この記号は、この装置内に感電の危険性のある高電圧があることを示します。

この記号は、重要な操作・メンテナンスの説明が装置添付の文書に記載されていることを示します。

安全のための重要注意事項

  1. この説明書をお読みください。
  2. この説明書を保管しておいてください。
  3. 警告事項すべてに留意してください。
  4. すべての指示に従ってください。
  5. この製品は水の近くで使用しないでください。
  6. 掃除は、乾いた布でから拭きするだけにしてください。
  7. KSEイヤホンは必ずKSA1500アンプと組み合わせて使用してください。
  8. 雷発生時や長期間使用しない場合には、電源プラグをコンセントから抜いてください。
  9. 電源コードは、特にプラグ、延長コード、機器から出ている部分において、踏まれたり挟まれたりしないように保護してください。
  10. アタッチメントや付属品は、必ずメーカー指定のものを使用してください。
  11. 修理は必ず資格を持った修理担当者にご依頼ください。電源コードやプラグの損傷、液体や異物が装置内に入り込んだ場合、装置が雨や湿気にさらされた場合、正常に作動しない場合、装置を落とした場合など、装置が何らかの状態で損傷した場合は、点検・修理が必要です。
  12. 水滴や水しぶきにさらさないでください。液体の入った花瓶などを装置の上に置かないでください。
  13. 商用ACプラグまたは技術基準に適合したカプラーを使用してください。
  14. 火災や感電の危険を避けるため、本機器は雨や湿気のある場所にさらさないでください。
  15. 本製品の改造は試みないでください。けがや製品の故障の原因となる可能性があります。
  16. 本製品は指定された動作温度範囲内で使用してください。
  17. イヤホンケーブルを挟んだり切ったりしないよう保護してください。
  18. イヤホンケーブル、ハウジング、またはコネクタが損傷している場合は、本機器を使用しないでください。

警告:この装置内には、生命に危険な高電圧が存在します。内部には、ユーザーが整備できる部品はありません。整備の際は、資格のある整備担当者に必ずご相談ください。使用電圧の工場出荷時設定が変更された場合は、安全保証は適用されません。

書面によりShure Incorporatedの承認を受けることなく本機器の変更・改造を行った場合、機器を使用する権限が無効になることがあります。

警告:本製品には、ガンや先天性欠損症をはじめとする生殖機能の異常を引き起こすことがカリフォルニア州当局により明らかにされている化学物質が含まれています。

全てのイヤホンに対する警告!

イヤホンを正しく安全にお使いいただくため、ご使用の前に本取扱説明書を必ずお読みください。取扱説明書と安全上の注意事項は、今後の参考のために便利な場所に保管しておいてください。

警告

極度の大音量で音声を聴くと、聴覚を恒久的に損なうことがあります。できるだけ小さな音量で使用してください。極度に高い音圧レベルに過度にさらされると耳を傷め、恒久的な騒音性難聴(NIHL)になることがあります。聴覚を損なわないようにするため、各音圧レベルに耐えられる最長限度時間の米国労働安全衛生局(OSHA)ガイドラインを下記に記載しますのでご参照ください。

90 dB SPL

8時間

95 dB SPL

4時間

100 dB SPL

2時間

105 dB SPL

1時間

110 dB SPL

30分

115 dB SPL

15分

120 dB SPL

障害が発生する恐れがあるため避けること

警告

  • 車の運転中、自転車走行中、車の交通があるところや事故が起こり得る場所での歩行やジョギングなど、周囲の音が聞こえないことが危険を招く状況下では使用しないでください。
  • 本製品およびアクセサリーは子供の手の届かないところに保管してください。子供が触れたり使用したりすると死亡または重傷を招く恐れがあります。小さな部品やコードが含まれており、窒息や首に絡まるなどの危険性があります。
  • オーディオ装置の音量レベルを最小に設定した状態でイヤホンを接続し、音量を徐々に調節してください。突然大音量にさらされることで聴覚を損なう可能性があります。
  • ボリュームは適切な音量以上に上げないようにします。
  • 耳鳴りが感じられる場合は 、音量レベルが高すぎることが考えられます。音量を下げてみてください。
  • このイヤホンを旅客機のエンターテイメントシステムに接続する場合は、音量の大きな機内アナウンスに不快な思いをしないよう、小さめの音量で使用してください。
  • 聴覚専門医による定期検査を受けてください。耳垢がたまっている場合は、医師による診察を受けるまで使用しないでください。
  • イヤパッドやノズルをメーカーの指示通りに使用、クリーニング、管理しない場合、イヤパッドがノズルから外れて耳の中に詰まる危険性が増します。
  • イヤホンを挿入する前に、必ずイヤパッドがノズルにしっかり固定されていることを確認してください。
  • イヤパッドが耳の中に入り取れなくなった場合は、医師に依頼してイヤパッドを取り除いてもらってください。医師以外の人がイヤパッドを取り除こうとすると耳を傷つける可能性があります。
  • 本製品の改造は試みないでください。けがや製品の故障の原因となる可能性があります。

