最初の部屋のセットアップ
WallやTableなどの一部のStem Ecosystemデバイスは、USB接続によって部屋でスタンドアロンで使用することができます。ただし、ほとんどのお客様は複数のStem EcosystemプラットフォームデバイスをAVシステムに展開しており、これにはHubまたはHub Expressが必要です。
WallまたはTableをスタンドアロンでセットアップするには、ステップ1に従ってPoE+によりユニットに電源を供給してから、付属のUSBケーブルを使用してデバイスを部屋のコンピューターに接続します。
複数のStemデバイス(ファームウェアv2.7以降を使用)をセットアップするには、以下のステップに従います:
①すべてのStemデバイスを接続する
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StemデバイスのRJ45ネットワークコネクターの位置を確認します。
- 付属のネットワークケーブルを使用して、電源を供給するネットワークポート(PoE+)にすべてのデバイスを接続します。
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HubまたはHub ExpressのUSBポートの位置を確認します。
- 付属のUSBケーブルを使用して、コーデックをホストするPCまたは会議用デバイスにHubまたはHub Expressを接続します。
②デバイスが完全に起動するまで待機する
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Speaker、Wall、およびTableが完全に起動すると、チャイム音が鳴ります。
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[天井]、[Hub]、および[Hub Express]が完全に起動すると、青色の光が点灯します。
③Stem Ecosystemプラットフォームにアクセスする
ネットワーク構成とご使用のStemデバイスによっては、ウェブブラウザー、iOSアプリ、Androidアプリ、またはStem Controlタッチパネルを使用してStem Ecosystemプラットフォームに接続することができます。
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Speaker、Table、またはWallではウェブブラウザー経由でStem Ecosystemプラットフォームにアクセスします:
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Speaker、Table、またはWallの[+]と[-]の音量ボタンを同時に5秒間押します。デバイスのIPアドレスが音声案内されます。
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Stem Ecosystemデバイスと同じネットワークにコンピューターを接続します。
- コンピューターのウェブブラウザーにこのIPアドレスを入力し、Stem Ecosystemソフトウェアにアクセスします。
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ステップ4に進みます。
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Stem Controlタッチパネル経由でStem Ecosystemプラットフォームにアクセスします(DHCPサーバーのあるネットワークが必要です):
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ステップ1の指示に従って、Stem Controlユニットに接続します。
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Controlの電源がオンになったら、ステップ4に進みます。
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iOSまたはAndroidアプリを使用してStem Ecosystemプラットフォームにアクセスします(ワイヤレスネットワークが必要です):
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Stemアプリは、AndroidまたはiOSを実行しているタブレットデバイスで使用でき、それぞれのアプリストアからダウンロードできます。
- ダウンロードしたら、Wi-Fi経由でStemデバイスと同じネットワークに接続し、アプリを起動してセットアップにアクセスします。
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ステップ4に進みます。
- ウェブブラウザー経由でStem Ecosystemプラットフォームにアクセスします:
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Speaker、Table、またはWallが使用できない場合、または音量の[+]と[-]のボタンにアクセスできない場合は、Microsoft StoreからStem Upgraderアプリをダウンロードしてインストールします。
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Stemデバイスと同じネットワークにコンピューターを接続します。
- Stem Upgraderアプリケーションを実行します。いずれかのStemデバイスのIPアドレスをメモします。
- 同じコンピューターのウェブブラウザーにIPアドレスを入力し、Stem Ecosystemプラットフォームソフトウェアにアクセスします。
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ステップ4に進みます。
④組織を作成する
ネットワーク上のすべてのStemデバイスを、いずれかのデバイスに接続することで管理することができます。ステップ3が完了すると、デバイスにStem Ecosystemプラットフォームが表示されます。
- 英語以外の場合の言語選択
- 画面の右上隅の[English]ボタンをクリックします。
- ご希望の言語をクリックします。
- すべての新規デバイス、または工場出荷時設定にリセットされたデバイスでは、 組織に追加するかどうかを確認するメッセージが表示されます。組織を作成すると、部屋を維持してセキュリティが強化され、Stem Ecosystemへの不正なアクセスを防ぐようデバイスのパスワードが保護されます。
⑤すべてのデバイスを組織に追加する
ネットワーク上のすべてのStem Ecosystemデバイスを組織に追加し、使用できるようにする必要があります。デバイスを組織に追加するには、次の手順を実行します。
⑥部屋を作成する
すべてのデバイスが組織に追加されたので、部屋を作成できるようになりました。これにより、複数のデバイスが単一のオーディオエンドポイントとして一体化されます。部屋を作成するには、次の手順を実行します。
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に移動します。
- 部屋に名前を付けるには、
をクリックします。
- 部屋の名前を変更したら、[デバイスの追加]をクリックして追加するデバイスをすべて選択します。
- 選択した内容を確定するには、
をクリックします。
部屋に追加されたすべてのデバイスが、その部屋内の1つのシステムとして機能するようになります。追加の部屋をセットアップするには、
ステップ4に戻ります。
追加機能(オプション)
RoomCheck
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RoomAdaptを実行したら、RoomCheckを使用して部屋のどこからでも音声がクリアに聞こえるかどうかを分析する5秒間のテストを実行できます。
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RoomCheckを実行するには、次の手順を実行します。
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に移動して、確認を行う部屋を選択します。
- 部屋の設計に応じて[レイアウトの編集]を選択します。RoomDesignが作成されていない場合は、部屋の設計を追加し、各デバイスを部屋にドラッグします。設計内のデバイスが、実際の部屋と同じ場所に配置されていることを確認します。
- 部屋にいる人に、
をクリックし、5秒間話をしてもらいます。
- 録音が完了すると、部屋のエリアごとに音声品質を色分けして強調表示したヒートマップが表示されます。
- ヒートマップに不適切なカバー範囲が表示される場合は、部屋を再度確認して音声をより適切に拾える場所へデバイスを移動することを検討してください。
Stem Roomのセットアップをテストする
- 同梱のUSB-AまたはUSB-Bケーブルを使用してStemデバイスをPCに接続します。
- 部屋で複数のStemデバイスを使用している場合は、Stem HubまたはStem Hub Expressを使用する必要があります。HubとコンピューターをUSBで接続します。
- お好きな会議用ソフトウェアを使用して、テスト通話を開始します。Stem Customer Happinessチームでは、テスト通話の実施をお手伝いしています。また、その他の質問への回答も行います。