
送信機が受信機アンテナから 6~60 m 以上の距離にある場合は、下記のいずれかを行ってレンジを拡大することができます:
赤のRF LEDが受信機に表示される場合は、以下を試してください:
Antenna Faultメッセージはアンテナポートでショートが生じている状態を示しています。
必要な情報が見つからなかった場合は、カスタマーサポートまでお問い合わせください。
コンポーネント | モデル名 |
---|---|
受信機 | ULXD4D、ULXD4Q |
1/2波長受信機アンテナ(2) | 周波数帯域依存 |
ハードウェアキット(ラックマウントネジ) | 90XN1371 |
22 in. BNC-BNC Coaxial Cable(2) | 95K2035 |
バルクヘッドアダプター(2) | 95A8994 |
Ethernet Cable 3 ft. | 95B15103 |
コンポーネント | モデル名 |
---|---|
ハンドヘルド型送信機 | ULXD2 |
カートリッジ | 以下のオプションをご覧ください |
マイクロホンクリップ | 95T9279 |
ジッパー付きバッグ | 95B2313 |
単3形アルカリ乾電池 2個2個 | 80B8201 |
電池コンタクトカバー | 65A15947 |
コンポーネント | モデル名 |
---|---|
ボディパック型送信機 | ULXD1 |
1/4波長送信機アンテナ | 周波数帯域依存 |
ジッパー付きバッグ | 95A2313 |
単3型乾電池2本 | 80B8201 |
バンド | 1/2波長受信機アンテナ | 1/4波長送信機アンテナ |
---|---|---|
G50 | 95AA9279 | 95G9043 (黄色) |
G51 | 95AA9279 | 95G9043 (黄色) |
G52 | 95AA9279 | 95G9043 (黄色) |
H51 | 95AL9279 | 95D9043 (灰色) |
H52 | 95AL9279 | 95D9043 (灰色) |
J50 | 95AK9279 | 95E9043 (黒色) |
K51 | 95AJ9279 | 95E9043 (黒色) |
L50 | 95AD9279 | 95E9043 (黒色) |
L51 | 95AD9279 | 95E9043 (黒色) |
P51 | 95AF9279 | 95F9043 (青色) |
R51 | 95M9279 | 95F9043 (青色) |
AB | 95M9279 | 該当なし |
Q51 | 95M9279 | 該当なし |
アクセサリー | モデル名 |
---|---|
Shureリチウムイオン充電池 | SB900B |
8ベイShure充電器 | SBC800 |
デュアルドッキング充電器(電源装置なし) | SBC200 |
バウンダリー送信機 | ULXD6 |
ULXDグースネックベース送信機 | ULXD8 |
バウンダリーマイクやグースネックマイク用の4ベイネットワーク充電器 | SBC450 |
バウンダリーマイクやグースネックマイク用の8ベイネットワーク充電器 | SBC850 |
キャリングケース | WA610 |
黒のボディパック ポーチ | WA582B |
Y-Cable for bodypack transmitters | AXT652 |
アンテナ分配システム | UA845SWB |
パッシブアンテナ/ スプリッターコンバイナーキット(2 台の受信機に推奨) | UA221 |
インラインアンテナアンプ、470~698MHz | UA830USTV |
UHF アンテナ分配アンプ(3 台以上 の受信機に推奨) | UA844SWB |
インライン電源 | UABIAST |
フロントマウントアンテナキット(ケーブル2本とバルクヘッド2個を含む) | UA600 |
1/2 波長アンテナリモート取付けキット | UA505 |
アクティブ指向性アンテナ470~900MHZ | UA874WB |
パッシブ指向性アンテナ、470~952 MHz。10フィートのBNCからBNC間のケーブルを含む。 | PA805SWB |
2フィートBNC-BNC同軸ケーブル | UA802 |