注意

  • 入浴や洗顔時などに水に浸さないようにしてください。音の劣化や故障の原因となります。
  • 睡眠中は事故の原因となる可能性がありますので、使用しないでください。
  • ゆっくりひねりながらイヤホンを取り外します。決してイヤホンのコードを引っ張らないでください。
  • 著しい不快感、痛み、かぶれ、炎症、その他不快症状が生じた場合は、すぐにイヤホンの使用を中止してください。
  • 耳の治療を現在受けている場合は、本機器使用の前に主治医にご相談ください。

注:必ず同梱の電源、Shure純正品を使用してください。

警告

  • バッテリーパックは爆発、または有毒な物質を放出する場合があります。火災または火傷の恐れがあります。開ける、押し潰す、改造する、分解する、60℃以上の熱にさらす、焼却するといったことは行わないでください。
  • メーカーの指示に従ってください。
  • ショートさせないでください。火傷または火災の原因となります。
  • ユーザーガイドで指定されたもの以外の機器で充電しないでください。
  • バッテリーパックは正しく処分してください。使用済みバッテリーパックの適切な廃棄方法については、各地域の販売店にお問い合わせください。
  • 電池(電池パックまたは内蔵電池)は直射日光、火などの高熱にさらさないでください。

注:バッテリーの交換は、Shure認定サービスセンターのみが行うことができます。

電池、パッケージ、電子機器の廃棄については地域のリサイクル方法に従ってください。

スイッチ類と操作方法

電源のオン / オフ:電源ボタン ② を長押しします

音量調節:コントロールノブ ① を回します

メニューの表示:コントロールノブ ① をダブルクリックします

メニューのスクロール:コントロールノブ ① を回します

項目の選択:コントロールノブ ボタン ① を押します

前の画面に戻る:電源ボタン ② を押します

スイッチ類のロック / ロック解除:電源ボタンとコントロールノブをロック / ロック解除するには、ホールドスイッチ ③ をスライドさせます。スイッチの背景色が赤であれば、ホールドは有効です。

セットアップ

ステップ1:イヤホンをアンプに接続します。

アンプの電源をオフにしてアンプに接続します。

注:イヤホンケーブルコネクターの赤色のマークをアンプの前面へ向けます。

ステップ2:音源をアンプに接続します。

INPUTスイッチをLINEにするとアナログ3.5 mmソース、USBにするとデジタルソースとなります。

3.5 mm入力(アナログ音声)

オーディオデバイスを LINE IN 入力に接続した後INPUTスイッチをLINEに切り替えます。

アナログソースを使用中にアンプをコンピューターまたは外部電池に接続して電池を充電することができます

アナログソースとの接続

USB(デジタルおよび電源)

コンピューターあるいはその他USB搭載デバイスの音楽を聴く時にはUSBケーブルを使用し、INPUTスイッチをUSBに切り替えます。コンピューターとの接続時には、USBによりデジタル音声のストリーミングとアンプ充電池の充電を同時に行います。

注:ユーティリティメニューから自動充電を無効にすることもできます。

USBソースに接続

ステップ3:アンプの電源をオンにする

機器にアンプを初めて接続したとき、ドライバーが自動的にインストールされます。KSE1500はデフォルトのオーディオデバイスとなります。

注:Windows、Mac、およびiOSでは、音量調節は機能しません。ベストな性能を得るために、音量はアンプの音量ノブのみで調節する必要があります。iTunesやWindows Media Playerの音量設定は必ず最大にしてください。

