Windows サーバーにShure SystemOn オーディオアセット管理ソフトウェア をインストールするためのガイドです。インストールが完了したのち、ソフトウェアを設定し、チームが簡単にオーディオネットワークを管理できるようにします。詳細はインストール後のアップと実行を参照してください。
Shureシステムサポートは、Shureデバイスやデジタルオーディオネットワークについての深い知識を持ち、ご使用の設備に最適な解決策を提供します。ソフトウェアのインストールまたは設定中に問題が発生した場合は、Shureシステムサポートにお問い合わせください。アメリカ国内の場合は、312-736-6006に電話するか、www.shure.comにアクセスしてお近くのサポート連絡先をご確認ください。
このソフトウェアの新しいバージョンは定期的にリリースされ、新しい機能とパフォーマンス向上がこれに含まれます。このドキュメントでは最新のソフトをサポートしています。個々のリリースに関する詳細は、www.shure.comのリリースノートを参照してください。
以下のShureデバイスはSystemOnに対応しています。可能な場合は常に、最新のサポートされているファームウェアバージョンにアップグレードし、新しい機能とシステム向上の長所を生かしてください。
重要:互換性のあるファームウェアバージョンのリストについては、リリースノートを参照してください。
ファームウェアのアップデートの詳細については、「ファームウェアアップデート」を参照してください。
pubs.shure.comでShureデバイスのユーザーガイドおよび詳細情報を見ることができます
ファームウェアは各コンポーネントに埋め込まれたソフトウェアで、各機能をコントロールします。定期的に新しいバージョンがリリースされ、機能の追加や拡張が行われます。改善された設計を反映するために、ファームウェアの新しいバージョンをSystemOnから直接アップロードしインストールすることができます。
重要:
注:SystemOn 4.7を使用してアップデートすることはできません:
SystemOnに対応していないデバイスの場合は、Shure Update Utility(SUU)を使用してファームウェアをアップデートします。SUUは、https://www.shure.com/ja-JP/products/software/shure_update_utilityからダウンロードします。
次のステップを実行し、ファームウェアをアップデートします:
注意! アップデート中はデバイスを安定したネットワークで接続を確立してください。アップデートが完了するまでデバイスの電源を切らないでください。
注:このボタンのラベルは[Check for updates...]または[[#] updates available]です。
ヒント:右上のドロップダウンを使用すると、迅速に[Select:All]または[Select:None]にできます。
注:アップデートが完了したら、デバイスのウェブアプリケーションにアップデートを表示するためにブラウザのキャッシュをクリアする必要がある場合があります。
推奨されるベストプラクティスは、すべてのデバイスがそれぞれのファームウェアの最新リリースを使用することです。ネットワーク上の各デバイスのファームウェアバージョンを表示するには、[すべてのデバイス]に進みます。
サーバーのインバウンドポート HTTP および ウェブ ソケット |
80(デフォルト) |
|
|
ソフトウェアのインストール前に、お使いのオペレーティングシステムが最新であることを確認します。
MongoDB データベースをバックアップ | デフォルトとして、システムはMongoDB データベースのデイリーバックアップを作成します。詳細は「バックアップとMongoデータベースの保存」を参照してください。 |
SMTP サーバーとSystemOnの統合 | ソフトウェアをインストールした後、統合のページから SystemOn を SMTP サーバーに接続します。SMTPは、ユーザー名の復元、ビルトイン管理者アカウントのパスワードを含むパスワードのリセットに必要です。 |
The follow operating systems are supported on a physical or virtual machine:
The following are the minimum versions supported on browsers:
System memory | 8 GB of RAM (16 GB may be required when you are accessing hundreds of devices) Important: When using a virtual machine, ensure that you dedicate hardware resources (HD, RAM, etc.) to the SystemOn application; using shared resources may prevent Shure services from starting on reboot. |
Hard-disk space | 2 GB available |
Processor | i5 Dual-core processor |
以下の設定はソフトウェアのインストール中に自動的に作成されます。
インストールプロセスでMongoDB v5.0.3が自動的に追加されます。
ローカルポート | 5568, 8427 |
サブネットをまたいで操作するためにShure SystemOnを設定するには、次の必須条件に従います:
サーバーと Shure デバイス間の通信には次の条件が必要です。
Shureソフトウェア情報を格納するMongoDBデータベース(SystemOnとともにインストール済み)をバックアップすることにより、データ損失から保護します。バックアップは、新しいサーバーへの移行時にも有用です。