6フィートBNC-BNC同軸ケーブル | UA806 |
25フィートBNC-BNC同軸ケーブル | UA825 |
50フィートBNC-BNC同軸ケーブル | UA850 |
100フィートBNC-BNC同軸ケーブル | UA8100 |
470~932 MHz, 地域により異なります (周波数レンジおよび出力電源表を参照)
100 m ( 330 ft)
注:実際の到達距離は、無線信号の吸収や反射、干渉により左右されます。
25 kHz, 地域により異なります
>70dB, 標準
−98 dBm 10-5 BER時
<2.9 ms
Aウェイト, 標準, システムゲイン @ +10
XLRアナログ出力 | >120dB |
Danteデジタル出力 | 130dB |
−12 dBFS入力, システムゲイン @ +10
<0.1%
マイクロホンのダイヤフラムへの正の圧力は、ピン2(XLR出力のピン3に対する)と6.35 mm出力のチップ端子に正電圧を生成します。
-18°C (0°F) ~ 50°C (122°F)
注:電池特性によりこの範囲は限定される場合があります。
-29°C (-20°F) ~ 74°C (165°F)
注:電池特性によりこの範囲は限定される場合があります。
3.36 kg (7.4 lb), アンテナなし
100 ~ 240 V AC, 50-60 Hz, 0.26 A 最大
3.45 kg (7.6 lb), アンテナなし
100 ~ 240 V AC, 50-60 Hz, 0.32 A 最大
44 x 482 x 274 mm高さ×幅×奥行き
スチール; 押出成型アルミニウム
−18 ~ +42dB 1 dB刻み (プラスミュート設定)
XLR | バランス (1 = アース、2 = オーディオ +、3 = オーディオ −) |
100 Ω
LINE設定 | +18 dBV |
MIC設定 | −12 dBV |
30 dBパッド
搭載
BNC
注:同じ帯域への追加受信機1台接続用
アンバランス、パッシブ
50 Ω
0dB
デュアルポートイーサネット 10/100 Mbps, 1Gbps, Danteデジタルオーディオ
DHCPまたはマニュアルIPアドレス
100 m (328 ft)
>80dB, 標準
BNC
50 Ω
12 ~ 13 V DC, 150 mA 最大, アンテナ毎
切り替え可能オン/オフ
Shure SB900B | 8時間超 |
アルカリ | 9時間 |
電池持続時間チャートを参照
パッドオフ | 8.5 dBV(7.5 Vpp) |
パッドオン | 20.5 dBV(30 Vpp) |
周波数範囲および送信出力一覧を参照。 地域により異なります
Shure SB900B | 8時間超 |
アルカリ | 9時間 |
電池持続時間チャートを参照
VHF V50およびV51 | 278 mm x 51 mm(10.9インチ x 2.0インチ)長さ x 直径 |
その他の周波数バンド | 256 mm x 51 mm(10.1インチ x 2.0インチ)長さ x 直径 |
VHF V50およびV51 | 348 g(12.3オンス)(電池除く) |
その他の周波数バンド | 340 g(12.0オンス)(電池除く) |
注:マイクロホンのタイプにより異なります
周波数範囲および送信出力一覧を参照。 地域により異なります
以下の配線図を使って、XLR出力を1/4出力に変換します。
MHz | hours | |||
---|---|---|---|---|
SB900B | alkaline | |||
1/10 mW | 20 mW | 1/10 mW | 20 mW | |
470 to 810 | >8:30 | >5:40 | >8 | >5:30 |
902 to 928 | >7:30 | >4:40 | >7 | >4 |
174 to 216 | >8:30 | >6:35 | 8 | >5 |
1240 to 1800 | >8 | >6:05 | >6 | >4:30 |
Note: The SB900B Shure rechargeable battery uses SBC200, SBC800 and SBC220 chargers.