ファームウェア

ファームウェアは各コンポーネントに埋め込まれたソフトウェアで機能をコントロールします。定期的に新しいバージョンがリリースされ、機能の追加や拡張が行われます。デザインの改善を活用するには、Shure更新ユーティリティツールを使用してファームウェアの新しいバージョンをダウンロードし、インストールすることができます。

ソフトウェアは http://www.shure.com/update-utilityからダウンロードできます。

イヤホンの使用

安全なイヤホンの取り外し

イヤホンの接続:イヤホンをアンプに接続するには、コネクター上の赤いドットをアンプのイヤホン出力上の赤いドットと一直線になるように合わせてください。

イヤホンの取り外し:イヤホンの簡単な収納のためにロックを解除するには、ギザギザのあるコネクターのカラーを引っ張り上げてください。

イヤパッドの選択

いちばんしっかりフィットし遮音できるイヤパッドを選択します。イヤパッドは簡単に装着でき、快適にフィットし、取り外しも簡単に行えるものを選んでください。

ソフトフレックスイヤパッド:サイズはS、M、Lの3サイズ。柔軟ラバー製。
ソフトフォーム・イヤパッド指でフォームイヤパッドを潰し、耳の穴に挿入します。フォームが広がるまで10秒程度押さえたまま待ちます。
トリプルフランジ・イヤパッド必要に応じて、はさみでイヤパッドの細長い部分をカットします。

イヤホンの装着

  1. イヤホンを耳栓のように慎重に耳に挿入し、しっかりと密着するようにします。

    重要:低周波数レスポンス(低音)が欠けている場合は、イヤホンイヤパッドが適切に密着していない可能性があります。イヤホンをゆっくりともう少し耳穴の奥側へ押すか、違うスリーブを試してください。

    警告:耳穴の奥にイヤホンイヤパッドを押し込まないでください。

  2. イヤホンケーブルを耳の後ろ側に回して装着することで、体を動かしても定位置に固定されます。ケーブルを体の前または後ろに回し、ケーブル調整スライドを使って残りのたるみを取ります。

イヤホンのフィット感によって音質が大きく変わります。

イヤパッドの交換

  • イヤパッドをねじりながら引いてノズルから外します。
  • 抜け止め部とノズルが完全に隠れるように新しいイヤパッドをスライドさせて装着します。

注意:抜け止め部またはノズルの一部が見える場合、イヤパッドは正しく取り付けられていません。ノズルにしっかりと取り付けできない場合は、イヤパッドを取り替えてください。最適な装着感と性能を得るためには、Shure社製のイヤパッドのみを使用してください(カスタム成形したイヤパッドを使用する場合を除く)。

イヤホンの取り外し

イヤホンの本体をつかみ、ゆっくりひねって取り外します。

注:ケーブルを引っ張ってイヤホンを取り外さないでください。

お手入れ

入念なメンテナンスによりイヤパッドとノズル間の密着性を保ち、音質や製品の安全性を向上させます。

  • イヤホンとノズルは、できるだけ清潔で乾燥した状態を保ちます
  • イヤパッドをきれいにするには、イヤホンから取り外し、ぬるま湯でやさしく洗浄して自然乾燥してください。フォームパッドは乾燥に多少時間がかかります破損していないか点検し、必要であれば取り替えてください。イヤパッドは完全に乾燥してから再使用してください。
  • イヤホンとスリーブは、薄めた消毒液で拭いて感染症を防止します。アルコール系の消毒液は使用しないでください。
  • イヤホンは極度の高温や低温に曝さないでください。
  • イヤパッドが適切にフィットしない場合には交換します。
  • 本製品の改造は試みないでください。改造した場合には保証は無効となり、怪我や製品故障の原因となります。

イヤホンノズルのクリーニング

音質の変化に気づいたら、イヤパッドを取り外してイヤホンのノズルをチェックしてみてください。ノズルが詰まっていたら、クリーニングツールのワイヤーループ側を使用して異物を取り除いてください。

異物もなく音質が改善しない場合は、新しいイヤパッドと交換してください。

注意:クリーニングの際には、イヤホンノズル内に無理に押し込んではいけません。イヤホンのサウンドフィルターが破損します。

警告:このクリーニングツールはイヤホンのクリーニング専用です。フォームイヤパッドや耳の掃除など、他の用途に使用するとケガをする場合があります。

イヤホンのケーブルコネクターに塵や汚れなどが付着すると音質に影響を与えることがあります。そうなった場合、ケーブルを取り外して乾いた綿の布でケーブルを拭いてください。