バックアップはソフトウェア内でチームが作成した、すべてのプロジェクト、ロケーション、デバイス設定を保存します。バックアップの復元では、現在実行中のソフトウェアバージョンと一致するバックアップファイル(.bak)のみがサポートされます。
以下の構成セクションを確認し、MongoDB用に動的に割り当てられたポートを特定する必要があります。
"[location of SystemOn Software install directory]\Services\Mongo-5.0.3\Bin\mongod.cfg"
ポート番号は以下の行で指定されています。
"
net:
port: [port #]
"
MongoDB のバックアップの作成には、同ソフトウェアがインストールされたマシンを使用します。
"[location of SystemOn Software install directory]\Services\Mongo-5.0.3\Bin\mongodump.exe" --host localhost
--port [MongoDB port number] --gzip --archive="[path and file name of backup]"
ヒント:初期設定におけるコマンドラインのサンプル(すべて1つのコマンドライン上):
"c:\Program Files\Shure\Shure Networked Systems Software\Services\Mongo-5.0.3\Bin\mongodump.exe" --host localhost
--port [MongoDB port number] --gzip --archive="c:\Shure.bak"
"[location of SystemOn Software install directory]\Services\Mongo-5.0.3\Bin\mongorestore.exe" --host localhost
--port [MongoDB port number] --drop --gzip --archive="[path and file name of backup]"
ヒント:初期設定におけるコマンドラインのサンプル(すべて1つのコマンドライン上):
"c:\Program Files\Shure\Shure Networked Systems Software\Services\Mongo-5.0.3\Bin\mongorestore.exe” --host localhost
--port [MongoDB port number] --drop --gzip --archive="c:\Shure.bak"
iisreset
と入力し、データベース構成を再読み込みします。次の設定はオプションですが、SystemOnに機能を追加し、A/Vサポートチームが効果的にShureデバイスを簡単に管理できるようにします。一部の設定はネットワーク管理者からの情報を必要とすることがあります。
これらの項目を設定手続きを円滑に進めるために準備し、SystemOnであなたのチームにアップして実行させてください:
正しいネットワークインターフェースカード(NIC)を選択し、SystemOnサーバーをオーディオネットワークに接続します(
)。マシン上に複数の NIC がある場合、デバイスと同じ範囲の IP アドレスを持つカードを選択します。NIC の選択
わかりやすい名称から SystemOn サイトにアクセスするための基本 URL を設定できます。例:http://systemon.mycompany.com。これは、チームが SystemOn ソフトウェアにアクセスするのに使用するアドレスです。
ブラウザを使ったSystemOnへのアクセス
DNS コントローラーに DNS エイリアスを設定して、正規化URL から SystemOn サイトにアクセスします。たとえば、SystemOnというDNSエイリアスを作成すれば、このソフトウェアには次のアドレスからアクセスできます:http://systemon.mycompany.comまたはhttp://systemon。
LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)データベースに統合することによって、使用中のユーザー ディレクトリからアカウントを追加します。LDAPへの統合を行うと、既存のユーザーをインポートすることで設定時間を低減し、同じサインイン認証情報を使うことでチームのワークフローを簡潔化できます。
LDAPからインポートされたユーザーについては、パスワードはLDAPのデータベースによって保持され、サインイン中SystemOnによって参照されます。データベースとの矛盾を避けるために、これらのユーザーは、各自のパスワードをSystemOnによって再設定することはできません。
自動電子メールを設定して、チームにデバイスの重要な更新情報を通知します。
例:
送信元:AVアラート[mailto:AV-Alerts@mycompany.com]
送信日時:2018年12月16日(金曜日)10:29 AM
送信先:AV技術サポート<AV-techs@mycompany.com>
件名:SystemOn - デバイス不明 - チャンネル1
技術サポート部門各位
デバイスが不明です:
チャンネル1(172.17.30.11)が見つかりません。
最終表示日時:2018年12月16日10:29:19 AM
MyCompany
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自動SMSメッセージを設定して、チームにデバイスの重要な更新情報を通知します。Shure SystemOnは、そのメッセージの運用にTwilioアカウントを使用します。
注:SystemOnがインストールされたサーバーまたはコンピューターにインターネット接続が必要となります