この表の値は、一般的な新品の高品質電池に基づいています。電池持続時間はメーカーと電池の古さにより異なります。
帯 域 | 周波数帯域 ( MHz ) |
電源 ( mW RMS )* (Lo/Nm/Hi) |
---|---|---|
G50 | 470 ~ 534 | 1/10/20 |
G51 | 470 ~ 534 | 1/10/20 |
G52 | 479 ~ 534 | 1/10 |
G53 | 470 ~ 510 | 1/10/20 |
G62 | 510 ~ 530 | 1/10/20 |
H50 | 534 ~ 598 | 1/10/20 |
H51 | 534 ~ 598 | 1/10/20 |
H52 | 534 ~ 565 | 1/10 |
J50 | 572 ~ 636 | 1/10/20 |
J50A△ | 572 ~ 608 | 1/10/20 |
J51 | 572 ~ 636 | 1/10/20 |
K51 | 606 ~ 670 | 1/10 |
L50 | 632 ~ 696 | 1/10/20 |
L51 | 632 ~ 696 | 1/10/20 |
L53 | 632 ~ 714 | 1/10/20 |
M19 | 694 ~ 703 | 1/10/20 |
P51 | 710 ~ 782 | 1/10/20 |
R51 | 800 ~ 810 | 1/10/20 |
JB (Txのみ) | 806 ~ 810 | 1/10 |
AB (RxおよびTx) | 770 ~ 810 | A帯域 (770-805): 1/10/20 |
B帯域 (806-809): 1/10 | ||
Q12 | 748 ~ 758 | 1/10/20 |
Q51 | 794 ~ 806 | 10 |
V50 | 174 ~ 216 | 1/10/20 |
V51 | 174 ~ 216 | 1/10/20 |
V52 | 174 ~ 210 | 10 |
X50 | 925 ~ 932 | 1/10 |
X51 | 925 ~ 937.5 | 10 |
X52 | 902 ~ 928 | 0.25/10/20 |
X53 | 902 ~ 907.500, 915 ~ 928 | 0.25/10/20 |
X54 | 915 ~ 928 | 0.25/10/20 |
Z16 | 1240 ~ 1260 | 1/10/20 |
Z17 | 1492 ~ 1525 | 1/10/20 |
Z18 | 1785 ~ 1805 | 1/10/20 |
Z19 | 1785 ~ 1800 | 1/10/20 |
Z20 | 1790 ~ 1805 | 1/10/20 |
△出力は、608 MHzを超える範囲では10 mWに制限されます。
Note: Frequency bands might not be available for sale or authorized for use in all countries or regions.
* Power delivered to the antenna port
For the band Z17 (1492-1525 MHz), it must be used indoors only.
For the Band Z19 (1785-1800MHz) used in Australia, per Radio Communications Low Interference Potential Devices Class License 2015; item 30 note C: the system must be operated within the range of 1790-1800MHz when used outdoors.
低功率射頻器材技術規範
取得審驗證明之低功率射頻器材,非經核准,公司、商號或使用者均不得擅
自變更頻率、加大功率或變更原設計之特性及功能。低功率射頻器材之使用
不得影響飛航安全及干擾合法通信;經發現有干擾現象時,應立即停用,並
改善至無干擾時方得繼續使用。前述合法通信,指依電信管理法規定作業之
無線電通信。低功率射頻器材須忍受合法通信或工業、科學及醫療用電波輻
射性電機設備之干擾。
เครื่องโทรคมนาคมและอุปกรณ์นี้มีความสอดคล้องตามมาตรฐานหรือข้อกำหนดทางเทคนิคของ กสทช.