仕様

キットの仕様

バイアス電圧

200 V DC

出力電圧

±200 V, 最大

出力電流

≤ 1 mA

ノイズ減衰

≤ 37dB

動作温度範囲

-18 ~ 57 °C (0 ~ 135 °F)

イヤホン仕様

トランスデューサータイプ

静電

コネクターの種

Lemoコネクター

周波数特性

10 Hz ~ 50 kHz

最大SPL

1 kHz出力時に全高調波歪率 3%

113 dB SPL

質量

44.0 g (1.55 オンス)

KSA1500 アンプの仕様

ビット深度

16ビット / 24ビット

サンプリングレート

44.1 / 48 / 88.2 / 96 kHz

S/N比

最大 107 dB A特性

調整可能なゲイン範囲

-40dB ~ +60dB

リミッター

選択可能 アナログRMSリミッタ

イコライザー

4バンドパラメトリック

USB入力

USBマイクロBレセプタクル

ラインイン端子入力

3.5 mm

充電の必要条件

USB電源: 5 V/0.5 A ~ 1 A

外装

黒アルマイト

質量

182.0 g (6.42オンス)

寸法

111 x 59 x 21 mm 高さ×幅×奥行き

充電池仕様

電池タイプ

充電式リチウムイオン

公称電圧

3.6  V DC

電池寿命

アナログ入力 (BYPASS EQ モード) 最大 10 時間
USB入力 (イコライゼーションモード) 最大 7 時間

電池充電温度範囲

0 ~ 45 °C (32 ~ 113 °F)

認証

ユーザー情報

本機器はテストされFCC規定パート15に則りクラスBデジタル機器に限定的に適合します。この制限は、住宅地域において設置する場合に有害な電波干渉から保護するためのものです。本機器は電磁波を発生・使用し、放射することがあります。取扱説明書に従って設置、使用しないと無線通信に電波干渉が起こす可能性があります。あるいは設置状況に関わらず障害を引き起こす可能性もあります。本機器によりラジオやテレビの受信に電波干渉が起こるようであれば(これは、機器の電源を一度切ってから入れるとわかります)、以下の手段を1つまたはいくつかを用いて電波干渉を防いでください。

  • 受信アンテナを別の方向に向けるか、別の場所に移す。
  • 機器と受信機の設置間隔を広げる。
  • 受信機を接続しているコンセントとは別の回路にあるコンセントに機器を接続する。
  • 販売店または熟練したラジオ/テレビ技術者に相談する。

産業のカナダICES-003コンプライアンスレベル:CAN ICES-3 (B)/NMB-3(B)

注:テストは、同梱および推奨のケーブル使用に基づきます。シールド(スクリーン)型以外のケーブルを使用した場合はEMC性能が低下します。

本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満たし、CEマークに適合しています。

CE適合宣言書は以下より入手可能です: www.shure.com/europe/compliance

ヨーロッパ認定代理店:

Shure Europe GmbH

ヨーロッパ、中東、アフリカ地域本部:

部門:EMEA承認

Jakob-Dieffenbacher-Str.12

75031 Eppingen, Germany

TEL:49-7262-92 49 0

FAX:49-7262-92 49 11 4

Eメール:info@shure.de

特許について

合衆国特許番号

  • 9,210,497

Androidとの互換性

ポータブルリスニングアンプは、USBオーディオクラス2.0とマイクロ-B OTG(オン・ザ・ゴー)との接続をサポートするAndroidデバイスと互換性があります。Androidはデバイスによって互換性のないものもあります。Androidは、Google Inc.の商標です。

Made for iPod、Made for iPhone、およびMade for iPadとは、 電子アクセサリーがiPod、iPhone、またはiPadそれぞれの接続専用にデザインされ、Appleのパフォーマンス基準に合うよう開発者によって認定されたことを表しています。Apple社は、本機器の作動または安全基準および規制基準の順守について責任を負いません。iPod、iPhone、またはiPadでの本アクセサリー製品の使用により無線性能に影響が及ぶ可能性があることにご留意ください。

iPad、iPhone、iPod、iPod classic、iPod nano、iPod touch、およびRetinaはApple Inc.の商標であり、米国および他の国々で登録されています。iPad AirおよびiPad miniはApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。

Mac®およびLightning®は、Apple Inc.の登録商標です。