シンボルの説明
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注意:感電のおそれ |
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注意:危険のおそれ(注意書き参照) |
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直流 |
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交流 |
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オン (供給) |
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二重絶縁または強化絶縁により常に保護されている機器 |
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スタンバイ |
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機器は通常の廃棄物の流れにより廃棄されてはなりません。 |
警告:この装置内には、生命に危険な高電圧が存在します。内部には、ユーザーが整備できる部品はありません。整備の際は、資格のある整備担当者に必ずご相談ください。使用電圧の工場出荷時設定が変更された場合は、安全の保証が適用されません。
警告:指定以外の電池と交換した場合、爆発の恐れがあります。単3形乾電池のみを使用してください。
注:付属電源、またはShure認可の電源でのみ使用してください。
許可免許:本機器操作の際、行政上の認可免許が特定地域で要求される場合があります。考えられる必要条件については国内当局にお問い合わせください。本機器の変更・改造は、Shure Incorporated によって書面で認可されたものを除き、装置の使用の権限を無効にする場合があります。Shure ワイヤレスマイクロホン装置のライセンス獲得は使用者の責任であり、ライセンス取得に関しては使用者の分類とアプリケーション、選択周波数によって異なります。適正な許可免許に関する情報を得るために、また標準とは異なる周波数を選択する場合は前もって、必ず適切な通信監督機関にお問い合わせください。
本装置はFCC規制第15部に準拠しています。操作は次の2つの条件の対象となります:
注:本機器はテストされFCC規定パート15に従いクラスBデジタル機器に適合しますが、制限があります。これらの制限は、住宅地域において設置する際、有害な電波干渉から機器を適度に保護するためのものです。本機器は電磁波を発生・使用し、放射する場合があります。取扱説明書に従って設置しないと無線通信に電波干渉が起こります。また、設置状況に関わらず妨害を引き起こす可能性もあります。本機器によりラジオやテレビの受信に電波干渉が起こるようであれば(これは、機器の電源を一度切ってから入れるとわかります)、次の手段を1つまたは複数用いて電波干渉を防いでください。
注:EMC適合性試験は同梱および推奨のケーブル使用に基づきます。別種のケーブルを使用した場合はEMC性能が低下します。
電池、パッケージ、電子廃棄物については地域のリサイクル方法に従ってください。
このデバイスは、ACMAクラス ライセンスの下に動作しており、動作周波数を含む当該ライセンスのあらゆる条件に適合している必要があります。2014年12月31日までは、このデバイスは、520-820 MHz周波数帯域で作動される場合に適合しています。警告:2014年12月31日を過ぎたら、適合するためには、本デバイスを694-820 MHz帯域で作動させないでください。
次の欧州指令の必須要件を満たします:
注:電池および電子廃棄物については地域のリサイクル方法に従ってください
本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満たし、CEマークに適合しています。
CEに関する通知:ここに、Shure Incorporatedは、CEマーキングの付いた本製品が欧州連合の要件に準拠していると判断されたことを宣言します。EUの適合宣言書の全文は以下のサイトでご覧いただけます。https://www.shure.com/en-EU/support/declarations-of-conformity
ヨーロッパ認定代理店:
Shure Europe GmbH
部門:Global Compliance
Jakob-Dieffenbacher-Str.12
75031 Eppingen, Germany
電話:+49-7262-92 49 0
ファックス:+49-7262-92 49 11 4
Eメール:EMEAsupport@shure.de
Certified under FCC Part 15 and FCC Part 74.
RSS-102およびRSS-210の下、カナダISEDによって認定されています。
IC: 616A-ULXD1 G50, 616A-ULXD1 H50, 616A-ULXD1 J50, 616A-ULXD1 L50; 616A-ULXD2 G50, 616A-ULXD2 H50, 616A-ULXD2 J50, 616A-ULXD2 L50, 616A-ULXD1G50S, 616A-ULXD1H50S, 616A-ULXD1J50AS, 616A-ULXD2G50S, 616A-ULXD2H50S, 616A-ULXD2J50AS.
FCC: DD4ULXD1G50, DD4ULXD1H50, DD4ULXD1J50, DD4ULXD1L50; DD4ULXD2G50, DD4ULXD2H50, DD4ULXD2J50, DD4ULXD2L50, DD4ULXD1-G50, DD4ULXD1-H50, DD4ULXD1-J50A, DD4ULXD1-X52, DD4ULXD2-G50, DD4ULXD2-H50, DD4ULXD2-J50A, DD4ULXD2-X52 .
IC:616A-ULXD1X52、616A-ULXD2X52
FCC:DD4ULXD1X52、DD4ULXD2X52
IC:616A-ULXD1V50、616A-ULXD2V50
FCC:DD4ULXD1V50、DD4ULXD2V50
注:V50バンドおよびV51バンドで動作する送信機の場合:帯域の中央における公称自由空間アンテナゲインは通常-6 dBiで、帯域の両端でさらに-4 dBロールオフします。
FCC規則第15章の適合宣言(DoC)規定による承認取得。
IEC 60065に基づく電気安全要件に適合しています。
(一)本产品符合“微功率短距离无线电发射设备目录和技术要求”的具体条款和使用场景;
(二)不得擅自改变使用场景或使用条件、扩大发射频率范围、加大发射功率(包括额外加装射频功率放大器),不得擅自更改发射天线;
(三)不得对其他合法的无线电台(站)产生有害干扰,也不得提出免受有害干扰保护;
(四)应当承受辐射射频能量的工业、科学及医疗(ISM)应用设备的干扰或其他合法的无线电台(站)干扰;
(五)如对其他合法的无线电台(站)产生有害干扰时,应立即停止使用,并采取措施消除干扰后方可继续使用;
(六)在航空器内和依据法律法规、国家有关规定、标准划设的射电天文台、气象雷达站、卫星地球站(含测控、测距、接收、导航站)等军民用无线电台(站)、机场等的电磁环境保护区域内使用微功率设备,应当遵守电磁环境保护及相关行业主管部门的规定。
本装置はFCC規制第15部に準拠しています。操作は次の2つの条件の対象となります:
注:本機器はテストされFCC規定パート15に従いクラスBデジタル機器に適合しますが、制限があります。これらの制限は、住宅地域において設置する際、有害な電波干渉から機器を適度に保護するためのものです。本機器は電磁波を発生・使用し、放射する場合があります。取扱説明書に従って設置しないと無線通信に電波干渉が起こります。また、設置状況に関わらず妨害を引き起こす可能性もあります。本機器によりラジオやテレビの受信に電波干渉が起こるようであれば(これは、機器の電源を一度切ってから入れるとわかります)、次の手段を1つまたは複数用いて電波干渉を防いでください。
This device operates on frequencies shared with other devices. Consult the Federal Communications Commission White Space Database Administration website to determine available channels in your area prior to operation.
本取扱説明書で指定された以外の電源、周波数、またはその他のパラメーターをユーザーが操作して制御することはできません。
このデバイスは、保護なし、干渉なしの方針に基づいて動作します。ユーザーが同じTV帯域で動作する他の無線サービスからの保護を求めるには、無線ライセンスが必要です。詳細については、Innovation, Science and Economic Development Canada(イノベーション・科学経済開発省)の文書Client Procedures Circular CPC-2-1-28(カスタマープロシージャサーキュラーの2-1-28)、Voluntary Licensing of Licence-Exempt Low-Power Radio Apparatus in TV Bands(テレビ帯域で運用される低電力ライセンス免除無線装置の自主的ライセンス)を参照してください。
Ce dispositif fonctionne selon un régime de non‑brouillage et de non‑protection. Si l’utilisateur devait chercher à obtenir une certaine protection contre d’autres services radio fonctionnant dans les mêmes bandes de télévision, une licence radio serait requise. Pour en savoir plus, veuillez consulter la Circulaire des procédures concernant les clients CPC‑2‑1‑28, Délivrance de licences sur une base volontaire pour les appareils radio de faible puissance exempts de licence et exploités dans les bandes de télévision d’Innovation, Sciences et Développement économique Canada.
このデバイスには、Innovation, Science and Economic Development Canadaのライセンス免除RSS基準に適合しているライセンス免除の送信機/受信機が含まれています。操作は次の2つの条件の対象となります:
L’émetteur/récepteur exempt de licence contenu dans le présent appareil est conforme aux CNR d’Innovation, Sciences et Développement économique Canada applicables aux appareils radio exempts de licence. L’exploitation est autorisée aux deux conditions suivantes :